【呪術廻戦】来栖華は味方か敵か考察!正体や術式についても紹介
『呪術廻戦』の来栖華は死滅回遊に登場しますが、正体がはっきりせず、敵か味方かも分かっていません。しかし、強大な術式と可愛らしい容姿から多くのファンの心を捉えています。今回は『呪術廻戦』のミステリアスなキャラクターである来栖華の正体や術式に迫ります。
目次
【呪術廻戦】来栖華とは?
『呪術廻戦』の第145話で登場した来栖華は、自分のことを「天使」と呼んでいます。圧倒的な術式を有していますが、それ以外の情報はほとんどなく、人物像は明らかになっていません。そのため、ファンの間では活発に考察が繰り広げられています。そこで、今回は『呪術廻戦』のミステリアスなキャラクター来栖華を取り上げて考察します。
来栖華のプロフィール
- 所属:不明
- 誕生日:不明
- 年齢:不明
『呪術廻戦』の死滅回遊泳者である来栖華は、情報のほとんどが天元のセリフによっており、呪術高専メンバーとは絡んでいないので、人物像は全くの未知数です。したがって、来栖華を知るためには、天元のセリフ以外には絵から読み解いていくしか方法がありません。しかし、その前に来栖華の登場する『呪術廻戦』とはどのような作品なのかを見ていきましょう。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は2018年より連載が始まった芥見下々の漫画作品です。連載開始直後より多くの読者に受け入れられ、大人気作品となりました。2020年にはテレビアニメ第1期が始まり、2021年には劇場版、2022年には舞台にかけられるなど、活発な広がりを見せています。その人気は日本だけでなく、海外にも及んでおり、2020年には全世界のアニメファン対象の投票で「アニメ・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれました。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁は仙台の高校に通う普通の高校生でしたが、ある事件をきっかけに「宿儺の器」となり死刑を宣告されます。しかし、執行は猶予されて東京都立呪術専門学校に入学し、呪術師として新たな人生をスタートさせました。呪術高専の教官五条悟や先輩、同級生達とさまざまな任務をこなしていく日々でしたが、羂索が自身の目的遂行の障害となる五条悟を封印するために、渋谷事変を引き起こしました。五条は封印され、羂索の足取りはつかめぬまま今度は死滅回遊が開始されました。
【呪術廻戦】来栖華は味方?敵?正体を考察
『呪術廻戦』の死滅回遊泳者・来栖華は、分かっていることがほとんどありません。人物像が明らかでないため、敵か味方かも分かりません。しかし、虎杖悠仁達は五条悟を救うために来栖華と接触すべく行動を起こします。いったい来栖華とはどんな人物なのでしょうか。分かっている情報を元に来栖華の人物像について考察します。
来栖華の正体は1000年前の術師?
天元は「”天使”と名乗る千年前の術師がいる」と来栖華のことを紹介しています。したがって、来栖華の正体は1000年前の術師と考えて間違いありません。『呪術廻戦』では1000年前は呪術の全盛期とされていて、両面宿儺、羂索、裏梅らもこの時代の人物です。
来栖華の正体は海外の術師?
来栖華が1000年前の術師であることは確定していますが、1000年前の日本にラッパはありません。また、自らを「天使」と呼んでいますが、天使はキリスト教世界に由来した言葉です。さらに、「来栖(くるす)」という名は菅原氏との関連を指摘する考察もありますが、ポルトガル語で「十字架」を意味する言葉でもあります。このように、キリスト教と関連する事柄がいくつもあることを考慮すると、来栖華は海外の術師である可能性は高いのではないでしょうか。
来栖華と羂索の関係
来栖華は天元のセリフより1000年前の術師ですが、羂索も1000年前の術師であることを考えると、両者に何らかの接点があったのではないかと考えられています。そもそも『呪術廻戦』では1000年前は呪術の全盛期です。二人とも、その時代に活躍し強力な術式を有しているので、接点があったと考えても何の不思議もありません。
来栖華が死滅回游に参加している理由
来栖華が『呪術廻戦』の死滅回遊に参加している理由として、大きく次の2つがあります。1つ目は、自らの意志で参加しているという説です。2つ目は、死滅回遊のルールに関するものです。死滅回遊では「術式の剥奪」というペナルティーがあります。「術式の剥奪」を行うのに、来栖華の「あらゆる術式を消滅させる術式」を使います。そのために、羂索が来栖華を参加させているという説です。
来栖華は味方?敵?
来栖華が敵なのか味方なのか、その立場は『呪術廻戦』の今後の展開に大きく左右します。「味方」説は、天元が五条悟の封印解除を可能にする術師として来栖華の名を挙げたことが根拠となっています。味方でないのなら名前は挙げなかったのではないでしょうか。それに対し「敵」説の根拠は、来栖華が羂索の要請で死滅回遊に参加しているのではないかという点です。羂索側に立っているのなら敵ということになります。ただ、今のところは敵・味方どちらとも言えません。
【呪術廻戦】来栖華の術式やラッパを考察
『呪術廻戦』の登場人物・来栖華は謎の多いキャラクターです。強大な術式は判明していますが、それがすべてであるかどうか不明です。今のところは天元のセリフと絵柄より推測するしかありません。以下、来栖華の術式やラッパの意味づけについて考察します。
来栖華の術式
来栖華は「あらゆる術式を消滅させる術式」を持っています。これとよく似た呪具に「あらゆる術式を強制解除する”天逆鉾”」があります。しかし、天逆鉾は「術式の強制解除」なので、対象となる術式がすでに発動していることが条件になります。それに対して、来栖華の術式は「術式の消滅」なので、術式の発動とは関係なく消滅させることができます。すなわち、術師から術式そのものをそっくり消滅させることも可能であると推測されています。
来栖華の領域展開
『呪術廻戦』で領域展開とは、術式の最終段階になるので、使いこなせる術者は多くありません。また、来栖華が領域展開を使えるとは言及されていません。しかし、仮に領域展開が使えたとすると、領域内にいる術師の術式はすべて消滅してしまうことが推測されます。また、領域展開の範囲が死滅回遊全域に及んだ場合、参加者の術式が一気に消滅してしまうことも可能かもしれません。
来栖華のラッパ・天使とヨハネの黙示録の関係
キリスト教で「ラッパ・天使」と言えば「ヨハネの黙示録」が思い出されます。「ヨハネの黙示録」の第8章から第11章にかけて、7人の天使が7つのラッパを与えられ、世に災いを及ぼす様子が描かれています。仮に『呪術廻戦』において来栖華がラッパを吹くような場面が描かれるとしたら、「ヨハネの黙示録」と同様、何らかの終末が描かれる可能性も指摘されています。また、「ヨハネの黙示録」の「神の刻印」の有無は、『呪術廻戦』では術師・非術師の区別にあたるのではないかとも言われています。
【呪術廻戦】来栖華は五条悟の復活のカギになる?
『呪術廻戦』で五条悟は最強の呪術師です。そこで、羂索は自身の目的を遂行するために、邪魔になる五条を渋谷事変で封印しました。虎杖悠仁らは五条の封印を解除するために動きだします。そして天元の元へと足を運びますが、天元の口から出てきたのが来栖華の名です。五条悟の封印解除と来栖華はどう関係しているのか、以下で考察します。
考察①五条悟は獄門疆に封印されている
『呪術廻戦』の最強・五条悟は、渋谷事変で羂索により獄門疆に封印されました。獄門疆は特級呪物であり、約1000年前の生きた結界源信のなれの果てとされています。獄門疆に封印できないものはなく、一度封印すると100年でも1000年でも封印することができます。羂索は「人類の進化と呪力の最適化」の強制という自らの目的達成のためには、五条悟が障害になると考えましたが、五経は六眼の持ち主のため、封印する道を選びました。
考察②獄門疆の封印を解くには2つの呪具が必要
天元は獄門疆「裏」の存在を明らかにしましたが、それにより五条悟の封印解除の道が開かれました。天元によれば、「獄門疆「裏」にも五条は封印されているが、「表」の所有者権限とは異なり、獄門疆を開門する権限はない。しかし、無理矢理開けることはできる」とのことでした。そのための術式として、特級呪具「天逆鉾」か特級相当呪具「黒縄」が必要になります。しかし、「天逆鉾」は五条が海外に封印したか破壊し、「黒縄」も五条がすべて消してしまったので、どちらも実質的には存在していません。
考察③五条悟は来栖華の術式で復活する?
そこでクローズアップされるのが来栖華の術式です。彼女の術式は「あらゆる術式を消滅させる」ものであるため、五条悟の封印を解除するための唯一の手段と見なされています。そこで虎杖悠仁達は、来栖華との接触を最大の目標としています。
【呪術廻戦】来栖華に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』の登場人物・来栖華は謎の人物ですが、その立ち位置が『呪術廻戦』の今後を大きく左右するので気になるファンは多いようです。五条悟の封印解除に彼女の力が必要なこともありますが、天使のようなかわいらしいルックスもファンの心を捉えているようです。
『呪術廻戦』の死滅回遊泳者・来栖華は正体が明らかになっていないため、その立ち位置にさまざまな意見がありますが、五条悟の封印解除のために味方であってほしいという声はかなり多く見られます。しかし、味方説の場合は、根拠が提示されているものは少なく、願望に近いものの方が多いようです。
それに対して「敵」説は、はっきりと断定している意見が多く見受けられます。術式のために死滅回遊に参加していると考えられることから、羂索側についているのではないかと見ているようです。
来栖華と伏黒の関係に注目している方も多いようです。伏黒と来栖とは今後どのような展開になるのでしょうか。
【呪術廻戦】来栖華の正体には謎が多かった
今回は、『呪術廻戦』の謎の人物・来栖華の正体について考察しました。明らかになっている事実が少なく、味方か敵かも分かっていません。他を圧倒する術式の持ち主だけに、味方になってくれれば五条悟の封印解除など有利な展開になります。ますます今後の展開から目を離すことができません。
この記事のライター
makkun402
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