【呪術廻戦】花御の強さや術式は?死亡理由や逆再生すると分かる言葉も
大人気漫画『呪術廻戦』に登場した特級呪霊「花御」。『呪術廻戦』の比較的早い段階から登場した「花御」を記事の主人公として「花御」の強さや術式の種類、そしてアニメ版『呪術廻戦』で明らかになった言葉のギミックや死亡した経緯をなぞっていきましょう!
目次
【呪術廻戦】花御とは?
みなさま、『呪術廻戦』に登場する植物を司る特級呪霊「花御」をご存知ですか?『呪術廻戦』の比較的早い段階から登場しアニメ版でも大活躍した悪役「花御」の、強さや術式の種類、そしてアニメ版『呪術廻戦』で明らかになった原作コミックスの言葉の再現ギミックや死亡した経緯をなぞっていきましょう!ネタバレは最小限に致しますが未読の方はご注意ください。
花御のプロフィール
「花御」は「はなみ」と呼ばれる特級呪霊でほかの特級呪霊同様に自然界に吹きだまった天災を体現するかのような立ち振る舞いをしています。「花御」は文字通り「森林」や「植物」を司る特級呪霊で、仁王像のような筋骨隆々な立ち姿に牛鬼のような角を象る枝が生えているのが特徴です。
身長もかなりガタイのいい東堂に比べてもさらに大きく威圧的ですが、ほかの特級呪霊に比べると気性は穏やかで聞き取れないながら言葉をかけるなど非戦主義なようです。今回はそんな「花御」の謎の言葉の表現方法から術式の強さ、そして『呪術廻戦』における死亡の経緯までをみていきましょう!
呪術廻戦の概要
「花御」たち特級呪霊が登場するのは「芥見下々」(あくたみ-げげ)先生の代表作『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)という作品でのことです。『呪術廻戦』は芥見先生の2017年『ジャンプGIGA』連載作『東京都立呪術高等専門学校』を受けてさらに掘り下げられた作品で『週刊少年ジャンプ』において2018年から連載がスタートしました。
『呪術廻戦』は主人公の「虎杖悠仁」(いたどり-ゆうじ)たち「呪術高等専門学校」の少年少女たちが「両面宿儺」に引き寄せられる呪霊やその影に潜む陰謀や己のなかに潜む宿命と対峙するダークファンタジー作品です。
呪術廻戦のあらすじ
優しく頑強な少年「虎杖悠仁」はある日、非日常に潜む「呪霊」に友人たちもろもと襲われる経験をし、そのなかで「両面宿儺」と呼ばれる封印されていた凶悪な呪霊の指を飲み込む選択をしてしまいます。そしてその両面宿儺の指を巡るニンゲンと呪霊、そしてニンゲンとニンゲンの争いと因縁の渦に「呪術高等専門学校」の仲間たちとともに立ち向かっていくことになるのでした…!
【呪術廻戦】花御の強さや術式
この章では奇妙な言語での語りかけやダイナミックな戦闘シーンが威圧的な花御の気になる強さや術式の種類を解説していきましょう!
花御の術式
花御の術式は基軸として植物を媒介するものやおぞましくも逞しい造形の植物を地面や自分の体から急成長させて襲いかかるものが目立ちます。石畳やコンクリートであっても地面や自分という存在さえあれば術式を展開できるため広範囲に効力をもたらすことも可能である点も花御の強さと言えるでしょう。
花御の技
具体的には花御の術式にはどんな種類があるのでしょうか?ここでは代表的な花御の術式をそれぞれ特性や強さも踏まえて紹介していきましょう!
技①供花
花御の術式として特徴的なのは「供花」(くげ)というものがあります。これは風袋や母衣のように普段は包まれている左肩口の赤い花を使って周囲の植物から呪力を引き出したりエネルギー波のように放出したりする術式です。隠匿性が高くほかの術式と併用して使用できるため初見殺しな性能を持っています。また「供花」を使用することで呪力のリソースを外界に求められるため粘り強くあれるのも花御の強さです。
技②花畑
「花畑」は文字通り地面のある場所に無数の花を開花させ相手の心理状態や戦意に作用する術式です。おそらくは花御の呪力を地面を通して植物に与えて急成長させていると考えられますが季節感や植生もバラバラなものが生えているようなので幻術の類とも言えるかもしれません。
技③木の鞠
「木の鞠」は木の根から拠出される球体状の物体を投射する術式です。ただの球体状の物質をぶつける物理技ではなく、飛翔中にスリングのように根や茎らしき部位を展開して貫いたり捕縛するような挙動をみせていたので「木の根」や後述する「呪いの種子」と組み合わせてブラフを張ることが出来ると考えられます。
技④呪いの種子
「呪いの種子」は奇妙な口と牙の生えた植物から放たれる種子が相手の呪力や体力を吸い上げる恐ろしい術式です。『呪術廻戦』劇中では巨大な植物を地面から生やして花御本体は白兵戦に挑み、そして植物からも種子を投射して挟撃するというテクニカルな挙動をみせていました。対多数との戦闘においても手数と広範囲への牽制は重要で一度着弾すれば強力な相手でも術式を潰せるという強さがあります。
花御の領域展開は「朶頤光海」
『呪術廻戦』では脱出不可能な必殺技として「領域展開」と呼ばれるものが存在し「領域展開」は発動してしまうと巻き込まれた相手は自力では脱出が困難だと言われています。花御にも領域展開を発動するだけの強さがあり、名前が「朶頤光海」(だいこうかい)であったとされます。しかしながらその内容が明らかになる前に死亡してしまっており実際にどういったものなのかは伺いしれません。字面を鑑みると樹海に飲み込み自死を誘うようなそういったものだったのかもしれません。
花御には黒閃を耐え抜く強さがある
花御の強みはなんといっても粘り強さと対多数でも応戦可能な術式の展開力にあります。これは「供花」と「呪いの種子」による呪力の吸い上げや戦闘を行なっている周りにどれだけの植物が根付いているかによって更に磨きがかかり強力な技のひとつである「黒閃」を複数回食らっても祓えない強さが目立ちました。ただしあくまでも地面に拠り所があるため、例えば焦土と化した地や汚染され植物の住めなくなった地、あるいは地面がなく高所から落ち続けるシュチュエーションでは弱体化する傾向があるものと考えられます。
【呪術廻戦】花御の活躍や死亡理由
地面や植物を象徴していた特級呪霊である「花御」はいったいどうして死亡するに至ったのでしょうか?ここでは「花御」の登場から死亡までの経緯をネタバレは最小限にしつつご紹介していきましょう!
花御の活躍①夏油との会話
アニメ『呪術廻戦』では5話、原作コミックス『呪術廻戦』では2巻に初登場し謎の言葉で話しかけているシーンが確認できます。この「言葉」は誰にも解析不能であるらしくその一方で脳内に直接テレパシーのように言いたい内容に見合った言葉が届くため、「気持ち悪い」と表現されています。そんな花御ですが頭に縫い目のある「夏油傑」とは会話が成立している描写が存在しました。
花御の活躍②漏瑚の救出
また「五条悟」を誘き出すような形で狡猾に首を狙った特級呪霊の「漏瑚」が五条に破れて首だけになると術式「花畑」を使用して追撃を防いでその隙に「漏瑚」を回収するという器用さを見せました。
花御の活躍③京都姉妹校交流会
そして来たる「京都姉妹校交流会」では学校内に封印していたとある「特級呪物」を狙って遊撃戦力として花御は登場し、主人公たち呪術高専の生徒たちを一気に相手取って互角以上の活躍をみせるなど緊迫感のある強さを見せました。しかしながら暗躍を察した五条悟の介入によって深手を負い敗走しています。
花御の活躍④渋谷事変で五条と戦い死亡
そして因縁の戦いは「渋谷事変」と呼ばれる大事件のなかで再び火蓋が切られます。「京都姉妹校交流会」以来の激突カードになる五条悟と花御は虎杖悠仁を狙うほかの呪霊たちの時間稼ぎとして対峙しますが、真実に近付きつつあり殺意を抱いていた五条悟によって死亡させられてしまいます。ファンの間では圧倒的な強さを見せていた花御の死亡シーンと五条悟の強さにさまざまな感想が湧き上がりました。
【呪術廻戦】花御の逆再生すると分かる言葉や性別
奇妙で気持ち悪いと称される言葉が特徴的な花御。この章ではそんな花御の言葉をどうやってコミックスからアニメ化にあたって表現したかなどを紹介しましょう!
花御の逆再生すると分かる言葉
花御のアニメ『呪術廻戦』での声優さんは多くの作品で大活躍している「田中敦子」さんで登場当初からファンを沸かせることになりました。その上で初見は誰も聞き取れずいったいどうやって収録したのかなど物議を醸していた花御のセリフが逆再生すると意味がわかるという考察と検証がネットで話題になりました。
花御の性別
アニメ版の声優が女性なのも相まって女性なのではないかという説もある花御はその筋骨隆々とした見た目と声の穏やかさのギャップからくる不気味さがアニメ『呪術廻戦』ファンの間でも人気です。自然を擬人化した呪霊ともいえる花御は個人ではないので性別がないと考えるほうが妥当でしょうが、そこに性別や個別性を見出してしまうのも日本人らしい楽しみ方と言えるでしょう。
花御の目的はなに?
花御の目的は「自然破壊され続ける世界からニンゲンを消し去ること」だと言います。ヒトの生活史になくてはならない植物を芽吹かせる豊かな森林や大地そのものがニンゲンを拒むような動機を口にするのは、それもまた魅力的な視点とファンに謳われる要因のひとつとなっています。
【呪術廻戦】花御に対する世間での評判や人気
最後に『呪術廻戦』の特級呪霊である花御が呪術廻戦ファンにどう思われているかTwitterを少し覗いてみましょう!
こちらの方は自分の敬愛する声優の田中敦子さん演じる花御に注目しつつ、黒閃を何発も受けきる花御の頑丈さとその頑丈さに肉薄する虎杖悠仁たち次世代の強さを表す七海健人のセリフを気に入ってらっしゃるようです。
こちらの方は呪術廻戦交流会編で明らかになった東堂葵の術式の全容と花御の戦闘をみて共感に近い感想を述べられています。アニメを視聴した方も花御の戦闘描写映えする画面作りと東堂のトリッキーな戦術、そして虎杖や伏黒などの連携シーンなど見応えのある戦闘シーンだったと評価する声が多く挙がっています。
こちらの方は花御の領域展開がみられなかったことを苦笑気味に「領域展開させてあげて」と感想を漏らしています。この方のほかにも「花御の領域展開もみてみたかった」と惜しむ声が多くみられました。
【呪術廻戦】花御は強いキャラだった
『呪術廻戦』の特級呪霊「花御」の強さや術式のご紹介はいかがでしたか?死亡してしまったキャラクターの多い『呪術廻戦』ですが魅力的なそのキャラクターの顛末までぜひぜひ見届けてみてください!
この記事のライター
卯龍
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