【呪術廻戦】呪具を一覧で紹介!一般人でも扱える?効果や使い手は?
『呪術廻戦』には登場キャラクター達が戦闘で使用する呪具と呼ばれる武器が登場します。呪具には呪術師と同様に特級を始めとした等級が存在しています。今回は『呪術廻戦』に登場する呪具の特徴や、呪具を戦闘に用いる使い手について一覧で紹介をします。
目次
【呪術廻戦】呪具とは?一般人でも扱える?
『呪術廻戦』には呪力が込められた道具として"呪具"と呼ばれる物が登場します。呪具は物によって特性がそれぞれ違っていて、どの特性も使用者を有利にする為に様々な状況で活用されています。ここでは呪具とは『呪術廻戦』で具体的にどのような活躍をしているのか、また呪具は一般人でも使用する事が出来るのかについて紹介していきます。
呪具とは?一般人でも扱える武器?
『呪術廻戦』に登場する呪具には武器自体に術式等が含まれている為、使い手が呪力を扱えるかに関係なく呪いに対して効果を発揮する武器となっています。呪具は前述した特徴である呪力を持たない一般人でも使用できる他に、特級とされる呪具には高い能力が秘められている事から、『呪術廻戦』の多くの登場キャラクターが使用しています。
呪術廻戦の概要
呪具が活躍する『呪術廻戦』とは、2018年から週刊少年ジャンプで連載が開始されている漫画作品です。『呪術廻戦』は全体的に重たい雰囲気の内容となっている事からダークファンタジー系のジャンルとなるバトル漫画です。漫画作品が原作となる『呪術廻戦』ですが、爆発的な人気を獲得した事でアニメ化も行われて、アニメ特有の大迫力の戦闘シーン等によって更なるファンの獲得にも成功した作品となっています。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』の主人公である"虎杖悠仁"は、呪術師から危険視されている両面宿儺の指を拾った事で呪いという存在に出会います。呪霊を祓う事が出来る呪術師の"伏黒恵"と共に戦った虎杖は、両面宿儺の指の力を自分の物にする事で問題を解決する事に成功しました。この出来事がきっかけとなり虎杖は元々通っていた学校から呪術高専東京校へと移動し、呪いから人々を救う為に活動を始めました。
【呪術廻戦】特級呪具の種類と効果・使い手一覧
呪具の中でも特に強力な特性を持っている武器は、"特級呪具"と呼ばれる高い等級に分類されています。特級呪具は他の等級の低い呪具には無い珍しい特徴が存在していて、どの特級呪具も使い手を助ける大きな存在として戦闘で活躍をしています。ここでは特級呪具や特級呪具に並ぶ能力を有している武器の種類や効果、使い手について一覧で紹介します。
呪具①游雲
"游雲(ゆううん)"は術式が含まれていない特級呪具となっています。游雲は元々"伏黒甚爾"が使用者となっていましたが、伏黒甚爾から"夏油傑"や"禪院真希"へと持ち主を変えながら活躍を続けています。游雲は術式が無い代わりに使用者の実力が強く反映される特徴を持っている為、特級呪具の中でも特に使い手の実力が問われる武器となっています。
游雲には術式の代わりに使い手の技術によって力を引き出せる特性がある事から、乙骨憂太の絶大な呪力による攻撃を夏油傑が受け止めたり、本人が呪力を殆ど持っていない禪院真希が自身の身体能力だけで威力の高い攻撃を放っていたりと、游雲の登場シーンではシンプルな能力故の凄まじい強さを発揮していました。上記の特徴から游雲は特級呪具の一覧の中でも人気の高い呪具となっています。
呪具②天逆鉾
"天逆鉾(あまのさかほこ)"は伏黒甚爾が使用する武器となる特級呪具です。天逆鉾には術式を解除させる能力が備わっています。天逆鉾は伏黒甚爾が五条悟と戦闘を行った際に使用していて、五条悟の扱う無下限呪術を対策して戦闘を有利に進める活躍をしていました。
呪具③万里ノ鎖
"万里ノ鎖(ばんりのくさり)"は伏黒甚爾が持ち主となっている特級呪具です。万里ノ鎖は無制限に伸びる鎖を扱う事が出来る特級呪具となっている為、伏黒甚爾は万里ノ鎖の持つ攻撃可能な距離の長さを活かして、上記の天逆鉾と組み合わせる事で五条悟との戦闘に役立てていました。
呪具④黒縄
"黒縄(こくじょう)"はミゲルが五条悟との戦闘で使用した武器となっています。黒縄には対象の術式を乱す効果が備わっていて、五条の使用する無下限呪術を防ぐ活躍をしています。しかし黒縄には使用する度に黒縄自体を消耗してしまうデメリットが存在している為、修復も難しい武器である事から五条との戦いで無くなってしまいました。
呪具⑤退魔の剣
"退魔の剣"は魔虚羅が使用する呪具です。退魔の剣は正のエネルギーが付与されている事で呪霊相手に適した効果を保有しています。退魔の剣は詳細な等級は不明となっていますが、呪霊を一撃で倒せる程の絶大な正のエネルギーだけでなく負のエネルギーを軸とした攻撃も可能となっている為、特級呪具と並ぶ性能を持っていると考えられています。
【呪術廻戦】等級不明の呪具の種類と効果・使い手一覧
『呪術廻戦』には上記で紹介した特級呪具及び特級呪具に匹敵する程の能力を持った武器の他にも、明確な等級が不明ながらも作中で強力な呪具として登場する武器が存在しています。ここでは『呪術廻戦』に登場する等級が不明となっている呪具の特徴や使い手について一覧で紹介をしていきます。
呪具①屠坐魔
"屠坐魔(とざま)"は禪院真希が持ち主となっている呪具です。屠坐魔は禪院真希が五条悟に貸していましたが、五条が虎杖悠仁に貸した事で虎杖が戦闘で使用しています。屠坐魔は短い刃が特徴的で扱い易い印象を受ける武器となっています。虎杖は屠坐魔を呪霊相手に使用しましたが戦闘に耐えられず壊れてしまった為、屠坐魔が禪院真希に返却される事はありませんでした。
屠坐魔は虎杖が相手をした呪霊には通用しませんでしたが、禪院真希にとって大切な呪具の一つとなっていた為、今記事の一覧で紹介している呪具の中でも珍しく、屠坐魔に関する戦闘シーンだけでなく会話シーンもキャラクター達の個性が溢れる事で読者達から注目されています。
呪具②竜骨
"竜骨"は禪院真希が使用する武器として登場しました。竜骨は組屋鞣造が手掛けた呪具の中でも特に完成度の高い武器とされています。竜骨には相手から受けた攻撃を吸収して、使用者の意志で放出が可能という能力が備わっています。竜骨の能力を発揮する為には相手の攻撃を一度受ける必要があるので、使い手には攻撃面よりも防御面での技術が求められる武器となっています。
呪具③爛生刀
"爛生刀(らんしょうとう)"は特級呪霊の黒沐死が、乙骨憂太と戦闘を行った際に使用した武器となっています。爛生刀には刃が触れた箇所にゴキブリの卵を埋め込む能力が備わっていて、爛生刀によって斬られた対象は孵化したゴキブリによって体内からダメージを受けてしまいます。爛生刀の能力は使い手が黒沐死だからこそ活かせる能力ではありますが、特級呪術師の乙骨を苦戦させる程に高い戦闘力を発揮していました。
【呪術廻戦】呪具の名前が不明なもの一覧
『呪術廻戦』にはこれまで紹介してきた呪具とは違って、名前が不明となっている呪具も数多く登場しています。名称が不明な呪具については能力や等級も明かされていない場合が多いですが、それぞれ持ち主をサポートする事で呪具としての役目を果たしています。ここからは『呪術廻戦』に登場する詳細が不明な呪具の一覧を紹介していきます。
釘崎野薔薇の名称不明の呪具
釘崎野薔薇は戦闘で術式を発動する為に、釘や金槌を使用しています。釘崎の使用する呪具については詳細な点が不明となっていますが、呪具自体に呪力が存在している"屠坐魔"に関する会話シーンでは釘崎が屠坐魔の特性を特別視していた事から、釘崎の扱う釘や金槌自体には呪力が含まれていない可能性も考えられています。
七海建人の名称不明の呪具
七海建人は戦闘で刃の部分が隠された鉈を使用しています。七海は所持している鉈の切れ味を悪いと評価しながらも、自身の扱う術式である"十劃呪法"と鉈を組み合わせる事で高い戦闘力を発揮しています。鉈は七海の戦闘で欠かせない存在となっていますが、鉈自体に関する詳しい情報は不明となっています。
伏黒恵の名称不明の呪具
伏黒恵は黒い色の刀身が特徴的な刀を所持しています。伏黒恵は術式によって刀を影に入れて持ち歩いている為、刀を突然の戦闘等にも対応できる武器として活用しています。伏黒恵の刀には特級呪具の様な特別な効果は確認できない為、強力な能力が含まれない等級の低い呪具である事が考えられています。
伏黒甚爾の名称不明の呪具
数々の特級呪具の使用者として紹介してきた伏黒甚爾ですが、前述した呪具以外にも不明な点の多い刀を使用しています。伏黒甚爾の使用する刀は五条悟との戦闘に用いられただけでなく、夏油傑の操る呪霊も斬る程の活躍を残しています。伏黒甚爾の刀には特級呪具の游雲と同等の価値として五億円の値が付けられている為、この刀も特級呪具なのではないかと考察されています。
禪院真希の名称不明の呪具
禪院真希は戦闘で薙刀を使用するシーンが登場しています。禪院真希の使用する薙刀も詳細が不明ですが、呪いの視認が出来ない程に呪力が少ない禪院真希は呪いに対して呪具で対抗している為、薙刀自体に呪力が含まれている事が考えられます。禪院真希は戦闘の際に身体能力の高さを駆使して、薙刀によって常人離れした攻撃力を見せつけています。
また前述した通り禪院真希は呪いを見る事が出来ない体質となっている為、武器だけでなく呪力が存在する眼鏡を使用する事で呪いの可視化に成功しています。禪院真希は呪術師として呪いと戦うには不利な部分の多い人物ですが、呪具を上手く活用する事で呪力の無さを感じさせない程の実力を発揮する事が可能となっています。
禪院真依の名称不明の呪具
禪院真依は戦闘でリボルバーの様な銃を使用するキャラクターです。禪院真依の使用する銃は構築術式によって実際の銃と残弾が異なる為、外見から残弾を読んで行動してくる相手にも対応できる呪具となっています。禪院真依は銃を扱う技術も非常に高い為、遠距離から精度と威力共に強力な攻撃を対象に与える事が可能となっています。
乙骨憂太の名称不明の呪具
乙骨憂太は五条悟から貰った刀を戦闘で使用しています。乙骨の持っている刀自体の情報は少ないですが、乙骨は刀を使用する事で怨霊である祈本里香の呪力をコントロールしています。乙骨は祈本の呪力を利用するだけでなく刀を用いた剣術も鍛えている為、戦闘では刀を使用する事で絶大な攻撃力を発揮しています。
三輪霞の名称不明の呪具
三輪霞は名称不明の呪具を戦闘で使用しています。三輪の持つ刀は元々呪具としての能力を持っていない普通の刀でしたが、三輪が呪力を活用して使い続ける事で呪具へと変化しました。三輪の刀は交流会で禪院真希との戦闘に使用されましたが、戦闘中に禪院真希によって奪われてしまいました。三輪の刀を高く評価して使っていた禪院真希でしたが、強力な呪霊との戦闘に耐えられず壊れてしまいました。
楽巌寺嘉伸の名称不明の呪具
呪術高専京都校の学長を務める楽巌寺嘉伸は、普段の年老いた外見とは裏腹にギターを呪具として用いた若々しさの溢れる戦闘を行います。楽巌寺はギターを演奏する事によって呪力が含まれる音を対象に飛ばして攻撃をします。ギターの音は楽巌寺本人がアンプとなる事で音量が上がっていて、衝撃を飛ばすという性質から対象に接近しなくても攻撃が可能な呪具となっています。
重面春太の名称不明の呪具
重面春太は"組屋鞣造"が制作した呪具を戦闘で使用しています。重面の呪具は一般的な刀の外見をしていますが、持ち手の部分が人の手となっている部分が特徴的な呪具となっています。重面は刀の持ち手から握り返される事で刀を力強く安定して活用する事を可能としています。また重面の刀には手から離れていても操る事が出来るという性能が備わっていて、刀の印象からは読みづらい行動も可能となっています。
枷場美々子の名称不明の呪具
枷場美々子は戦闘時に呪具として縄を使用しています。枷場美々子は縄とぬいぐるみを活用した術式を使用していて、縄によって対象の首を吊って攻撃します。枷場美々子は夏油傑が起こした百鬼夜行で縄を用いた術式を使用していて、敵対していた補助監督達を縄で吊るして殺害しました。
枷場菜々子の名称不明の呪具
枷場菜々子は上記の枷場美々子と共に、夏油傑に協力する形で百鬼夜行で活躍をしました。枷場菜々子はスマートフォンの様な端末を呪具として使用していて、呪具の詳細は不明ですが呪具を用いた撮影が術式と関係していると考えられています。枷場菜々子が呪具を使用した際にはダメージを無効化するような防御面での効果の他に、宿儺に攻撃をする際に撮影しようとした事から攻撃的な使用方法も可能と考察されています。
【呪術廻戦】呪具に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』で特級呪具として紹介されている游雲は、禪院真希を含めて複数のキャラクターが使用者となって活躍をした武器です。様々な重要キャラクター達と共に登場した游雲は呪具の中でも人気の高い武器となっていて、游雲が使用された戦闘シーンも游雲の人気同様に非常に高いものとなっています。
『呪術廻戦』の序盤で登場した呪具である"屠坐魔"は、禪院真希の武器であるにも関わらず虎杖悠仁が使用した際に破壊されました。屠坐魔が壊れた後に禪院真希から屠坐魔を返すように要求された虎杖は、屠坐魔を持つきっかけとなった五条悟が持っている事にして禪院真希の怒りを逃れました。戦闘でも活躍した屠坐魔ですが、屠坐魔の在処を巡ったキャラクター達のやり取りが魅力的なシーンとしてファンの間で人気となっています。
『呪術廻戦』に登場する呪具の中には、単に戦闘で武器として活躍するだけでなくキャラクターに大きく関係する呪具も存在しています。"竜骨"は禪院真希を始めとした禪院家の変化に関わる武器となっていて、武器の性能だけでなく禪院真希のストーリーとの関係性も相まって、読者の印象に強く残る呪具となっています。
【呪術廻戦】呪具には様々なものがあった
今回は『呪術廻戦』に登場するキャラクター達を支える存在である"呪具"について一覧で紹介をしました。呪具には呪術師や呪霊のように等級が存在していて、特級呪具に分類されている呪具には他の呪具と比べ物にならない程の強力な能力が備わっている事が分かりました。特級呪具は伏黒恵の父親である伏黒甚爾が多数使用していて、他者を圧倒する能力を持つ五条悟を苦戦させる程に高い効果を発揮していました。
呪具には刀等の直接的に攻撃する武器だけでなく、禪院真希が呪いを視認する為に着けている眼鏡や枷場菜々子の携帯電話のように間接的に持ち主をサポートしてくれる呪具も存在している事が分かりました。呪具は呪力を持たない人物でも呪いの対策を可能にしたり、使い手自身の能力とは関係なく呪具に備わった能力を使用出来る事から、『呪術廻戦』の沢山の登場人物達を支える存在となっている事が分かりました。
この記事のライター
サカモト
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