【ジョジョの奇妙な冒険】スピードワゴンは人気キャラ!SPW財団についても
この記事では、ジョジョの奇妙な冒険に登場する「スピードワゴン」というキャラについてまとめています。ジョジョの奇妙な冒険に登場する「スピードワゴン」の強さや人気の秘密、またスピードワゴンが設立したとされている「SPW財団」の詳細や活躍についても紹介しています。
目次
【ジョジョの奇妙な冒険】スピードワゴンとは?
最初にジョジョの奇妙な冒険に登場する「スピードワゴン」とはどんなキャラクターなのか紹介していきます。スピードワゴンのプロフィールや初登場シーンについて紹介すると共に、ジョジョの奇妙な冒険のあらすじや概要についても詳しく解説します。
スピードワゴンのプロフィール
ジョジョの奇妙な冒険に登場する「スピードワゴン」の本名は「ロバート・E・O・スピードワゴン」です。初登場時の年齢は25歳で、ロンドンの「オウガーストリート」で活動していたゴロツキでボスを務めていました。その後アメリカへ渡り、石油王として得た金銭で「スピードワゴン財団(SPW財団)」を設立しました。
スピードワゴンは1部で初登場する
スピードワゴンがジョジョの奇妙な冒険で初めて登場したのは「ファントムブラッド」の第2話でした。毒薬の売人を探していたジョナサンを、仲間と一緒に襲撃しましたが惨敗してしまいます。その時ジョナサンは、親を悲しませないために手加減していたことが分かり、その紳士的な振る舞いに心を打たれ、ディオの討伐に同行しています。ディオとの戦いでは情報などでジョナサンを支え、活躍しています。
スピードワゴンの2部での活躍
ジョナサンと別れた後、スピードワゴンはアメリカへと渡り、石油事業で巨万の富を築き上げます。その利益を使って「スピードワゴン財団(SPW財団)」を設立しました。ジョナサンの影響を受けたためか、品の良い老紳士になっていました。ジョナサンの孫のジョセフにも手を貸したり、吸血鬼の調査を続けたりと、心臓発作で亡くなるまでジョースター家を支え続けました。
スピードワゴンの強さ
ジョジョの奇妙な冒険には、たくさんのキャラが登場します。その強さや戦闘方法も多岐に渡っていますが、スピードワゴンは初登場時にはシルクハットに隠された刃物を使用したり、ハンマーを振り回して戦っていました。ゴロツキのボスだっただけあって、その強さは圧倒的でしたが、波動の才能は持っていなかったため、物語の中での戦闘シーンはあまり多く描かれませんでした。
ジョジョの奇妙な冒険1部の概要
ジョジョの奇妙な冒険は、1987年に「週刊少年ジャンプ」で連載が開始されました。原作コミックスは現在までに100冊以上刊行されていて、主人公が交代しながら物語が進んでいくのが特徴です。「第1部」と呼ばれているのは、初代主人公のジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーの戦いが描かれた部分です。スピードワゴンが初めて登場するのも、この「第1部」です。
ジョジョの奇妙な冒険1部のあらすじ
ジョジョの奇妙な冒険の「第1部」は、19世紀のイギリスが舞台です。貧民街で暮らしていたディオは、ジョースター家へ養子として迎え入れられ、第1部の主人公であるジョナサン・ジョースターと出会います。ディオはジョナサンを蹴落とし、ジョースター家の当主になろうとしますが、上手くいきませんでした。その時、ディオは謎の石仮面の力で「不老不死」という力を手に入れてしまうのです。
【ジョジョの奇妙な冒険】スピードワゴンは人気キャラ!理由を考察
ここからはジョジョの奇妙な冒険に登場する「スピードワゴン」の人気の理由について、4つのポイントに注目しながら考察していきます。原作では第1部と第2部にしか登場しないキャラではありますが、その強さはもちろん、数多くの名言を残しているので、人気が高いキャラの1人となっています。
人気の理由①義理堅い
スピードワゴンの人気の理由①は「義理堅い」ということです。スピードワゴンはジョナサンに初めて会った時の紳士的な一面に惚れ込んだことで、その後の決死の戦いにも同行するなど、与えられた恩をどうにか返そうと奮闘しています。ジョナサンと別れた後も、彼を影から支え続けており、実に100年以上もの長い間ジョースター家のスポンサーとして活躍を続けました。
人気の理由②熱血漢
スピードワゴンの人気の理由②は「熱血漢」ということです。スピードワゴンは波紋を使うことはできません。しかし、独自の情報網を持っているため、主人公を陰で支える情報屋として活躍したり、物語の解説役として重宝されています。また、生命力や精神力の強さも折り紙付きで、自分の怪我を後回しにして他の人を優先して治療することもありました。
人気の理由③仲間想い
スピードワゴンの人気の理由③は「仲間想い」ということです。スピードワゴンは貧しい環境で育ちました。同じように厳しい状況で共に育ってきた仲間達との絆はとても深く、一度認めた人間に対して思いやる優しい一面を持っています。ジョナサンとの絆もとても強く、ジョナサン亡き後も妻・エリナや孫のジョセフを支え続けていました。
人気の理由④ケチではない
スピードワゴンの人気の理由④は「ケチではない」ということです。スピードワゴンは単身でアメリカに渡った際、石油を掘り当てたことで石油王へと成り上がります。多くの財産を築いたスピードワゴンでしたが、その利益を友人たちへ還元するために「スピードワゴン財団(SPW財団)」を立ち上げました。
【ジョジョの奇妙な冒険】スピードワゴン財団(SPW財団)とは?
ジョジョの奇妙な冒険に登場する「スピードワゴン財団(SPW財団)」とは、スピードワゴンが立ち上げた財団です。石油の発掘で手にした資金を元に活動しているため、利益を重視した活動ではなく、スピードワゴンと同じ意志を持っている仲間が集まって作られています。ここからはSPW財団の活躍についてまとめていきます。
SPW財団とは?
「スピードワゴン財団(SPW財団)」とは、スピードワゴンが石油発掘で得た利益を元に設立した財団です。スピードワゴンはジョナサンと別れた後、単身でアメリカに渡り、そこで石油を発掘したのですが、その利益を自分のために使うのではなく、ジョナサンのサポートや困っている人たちのために使おうと考え、財団を設立したのでした。
SPW財団の資産は不明?
スピードワゴン財団(SPW財団)の資金の全貌は物語の中ではっきりと明かされたことはありません。しかし、石油を発掘して得た資金を元に運営を始めたとこを考えると、おおよそ30兆円ほどの規模になるのではないかと推測されています。この金額はアメリカの国家予算と同じくらいの規模となっています。
SPW財団の活躍
ここからはスピードワゴン財団(SPW財団)の活躍について紹介していきます。スピードワゴン財団が初めて登場したのは第二部でしたが、スピードワゴンが亡き後にも後継者たちがスピードワゴンの意志を継ぎ、変わらずに活動を続けています。今回は第二部~第六部までの活躍をそれぞれ紹介します。
SPW財団の活躍①第二部
第二部で活躍したのは考古学調査のために中南米を訪れていたときのことです。遺跡調査中だったスピードワゴン財団は、石の仮面を付けた謎の人物を複数発見しました。この謎の人物たちに「サンタナ」と名付け、ストレイツォへ援助を求めましたが、裏切りに合い、サンタナを奪われてしまいました。しかし、ジョセフが奪還に成功し、ナチスと協力して武器の制作を行なって戦いのサポートを行ったのでした。
SPW財団の活躍②第三部
第三部ではスピードワゴンの死後のスピードワゴン財団の活躍が描かれました。スピードワゴンが死んだ後もジョースター家への支援は変わらず続いていて、ジョセフの娘のホリィが病気になってしまったとき、治療に当たっています。また、空条承太郎がエジプトへ向かう時には乗り物を用意したり、エジプトで負傷した仲間の治療に当たったりしています。アニメでは原作と違って、空条の敵を監視して得た情報を伝えるような描写もありました。
SPW財団の活躍③第四部
第四部では、ジョセフを目的地へ送るため船を用意し、現地までの案内を請け負っていました。また、空条承太郎へ敵の情報や動向を伝えています。それだけでなく、虹村形兆の弓と矢を回収し、新たなスタンド使いを生み出さないよう働きかける動きもしていました。
SPW財団の活躍④第五部
第五部では、ジョルノの動向を探るため、東方仗助の同級生をイタリアへ送り込んでいました。また、広瀬康一がイタリアへ渡った時には、スピードワゴン財団が全ての費用を負担するなどの活躍を見せていました。
SPW財団の活躍⑤第六部
第六部では、仮死状態へ陥ってしまった空条承太郎の治療へ当たっています。空条はエンリコ・プッチのスタンドで記憶を抜き取られていましたが、サヴェジ・ガーデンを使うことで治療に成功したのでした。
【ジョジョの奇妙な冒険】スピードワゴンの名言
ここまでジョジョの奇妙な冒険に登場するスピードワゴンの強さと、スピードワゴン財団(SPW財団)の活躍について紹介してきました。スピードワゴンはあまり登場回数は多くありませんが、その強さだけでなく、印象的な名言をたくさん残していることから人気が高いキャラクターです。ここからは、名言の中でも有名な3つの名言を紹介していきます。
スピードワゴンの名言①「こいつはくせえッ…」
こいつはくせえッ───!
ゲロ以下のにおいが
プンプンするぜッ───ッ!!
こんな悪(ワル)には
出会ったことがねえほどなァ───ッ
環境で悪人になっただと?
ちがうねッ!!
こいつは生まれついての
悪(ワル)だッ!出典: jojomeigen.net
名言①はスピードワゴンがディオへ語った名言です。スピードワゴンは善良な人間か悪い人間か、匂いで嗅ぎ分けることができるという特技を持っています。そのため、一見善良な人間に見えるディオの本性を一目で見抜くことができたのです。その時に語った名言は、スピードワゴンの人情に厚い一面がよくわかるものとなっていました。
スピードワゴンの名言②「スピードワゴンはクールに…」
スピードワゴンは
クールに去るぜ出典: jojomeigen.net
名言②は怪我をしたジョナサンを見舞うために病院を訪れたスピードワゴンが語った名言です。この時、ジョナサンの病室には、思い人であるエリナが訪れていました。ジョナサンとエリナが思いを交わし合う様子を見たスピードワゴンは病室に入ることなく、帰っていくのでした。
スピードワゴンの名言③「心だ!あの人には…」
心だ!
あの人は今
心が必要なんだッ!!出典: jojomeigen.net
名言③はディオとの戦いを終え、病院に運ばれたジョナサンへスピードワゴンが語った名言です。ジョナサンは多くの怪我を負っただけでなく、父親やライバルだったディオを一気に失ってしまい、失意でいっぱいでした。そんな中、スピードワゴンは、ジョナサンへ生きる希望を持ち続けて欲しいと願い、この名言を伝えたのでした。
【ジョジョの奇妙な冒険】スピードワゴンの声優
ジョジョの奇妙な冒険は数々のメディアミックスをしています。アニメ化が発表された時には、誰がスピードワゴンの声を演じるのかファンの中で様々な意見が飛び交いました。ここからは、アニメ版ジョジョの奇妙な冒険でスピードワゴンを演じた声優についてまとめていきます。
スピードワゴンの声優は「上田燿司」
アニメ版ジョジョの奇妙な冒険でスピードワゴンを演じたのは上田耀司(うえだ ようじ)さんです。上田さんは2001年に声優としてデビューしました。脇役の声優として出演することが多いですが、その中でも安定した演技力や様々な声色を使い分けている実力派の声優です。
上田燿司のプロフィール
上田燿司さんは兵庫県出身の声優です。1971年8月7日生まれの51歳(2023年4月時点)です。血液型はA型で、アミュレートという事務所に所属しています。また、妻は同じく声優の永島由子さんです。
上田燿司の主な出演作品
上田燿司さんの主な出演作品は「新テニスの王子様(田仁志慧役)」や「義風堂々!! 兼続と慶次(豊臣秀吉役)」などがあります。また、「さよなら絶望先生」では、「臼井影郎役」「時田役」「甚六役」「万世橋わたる役」「鈴木その公役」など、多数のキャラクターを1人で演じています。
【ジョジョの奇妙な冒険】スピードワゴンに対する世間での評判や人気
こちらはスピードワゴンの忠誠心の高さが好きというファンの声です。スピードワゴンはたった一度ジョナサンと戦っただけで、その心の美しさに感銘を受け、それ以降ずっとジョナサンを支え続けてきました。友情を超えた関係性はスピードワゴンの人気の理由の1つとなっていました。
こちらはジョジョの奇妙な冒険のアニメを見始めたというファンの意見です。スピードワゴンはよく解説や実況のようなセリフが多くあるため、ファンからは「実況担当」「解説役」といった言い方をされることがあり、絵だけでは伝わりにくい場面もわかりやすくなると人気が集まっていました。
こちらもジョジョの奇妙な冒険の中でスピードワゴンが「解説役」として活躍していることについて触れているファンの声です。スピードワゴンの解説は的確で分かりやすいため、現実の世界でもそのコミュニケーション能力の高さは活かせるだろうという声が多く見られました。
【ジョジョの奇妙な冒険】スピードワゴンは人気キャラだった
ジョジョの奇妙な冒険に登場するスピードワゴンのプロフィールや、その強さの秘密、スピードワゴン財団の活躍について紹介してきました。スピードワゴンのジョナサンへの忠誠心や、作中での解説役など、人気の理由は様々ありました。今後も作中に解説役として登場するのか注目が集まっています。
この記事のライター
syys1720
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