【呪術廻戦】虚式・茈は五条悟の術式!どのような技?登場シーンも紹介
『呪術廻戦』五条悟の術式である「虚式・茈」についてまとめてみました。現呪術師最強と言われる五条悟ですが、生まれつき持つ五条家特有の体質「六眼」も関係していました。「虚式・茈」の術式としての強さや、実際に使用しているシーンについても解説していきます。
目次
虚式・茈を使う五条悟とは?
人並み外れた才能を持って生まれ「最強」の呪術師と言われています。呪術高専一年担任として、生徒である呪術師を育てている一方で、数少ない特級呪術師の一人としてバトルシーンではその卓越した強さを見せていました。虚式・茈(むらさき)を使う最強の呪術師、五条悟の人物像や呪術廻戦の概要について紹介します。
五条悟のプロフィール
- 年齢:28歳
- 生年月日:1989年12月7日
- 身長:約191㎝
- 家系:御三家の一つ「五条家」現当主
- 好きな物:甘いもの
- 嫌いな物:アルコール
- 性格:明るい・マイペース・忖度が無い
- CV:中村悠一
五条悟は長身、白髪、目隠しが特徴のキャラクターです。目を隠している理由については後述しますが、生まれ持った体質「六眼」が影響しています。目隠しの下には空色の瞳が隠されており、作中では 「虚式・茈」 等の強力な技を使用する際にその素顔が披露されました。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は芥見下々(あくたみ・げげ)原作による、人気漫画です。2018年に「週刊少年ジャンプ」に連載を開始しました。2020年にはテレビアニメも放送開始され、2021年12月に上映された映画「呪術廻戦0」では、興行収入138億円を突破する等、今もなお人気を得ています。 人間の「負」の感情から生まれる呪いの力を、呪術を使って祓うホラー・ファンタジーな作品ですが、現代社会の様子をリアルに描かれており、若者の支持を得ています。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』主人公・虎杖悠二は、普通の高校一年生として過ごしていました。これまで特級呪物として封印されていた「両面宿儺の指」の封印が解かれた事によって、彼の高校生活が一転します。宿儺の指が持つ強い呪力に引き寄せられて呪霊達が集まります。呪術師として派遣された伏黒恵と共に交戦しますが、力及ばず、虎杖は宿儺の指を飲み込みます。虎杖の体に宿儺の意思が宿った事で絶大な力を手に入れれたものの「死刑宣告」されてしまいます。ここから呪術師としての人生がスタートします。
虚式・茈はどんな技?登場シーンも紹介
「虚式・茈」を使っているシーンは作中に2度存在していました。アニメでは迫力のある派手な作画で規格外の強さを現わしており、視聴者に強いインパクトを与えました。「虚式・茈」が登場するシーンや、術式としての強さについて詳しくお伝えしていきます。
虚式・茈とは?強さを考察
五条悟が使う「虚式・茈」は“規格外の強力な必殺技”です。五条家の一部の人間しか知らない術式であり、術式順転・蒼(あお)と、術式反転・赫(あか)を掛け合わせる事によって生じる“目に見えない質量を高速で飛ばした技”となります。目に見えない「重さ」だけが超高速で飛んでくる状態と等しく、回避不可能と言われています。体が抉られる程の重度の致命傷を与えていました。
虚式・茈の読み方
「虚式・ 茈=きょしきむらさき」と読みます。むらさきの漢字は色を表す「紫」とは異なり、ムラサキ科の多年草植物を意味する「 茈 」で書かれています。ムラサキの根っこは抗菌作用や抗炎症作用がある生薬であり、いまでは絶滅危惧種となっています。「多年草=不滅」または「絶滅危惧種=類稀に見ない存在」として考察されています。
虚式・茈の京都姉妹校交流会での登場シーン
『呪術廻戦』第60巻52話に「虚式・茈」を使っているシーンがありました。京都姉妹交流会の真っ最中、突如現れた花御(はなみ)率いる呪詛師軍団に生徒達は襲われます。駆け寄る教師達でしたが、五条悟だけが入る事が出来ない帳が張られていました。帳が解けた時には空中から花御に狙いを定めている五条悟の姿があり、花御に向かって放たれたのが「虚式・茈」でした。地面や森は大きく抉り取られ、地層が見える程深く割れていました。この一撃で花御は再起不能の状態にまで追い込まれています。
虚式・茈を使う五条悟の無下限呪術や術式順転を解説
五条悟らしい派手で“最強の技”と言われている「虚式・茈」ですが、この必殺技には五条家特有の体質「六眼」や「無下限呪術」も関係していました。過去編では「虚式・茈」を発動出来る条件でもある「術式順転」と、その逆である「術式反転」を取得するまでの経緯が描かれています。では「 虚式・茈」を使う事が出来る、その体質や強さについて解説していきます。
解説①無下限呪術
「無下限呪術」は五条家相伝の術式です。 作者曰く「アキレスと亀に出てくる無限級数を現実化したもの」としており、至るところに存在している「無限」を“現実化し操作”できる術式です。五条の周囲にも現実化した「無限」が存在しているので、近づく程速度は遅くなり触れる事が出来ません。また、原子レベルでの呪力の操作が必要となる為、体調を崩す等リスクも伴っていました。反転術式を取得した後は常時発動可能となっており、高速移動や空中浮遊を可能としています。
解説②術式順転「蒼」
術式順転・蒼(あお)は「引き寄せる」力となります。マイナスの力を現実化した術式であり、空間が空間を補おうとする“収束の力”となります。応用する事で、攻撃の速度を上げたり、自身や物体を引き寄せる事が可能です。
解説③術式反転「赫」
術式反転・赫(あか)は「引き離す」力となります。蒼(あお)を反転させた術式であり、マイナス(-)である蒼と蒼を掛け合わせプラス(+)を現実化した状態となります。そこに無下限の呪力を流す事で物体を弾き飛ばす、衝撃波のような強力な攻撃を可能としています。
解説④六眼
五条家の人間が稀に生まれ持つ特異体質に属する「目」の事を六眼(りくがん)と言います。対象の術式や呪力を詳細に視る事を出来、六眼によって精密な呪力操作を可能としています。特級呪術師である乙骨憂太には呪力量が劣るものの、六眼によって呪力のロスが限りなく0(ゼロ)に近いと言われており、よって呪力切れにならない事から“パフォーマンスは上である”と語られています。
解説⑤領域展開「無量空処」
無量空処とは“物質的存在が全く無い空間”の事を示します。五条悟の使う領域展開「無量空処」は、宇宙空間のような幻想的な光景が広がっています。脳内に情報の「知覚」と「伝達」を永遠に繰り返す事により「行動」する事が出来ない、何も出来ない状態となります。一般人であれば耐え切れず廃人と化する可能性があるとされ、第89話では、わずか0.2秒間の領域展開で、社会復帰に半年の期間を要しました。
虚式・茈を使う五条悟の目隠しを考察
五条悟は普段、布のような物やサングラスで目を覆っています。劇場版『呪術廻戦0』では包帯のような白い布で巻かれ、本編では黒い布やサングラスを付けています。常に目を覆っている状態ですが、本作品では2度素顔を見せるシーンが存在しました。普段、素顔を見せていない理由は、公式ガイドブックでも語られていました。
五条悟が目を隠す理由
五条の体質である「六眼」に理由がありました。裸眼の状態だと、視界に入る全ての物の呪力や情報が詳細に見えてしまう為、疲れてしまうようです。目を覆った状態でも、周囲の把握が可能であり、建造物など呪力が無い物でも、残滓の流れを視る事で物体の存在を把握しています。また、普段身に着けているサングラスは一般の物とは違い「普通の人が使うと、真っ黒で何も見えない」と語られていました。この事から、六眼の視認力の強さが計り知れます。
五条悟の目の色
五条悟の目は、透き通った綺麗な空色をしています。これは五条家特有の「六眼」が関係していると言われています。高身長に白髪と、五条の代名詞でもありますが、目隠しを外した瞳は宝石の「アクアマリン」に例えられ、日本人離れした姿に多くの反響がありました。
五条悟の目隠しを外すシーン
『呪術廻戦』アニメ第7話「急襲」では、漏瑚(じょうご)とのバトルシーンにて、領域展開「無量空処」を発動する際に、初めて素顔を見せていました。アニメ第20話「規格外」でも、冒頭でお伝えした京都姉妹校交流会にて「虚式・茈」を放つ際に目隠しを外しています。原子化レベルでの呪力調整を常時行っているとされていますが、より強力で繊細なコントロールが必要となる際に、目隠しを外していると考察されています。
虚式・茈に対する世間での評判や人気
「虚式・茈」をきっかけに一気にファンが急増しました。五条悟は格好良いルックスと、忖度の無い気さくな性格から初回の登場から人気を得ていましたが「虚式・茈」の格好良さから虜になったファンも多かったようです。
原作の「虚式・茈」は、かっこ良さのあるタッチで描かれ、原作ファンにも高評価でした。一方アニメ版は、映像の綺麗さにこだわりを魅せ、また違った雰囲気が楽しめるものとなっており、こちらも高評価を得ていました。
『呪術廻戦』の魅力のひとつとして音楽も高評価を得ています。アニメ版ではオリジナル・サウンドトラックも人気があり、五条悟の術式「虚式・茈」を使ったシーンでは迫力ある映像に格好良さが増し、圧巻されるシーンとなっていました。
五条悟の定義でもある「無限」には数学的要素も含まれており、難しいと感じる方も多かったです。また『呪術廻戦』には登場人物や術式の名も含め、難しいという意見も多く、虚式「茈」も同じく、漫画を通して学ぶ事が出来たという意見もありました。
虚式・茈は五条悟の強い術式・技だった
五条悟の「虚式・茈」は作中最強クラスの破壊力を持つ術式でした。原作やアニメでも「虚式・茈」は、イメージを繊細に描かれていて、規格外の強さであることが表現されています。この「五条悟」という絶対的強者の存在に作者・芥見下久々さんも頭を悩まされたと語っていました。今後のストーリーで五条悟がどのような活躍を見せるのか注目しましょう。
この記事のライター
omame
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。