【呪術廻戦】京都校キャラクター一覧！生徒から教師・学長も紹介

「呪術廻戦」主人公・虎杖悠仁が通う呪術高専東京校の姉妹校に当たるのが京都校です。京都校の初登場は、呪術高専の東京校と京都校の姉妹校交流会でした。アニメ1期でも原作通り交流会が開催され、登場済です。この記事では、そんな「呪術廻戦」の呪術高専東京校の姉妹校、京都校の生徒のメンバーと先生たちを一覧で紹介していきます。

呪術高専京都校とは、日本では二校しか存在していない、主に呪術を学ぶ学校で、四年制の高等専門学校になります。教育機関としての機能以外にも、呪術師としての活動の拠点も提供しているなど、呪術界でなくてはならないものになっています。主人公、虎杖悠仁の通う東京校は呪術廻戦の主な舞台であり、京都校は東京校の姉妹校で、呪術の聖地である京都に存在します。

「呪術廻戦」は週刊少年ジャンプで現在も連載中の人気作品です。作者は芥見下下（あくたみげげ）。呪術を扱う呪術師たちが呪霊という負の感情から形成されたものたちと戦うバトル漫画です。少年ジャンプの中でもダークな展開で人気を博し、アニメ化やアニメ映画、舞台化など幅広いメディアで展開され話題を呼んでいます。

運動神経抜群の虎杖悠仁は両親は生死不明であり、親代わりの祖父に育てられていました。祖父は既に病を患っており、「お前は強いから人を助けろ」という言葉を残して亡くなりました。その言葉を重く受け止め、ある日突然呪いに襲われた友人を救うことに一縷の望みをかけ、呪力を手にするため特級呪物“両面宿儺（りょうめんすくな）の指”を食べました。呪力を得たことで、「呪術高専」に身を置き、呪術師たちと出会い、時に葛藤しながら呪霊と戦っていくというストーリーです。

『呪術廻戦』の主人公、虎杖悠仁が所属するのは東京校ですが、姉妹校である京都校のメンバーも登場します。呪術高専の恒例の東京校と京都校の姉妹校の交流会で初登場しました。生徒だけでなく先生までもが濃い京都校、ここからは生徒のメンバーについてピックアップしていきます。

東堂葵（とうどうあおい）は呪術高専京都校の三年生でありながら階級は一級呪術師です。筋肉質で巨体、ドレッドヘア、そして顔の左側に大きな傷があるのが特徴的です。女性の好みが一致したことから、虎杖悠仁のことを「ブラザー（超親友）」と呼び一方的に気に入っています。術式に頼らずとも十分な強さですが、「不義遊戯」(ブギウギ)という手を叩くことで術式範囲内にある“一定以上の呪力を持ったモノ”の位置を入れ替えることができる術式を体術と組み合わせて戦闘します。

加茂憲紀（かものりとし）は呪術高専京都校三年生、階級は準一級呪術師です。御三家と呼ばれる加茂家の嫡男ですが実際は側室の子供という複雑な立場で育ちました。その出生のため加茂家で虐げられた母に対する想いは強く、加茂家の嫡男であることに対する責任感や矜持は高く掲げています。黒髪の長髪で糸目、和服を着ています。赤血操術 (せっけつそうじゅつ)という加茂家相伝の術式の使い手であり、自分の血液と血液がついた物を自在に操ることができます。

京都校3年生で、２級呪術師の西宮桃（にしみやもも）。呪術師には珍しくアメリカ人で呪術師の父を持つハーフで金髪碧眼の小柄なかわいい女性です。付喪操術という術式を使い、箒で空を飛ぶことができ、索敵を得意とします。箒で空を飛ぶ姿が、魔女を想起させるため、魔女っ子と呼ばれることも。可愛らしい見た目に反し、キレると口が悪くなりがちです。

呪術高専京都校の2年生で階級は3級呪術師の禪院真依（ぜんいんまい）。東京校の禪院真希は双子の姉であり、二人とも呪術界御三家である禪院家26代目当主の禪院直毘人の姪にあたります。禪院姉妹は髪型や姉の禪院真希の眼鏡の着用で見分けがつきやすいですが実は瓜二つでナイススタイル美少女です。己の呪力を用いて無から物体を作る事ができる構築術式という術式を使用しますが、家柄に見合わない呪力のため冷遇されており、皮肉屋で毒舌家です。

究極メカ丸（アルティメットメカ丸）自体は遠隔操作された傀儡です。究極メカ丸の操者は与幸吉（むたこうきち）、呪術高専京都校の2年生で階級は準1級呪術師。先天的な身体の欠損や、体の不自由と引き換えに天与呪縛という高い呪力を得て、傀儡操術 (かいらいそうじゅつ)という傀儡を操作する術式を使用します。究極メカ丸は傀儡のため壊れることがあり、交流会ではパンダに壊されてしまい、翌日は野球だったためピッチングマシンを代用したりすることもありました。傀儡である究極メカ丸を介してですが、京都校のメンバーとは良好な関係を築いていました。

呪術高専京都校の2年生で階級は3級呪術師の三輪霞（みわかすみ）。貧乏で弟が二人おり、制服ではなくスーツを着用している水色の髪色、斜めな前髪が特徴的な女性です。同じ京都校メンバーである禪院真依と西宮桃と仲がよく、一緒に出かけることも。ミーハーな面もあり、界隈では有名な五条悟のファンで、2ショットを撮影して喜んでいるシーンもあります。 登場する京都メンバーで唯一術式を持っていません。その代わり自身を中心に半径2.21mの簡易領域を作り、簡易領域内に侵入した物をフルオートで、シン・陰流を用いた「抜刀術」で攻撃します。

新田新（にったあらた）は呪術高専東京校補助監督の新田明の弟で、京都校の1年生です。金髪を切り揃えており、スーツのような服を着用しています。原作、アニメ共に姉妹校交流会には不参加だったため、遅れて登場。術式は現在説明のみで判明しており、手に呪力を籠めて触れた部位をその状態で固定することができ、傷にも対応しているためおそらく救護班として渋谷事変に駆けつけていました。

京都校にももちろん、先生が登場します。東京校の先生たちも個性的なキャラクターが多いですが、京都校も負けてはいません。京都校で、先生として登場するキャラクターは現時点では2名です。ここからは京都校の学長、京都校の生徒メンバーを引率する先生を紹介します。

呪術高専京都校の学長、楽巌寺嘉伸（がくがんじよしのぶ）。禿頭で白い顎髭と眉毛を伸ばし、着物を着た、物々しい雰囲気をたたえる老人ですが、耳、鼻、口にピアスをつけているのが特徴的です。物々しい雰囲気を唱える呪術界では保守派の楽巌寺嘉伸ですが、実は着物の下にTシャツを着用していて、バンドもやっているギタリストというロックな一面があります。

見た目は物々しい老人の通り楽巌寺嘉伸の年齢は76歳です。保守派の楽巌寺嘉伸は革新派の五条悟とは犬猿の仲であり、ストレスの原因が五条悟だとするほどです。好きな食べ物は天ぷらで、嫌いな食べ物は馬肉。アニメでの声優は麦人さんで、老人役を多く好演しており、楽巌寺嘉伸の重みを増しています。

自身の体をアンプにし、ギターで奏でた旋律で衝撃波を放出するという珍しいタイプの術式です。主に中距離攻撃で戦い、戦闘シーンでは歴戦の貫禄や威圧を感じるシーンがあり、呪力とは別に演奏技術も必要となります。

庵歌姫とは巫女服と顔の傷が特徴的な準一級呪術師です。交流会で京都校メンバーの引率の先生として登場しました。基本的には落ち着いている大人の女性ですが、時折カッとなる時もあります。普段巫女服を着用していますが、普段着がカジュアルでギャップのある女性です。五条悟、夏油傑、家入硝子の学生時代の先輩ですが、五条悟とは犬猿の仲、家入硝子とは大変仲が良いです。京都校の生徒メンバーから慕われている様子です。

2月18日生まれの31歳です。趣味・特技はスポーツ観戦、カラオケ、好きな食べ物は酒（ビール）、苦手な食べ物は甘いものという、年相応の面もあります。楽巌寺嘉伸と同じくストレスの原因は五条悟。アニメでの担当声優は日笠陽子（ひかさようこ）さんです。

庵歌姫はまだ術式を使用するシーンは出てきていません。歌に関する術式であることは判明しています。また、渋谷事変時に西宮桃の「歌姫先生の準備ができるまで時間を稼ぐよ！」と話していることから、発動に時間がかかることはわかっています。どのような術式なのか、術式でどんな戦闘をするかは詳しくは不明ですが、庵歌姫は準一級呪術師のため実力はあるはずです。背後からの音のない敵襲に対応したりと、素の戦闘能力も高く評価されています。

アニメ「呪術廻戦」では、ストーリーの魅力に加え、アニメならではのアクションも素晴らしく面白く仕上がっています。キャラクターたちに命を吹き込む、声優たちを紹介していきます。

アニメ『呪術廻戦』で東堂葵の声を務めているのは木村昴（きむらすばる）さんです。ドイツ出身で英語とドイツ語も堪能です。中学生の時に「ドラえもん」のオーディションを受けジャイアン役に抜擢されています。音楽やラップが好きなこともあって、「ヒプノシスマイク」では主軸となるイケブクロディビジョンBusterBros!!!所属の山田一郎役を務め、ラップ曲を披露しています。

凛とした声の加茂憲紀の声を担当するのは日野聡（ひのさとし）さん。まっすぐで熱いキャラクターから、落ち着いたキャラクターまで幅広く演じられています。アニメ「鬼滅の刃」で煉獄杏寿郎を演じ話題になりました。そのほかにも「ハイキュー!!」澤村大地役や「銀魂」神威役など少年ジャンプ作品のアニメでも多く活躍しています。

アニメ呪術廻戦で西宮桃を演じているのは釘宮理恵（くぎみやりえ）さんです。主なアニメ出演作は「銀魂」神楽役、「鋼の錬金術師」ではアルフォンス・エルリック役、「ハヤテのごとく」三千院ナギ役。かわいい声質で幼年のキャラクターや少女役、少年役も演じられています。釘宮理恵さんの演じる少女キャラクターの愛嬌や絶妙なかわいさから釘宮理恵さんの声に依存性があると話題になり、釘宮病というネットスラングも生まれるほどでした。

作者が「ナチュラルボーン煽リスト」とまで言う禪院真依の声優を務めているのは井上麻里奈（いのうえまりな）さん。主な代表作は「進撃の巨人」アルミン・アルレルト役、「スマイルプリキュア」キュアマーチ役、「天元突破グレンラガン」ヨーコ・リットナーなどです。デビュー間も無く主演を演じ、右も左もわからなく苦労していたが今では実力派女性声優となり、真摯に役柄を演じることにも定評のある声優です。

見た目からも特徴的な究極メカ丸をアニメで演じているのは松岡禎丞（まつおかよしつぐ）さんです。「ソードアートオンライン」キリト役で注目を集め、柔軟な演技力に定評のある声優です。そのほか主な出演作は「鬼滅の刃」嘴平伊之助役、「五等分の花嫁」上杉風太郎役、「ゴールデンカムイ」宇佐美上等兵役などがあります。繊細な演技から絶叫まで、演技の幅が広いこと、迫真に迫りくる演技に定評があります。

呪術廻戦に登場する女性キャラクターの中でもかわいいと評判の三輪霞の役を演じているのは赤崎千夏（あかさきちなつ）さんです。主な出演作は「食戟のソーマ」草薙アリス役、「HUNTER×HUNTER」ミツバ役、「キルミーベイベー」折部やすな役などです。かわいいキャラクターを演じることが多いですが、ご本人もかわいい方で多くファンがいます。

京都校のメンバーは東京校に負けず劣らずの個性派揃いですが、扱いがひどいという声も聞きます。一体どのような扱いなのか、扱いがひどいとされる理由について詳しく迫っていきましょう。

京都校のメンバーには呪術師ならではの術式や各々戦闘の仕方がありますが、特に加茂憲紀は完全に脹相の下位互換と言われます。脹相も加茂憲紀も同じく「赤血操術」使いであり、加茂憲紀の大量に血を使うことができないという欠点も、脹相は特異体質でカバーすることが可能です。三輪霞も自身の簡易領域内に入った敵を激撃しますが、禪院家の相伝術「落花の情」は触れてきた相手を呪いそのまま激撃可能と、対象範囲に目に見えた差があります。究極メカ丸の傀儡術も夏油傑の呪霊操術と比べてしまうと、操る対象が傀儡と呪霊という大きな差が出てきてしまいます。

メンバー同士殺伐としているようで、それぞれの絆を育んできた京都校メンバー。そんなメンバーが欠けてしまうのは大変残念ですが、6人中2人、禪院真依と究極メカ丸が死亡しています。さらに東堂葵は死滅回游にて術式を奪われており、呪術師としては致命的な状況です。今後の展開で活躍に期待が寄せられているのは西宮桃、加茂憲紀、三輪霞だけになります。

京都校のメンバーが主に活躍したのは姉妹校交流会です。アニメ「呪術廻戦」では交流会の様子が描かれており、じゅじゅさんぽでも登場していましたが、原作では交流会後から再登場までに80話を要しました。久しぶりの登場にもかかわらず、東堂以外のメンバーは確固となる活躍を果たしていません。要の東堂も術式がなくなっており、京都校自体の活躍の場が少ないと言えます。

アニメでは2クール目の姉妹校交流会から登場となった京都校メンバーですが、原作の呪術廻戦を読んでいる京都校メンバーのファンは登場を楽しみにしていました。姉妹校交流会は息を呑む戦闘シーンの連続が多く、アニメ化を待ち遠しく思っているファンたちは放送開始直後に興奮を隠せない方も続出していました。

ユニバーサルスタジオジャパンでは、呪術廻戦のアトラクションが開催されています。しかし残念ながら登場するのは主人公虎杖悠仁を含む東京校のメンバーのみで、京都校メンバーは登場しません。京都校メンバー推しの残念な声がいくつか見られました。

劇場版呪術廻戦０では、京都校のメンバーが登場します。映画公開前に京都タワーが見える情景が解禁された当時は、京都メンバーが登場するのではと、多くの京都校ファンがざわめきました。

アニメ「呪術廻戦」では、「じゅじゅさんぽ」というミニコーナーもありました。交流会では目まぐるしい戦闘が続きますが、じゅじゅさんぽでは普段の京都校の生徒メンバー同士の会話や、先輩後輩関係である庵歌姫や五条悟の先生たちのやりとりなどを見ることができます。毎回じゅじゅさんぽを楽しみにしているファンも多くいました。

メインとして活躍しているのは東京校ですが、京都校のメンバーも負けず劣らずとして個性的なメンバーが多くいます。生徒陣は一見仲が悪そうに見えますが生徒陣が築いてきた絆や先生陣も人気で、活躍の場が少なく、扱いがひどいとされていますが、京都校を支持するファンは多くいて、これからの活躍に期待が高まります。