【呪術廻戦】狗巻棘が発するおにぎりの具の意味は?しゃけやおかかについて
『呪術廻戦』でも謎が多いのが、狗巻棘が発するおにぎりの具です。この記事では、狗巻棘が発するおにぎりの具の意味をしゃけやおかかなど、公式が明確にしているものから不明のものまで紹介します。狗巻棘がなぜおにぎりの具で会話をするのかについて、理由も解説していきます。
狗巻棘とは?
『呪術廻戦』では多くのイケメンキャラが登場しますが、その中でもかっこいいと言われながら少し特徴的な部分を持っているのが狗巻棘(いのまきとげ)です。狗巻棘は基本的に会話の主体がおにぎりの具になり、具材によって意味を分けています。この記事では、少し特殊なキャラでもある狗巻棘について紹介していきます。
狗巻棘のプロフィール
- 名前:狗巻棘(いのまきとげ)
- 年齢:17歳(高校2年生)
- 誕生日:10月23日
- 所属:東京都立呪術高等専門学校
- 等級:準1級呪術師
狗巻棘は口数が少ないがゆえに、少し怖がられるキャラでもあります。しかし、好きなことは「悪ノリ」になっており、じゅじゅさんぽなどでははしゃぐ姿を見ることができます。仲間への気遣いもできる優しいキャラです。0巻では2級呪術師であった狗巻棘ですが、本編では準1級呪術師へと昇進しています。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は週刊少年ジャンプで2018年より連載を開始した漫画になり、作者は芥見下々さんです。化け物を呪霊する呪術師による物語になり、作りこまれた世界観や設定などで大きな評価を得ました。コミックは2022年8月時点で既刊が20巻になっており、アニメは第1期が終了を迎えましたが第2期の放送が決定しています。今後もファン獲得が期待できる、日本の漫画の1つといえるでしょう。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』は本編といわれる1巻からと、その前の過去を掲載した0巻があります。1巻の主人公は普通の高校生であった虎杖悠仁で、特級呪物である「宿儺の指」を食べたことから人生が一変します。宿儺の指を食べると死刑になるとされていましたが、体内に取り込める人間はいないためまずは宿儺の指を20本食べるまでは死刑を免れました。
その後は、宿儺の指を食べるために呪術師を目指して呪術高等専門学校へ転校をし、多くの仲間とともに呪術師になるために腕を磨いていきます。
狗巻棘のおにぎりの具のセリフの種類と意味
狗巻棘は常におにぎりの具で意思疎通を図っており、具材によって意味が変わっています。ここからは、狗俣棘が発するおにぎりの具のセリフを種類に分けて、意味とともに紹介していきましょう。公式では「しゃけ」と「おかか」以外の意味は公表されていないため、2種以外は物語内からの考察となります。
おにぎりの具①しゃけ
狗巻棘が発するセリフで代表的なものの一つが、「しゃけ」です。しゃけは肯定を示すときに使用されると公式で発表されていますが、その幅が広いのがポイントです。返事や同意するときにも、しゃけというセリフを出しているので、比較的使用しやすい言葉なのでしょう。後に紹介をする「ツナマヨ」と少々表現が似ていますが、しゃけの方が賛同時にメインで使用されている印象を受けるセリフといえます。
おにぎりの具②おかか
「しゃけ」と同様に公式で確定しているセリフが「おかか」です。おかかはしゃけの意味と反対の否定を意味しており、その他にも抗議するときや阻止したいときにも発せられるセリフです。作中で使用されていた例として、発言に対してそのまま否定の意味で使っている様子がまずあります。
その他に、否定的な意見に対して同意するときにも、おかかというセリフが使用されています。そのため、しゃけと同じように幅広く活用できるセリフといえるでしょう。
おにぎりの具③高菜
狗巻棘が発するセリフの「高菜」は、相手を心配するときに出てくる言葉と考察されます。実際に『呪術廻戦』の19話にて、花御と戦い苦戦している伏黒に対して、代わるために発しているシーンがあります。シーンから想定できるに、高菜には心配を表現するセリフとも取れますし「交代」を意味しているようにも見えるでしょう。
その他には、じゅじゅさんぽにて、パンダが釘崎野薔薇に叩かれているシーンにて、パンダに対して発している様子が描かれています。
おにぎりの具④明太子
狗巻棘が気合いを入れたいときに発しているであろうと推測されているセリフが、「明太子」です。交流戦を前にしたときに、みんなで気合いを入れるシーンで発しているセリフです。また、「しゃけ」や「いくら」といったセリフと合わせて使用されているシーンもあり、気合いだけではなく呼びかけや了承といった意味でも使用されている可能性があります。
おにぎりの具⑤いくら
狗巻棘が発するおにぎりの具の中でも、意味が謎なままとされているのが「いくら」です。いくらは「明太子」と併用して使用されたシーンしかないため、どのような意味合いで使用されたか明確になっていません。明太子の意味でもある気合いに、関連する意味を持っていると予想できます。
おにぎりの具⑥ツナ
狗巻棘が使用するおにぎりの具の「ツナ」は「ツナマヨ」とも似ていますが、主に不快感を感じたときに発している様子が見られます。また、呼びかけるときもツナというセリフを使用しているため、呼びかけの可能性も高いでしょう。ただし、呼びかけに使用しているのはツナマヨを短縮させているとも考察されます。
おにぎりの具⑦ツナマヨ
「ツナ」と似ている「ツナマヨ」ですが、ツナマヨは狗巻棘が一番好きなおにぎりの具とも作中で紹介されています。好きなおにぎりの具材が理由かは定かではないですが、ツナマヨは一貫性があまり見られないセリフでもあります。また、短縮して「ツナ」と発している様子も見られるため、ツナとツナマヨの使い分けも怪しいところです。
おにぎりの具⑧こんぶ
狗巻棘が発する「こんぶ」はあまり良くない雰囲気を感じ取ったときに、漏れるように出るセリフのひとつです。しかし、返答としてもこんぶというセリフを発しているため、一貫性がないおにぎりの具の可能性も無きにしも非ずでしょう。今後、不穏な空気になったときにこんぶと発する姿が見られれば、確率も上がります。
おにぎりの具⑨すじこ
あまり登場回数がない「すじこ」は、謎に包まれているおにぎりの具の一つともいえるでしょう。作中では、テンションの上がった狗巻棘がすじこと発しているため、テンションが上がったときに出るセリフではないかと考察できます。
おにぎりの具⑩梅
おにぎりの具材の中でもメジャー級の「梅」ですが、実は狗巻棘が使用しているシーンはありません。梅というセリフを言わない理由として、「うめ」という言葉には他にいろいろな意味を持ってしまうためです。埋めや産め、膿めなどがあります。呪言を持っている狗巻棘が使用することで、別の意味になってしまうことを避けるために使用していないと推測できるでしょう。
狗巻棘の術式やおにぎりの具で会話する理由
狗巻棘がなぜおにぎりの具材を使用して、会話をしているのはなぜでしょう。その理由は、狗巻棘の術式にあります。それらについて詳しく解説しましょう。
狗巻棘の術式は「呪言」
狗巻棘が使用する術式は呪言になり、放った言葉通りのことを引き起こしてしまう可能性があります。呪言を術式に持っているのは狗巻家しかいないこともあり、言葉の誤発がないように細心の注意を払っている様子が伺えます。『呪術廻戦』の公式ファンブックによると、狗巻棘は生まれたときから呪言が使用できています。そのため、これまでの人生から術式を抑えて自分自身や周りを守るために、いろいろな配慮をしているのでしょう。
呪言は喉への負担が大きい
狗巻棘が呪言を多用しないようにしているのには理由があります。狗巻棘の術式である呪言は、相手を言葉通りにできるメリットがありますが、その反動が自分自身に返ってきてしまいます。呪言が強力になればなるほど反動も大きいため、使い方を誤ると自分自身へのデメリットも大きくなるでしょう。作中で狗巻棘が呪言を多用したとき、狗巻棘の喉が潰れてしまうシーンがありました。そのため、喉への負担があるといえます。
狗巻棘がおにぎりの具で会話する理由
狗巻棘は呪言を術式に持っており、通常の会話ができません。しかし、なぜそこでおにぎりの具を会話に使用したのでしょうか。大きな理由として、おにぎりの具は意味を持たないことが挙げられます。食べ物と幅を広げてしまうと使いこなすのが難しいことも懸念されているのでしょう。そのため、他の意味を持ってしまう「梅」のようなメジャーなおにぎりの具材は口にしていません。
狗巻棘の声優
おにぎりの具しか話さない狗巻棘ですが、かわいらしいルックスに対して男らしい声が特徴です。ここからは、狗巻棘の声優について紹介していきます。
狗巻棘の声優は「内山昂輝」
狗巻棘の声優を担当しているのは、内山昂輝さんです。内山昂輝さんは子役として芸能界に入ってきましたが、現在は声優として活躍している人の一人です。狗巻棘の声を聴いても分かるように、主に少年役として活躍している声優として名高いでしょう。声優として、声の年齢に合わせた役につきたいと語っています。
内山昂輝のプロフィール
- 本名:内山昂輝
- 出身地:埼玉県
- 生年月日:1990年8月16日
- 血液型:A型
- 身長:177cm
- 事務所:劇団ひまわり
- 活動期間:2001年~(声優)
内山昂輝の主な出演作品
- 『キングダム ハーツ シリーズ』ロクサス、ヴェントゥス
- 『機動戦士ガンダムUC』バナージ・リンクス
- 『HUNTER×HUNTER(第2作)』メルエム
- 『ピンポン THE ANIMATION』スマイル
- 『心が叫びたがってるんだ。』坂上拓実
代表作以外にも、有名なテレビアニメにて声優を担当しています。狗巻棘の声で内山昂輝さんが気になった人は、ぜひ内山昂輝さんが声優を担当した作品を見てみてください。
狗巻棘に対する世間での評判や人気
狗巻棘への世間からの声として、「かっこいい」「かわいい」という声が挙がっています。少し童顔な狗巻棘は、クールな性格のように見えますが少年らしさもあるかわいいキャラです。そのため、女性ファンが多い印象を受けるでしょう。
世間からの声では容姿だけではなく、やはりおにぎりの具を話す異色のキャラという点に意見が挙がっています。「意思が分からないときがあるが、謎めいてて惹かれる」というような意見もありました。
狗巻棘が話すおにぎりの具の意味で唯一意味が分かっている肯定の「しゃけ」と否定の「おかか」ですが、この方は会話や文章における前後の文脈によって肯定や否定にもさまざまなパターンがあるとまとめています。
狗巻棘はおにぎりの具で会話していた
狗巻棘は自分自身が持っている術式の呪言を制御するために、おにぎりの具を用いて会話をしています。少々謎めいているキャラですが、アニメのみで見られるじゅじゅさんぽでは少年らしいあどけない姿も見せています。今後、新しいおにぎりの具が出てくる可能性は低そうですが、公式より明確なおにぎりの具の意味が発表されるのが待ち遠しい人も少なくありません。
この記事のライター
N.R
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