【ジョジョの奇妙な冒険】J・ガイルは両手が右手?理由は?スタンド能力も
「J・ガイル」はジョジョの奇妙な冒険に登場したキャラクターの一人で、大きな特徴として両手が右手の骨格となっています。この記事ではJ・ガイルの声優・両手が右手の理由や、J・ガイルのスタンド「ハングドマン」の強さ・能力等を解説していきます。
目次
【ジョジョの奇妙な冒険】J・ガイルとは?
「J・ガイル」はジョジョの奇妙な冒険に登場したキャラで、空条承太郎達と一緒に行動している「ジャン・ピエール=ポルナレフ」と因縁があるキャラです。この記事ではJ・ガイルについてのスタンドの能力や強さ、声優等を紹介していきます。
J・ガイルのプロフィール
- 名前:J・ガイル
- 性別:男
- 種族:人間
- 誕生日:不明
- 身長/体重:不明
- 家族:母(エンヤ婆)
- 声優:桐本拓哉
「J・ガイル」は『ジョジョの奇妙な冒険3部 スターダストクルセイダーズ』で登場したキャラクターです。エンヤ婆から送られた7人の刺客のうちの1人で、インドに辿り着いた空条承太郎達一行をコンビとして組んでいた「ホル・ホース」と共に迎え撃ちました。容姿は縦長の顔にはあざがあり、髪の毛は生えていません。黒眼は無く白眼に半目という少々不気味な風貌となっており、大きな特徴として両手が右手の骨格となっています。アメリカのロックバンド「J・ガイルズ・バンド」が名前の元ネタだと言われています。
ジョジョの奇妙な冒険3部の概要
『ジョジョの奇妙な冒険』は、「荒木彦摩呂」さんが週刊少年ジャンプで1989年連載を開始した漫画作品です。2023年時点では9部まで発表されていて、第3部の話である「スターダストクルセイダーズ」は、1989年から1992年までの間に全152話で執筆されています。主人公は、2部主人公「ジョセフ・ジョースター」の孫にあたる「空条承太郎」です。
ジョジョの奇妙な冒険3部のあらすじ
舞台は1988年の日本、「空条承太郎」はある突然悪霊に取り憑かれたと突然言い始め、周りの安全を考え自分から留置場へ閉じこもってしまいます。承太郎の祖父「ジョセフ・ジョースター」とその友人が閉じこもった承太郎の元へと訪れます。ジョセフは悪霊の正体はスタンドというものであり、スタンドが発言した理由はジョースター家と因縁のある「DIO」にあると話します。さらに、承太郎の母親にもスタンドが発現して命の危機に瀕してしまい、承太郎はDIOを倒す事を決意してDIOが潜伏するエジプトへと旅に出ました。
【ジョジョの奇妙な冒険】J・ガイルは両手が右手?
J・ガイルの大きな特徴の一つとして両手が右手の骨格を持っている事です。実際、ジョジョの奇妙な冒険作中でも「両右手の男」と証言だけで探し当てられています。J・ガイルの両手が右手の理由について解説していきます。
J・ガイルの両手が右手になっている理由
J・ガイルの両手が右手になっている理由については2つの理由が推測されています。ジョジョの奇妙な冒険に登場したJ・ガイルの母親である「エンヤ婆」の存在と、ジョジョの奇妙な冒険の小説で「DIO」が関わっている事が明かされています。
理由①エンヤ婆から遺伝した?
ジョジョの奇妙な冒険作中で登場したキャラの中で両手が右手の骨格なのはJ・ガイル1人だけでなく、「エンヤ婆」も両手が右手の骨格です。エンヤ婆はJ・ガイルの母親であり、本名は「エンヤ・ガイル」だという事が画集で発表されています。J・ガイルは突然変異で両手が右手となって生まれたわけではなく、エンヤ婆からの遺伝だという可能性が非常に高いです。
理由②DIOが関わっている?
DIOは小説の「JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN」で手が両方とも右手の人間を遊びで作り出していた事が判明しています。J・ガイルとエンヤ婆はDIOが作り出した人間の子孫ではないか、と言われています。
J・ガイルのように両手が右手になった人は実在する?
現実で両手が右手のような人は存在していません。病気等でそのような症状も確認されていません。漫画やアニメ等の作画ミスで両方同じ方の手となってしまう事はありますが、元ネタは存在せずジョジョの奇妙な冒険の物語の中だけの出来事だと推測されます。
【ジョジョの奇妙な冒険】J・ガイルのスタンド能力や人物像
ジョジョの奇妙な冒険に登場する超能力や特殊能力は、3部以降は「スタンド」と名付けられました。以降のシリーズでも大きく活躍しており、ジョジョの奇妙な冒険という作品自体を読んだ事が無い人達でもスタンドの名前は知っている程有名な存在となっています。3部に登場したJ・ガイルの持つスタンドの能力や強さ等を紹介していきます。
J・ガイルのスタンド能力「ハングドマン」の強さ
J・ガイルのスタンド「ハングドマン」は、鏡等の反射された部分に潜む能力を持ちます。潜んでいる鏡等を壊してもダメージを与える事は出来ず、ハングドマン側は映った相手を攻撃する事でダメージを与えられます。鏡から別の鏡へと移動出来、その移動速度は光に匹敵します。欠点は、移動する時の速度は目に捉える事はほぼ不可能な速度ですが一直線でしか移動できないため軌道を読めれば攻撃が可能な事と、攻撃の威力や殺傷力自体は低めな事です。名前の元ネタは、タロットカードの「吊るされた男」からです。
J・ガイルの性格
J・ガイルは、母親のエンヤ婆からは「心が清い息子」と言われています。しかし、花京院からは「心底クズ野郎だった」と言われていて、作中では快楽殺人者であり無関係な人間を人質にとり・弱い女性を弄ぶ等読者からもクズと言われるような性格をしています。
J・ガイルとポルナレフの関係
「ジャン・ピエール=ポルナレフ」はジョジョの奇妙な冒険第三部が開始する3年前に、唯一の家族の妹が乱暴されて殺されています。犯人である「両手が右手の男」という証言だけを頼りにポルナレフは妹の仇を探し続けていました。その犯人はJ・ガイルであり、J・ガイル側もポルナレフに執着していて作中で単独行動をしてまでポルナレフの命を狙っています。
J・ガイルの最後は死亡した?
J・ガイルはスタンドの能力がバレても無関係な人間を巻き込む等の卑劣なやり方で生き残り続けていました。しかし、花京院に重症を負わされた後ポルナレフのスタンド「シルバーチャリオッツ」に、スタンドの名前の元ネタとなっているハングドマンのように逆さ吊りにされて殺害されています。
J・ガイルの名言
次はJ・ガイルがジョジョの奇妙な冒険作中で発したセリフの中で、名言と言われているセリフについて簡単に紹介していきます。
J・ガイルの名言①「でも悲しむ必要はないな…」
「でも悲しむ必要はないな、喜ぶべきだと思うぞ……すぐに面会できるじゃあないか……お前も死んであの世で……マヌケな二人と一緒にな……クク」
出典: comic-kingdom.jp
マヌケな二人とはポルナレフの妹「シェリー」と、ポルナレフを庇って死亡した「モハメド・アブドゥル」の事です。J・ガイルはポルナレフを挑発するためにこのようなセリフを発言しましたが、この台詞の後からポルナレフの反撃が始まりました。
J・ガイルの名言②「おれの顔を知らねーのに…」
「おれの顔を知らねーのに不用心に信じこんで近づいたのが大チョンボォ!」
出典: comic-kingdom.jp
J・ガイルのスタンド「ハングドマン」の能力を見破り、ポルナレフは移動するスタンドへと攻撃を加えた事で近くの村から叫び声が聞こえました。ポルナレフは花京院と共に叫び声が聞こえた村に向かい、現れた男に止めを刺そうとしますが花京院が両手が右手でない事に気づきます。男がJ・ガイルでないと気づいたポルナレフの背へと、ナイフを刺した時にJ・ガイルが言ったセリフです。
【ジョジョの奇妙な冒険】J・ガイルのアニメの声優
ジョジョの奇妙な冒険は2023年時点では6部までがアニメ化されています。3部は2nd Seasonとして分割2クールの全48話で放映されました。J・ガイルももちろん登場していて担当した声優の名前も発表されています。アニメでJ・ガイルの声を担当した人物や活躍等を紹介していきます。
J・ガイルの声優は「桐本拓哉」
アニメでJ・ガイルの声優を務めているのは「桐本拓哉」さんです。アニメ以外では違う声優が声を担当していて、ドラマCDでは「千葉繁」さん・OVA版では「麦人」さん・PS版ゲームでは「安原義人」さん・ジョジョの奇妙な冒険ASBでは「立木文彦」さんがそれぞれ担当しています。この記事では、アニメで活躍した桐本拓哉さんについて解説します。
桐本拓哉のプロフィール
- 本名:林直人
- 出身地:岐阜県
- 生年月日:1967年7月27日
- 血液型:A型
- 身長:172cm
- 職業:俳優、声優
- 事務所:青二プロダクション
「桐本拓哉」さんは俳優等でも活躍している声優です。元々は桐本琢也という名前で活動していましたが、2016年2月に改名しました。特技は少林寺拳法とパントマイムで、趣味は釣り・読書・スキューバダイビングです。声優活動は1990年代から行っており、洋画や海外ドラマの吹き替えも担当しています。
桐本拓哉の主な出演作品
桐本拓哉さんの主な出演作品と担当したキャラは『サマーウォーズ』の「陣内理一」、『真救世主伝説 北斗の拳ユリア伝』の「シン」、『真・三國無双』の「諸葛誕」、『スーパーロボット大戦V』の「叢雲総司」等のキャラを担当しています。
【ジョジョの奇妙な冒険】J・ガイルに対する世間での評判や人気
手が両方とも右手(左手)という人物は現実にいません。ただし、漫画やアニメ等で両方とも同じ方の手で描かれている作画ミスや、現実で間違えて同じ方の手袋を持って来た時等にJ・ガイルの名前が出てくる事があり多くの読者の印象に残っています。
ジョジョの奇妙な冒険の読者や主人公達からはその性格はクズという評価ですが、母のエンヤ婆からは心が清らかで誠実と言われています。どうしてこのような評価となっているのかは大きな謎の一つで、エンヤ婆が単に親バカなだけなのかJ・ガイルが母親の前では良い子を演じていたのか理由ははっきりと分かっていません。
ジョジョの奇妙な冒険3部に登場するスタンドは、シンプルで強力な強さを持つスタンドが多く登場しています。J・ガイルのスタンド「ハングドマン」の能力も場所によってはかなり厄介な強さとなる可能性もありますが、能力自体は分かりづらい部分もあり、読者の中にはどのような能力か理解できなかった読者も一定数存在しています。
【ジョジョの奇妙な冒険】J・ガイルは両手が右手の人だった
この記事ではジョジョの奇妙な冒険で敵として登場したJ・ガイルについて解説してきました。3部主人公の承太郎たちの敵として登場してスタンドの能力も厄介ですが、強さよりもその両手が右手という大きな特徴は多くの読者の記憶に残っています。すでに退場してしまい出番はほとんど無いキャラですが、アニメや漫画の作画ミス等で両手が同じ手となってしまった場合に名前が挙がることも多いキャラクターです。
この記事のライター
kaewru
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