【呪術廻戦】西宮桃の声優は釘宮理恵！ツンデレの女王の意味や代表作も

西宮桃は『呪術廻戦』に登場するキャラクターで、主人公の虎杖悠二が通っている東京都立呪術高等専門学校の姉妹校である、京都府立呪術高等専門学校の生徒です。独特な髪型と小柄な体型が特徴的です。

身長が150cmくらいで小柄な西宮桃は、その見た目でなめられないようにピアスをつけ始めました。現在は、好きでつけています。術師の家系ではなく、アメリカ人の父（術師）がルーツのレアケースです。

『呪術廻戦』は芥見下下（あくたみげげ）さんが描いている、週刊少年ジャンプで連載されているダークファンタジー・バトル作品です。2020年10月からはアニメ放送が開始、2023年にはアニメの2期が放送される予定の人気作です。

驚異的な身体能力を持つ主人公・虎杖悠二が、通っている高校に封印されていた両面宿儺の指を飲み込んでしまったところから物語が始まります。呪術界の次代呪術師を育てる学校である呪術高等専門学校（通称：呪術高専）に入学した虎杖悠二。この呪術高専は日本国内では東京と京都の2か所にあり、物語の中で姉妹校である京都府立呪術高専の生徒との交流も描かれています。

西宮桃の声優を担当しているのは、釘宮理恵さんです。ツンデレキャラを多数演じていることで有名な釘宮理恵さんですが、『銀魂』の神楽など、ツンデレ以外のキャラクターの声優も務めています。ここでは、「釘宮病」や釘宮理恵さんをファンが「ツンデレの女王」と呼んでいる理由をまとめました。

高校生の頃、放送部に所属していた釘宮理恵さん。同級生に司会をほめられたことがきっかけで、マイクの前で話す仕事を意識し始めたそうです。2008年と2009年には声優アワードで賞を受賞したこともあり、現在では実力派として知られています。

釘宮理恵さんは、1997年日本ナレーション演技研究所主催の第1回声優サマースクールにて、アイムエンタープライズ＆私たち翔びます賞を受賞しました。その後、アイムエンタープライズ系列の劇団であるヴォアレーブを経て、アイムエンタープライズ所属となりました。1998年にゲーム『étude prologue 〜揺れ動く心のかたち〜/SS版』の佐伯悠見役で声優デビューしています。

ファンからは「くぎみー」、「くぎゅ」と愛称で呼ばれるほど親しまれている釘宮理恵さん。「釘宮病」とは、そんな釘宮理恵さんの熱狂的なファンのことを指すネットスラングです。サイトによっては釘宮ウイルス過敏性大脳皮質炎と書かれていることもあります。

釘宮理恵さんは、主に10代のキャラクターを演じていますが、その中でもツンデレキャラの声優を多く担当しているため、「ツンデレの女王」と呼ばれています。

「ツンデレの女王」と呼ばれる釘宮理恵さんですが、その代表作はツンデレキャラだけではありません。ここでは、ツンデレキャラである『ハヤテのごとく！』の三千院ナギをはじめ、『銀魂』の神楽や『鋼の錬金術師』のアルフォンス・エルリックなど、釘宮理恵さんが演じたキャラクターの中から6作品を紹介します。

『銀魂』は、週刊少年ジャンプで連載されていた空知英秋さんの漫画が原作のアニメです。2006年から2018年にかけてアニメが放送されていました。釘宮理恵さんが演じた神楽は、『銀魂』のヒロインです。美少女であるにも関わらず『銀魂』の作中で何度もゲロを吐く姿から、「ゲロイン」と言われることがあります。

『鋼の錬金術師』は月刊少年ガンガンで連載されていた荒川弘さんの漫画が原作のアニメで、2003年から2004年にかけて放送された後、2009年から2010年には原作と同じエンディングを描いたアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』が放送されています。釘宮理恵さんが演じたアルフォンス・エルリックは、『鋼の錬金術師』の主人公であるエドワード・エルリックの弟です。空の鎧に魂だけを宿した姿で、兄とともに旅をしています。

『ハヤテのごとく！』は週刊少年サンデーで連載されていた畑健二郎さんの漫画が原作のアニメで、2007年から2013年にかけて放送されてました。釘宮理恵さんが演じた三千院ナギは、『ハヤテのごとく！』のヒロインです。三千院財閥の1人で、主人公である綾崎ハヤテに一目ぼれをして執事として雇います。釘宮理恵さんが演じたツンデキャラの1人です。

『アイドルマスター』はバンダイナムコゲームスが発売した同名のコンピューターゲームが原作のアニメで、2011年にテレビ放送されました。釘宮理恵さんが演じた水瀬伊織は大企業のお嬢様で、父親のコネを使ってアイドルになりました。ツンデレと言われています。

『とらドラ！』は竹宮ゆゆこさんのライトノベルが原作のアニメで、2008年から2009年にかけてアニメが放送されていました。釘宮理恵さんが演じた逢坂大河は『とらドラ！』のヒロインです。小柄な体型とは裏腹に、口が悪くすぐに手が出ることから「手乗りタイガー」と呼ばれています。ツンデレキャラです。

『FAIRY TAIL』は週刊少年マガジンに連載されていた真島ヒロさんの漫画が原作のアニメで、2009年から2019年にかけて放送されていました。釘宮理恵さんが演じたハッピーは、魔法が使える青猫です。『FAIRY TAIL』の主人公であるナツ・ドラグニルとともに行動しています。

西宮桃は、ほうきや暗色のワンピースなどの特徴から、『魔女の宅急便』のキャラクターがモデルではないかと言われています。ここでは、西宮桃のモデルとなったキャラクターが誰なのか、また西宮桃はどのような術式を使っているのかをまとめました。

西宮桃のモデルは、『魔女の宅急便』の先輩魔女ではないかと考えられています。その一番の理由は、『呪術廻戦』の5巻のおまけページにて「“静かに飛ぶのか好きなの”な髪型」と書かれている点です。このセリフは、『魔女の宅急便』に登場する主人公・キキの先輩魔女のセリフです。この先輩魔女は、ゴムで束ねた特徴的な2つ結いやシンプルなデザインのワンピース、ほうき、落ち着いた雰囲気や大人びた口調が特徴として挙げられるのですが、この特徴は『呪術廻戦』の西宮桃と共通しています。

かわいいものが好きで、後輩である禪院真依と三輪霞と一緒に買い物に行くのが楽しみである西宮桃。後輩をかわいがっている西宮桃は、釘崎野薔薇が禪院真依のことを「姉である真希の出涸らしだ」と挑発すると、落ち着いた雰囲気が一変してブチギレました。

西宮桃の術式は、呪力を込めたほうきを操ることができる「付喪操術（つくもそうじゅつ）」です。京都姉妹校交流会での釘崎野薔薇との戦闘時には、ほうきを操って風を巻き起こしたり、遠隔操作によって釘崎野薔薇の顔面をほうきの柄で殴ったりしました。両面宿儺の関係者である裏梅との戦闘時には、「鎌異断（かまいたち）」という技名で、ほうきで生み出した風で作った真空の刃を飛ばしています。

『銀魂』の神楽や、『灼眼のシャナ』のシャナの声優として知られている釘宮理恵さん。西宮桃を釘宮理恵さんが演じることに、『呪術廻戦』のファンはどのようなリアクションをしているのでしょうか。調べてみると、「釘宮病」とまで言われるほど、釘宮理恵さんのファンが多いことがわかりました。

外見でかわいいからとなめられないようにするために、ピアスをつけ始めた西宮桃。小柄な体型やルックスだけではなく声もかわいいことが、アニメ化によって明らかにされました。このキャスティングにファンは驚きと納得の表情です。

アニメ『呪術廻戦』の14話は、京都姉妹校交流会の始まりが描かれていました。釘宮理恵さんが演じた西宮桃の声は、新たな「釘宮病」罹患者を生み出したようです。

かわいい外見と、かわいい声を持ってアニメ化された西宮桃。今回、西宮桃を釘宮理恵さんが演じることをファンはどのように感じているのか調べてみましたが、このように釘宮理恵さんが演じるのはぴったりでかわいいと評価している人ばかりでした。

京都府立呪術高等専門学校の生徒である西宮桃の声優を担当しているのは、釘宮理恵さんでした。「ツンデレの女王」と呼ばれている一方で、『銀魂』の神楽や『鋼の錬金術師』のアルフォンス・エルリック、『FAIRY TAIL』のハッピーなど、ツンデレキャラ以外にも多様なキャラクターを演じています。そんな釘宮理恵さんが声優を担当している、かわいいと評判の西宮桃にぜひ注目してみてください。