【ジョジョの奇妙な冒険】チョコラータの持つスタンド能力とは？強さや声優も

『ジョジョの奇妙な冒険』5部に登場するチョコラータは、元々医師をしていましたが残虐性が高く無慈悲な性格をしています。幼い頃から猟奇的な部分があり、医療ミスに見せかけ人体実験していたことが発覚し、解雇されパッショーネのボスの親衛隊に所属しています。緑色の髪に十字架の刺繍をした服という奇抜な容姿をしており、苦しんだり痛みに悶絶したりする姿を観察するためにビデオ撮影する正真正銘のサイコパスなゲスです。

チョコラータの登場する『ジョジョの奇妙な冒険5部』は、荒木飛呂彦先生によるバトル・アドベンチャーやハードボイルドをテーマにした物語で、ジャンプコミックスの単行本47巻から63巻に収録されています。ジョジョの奇妙な冒険5部は、イタリアが舞台となっておりPart1からPart4までと異なりParte5とイタリアの表記になっています。後に「黄金の風」という副題がつけられています。

主人公ジョルノ・ジョバァーナは、ジョースター家の宿敵であるDIOの息子という理由で周囲から虐げられていましたが、とあるギャングと知り合ってギャングスターになることに憧れを抱き始めます。15歳になったジョルノはギャング組織「パッショーネ」とトラブルを起こし、ブチャラティに襲撃されますがジョルノが勝利します。同じスタンド使いの2人はパッショーネの乗っ取りを共謀し、ボスに近づくためパッショーネに所属しながらのし上がっていきます。

『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するチョコラータのスタンド能力は「グリーン・ディ」について解説していきます。猟奇的なチョコラータのグリーン・ディは、生物を腐食させるカビを散布する能力です。現在より低い位置に行くとあっという間にカビが繁殖し骨まで浸透し死に至り、その死体からも食人カビが繁殖する恐ろしい攻撃です。

『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するチョコラータのスタンド能力に弱点はない？について解説していきます。チョコラータのスタンド能力「グリーン・ディ」は、下方にいる生物に対して無限にカビを繁殖させるという恐ろしい強さ発揮しますが、既に死亡した肉体には効果はありません。さらに、グリーン・ディは無差別に広がっていく能力のため、動作をコントロールする精密性はないと考察されます。

『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するチョコラータのスタンドの名前の由来について解説していきます。チョコラータのスタンド「グリーン・ディ」は、アメリカの有名なロックバンド「Green Day」が由来だと言われています。

『ジョジョの奇妙な冒険』のPS2のゲームソフト「黄金の旋風」にてチョコラータの声を演じているのは、の石野竜三さんです。『戦国BASARA』シリーズに登場する曾我部元親役の声優を演じたことが由来でアニキの愛称で親しまれている石野さんは、ゲーム内でマリオ・ズッケェロやティッツァーノなど複数のキャラクターの声も演じています。

石野竜三さんは25歳の時に芸能界デビューしており、声優業だけでなく小説を執筆したり「花やしきアクターズスクール」の講師を務めたりと様々なジャンルで活躍している人物です。

『ジョジョの奇妙な冒険』のPS3のゲームソフト「オールスターバトル」やPS4の「アイズオブヘブン」に登場するチョコラータの声を演じているのは、声優の内田直哉さんです。内田さんは、テレビアニメやゲームのキャラクターなどの声優だけでなく俳優として多くの作品で活躍しています。

シリアスから善人、悪人などオールジャンルのキャラクターを演じている内田直哉さんは、海外ドラマや洋画の吹替声優として知名度の高い人物です。ブルース・ウィリスやポール・マクレーンの吹替をしていることでも有名で、ゴルフが趣味でダンスや歌うことが特技です。

『ジョジョの奇妙な冒険5部』に登場し、稀に見る最低のクズなキャラクターとして注目されたチョコラータの声をテレビアニメ版で演じているのは、2000年代に香港映画で声優デビューした宮内敦士さんです。

『エンゼル・ハート』を観たことがきっかけで俳優を目指し始めた宮内敦士さんは、1990年代に俳優としてデビューしています。声優としても活躍している先輩に便乗し2000年代に自身も声優デビューしており、マーク・ラファエロやカール・アーバンの担当するなど主に洋画の吹替声優として活躍しています。

『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するチョコラータとセッコの関係について解説していきます。パッショーネのボスの親衛隊に所属する2人は、相棒関係にあります。セッコのスタンド「オアシス」で周囲の建物を液状化する能力があり、チョコラータのスタンド「グリーン・ディ」と相性がいいようです。チョコラータが角砂糖を投げセッコに口でキャッチするる技をさせたり、ビデオ撮影をさせたりし、上手くできた時には撫で回しながら褒めている描写があります。

『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するチョコラータとディアボロの関係について解説していきます。ディアボロは、チョコラータが所属するギャング組織「パッショーネ」のボスです。裏切者には徹底的に制裁を加えてきたディアボロですが、相当な強さを持つチョコラータを、残虐性の高さからできれば使いたくないと表現しているほどでした。

『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するチョコラータとグイード・ミスタの関係について解説していきます。グイード・ミスタは、パッショーネの幹部を務めるブローノ・ブチャラティの部下で弾道を操るスタンド「セックス・ピストルズ」の能力を持っています。チョコラータとセッコのコンビによってカビに腐食された仲間を救出し、2人の乗るヘリに弾丸を打ち込み逃亡を阻止しますが、ピストルズのナンバー5以外、戦闘不能になったミスタは半身だけのチョコラータに人質に取られてしまいました。

『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するチョコラータの悲惨な最期について解説していきます。前述で、ミスタを含むピストルズのメンバーたちを人質に取り勝利を確信したチョコラータでしたが、ミスタやピストルズのナンバー5のスタンド能力もあり、ジョルノ側が逆転します。そしてジョルノが7ページもの無駄無駄ラッシュで制裁を与え、最期はゴミ収集車にチョコラータを殴り飛ばしており、テレビアニメ5部の中でも名シーンとして知られています。

『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するチョコラータの名言①「よしよしよし...」は、相棒のような存在であるセッコを撫で回す際に言ったセリフです。残虐性が高く他人を信用しないチョコラータですが、セッコには信頼を寄せており、好物の角砂糖を投げ口でキャッチさせ、成功すると異常なまでの愛撫をし、このフレーズを言っています。

『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するチョコラータの名言②「ちゃんとビデオ...」は、人の死や苦しみを観察するためにセッコにビデオ撮影をさせており確認する際にこのセリフを言っています。人の死を観察することが趣味のチョコラータのために、ビデオ撮影は失敗できず真剣そのものです。

『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するチョコラータの名言③「希望が尽きて...」は、ヘリコプターから落下するジョルノに対してチョコラータが言ったセリフです。死を覚悟し希望が尽きた表情を見るのが好きというまさに最低のゲスであるチョコラータの名言です。

『ジョジョの奇妙な冒険5部』に登場したチョコラータは、最低のゲスとして多くのファンから注目される存在になりました。アニメ界史上でもトップ5に入ると言われるチョコラータに対してジョジョファンはどのように感じているのか、人気や評判をまとめていきます。

『ジョジョの奇妙な冒険5部黄金の風』に登場するチョコラータはクズキャラとしてアニメの史上でも3本の指に入るとファンの間でも特に注目されていました。ジョジョの奇妙な冒険を見たことのない人にも、特に5部のチョコラータを勧めておりチョコラータの強さや異常さにハマるファンもいるようです。

ジョジョの奇妙な冒険のテレビアニメ版でチョコラータを演じている宮内敦士さんのサイコパスな演技を称賛する声もあがっていました。漫画で読むよりアニメで見る方がチョコラータがカッコよく見えるというファンもおり、声優を絶賛していました。

ジョジョの奇妙な冒険PS2のゲームでチョコラータの声優を担当している石野さんが最高だと言っているファンが非常に多く見られました。特にゲーム内で言う「いやしんぼめっ」というセリフが気に入っているので、ぜひ聞いてほしいというファンもいました。

『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するチョコラータの強さは、生物を腐食させる食人カビ、「グリーン・ディ」というスタンド能力によるものでした。元医師だったチョコラータは人の苦しむ姿や死に際を観察するのが好きという残虐性の高さから解雇され、その後ギャング組織「パッショーネ」のボスの親衛隊に所属していました。グリーン・ディで無差別な攻撃ができる強さを持ち、オアシスのスタンド能力を持つセッコと相性が良く、手下のように可愛がっていました。

ゲームPS2「黄金の旋風」では石野竜三さん、PS3・4では内田直哉さん、テレビアニメ版では、宮内敦士さんという豪華な声優陣がチョコラータの声を演じています。ジョルノの無駄無駄ラッシュによって制裁を与えられ、悲惨な最期を迎えたチョコラータは多くのファンの間で印象に残るキャラクターとなっているようです。