【呪術廻戦】乙骨憂太の現在の強さはどれくらい?能力や術式から考察
呪術廻戦の人気キャラであり、特級呪術師である「乙骨憂太」。彼の強さはいったいどれほどのものなのでしょうか?マンガ「呪術廻戦」0巻と劇場版「呪術廻戦0」では主人公としてその存在感を示しました。そんな乙骨憂太の能力や術式を解析し、彼の強さを追求していきます。
乙骨憂太とは?
乙骨憂太は「呪術廻戦」の世界において、日本に4人しかいない特級呪術師の1人です。日本に4人しかいないということだけでも、その実力が図抜けたものであることは容易に想像がつきます。呪術廻戦の本編開始時は東京都立呪術高等専門学校の2年生でしたが、その前日譚となる呪術廻戦0巻では1年生の時のエピソードが描かれています。こちらでは乙骨憂太が呪術高専入学前にいじめにあって気弱な少年であったことも判明しました。現在の強さから考えると驚きです。
乙骨憂太のプロフィール
- 名前:乙骨憂太(おっこつゆうた)
- 生年月日:2001年3月7日(17歳)
- 身長:178㎝(推定)
- 在籍校:東京都立呪術高等専門学校(2年生)
- 階級:特級呪術師
- 好きな食べ物:塩キャベツをごま油で
- 嫌いな食べ物:ステーキの脂身
- 出身地:宮城県仙台市
乙骨憂太は菅原道真の子孫だった
「呪術廻戦」0巻と劇場版「呪術廻戦0」で、乙骨憂太は菅原道真の子孫であることが判明しました。菅原道真は作中で日本三大怨霊の1人に数えられていますが、歴史的に伝わる話でも怨霊となり当時の宮廷を恐怖に陥れたとされている人物。その子孫である乙骨憂太の実力にも納得できます。なお掲載誌である週刊少年ジャンプの2022年13号では菅原道真の政敵である藤原時平の子孫だという記述があります。真実の解明に期待しましょう。
呪術廻戦の概要
人の負の感情より生まれる化け物「呪霊」を、呪術を使って呪術師が倒す…この戦いの物語が呪術廻戦の核となっています。原作マンガは2018年3月から芥見下々の作として週刊少年ジャンプにて連載が開始されました。2022年8月の時点でコミックスの総発行部数は7000万部を超える人気作品です。アニメは2020年10月より第1期が放映され、2023年に第2期が放映予定です。劇場版「呪術廻戦0」は2021年12月に公開されました。
呪術廻戦のあらすじ
常人離れした運動神経の持つ高校生「虎杖悠仁」は、先輩が「両面宿儺の指」という呪物の封印を解いてしまったことで大きく運命が変わります。呪術高専へと編入した虎杖は後に日本全土を巻き込む呪霊との戦いへと進んでいきます。一方、虎杖の先輩にあたる「乙骨憂太」は、6年前に幼馴染の祈本里香を交通事故で亡くし、彼女に取り憑かれてしまいます。その後、編入した呪術高専で呪術を学ぶ乙骨は、自分のせいで里香が怨霊となったと考えるようになります。そして里香の呪いを解く決意をしますが…
乙骨憂太の現在の強さは?能力や実力を考察
日本で4人しかいない特級呪術師で、日本三大怨霊といわれる菅原道真を祖先に持つ乙骨憂太ですが、その強さはいったいどれほどのものでしょうか?最強の五条悟が自分と並ぶ術師になることを予言したのですから、半端ない強さであることは間違いないでしょう。ここからは術式の「リカ」や「コピー」など、乙骨憂太の能力などを解明しながら、彼の実力を考察していきましょう。
乙骨憂太の現在の術式は「リカちゃん」
「呪術廻戦」本編の前日譚である0巻では、乙骨憂太の念願であった特級過呪怨霊となった祈本里香の解呪に成功しています。これにより里香は成仏し術式「里香」や「コピー」も失われたと思われました。しかし乙骨には外付けの術式と呪力の備蓄が残されたのです。これが術式「リカちゃん」となります。なおリカの完全顕在とリカからの呪力供給はリカとの接続により可能となりますが、接続は時間制限があり5分間のみとなります。しかし5分のみでもその強さは圧倒的です。
乙骨憂太の能力や術式から強さを考察
乙骨憂太が作品内で登場するにつれ、その底抜けの強さと実力も次々と明らかになっていきます。これまでの乙骨の活躍からその能力と術式を5つのポイントに絞り、見て行きましょう。改めて見てみると乙骨憂太の強さと実力は五条悟をしのぐほどのものだと感じられるのではないでしょうか。
強さ①特級過呪怨霊「里香」
祈本里香が特級過呪怨霊となり、乙骨憂太に取り憑いたのは最愛の彼を守るためでした。生前の里香は可愛らしい少女でしたが、怨霊となった姿は禍々しい怪物そのものです。乙骨憂太に危害を加える存在は何者でも容赦せず攻撃対象となります。その力は凄まじく、暴走すれば町1つを消滅させるほどの強さ。「呪いの女王」と呼ばれるほど変幻自在かつ底無しの呪力を持ち、乙骨にその力を分け与えることが可能です。
強さ②里香の底無しの呪力
前述の通り、里香には底無しの呪力があります。その力を乙骨憂太に分け与えることができたのは、最愛の人の魂を抑留する縛りによるものであり、乙骨と主従関係にあるからでした。非術師の全滅を画策していた夏油傑は自身の持つ特級呪霊プラス4000もの呪霊を1つにまとめてぶつける奥義、極ノ番「うずまき」を使いましたが、里香の強さには叶いませんでした。
強さ③術式をコピーできる
乙骨憂太の術式はコピー。ですが里香の解呪前と解呪後で差異があります。解呪前の里香から力を分け与えてもらっていた時の術式では無条件のコピーが可能でした。しかし解呪後のリカとの接続時には条件があるようです。それはリカが相手の体の一部を取り込むことと思われますが、あくまで憶測でありコピー条件は別であるという考察もあります。いずれどんな条件があるにせよ相手の術式をコピーできる点は反則的な強さでしょう。
強さ④反転術式が使える
反転術式を使えるのは乙骨と五条など7名です。反転術式には2つの効果があり1つは体の治癒、もう1つが術式反転という効果です。体の治癒が他人にも使えるのは希少かつ貴重で、高専側では家入硝子と乙骨憂太です。なおもう1つの効果である術式反転は、相手の術式の効果を反転するものとなっています。反転術式と混同しがちなので気を付けて見ていきましょう。それにしても術式のコピーといい反転術式といい、乙骨憂太の実力は計り知れません。
強さ⑤領域展開が使える
乙骨憂太は「呪術廻戦」178話で領域展開が使用可能だと判明します。領域展開は自身の使える術式が関係し、自分の心の中の空間を展開する技です。領域展開を使う呪術師は手指を使って印を結びます。乙骨の印は荼枳尼天印。荼枳尼天は仏教の神様で夜叉の一種とされます。死滅回游における石流、烏鷺との三つ巴の戦いで3人同時に発動することとなりました。
乙骨憂太の過去
高専2年生より前の乙骨憂太の過去については、これまでも少し触れてきていますが、ここで時間的経過の順を追って整理しておきましょう。彼の幼少期から特級過呪怨霊となった祈本里香の解呪までは、一般的に決して長い時間とはいえません。しかし10代の彼にとっては過酷で濃密な時間を過ごしてきたことは間違いないでしょう。
過去①祈本里香との幼少期
乙骨憂太と祈本里香の出会いは病院でした。乙骨は肺炎で入院、里香は父と登山に行って行方不明となり、里香のみが発見された後の検査入院した時に出会ったのです。友達となった2人は乙骨が11歳の誕生日に里香が勝手に持ち出した母親の指輪をプレゼントしたことで結婚の約束をしました。しかし里香はその後に交通事故で帰らぬ人に。それは乙骨の目の前で起こった悲劇です。乙骨のことが大好きだった里香は乙骨に取り憑くことになります。
過去②呪術高専に入学する
乙骨に取り憑いた怨霊の里香は、乙骨をいじめる相手に容赦なく重傷を負わせます。それによって乙骨は消極的な性格になってしまいました。特級過呪怨霊である里香の力を恐れた呪術界の上層部により死刑宣告を受けた乙骨でししたが、五条悟の計らいによって呪術高専に転入します。しかし里香の力を望む夏油傑は乙骨の殺害を画策します。
過去③里香の解呪に成功する
百鬼夜行を行う陰で殺害を目論む夏油に対峙した乙骨は、里香の力によって夏油を退けます。自らの死をもって里香に力を借りた乙骨でしたが、里香が乙骨を呪って取り憑いたのではなく、里香の死を拒んだことにより自身が里香を呪っていたことを悟ります。里香の元に逝くつもりだった乙骨でしたが、乙骨の死を望まない里香の解呪に成功しました。
乙骨憂太の現在
ここまで「呪術廻戦」0巻及び劇場版「呪術廻戦0」に基づき、乙骨憂太の過去を見てきましたが、現在の彼は何をしているのでしょう?ここからは本編での乙骨憂太の行動と活躍について迫っていきます。最強とも言える強さと実力を持ち人気も上々の彼を見逃すわけにはいきません。
現在①ミゲルと海外にいた?
「呪術廻戦」0巻にて百鬼夜行の際に夏油側についていたミゲルでしたが、劇場版のエンドロール後は乙骨と行動を共にいていました。彼らは五条に依頼されミゲルが使っていた「黒縄」の残りを探すためにアフリカにいたのです。この事は本編「呪術廻戦」145話で明らかにされています。なお2人が探す「黒縄」はミゲルの母国の術師が何十年もかけて作成する代物でした。
現在②虎杖の処刑執行人になった?
本編における渋谷事変の後、東京は混沌に包まれます。そこに現れたのが乙骨憂太でした。乙骨は呪術総監部の命令により主人公「虎杖悠仁」を処刑することになります。虎杖を殺す実力の持ち主はこの時点で乙骨憂太のみと総監部より判断されたためです。乙骨は命令通りに虎杖を処刑します。しかし処刑は乙骨の演技であり虎杖を反転術式で蘇生させました。
現在③死滅回游の参加者になっている?
羂索は人間の呪力の可能性を求めるために1000人へ呪を与え、ルールある殺し合いをさせます。これが死滅回游です。日本の10箇所に結界を設け、そこで人間の可能性を見出せるまで永遠に行われることになる死滅回游。乙骨憂太も参加することになりました。主人公の虎杖悠仁や伏黒恵、秤金次らも参戦しています。彼らは無事に死線をくぐり抜け、目的を果たすことができるでしょうか?
乙骨憂太に対する世間での評判や人気
「呪術廻戦」のもう1人の主人公ともいうべき乙骨憂太に対し、世間の呪術廻戦ファンはどのように思っているのでしょうか?その評判を見てみましょう。
解呪によって里香はいなくなったと思いきや、本編でリカが出現しました。5分の制限があるとはいえ、その圧倒的強さは目を見張るものがあります。外付けの術式を扱える乙骨憂太の実力があるからこそ成立するのでしょう。
「呪術廻戦」0巻では特級呪術師から4級まで落ちたのに、本編では再び特級まで返り咲いた乙骨憂太。元々それだけの強さを秘めていたのでしょう。優しさはもとより逞しさをも感じさせる、先輩になった乙骨憂太です。
さて、実のところはどうなのか…皆が思うことですが、完全な本気の強さを見せてない気がしますね。どれだけの力を発揮できるのか、それは乙骨憂太自身もわかっていないのかもしれません。
乙骨憂太の強さの秘密は里香にあった
乙骨憂太は特級呪術師であり、日本三大怨霊の1人菅原道真の子孫であり、特級過呪怨霊の里香に呪われ、コピーの術式を持つ…極めて特異な強さを持つ存在といえます。しかしそれだけで最強とも言われる呪術師にはなり得ないのではないでしょうか。乙骨は里香を解呪した後に4級呪術師まで降格しましたが、その3ヶ月後に特級呪術師に復活しています。里香の想いと乙骨の里香への想いが、彼に力を与えてくれる…これが強さの秘密だと言えるのではないでしょうか。
この記事のライター
zedafenrir
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この記事へのコメント
呪術廻戦0見てから、乙骨優太のこと好きになりました!