【呪術廻戦】時系列を過去から現在まで紹介!呪術廻戦0はいつなのかも
『呪術廻戦』は物語の中で過去の出来事が複雑に絡み合い、時系列が複雑な作品です。本記事では、『呪術廻戦』のこれまでの出来事を、時系列順に紹介します。また、主要な登場人物の誕生日も月ごとにまとめてあるため、ぜひ参考にしてください。
目次
【呪術廻戦】とは?
呪術廻戦の作者
『呪術廻戦』の作者は芥見下々(あくたみげげ)さんで、誕生日は1992年2月26日です。岩手県出身ですが、小学5年生の頃から宮城県の仙台市で暮らしていたそうです。顔出しをNGとしているため、実際の顔はわかっていません。芥見下々さんは2014年に、少年ジャンプNEXT!!の『神代捜査』でデビューしました。『BLEACH』や『HUNTER×HUNTER』が好きで、『呪術廻戦』はこれらの作品に影響を受けていることを明かしています。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は芥見下々さんの代表作で、現在でも週刊少年ジャンプに連載中です。ホラー要素を含んでいるため、ダークファンタジー漫画に分類されています。コミックスは現在20巻まで発売されており、累計発行部数はデジタル版も含めて7,000万部を突破しています。2020年から2021年にかけてアニメの第1期が放送され、2021年には映画も公開されました。映画の興行収入は、138億円を記録しています。2023年には、アニメ第2期の放送も予定されています。
呪術廻戦のあらすじ
高校生の虎杖悠仁は、学校で拾った呪物をオカルト研究会の先輩たちに渡します。先輩たちがその封印を解いてしまったことで、学校には呪霊が現れてしまいました。虎杖は呪霊に対抗するため、呪物を飲み込んで力を得ようとします。虎杖には両面宿儺という呪霊が受肉してしまい、虎杖は呪術師の五条悟に捕らえられて死刑を宣告されます。死刑に執行猶予が与えられた虎杖は呪術師となり、呪霊との激しい戦いに身を投じるのでした。
【呪術廻戦】時系列を過去から現在まで紹介
時系列と年表①奈良〜明治時代
『呪術廻戦』の年表は、まず奈良時代から始まります。『呪術廻戦』には天元という呪術界の中心的人物がいますが、この天元が生まれたのは奈良時代よりも前だといわれています。奈良時代に入ると、天元が説いた道徳規範が広がり、これが後の盤星教になります。平安時代には、五条悟の祖先である菅原道真が死亡します。959〜961年頃には、シン・陰流の始祖である蘆谷貞綱が、凶悪な呪霊から弱者を守るための簡易領域を発案しました。
また、「呪いの王」といわれている両面宿儺に、術師たちが総力をあげて挑んだのもこの時代です。このときの戦いは、術師たちの敗北に終わりました。この頃、裏梅は両面宿儺に仕えていました。平安時代には偽夏油の中身である羂索も存在しており、六眼の術師に敗北しています。1005年には安倍晴明が亡くなり、1017年には源信の成れの果てである獄門彊が誕生します。
江戸時代が始まる頃に、御三家である五条家と禪院家の確執が生まれます。江戸時代には、羂索が六眼の術師に二度目の敗北を喫しました。明治時代の1868年前後には、加茂憲倫が特異体質の女性に9回妊娠と堕胎を繰り返させ、受胎九相図を作り上げました。
時系列と年表②五条悟と夏油の学生時代
五条悟と夏油傑の学生時代は『呪術廻戦』の8〜9巻に出てきますが、時系列で並べてみるとだいぶ過去の話になります。五条悟と夏油傑は2005年に呪術高専に入学し、2006年に天内理子の護衛をするという任務に当たります。過去編ではこの話がメインに描かれますが、任務中に天内理子は死亡してしまいます。2007年には当時呪術高専2年だった灰原雄が死亡し、2007年に夏油傑が任務先の村の非術師を皆殺しにします。
時系列と年表③受肉編〜呪胎戴天編
時系列と年表3つめの受肉編は、『呪術廻戦』でいうと本編の始まりに当たります。受肉編では虎杖悠仁が宿儺の指を飲み込み、宿儺の器となります。同じ2018年、少年院に特級呪霊と呪胎が現れ、虎杖悠仁たちはピンチに陥ります。虎杖悠仁は宿儺と体を入れ替えて呪胎を祓いますが、宿儺に心臓を抜き取られたことにより死亡します。しかし、宿儺と契約を交わすことで復活しました。
時系列と年表④幼魚と逆罰編
時系列と年表の4つ目は、幼魚と逆罰編です。これは2018年の話で、虎杖悠仁と七海建人が特級呪霊の真人と戦います。この事件で虎杖悠仁は吉野順平と親交を深めますが、彼は虎杖悠仁の目の前で死んでしまいます。その後は「姉妹校交流会」と「八十八橋の呪い」の話が展開します。
時系列と年表⑤渋谷事変編
幼魚と逆罰編は2018年の9月頃の話ですが、渋谷事変編は2018年の10月31日から始まります。この日に偽夏油一派は渋谷に大規模な攻撃を仕掛け、五条悟を封印しようと企みます。この戦いでは多くの死傷者が出て、五条悟も封印されてしまいました。渋谷事変編が終わった後は、禪院真希の覚醒や夜蛾正道の死亡などの事件が続きます。
時系列と年表⑥死滅回遊編
『呪術廻戦』の時系列と年表の最後は、死滅回遊編です。死滅回遊編が始まったのは、作中での2018年11月1日のことです。2018年11月12日には虎杖悠仁たちも死滅回遊に参加しています。死滅回遊編は現在でもまだ続いており、これからどう展開していくか注目を集めています。
【呪術廻戦】の映画「呪術廻戦0」と0巻の時系列
映画「呪術廻戦0」とは?
『呪術廻戦』には、『劇場版 呪術廻戦0』という作品も存在します。これは本編の1年前の過去の出来事を描いた作品で、主役は乙骨憂太です。原作は『呪術廻戦』ではなく、『呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校』という番外編の作品になります。
「呪術廻戦0」では呪詛師となった夏油傑による、百鬼夜行というテロ事件が起こります。夏油傑は乙骨憂太に追い込まれて撤退し、親友の五条悟の手によって処刑されます。戦いを終えた乙骨憂太は、呪霊となっていた祈本里香の解呪に成功し、彼女との別れのときを迎えたのでした。
映画「呪術廻戦0」の時系列はいつ?
『劇場版 呪術廻戦0』は、本編の時系列にはめるとどのあたりになるでしょうか?前述した時系列と年表を見てみると、「呪術廻戦0」は五条悟と夏油傑の過去編と受肉編の間に当たります。細かい年代でいうと、2011年から2017年までの間の出来事になります。
呪術廻戦0巻を読む順番
「呪術廻戦0」の原作である『呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校』は、本編の開始後に発売されています。時系列でいうと本編の過去の話になりますが、本編の後に読んでも差し障りはありません。逆に本編の後に読んだほうが、登場人物の意外な過去が知れて楽しいかもしれません。まだ本編を未読で、時系列順に作品を読みたいという場合は、本編の前に読んでおくと良いでしょう。
【呪術廻戦】羂索が陰で活躍していた時代を考察
羂索とは?
『呪術廻戦』の羂索は、死亡した夏油傑の体を乗っ取っていた張本人です。脳を入れ替えて、他人の肉体を支配する術式を仕えます。夏油傑以外では、加茂憲倫や虎杖悠仁の母の体を乗っ取っていたことが判明しています。羂索の目的は、人類を高次な存在へと進化させることです。その目的のための手段として、天元と人類を同化させようと企んでいます。天元は星漿体と同化しないと、呪霊に近い存在になります。その天元を自由に操るために、羂索は呪霊操術が使える夏油傑の体を必要としたのです。
羂索が陰で活躍していた時代はいつ?
『呪術廻戦』の羂索は、いつどこで生まれたかは明確にわかっていません。しかし、作中で羂索自身が「1,000年前から呪術師や呪霊と契約してきた」と発言していることから、1,000年以上前から術師として活躍していたことは確かなようです。呪術全盛期といわれていた、平安時代あたりから活躍していたのではないでしょうか。
羂索は六眼の術師に二回敗北している
羂索は過去に2回六眼の術師と戦い、2回とも負けています。1度目は天元と星漿体の同化を妨害しようとしたところ、現れた六眼の術師によって倒されました。1度負けた体験から、次は生まれたばかりの星漿体と六眼をすぐに殺害しました。しかし、天元と星漿体が同化する当日には、また新たな六眼と星漿体が登場したのです。再び敗北した羂索は六眼の術師の抹殺を諦め、封印する方法に転換したのでした。
【呪術廻戦】キャラの誕生日一覧
キャラの誕生日①1月生まれ
1月生まれの『呪術廻戦』のキャラは、禪院真希と禪院真依です。2人は双子で、両方とも1月20日が誕生日です。禪院真依は無から有を生み出す術式を使えましたが、渋谷事変後に死亡してしまいました。禪院真希はほとんど呪力を持っていませんでしたが、禪院真依の死亡後に覚醒して禪院家を壊滅させます。
キャラの誕生日②2月生まれ
『呪術廻戦』の2月生まれのキャラは、夏油傑です。夏油傑の誕生日は2月3日で、享年は27歳です。もともとは正義感の強い真面目な呪術師でしたが、過去の辛い体験から闇落ちして呪詛師となってしまいます。五条悟の手によって処刑されましたが、現在は羂索に体を乗っ取られた姿で登場しています。
キャラの誕生日③3月生まれ
『呪術廻戦』の3月生まれのキャラは、主人公の虎杖悠仁を含めて3人います。虎杖悠仁の誕生日は3月20日で、現在は15歳です。その他の3月生まれのキャラは、乙骨憂太とパンダです。乙骨憂太は3月7日生まれの17歳で、パンダは3月7日生まれの7歳です。乙骨憂太は「呪術廻戦0」の主人公ですが、本編にも登場しています。
キャラの誕生日④4月生まれ
『呪術廻戦』の4月生まれのキャラは、三輪霞と伊地知潔高です。三輪霞は4月4日生まれの17歳で、伊地知潔高は4月20日生まれの27歳です。三輪霞は京都校の2年生で、姉妹校交流戦のときに登場しました。伊地知潔高は術師ではなく、呪術高専の補助監督という役目を担っています。呪術師のサポート役として、日々業務に当たっています。
キャラの誕生日⑤5月生まれ
『呪術廻戦』では、現在のところ5月生まれのキャラはいません。しかし、楽巌寺嘉伸や天内理子など誕生日が不明なキャラもいるため、5月生まれのキャラがいる可能性もあります。
キャラの誕生日⑥6月生まれ
『呪術廻戦』の6月生まれのキャラは、加茂憲紀です。誕生日は6月5日で、現在の年齢は18歳です。京都校の3年生で、準1級呪術師として活動しています。加茂家の次期当主でしたが、加茂家に次期当主候補が出てきたことで放逐されてしまいます。自分の血液を操って相手を攻撃する、加茂家相伝の「赤血操術」という術式を使うことができます。
キャラの誕生日⑦7月生まれ
『呪術廻戦』の7月生まれのキャラは、七海建人と西宮桃の2人です。七海建人は7月3日生まれの享年28歳で、西宮桃は7月7日生まれの18歳です。七海建人は五条悟の後輩に当たりますが、呪術師に嫌気が差して一度サラリーマンになりました。しかし、改めて呪術師の仕事にやりがいを感じ、呪術の世界に戻ってきました。
1級呪術師としてかなりの実力の持ち主でしたが、渋谷事変で真人に殺されてしまいます。西宮桃は京都校の3年生で、2級呪術師です。アメリカ人と日本人のハーフで、明るい金髪をツインテールにしています。箒に乗って空を飛べるため、空からの索敵や怪我人の運搬などに力を発揮します。
キャラの誕生日⑧8月生まれ
『呪術廻戦』の8月生まれのキャラは、ヒロインの釘崎野薔薇です。誕生日は8月7日で、虎杖悠仁と同級生の16歳です。田舎の生まれで東京に憧れがあり、東京に住みたいという理由で呪術高専にやってきました。釘崎野薔薇は渋谷事変で致命的なダメージを受けましたが、新田新の術式により停止状態となりました。現在のところ、はっきりとした生死は不明です。
キャラの誕生日⑨9月生まれ
『呪術廻戦』の9月生まれのキャラは、京都校3年生の東堂葵です。初対面で好きな異性のタイプを訊いてきて、それによって相手のことを判断しようとします。虎杖悠仁の好きなタイプが自分とまったく一緒だったことから、虎杖悠仁のことを「ブラザー」と呼んで慕うようになります。渋谷事変で虎杖悠仁とともに真人と戦っていましたが、この戦いで左腕を失ってしまいました。
キャラの誕生日⑩10月生まれ
『呪術廻戦』の10月生まれのキャラは、与幸吉と狗巻棘です。誕生日は与幸吉が10月4日、狗巻棘は10月23日で、2人とも17歳です。どちらも呪術高専の2年生ですが、与幸吉は京都校で、狗巻棘は東京校です。与幸吉は究極メカ丸の本名で、実は偽夏油らに情報を流す内通者でした。狗巻棘は虎杖悠仁たちの先輩に当たる、準1級呪術師です。「呪言師」の末裔で言葉に呪力が込められてしまうため、普段はおにぎりの具材名だけで会話をしています。
キャラの誕生日⑪11月生まれ
『呪術廻戦』の11月生まれのキャラは、五条悟の同級生である家入硝子です。誕生日は11月7日で、現在は28歳になっています。呪術高専卒業後にわずか2年で医師免許を取得しますが、受験資格は適当にでっち上げたそうです。ただ、医師としての実力は本物で、本編では呪術高専の医師として活躍しています。反転術式で他人を治療することができるという、貴重な能力の持ち主です。
キャラの誕生日⑫12月生まれ
『呪術廻戦』では、主要キャラ3人が12月に生まれています。そのキャラとは、五条悟、伏黒恵、伏黒甚爾です。五条悟は12月7日生まれの28歳、伏黒恵は12月22日生まれの15歳です。伏黒甚爾は12月31日生まれですが、年齢はわかっていません。伏黒甚爾は伏黒恵の実の父親で、五条悟の過去編にも登場しました。五条悟は最強の呪術師と呼ばれていますが、現在は封印された状態です。
伏黒恵は虎杖悠仁や釘崎野薔薇の同級生で、呪術高専の1年生です。術師としての才能に恵まれており、2級呪術師ながら不完全の領域展開を使うことができます。現在は虎杖悠仁らとともに、死滅回遊に参加しています。
【呪術廻戦】に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』には「呪術廻戦0」という過去を描いた劇場版アニメがありますが、本編でも五条悟の過去にスポットを当てた話が出てきます。そのため、「呪術廻戦0」は本来なら0.6くらいではないかという感想をもつ人もいました。確かに時系列に沿って考えると、五条悟の過去話のほうが昔の話になります。この「呪術廻戦0」というタイトルの番外編も、『呪術廻戦』の時系列を複雑にしている要因のひとつかもしれません。
自分なりに、『呪術廻戦』の年表を作っている人もいました。『呪術廻戦』の物語自体は現代日本の話ですが、天元や両面宿儺などははるか昔から存在していたため、年表を作ると奈良〜平安時代まで遡ることになります。年表を作って時系列をすっきりさせることで、『呪術廻戦』の世界をより深く知ることができるでしょう。
『呪術廻戦』の本編は死滅回遊編のストーリーが進行中ですが、この死滅回遊編も複雑でよくわからないというコメントが多かったです。何回読んでもわからないという人もいれば、ようやく理解して次の展開を楽しみにしているという人もいました。設定が複雑でわかりにく死滅回遊編ですが、理解できたときはその本当の楽しさがわかるようです。
【呪術廻戦】時系列は複雑だった
『呪術廻戦』は作中に過去の話が存在するため、時系列が複雑な作品です。そのため、どの話がどの時代のものか、わからなくなってしまう人もいるでしょう。しかし、一度時系列を整理してみると、さらに作品を楽しむことができます。これからアニメ第2期も始まるため、『呪術廻戦』の時系列を改めて確認しておくと良いでしょう。
この記事のライター
NR4712
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