【呪術廻戦】裏梅の正体や強さは?術式や宿儺との関係についても考察
『呪術廻戦』で謎が多いといわれている裏梅の正体について、詳しく解説していきます。裏梅の強さがどれくらいなのか、使用する術式や技についても紹介。また、『呪術廻戦』の物語でも注目されている宿儺との関係性についても説明します。
目次
【呪術廻戦】裏梅とは?
『呪術廻戦』に登場する未だ謎めいているのが、偽夏油とともに行動をしている裏梅(うらうめ)です。『呪術廻戦』は登場人物が多く、謎めいているキャラも多いですが、中でも女性キャラの裏梅は特に謎が深い印象を受けるでしょう。この記事では、気になる裏梅の正体について考察していきます。
裏梅のプロフィール
裏梅は現在謎が多いことから、年齢などは公表されていません。そのため、情報が少ないこともあり、余計に気になるという人も少なくないでしょう。容姿は赤色の混じった白髪のおかっぱ姿をしており、小柄ゆえに子供に見えてしまうこともあります。常に着物を着用していて容姿もかわいらしいことから女性に思えますが、性別に関しても未だ不明部分です。
呪術廻戦の概要
人間の負の感情から生まれる呪霊と戦う呪術師の物語を描いた『呪術廻戦』は、2018年から週刊少年ジャンプで連載が開始されました。作者は芥見下々さんになり、作者が好むホラー作品の要素も含まれている作品といえます。コミックは2022年8月の時点で20巻まで出ており、アニメは第1期が2021年3月に終了しています。アニメ『呪術廻戦』第2期の放送も決定しているので、今後は一層ファンが増える可能性のある作品です。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』は桁外れな身体能力を持ちながら普通の高校生として過ごしていた主人公の虎杖悠仁が、学校に眠っていた特級呪物である宿儺の指の封印を解いたところから物語がスタートします。宿儺の指をふとしたことから体内に取り入れてしまった主人公は、呪術師によって死刑判決が下されました。
しかし、五条悟の判断により存在している宿儺の指を全て食べ終わってから死刑を下すとされ、猶予が与えられたことにより呪術師を目指すスタートラインに立ちます。その後、主人公は高校を呪術専門の学校へ転入し、仲間と出会い化け物と戦いを繰り広げながら成長していきます。
【呪術廻戦】裏梅の正体や宿儺との関係を考察
『呪術廻戦』に登場するキャラの中でも正体があまり分かっていない謎の多い裏梅ですが、宿儺(すくな)と関係していたことだけは分かっています。しかし、宿儺と関係していた理由は、どのような点にあるのでしょうか。ここからは、裏梅の正体を追求していくとともに、宿儺との関係性についても紹介します。
裏梅と宿儺の関係
裏梅はおよそ1000年も前から生存している人物と考察されています。裏梅は宿儺の料理人として従者していたことが判明しており、宿儺が封印されたのが1000年前であることからこのような考察となりました。なぜ裏梅と宿儺の関係性が判明したのかというと、渋谷事変で再開を果たしていたシーンから読み取れます。
お互いに名前を呼び合って再開を果たし、宿儺に対して裏梅が頭を下げていることから従者であることが分かるでしょう。人間を食べることを快感としていた宿儺を満足させる料理を作ることができた裏梅は、胃袋を掴んだことで宿儺の隣で過ごしていたのでしょう。
裏梅は1000年前の五条家出身?
裏梅が1000年もの間生存している理由については謎のままですが、出生の秘密として考察されているのが裏梅の正体は五条家の出身ではないかという点です。現代での裏梅と周りとの関わり合いを見ていると、五条家との繋がりがあるのではないかと思われるシーンがいくつか出てきています。今後、裏梅が1000年前の五条家出身がどうか正体が判明する可能性があるでしょう。
裏梅と菅原道真の関係
裏梅という名前は実際に世界において使用されている家紋の名前であり、この家紋との繋がりが深いとされているのが菅原道真です。菅原道真は植物の梅を好んでいる傾向にあったため、家紋にも梅が入っています。『呪術廻戦』でも菅原道真の名前が挙がっており、五条家や乙骨の先祖にあたる人物と作中で言われています。そのため、裏梅は五条家となんらかの関係性があると推測できるでしょう。
裏梅が五条悟の前に獄門疆に入っていた?
獄門疆(ごくもんきょう)は人自体を封印することができる、特級呪具のひとつです。獄門疆が開門した後に、対象とする相手を半径4m以内に1分間留めることで封印が完了します。相手の強さなど関係なしに、条件を満たすことで封印が成功するため非常に危険度の高い呪具といえるでしょう。裏梅が1000年ものときを経てもなお生存しているのは、獄門疆に入っていたからではないかと推測できます。
獄門疆は偽夏油が所持していたため、偽夏油が裏梅を封印したのではないかと考察されています。獄門疆は1名のみ封印することができ、期間は1000年という内容が判明していることから、裏梅が現在生存していることと辻褄が合うでしょう。
【呪術廻戦】裏梅の術式や強さ
裏梅はただ単に宿儺の料理人をしていたわけではなく、特級呪術師並の強さを持っている人物です。見た目は華奢な体格のため一見戦闘員には見えませんが、反転術式を使用する呪詛師であることが判明しています。ここからは、裏梅の術式や強さについて紹介していきましょう。
裏梅の術式「氷凝呪法」
裏梅が使用する術式は氷凝呪法(ひこりじゅほう)になり、氷を使用した呪術を繰り出します。氷で相手の足元を凍らせることで動きを止め、鋭利な氷で攻撃をしてダメージを与えます。氷凝呪法は幅広い範囲に効果を見せることができるため、5名以上の術師に対して攻撃を与えることも可能です。また、裏梅は術式の練度が高いことから、特級呪術師でも立ち向かうのが難しいほどの強さを持っています。
裏梅の「反転術式」
裏梅は『呪術廻戦』で登場する代表的な回復術のひとつでもある、反転術式を使用できます。反転術式は負のエネルギーを掛け合わせることで、正のエネルギーに変えることができます。呪力のコントロールに長けている呪術師が使用できる回復術を使って、裏梅は自分に受けたダメージによる傷を一瞬で治療することが可能です。
また、今後は回復術だけではなく攻撃に対しても反転術式を使用することで、氷だけではなく火の術式も使用する可能性が高いでしょう。
裏梅の技
裏梅が使用する技について紹介していきます。裏梅の術式は氷凝呪法になるため、基本的に氷を用いた技を繰り出します。
裏梅の技①霜凪
裏梅が使う技のひとつめが霜凪(しもなぎ)です。霜凪は口から出した絶対零度の冷気により氷を作り出し、相手の足元を凍らせます。吹き出すことで範囲を広く取れるため、広範囲の呪術師の足元を凍らせて動きを止めます。
裏梅の技②直瀑
裏梅が出す直瀑(ちょくばく)は、霜凪で足元を固めた相手に対して、鋭利になった巨大な氷を頭上から落とす技です。足元が氷で固まっているので避けることは不可能に近く、殺傷能力が非常に高い技といえるでしょう。裏梅は霜凪と直瀑を併用して相手にダメージを与えます。
裏梅の強さ
裏梅の強さは特級呪術師と、変わりないほどの強さを持っているとされています。特級呪術師と同レベルとされている脹相との戦いで、死の寸前まで追い込んでいることから見ても、強さや実力はそれなりに高いといえるでしょう。
【呪術廻戦】裏梅の登場回
ここからは裏梅が登場したシーンについて触れていきます。初登場のシーンから、キーパーソンになるのではないかと憶測がされるシーンまで紹介していきましょう。
裏梅の登場回①7巻
裏梅が初めて『呪術廻戦』で登場したのが7巻の第53話です。交流会後に結界のあるリゾート地に特級呪霊たちが行きついたときに、裏梅の姿がありました。陀艮の領域展開である蕩蘊平線になり、その中に偽夏油たちとともに裏梅も入っていたため仲間であることは確かでしょう。裏梅は一言も言葉を発せなかったため、正体は分からないままでした。
裏梅の登場回②11巻
裏梅の登場2度目は渋谷事変の最中でした。帳の外で行動をしている裏梅でしたが、偽夏油の代わりに指揮を取っている姿も見られました。そのため、重要な役回りのキャラではないかと推測されています。偽夏油にとっても裏梅は信頼できる相手といえるでしょう。
裏梅の登場回③14巻
14巻の116~117話で、宿儺と裏梅が再開を果たします。ここで二人に面識があり、昔に裏梅が宿儺とともに過ごしていたことが発覚します。読者からは裏梅と宿儺に関係性があったことに驚く声や、ますます裏梅の正体が気になるといった声が挙がりました。
【呪術廻戦】裏梅に対する世間での評判や人気
裏梅は正体だけではなく性別も分かっていませんが、白髪に赤い髪が混じり美を感じられる容姿のため、世間からは「かわいい」という声が多く挙がっています。正体が分からない謎キャラというのも、気になる存在になっているのでしょう。裏梅の容姿を褒める意見が多く見られます。
その他にも、裏梅と宿儺との関係や五条家との関係などに驚く人も多くいました。特に宿儺と面識があり、なおかつ昔は一緒に居たことを知った人は、驚きを隠せないでいたことでしょう。ここまでではまだ出番が少ないですが、強さも持っているであろう裏梅から目が離せないという声もあります。
裏梅はアニメ化したら美形なキャラになりそうという感想もありました。裏梅の美人な見た目に注目している方も多いようです。
【呪術廻戦】裏梅の正体には謎が多かった
裏梅の正体は宿儺と関係していることしか分からず、性別も年齢も不明のままです。1000年以上前から生きているとしたら、年齢はかなり高齢といえるでしょう。今後も裏梅の動きを注視していく人も多くいますが、いずれ正体が分かることでしょう。
この記事のライター
N.R
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