【呪術廻戦】東堂が放った「あのこと」の意味とは?伝えなかった理由も
呪術廻戦に登場している東堂が渋谷事変にて「あのことを今の虎杖に言う必要はない」というセリフを脳内に浮かべると、その内容が何なのかとネット上で話題になりました。本記事では東堂が放った「あのこと」の意味や伝えなかった理由についてまとめていきます。
目次
東堂葵とは?
呪術廻戦に登場している東堂は呪術高専京都校に所属しており、虎杖のことを「ブラザー」「マイベストフレンド」と呼んでいた癖の強いキャラクターです。ここでは東堂の具体的なプロフィールをまとめていき、同時に東堂の活躍が描かれている作品『呪術廻戦』の概要をまとめていきます。
東堂葵のプロフィール
- 年齢:18歳
- 誕生日:9月23日
- 身長:190cm以上
- 所属:京都府立呪術高等専門学校三年
- 高専入学方法:スカウト
- 階級:1級呪術師
- ストレス:退屈
東堂葵(とうどうあおい)は呪術高専京都校3年の呪術師で大柄な体格とドレッドヘアーが特徴的な男性です。豪快で自己中心的な性格であることから同じ京都校の生徒から嫌われているものの、1級呪術師に相応しい実力を持っていることから呪術戦においては厚い信頼を寄せられています。初対面の男性に女性の好みを訊くことを癖としており、虎杖がそれに答えた時は相性がいいと直感し一方的に親友と呼ぶ仲になりました。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。呪いをテーマに据えたダークファンタジー作品として知られており、緻密な設定や呪力を用いた頭脳派かつ疾走感ある戦闘描写などが評価されています。2018年の初掲載から瞬く間に人気が広がっていると、2022年8月には累計発行部数7000万部を記録し、アニメ化や映画化といったメディアミックスも多数展開されています。
呪術廻戦のあらすじ
高校生の虎杖悠仁は祖父の逝去を看取った日の夜に呪霊と遭遇します。人を襲う呪霊は強大な力を持っており、ピンチに立たされた虎杖は後先考えずに特級呪物・宿儺の指を飲み込み呪力を手に入れました。その力で呪霊は祓えたものの彼の正体は両面宿儺の器に成り変わっており、後日呪術界から危険人物とみなされ「すべての宿儺の指を食べてから死ぬ」という宣告を下されてしまいます。他に術がなかった虎杖は開き直り呪術師として生きることを誓うのでした。
東堂葵の「あのこと」の意味と伝えなかった理由
渋谷事変にて東堂は虎杖と合流すると「あのことはまだ虎杖に伝えなくていい」と脳内で語ると、虎杖の知らない何らかの情報を敢えて伝えませんでした。このことからネット上では東堂の「あのこと」という言葉にどんな意味があったのか、また伝えなかった理由は何なのかと考察が行き交っています。
東堂葵が「あのこと」とモノローグで言ったシーンと経緯
渋谷事変が始まると五条悟が封印されたり、呪術高専の呪術師たちが次々と負傷し最悪気絶、もしく死亡してしまう展開が続きました。そんな中、東堂が初めて虎杖と合流できたのは釘崎の生死状態が分からない時でした。精神的に不安定だった虎杖の様子を悟った東堂は、いつも通り彼のことを「ブラザー」と気さくに呼び「あのことを言う必要はない」という言葉を脳内に思い浮かべていました。
東堂葵の「あのこと」の内容や言葉の意味
- 冥々の死亡
- 虎杖悠仁の死刑決定
- 他の呪術師の生死
- 狗巻が腕を切断されたこと
- 九十九由基がこれから来ること
- 存在しない記憶
- 五条悟の奪還失敗
「あのこと」の意味①冥々の死亡
冥冥は呪術高専の協力者で1級呪術師の等級を持つ実力者です。彼女は渋谷事変にて夏油と対峙しており、具体的な戦闘内容があまり描かれないまま話が展開されていきました。その進行具合から夏油が敗北することはほぼあり得ず、冥冥が死亡してしまったのではないかと考えられていましたが、しばらくして冥冥は敗北してしまいながらも憂憂の術式によって海外へ逃げたことが明らかにされました。
「あのこと」の意味②虎杖悠仁の死刑決定
渋谷事変が深刻化していくと、呪術界上層部は虎杖に即刻死刑を言い渡し執行人として乙骨を向かわせました。仮に東堂がこのことを知っていたら疲労していた虎杖を余計に追い詰めてしまわないように「今は言う必要はない」と気遣ったのかもしれません。ですが、虎杖を気に入っている東堂が死刑を知った時に冷静でいられるはずがないという反論も出ています。
「あのこと」の意味③他の呪術師の生死
渋谷事変ではあらゆる場所で戦いが勃発し、誰がどこで何をしているのかを整理する暇がないほど話がせわしなく進んでいきました。その中には死亡してしまった呪術師も存在しており、東堂は釘崎の件で不安定だった虎杖に伝えなかったのかもしれません。ですが、東堂が他の呪術師の生死に関する情報を持っている根拠がないためこの考察の信憑性は低いです。
「あのこと」の意味④狗巻が腕を切断されたこと
狗巻は両面宿儺の領域展開に巻き込まれて腕を失ったことが明らかにされています。宿儺が切断したということはその宿主である虎杖が切ったも同然です。高専の先輩の腕を落とした、などと言う耐えがたい現実を伝えることを東堂は躊躇したのかもしれません。
「あのこと」の意味⑤九十九由基がこれから来ること
九十九由基は日本に4人しかいない特級呪術師で最強クラスの術師です。渋谷事変が大詰めに迫ってくると九十九由基が参戦する展開が描かれましたが、予めそのことを知っていた東堂はそのことを呪術高専の人たちに伝えようとしていたのかもしれません。ですが、その場合虎杖に伝えなかった理由があまりなく、「あのこと」の意味としては薄いのではないかと言われています。
「あのこと」の意味⑥存在しない記憶
存在しない記憶とは東堂の頭の中で突如再生される思い出の記憶です。姉妹校交流会では単なる東堂の妄想かと思われていましたが、渋谷事変では出会っていないはずの脹相が登場しており、何か深い意味が隠されていると予想されるようになりました。存在しない記憶について知っていた東堂は、その内容が辛いものだったことで虎杖に伝えなかったのかもしれません。
「あのこと」の意味⑦五条悟の奪還失敗
五条悟の奪還失敗は「あのこと」の意味として最も有力な説として挙げられています。東堂が渋谷に着いた頃には既に五条を封印している獄門彊が存在せず、それを見た東堂は仲間に「戦いの目的を切り替えろ」と発言しています。五条の奪還失敗は東堂が確かに所持している情報であり、疲労している虎杖には後回しでいいと判断したのではないかと考えられています。
東堂葵が「あのこと」を虎杖に伝えなかった理由
東堂が「あのこと」を虎杖に話しませんでしたが、それは「あのこと」の意味が相当重たい内容で落ち着いていない状態の虎杖には伝えられなかったからだと考えられます。東堂が合流した時の虎杖は心身共に疲労していてストレス状態も危険なものだったはずです。そんな彼を混乱させないために東堂は虎杖に気を遣い言葉を伝えなかったと考えられます。
東堂葵の術式は死んだ?今後の再登場は?
東堂が渋谷事変に参戦すると花御戦以来の虎杖との共闘が描かれました。しかし、相手が特級呪霊の真人であると東堂は命の危険に晒されることになります。ここでは東堂葵の術式の行方や今後再登場する可能性についてまとめていきます。
東堂葵の術式は死んだ?
真人と戦っていた東堂は真人の術式・無為転変にあてられてしまいました。とっさの判断で真人に触れられた左手を自ら切り落として命は繋ぎとめたものの、両手が叩けなくなってしまったことで東堂の術式・不義遊戯が発動できなくなってしまいました。
東堂葵の術式が復活する可能性
現状東堂はラルゥに保護されている状態であり、その後東京校にたどり着ければそこで家入硝子もしくは乙骨憂太の反転術式によって治してもらえる可能性があります。なお、もしも反転術式でも治療できなかった場合は失った左手に義手をつけるという可能性も考えられそうです。
東堂葵の今後の再登場はある?
術式を失ってしまったことで東堂は術師として実質的に死亡しています。現在の呪術廻戦は死滅回游編が描かれていますが、そこに術式がない状態で表立って登場する可能性は低そうです。もしも東堂の再登場があるとすれば、それは左手を取り戻した時か、もしくは失った分を補える実力をつけてからだと考えられます。
東堂葵の声優
呪術廻戦には個性的なキャラクターが数多く登場しており、アニメ化が決定した際はそれぞれに有名声優があてられていったことで話題になりました。ここでは東堂葵を演じた声優に焦点を当て、プロフィールや出演作品をまとめていきます。
東堂葵の声優は「木村昴」
東堂葵を演じた声優は木村昴(きむらすばる)さんです。日本とドイツのハーフでイケメンな顔つきからモデルや俳優としても活躍している声優です。2005年より『ドラえもん』のジャイアンこと剛田武を演じたことでその名が知られていき、耳に残る特徴的な声でこれまでに多くの作品に出演しています。
木村昴のプロフィール
本名はスバル・ザムエル・バーチュで木村昴は日本名になります。1990年6月29日の東ドイツ生まれ。血液型はO型、身長は183cm、現在の所属事務所はアトミックモンキーです。7歳までをドイツで過ごしていた経歴を持っており、幼い頃から演劇に興味を持っていたことから劇団日本児童に所属し当時はミュージカルに出演していました。声優デビューを果たしたの2005年で当時は中学生ながら高い背丈と大人びた顔つきで周りからは30代と勘違いされていたそうです。
木村昴の主な出演作品
- 剛田武(ドラえもん)
- デイン・ウハイ(機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ)
- 天童覚(ハイキュー!!)
- 高倉冠葉、ペンギン一号(輪るピングドラム)
- ムキムキねずみ(鬼滅の刃)
東堂葵に対する世間での評判や人気
これまで東堂の発した「あのこと」の言葉の意味や内容の考察、伝えなかった理由などについてまとめてきましたが、これに対して呪術廻戦ファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか?ここでは東堂葵の言葉に対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
多くの読者は「あのこと」について描写されるシーンに不安や恐怖を感じていたそうです。東堂が合流する前には釘崎の生死状態が不明となり、もっと前に遡れば様々な呪術師が気絶し、中には死亡してしまった者もいました。そういった描写が続いていたことから「あのこと」に対してみんな身構えている様子でした。
「あのこと」の意味については様々な考察が寄せられていました。有力なものは上記でまとめましたが、それ以外にも長身アイドル高田ちゃんが関与している説や脹相に関する新事実説など、ユニークな考察が多くありました。
2022年9月時点ではまだ東堂の「あのこと」について明かされていません。「あのこと」のシーンが描かれて既に1年は経過しているわけですが、ここまで引っ張るということは上記でまとめた考察内容よりも突拍子もないものが出てくるかもしれません。
東堂葵の「あのこと」の意味は五条悟の奪還失敗の可能性が高い
「あのこと」という言葉には様々な内容が考えられましたが、現状有力なものは五条悟の奪還失敗の件ということになっています。死滅回游が始まった今、東堂が虎杖に改めて「あのこと」について触れるかどうかは分かりませんが、もしもその時が来たら一体どんな内容が明かされるのか楽しみにしておきましょう。
この記事のライター
zeile
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。