【ジョジョの奇妙な冒険】アヴドゥルのスタンドは強い?死亡したのかについても
本記事では『ジョジョの奇妙な冒険』3部に登場するモハメド・アヴドゥルのスタンド・マジシャンズレッドの強さについて紹介していきます。また、『ジョジョの奇妙な冒険』作中に描かれたアヴドゥルの名言や死亡疑惑、声優情報についてもまとめていきます。
目次
【ジョジョの奇妙な冒険】アヴドゥルとは?
ジョジョの奇妙な冒険3部に登場するアヴドゥルは物語序盤から承太郎たちの仲間として行動した人物で、本編中にて様々なスタンド使いと死闘を繰り広げました。まずはモハメド・アヴドゥルのプロフィールをまとめ、ジョジョの奇妙な冒険の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
モハメド・アヴドゥルのプロフィール
- 本名:モハメド・アヴドゥル
- 星座:牡羊座
- 血液型:AB型
- 身長:188cm
- 体重:90kg
- 趣味:古書集め
- 好きな食べ物:寿司
アヴドゥルの性格
モハメド・アヴドゥルはエジプト生まれの占い師で生まれながらのスタンド使いです。生真面目な性格をしており承太郎一行のブレインとして活躍することが多いですが、1度一行から離れて復帰した後にはギャグシーンに介入することが増えました。
ジョジョの奇妙な冒険3部の概要
ジョジョの奇妙な冒険3部は荒木飛呂彦によって週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品です。スタンド能力に目覚めたキャラクターたちがスタンド能力を駆使した頭脳戦が描かれており、ハードボイルドな冒険活劇としても高い評価を受けています。ジョジョの奇妙な冒険はシリーズとして8部まで連載されており、9部の連載も決定しています。
ジョジョの奇妙な冒険3部のあらすじ
悪霊に憑りつかれたと思っていた空条承太郎は、祖父のジョセフ・ジョースターの話によりその悪霊がスタンドと呼ばれる特別な力であることを知ります。その後、承太郎の母親がスタンド能力に目覚めますが闘争本能が低いため精神が蝕まれてしまう現象に襲われてしまいます。母を救うためには吸血鬼・DIOを倒すしかないと知った承太郎は、ジョセフらと共にDIOを倒すことを誓いエジプトを目指していきました。
【ジョジョの奇妙な冒険】アヴドゥルのスタンドは強い?
アヴドゥルはスタンド・マジシャンズ・レッドの使い手であり、ジョジョの奇妙な冒険作中では炎を扱った攻撃や特殊能力を披露し活躍しました。ジョジョの奇妙な冒険を読む上でスタンド使いの能力や強さは気になってしまうところでしょう。ここではジョジョの奇妙な冒険におけるモハメド・アヴドゥルのスタンドの強さについてまとめていきます。
アヴドゥルのスタンド「魔術師の赤(マジシャンズレッド)」の強さ
マジシャンズ・レッドは炎や熱を自在に操れる能力を持っています。炎の火力は鉄を一瞬で溶かすほど強力であり、熱を探知する炎を出すことで敵の居場所を突き止めることもできます。また、カメオのスタンド・ジャッジメントに殴り合いで制するなど純粋なパワーも優れています。
アヴドゥルの必殺技
技名 | 効果 |
---|---|
クロスファイヤーハリケーン(C・F・H) | エジプト十字と呼ばれる形を炎で形成し撃ちだす |
クロスファイヤーハリケーンスペシャル (C・F・H・S) | クロスファイヤーハリケーンを分裂させ大量に放つ |
赤い荒縄(レッド・バインド) | 縄状の炎を作り出して束縛する |
炎の探知機 | 探知系の炎を出して一定範囲内の生命エネルギーを探知する |
アヴドゥルのスタンド能力の元ネタ
マジシャンズ・レッドの元ネタはタロットカードです。3部の主要キャラのスタンドはタロットカードの番号それぞれに込められた意味が由来となっており、マジシャンズ・レッドの場合はアルカナ1番目のカード『魔術師』から来ています。
【ジョジョの奇妙な冒険】アヴドゥルの活躍や死亡
アヴドゥルはジョジョの奇妙な冒険3部の主人公である承太郎の仲間として一緒に行動しており、DIOの幹部たちと数々の戦いを繰り広げました。しかし、ヴァニラ・アイス戦以降からアヴドゥルの姿が描かれなくなると、3部のラストシーンまで登場せず死亡したのではないかと噂されるようになりました。ここではジョジョの奇妙な冒険におけるモハメド・アヴドゥルの活躍や死亡についてまとめていきます。
アヴドゥルの活躍①承太郎との戦い
ジョセフと共に留置場にいる承太郎を迎えに行ったアヴドゥルは、悪霊が憑りついていると言って聞かない承太郎を外に出すためにスタンドを出して戦いました。承太郎は戦っている間につい牢屋の外に出てしまい、アヴドゥルの目的が達成されました。その後、花京院と仲間に入れ承太郎の母との一件を終えた後、アヴドゥルはタロットカードを用いて承太郎のスタンドに『スタープラチナ』と名付けました。
アヴドゥルの活躍②ポルナレフとの戦い
香港の中華料理店に立ち寄った一行はそこでポルナレフと接触し、アヴドゥルとポルナレフの一騎打ちにもつれ込みました。ポルナレフはマジシャンズ・レッドの石像を作って余裕をアピールしますが、アヴドゥルはその石像を囮として利用することで必殺技を繰り出します。ポルナレフがスタンドの鎧を外してスピードアップすることで対抗しますが、地中に仕掛けていたスタンド攻撃が決めてとなりアブドゥルが勝利しました。
アヴドゥルの活躍③J・ガイルとホル・ホースとの戦い
インドのカルカッタに到着すると、一行はJ・ガイルとホル・ホースに狙われました。鏡を使うJ・ガイルと自動で敵を追尾するホル・ホースの能力によってポルナレフが追い詰められ、間一髪のところでアヴドゥルが救援に駆けつけましたがJ・ガイルのスタンドによって背中から刺され、ホル・ホースの銃弾が頭を貫きました。アヴドゥルの犠牲の上で2人を撃破した一行は、アヴドゥルの遺体を埋葬し先に進むことを決意しました。
アヴドゥルの活躍④カメオとの戦い
カメオから願い事を訊かれたポルナレフはアヴドゥルを生き返らせてほしいと願うと、カメオはスタンド能力によってアヴドゥルの土くれに命を吹き込んでポルナレフを襲わせます。ピンチに陥ってしまったポルナレフでしたが、そこに本物のアヴドゥルが駆け付けました。アヴドゥルはホル・ホースに撃たれた際にのけぞったことで致命傷には至らなかったと話し、純粋なパワーの押し合いでカメオに勝利しました。
アヴドゥルの活躍⑤ンドゥールとの戦い
エジプト到着後、一行はイギーという犬を仲間にした直後にンドゥールと対峙します。ンドゥールは盲目な代わりに聴覚に優れたスタンド使いで、一行はどこからともなく襲ってくるスタンド攻撃に苦戦を強いられます。アヴドゥルは音しか感じ取れないことを利用して腕輪を砂漠に投げて足音を偽造するという作戦を実行しますが、ンドゥールの洞察力によって見抜かれ反撃を受けました。
アヴドゥルの活躍⑥マライアとの戦い
エスカレーターに乗っている時にマライアのスタンド能力が発動され、金属製の物質を操作されて一行は危険に晒されます。アヴドゥルはジョセフと共にスタンドの本体を捜索し、トイレでの災難に「ポルナレフの役だ!」とツッコミを入れながら列車にいるマライアを発見します。その後、ジョセフと共に敵のスタンド能力を逆利用してマライアを金属で押し潰し勝利しました。
アヴドゥルの活躍⑦ダニエル・J・ダービーとの戦い
ある飲み屋でDIOの館を探していた一行は、その店でダニエル・J・ダービーというイカサマ師と出会い情報を聞き出すためにポーカーで勝負することにしました。最初にポルナレフが敗北するとダニエルのスタンドによってコインにされてしまい、ジョセフも続けてコインにされてしまいます。次に承太郎が挑むことを決めると、アヴドゥルは承太郎の勝負に魂を賭けられて不安を募らせましたが承太郎のブラフによってコインにされずに済みました。
アヴドゥルの活躍⑧ヴァニラ・アイスとの戦いで死亡
DIOの館を見つけ出した一行は分断されてしまい、アヴドゥルはポルナレフとイギーと共に館を捜索することになりました。そこでアヴドゥルは炎の探知機を使用して警戒しながら進んでいきますが、すぐ近くに潜んでいたヴァニラ・アイスの存在は探知できず彼のスタンド・クリームによって奇襲されてしまいました。アヴドゥルはそこで両腕を残して消滅してしまい、以降3部終了まで再登場することはありませんでした。
アヴドゥルは7部で再登場している?
ヴァニラ・アイスとの戦闘にて死亡したと思われていたアヴドゥルでしたが、ジョジョの奇妙な冒険7部にてウルムド・アヴドゥルというそっくりなキャラクターが登場しました。ウルムドはモハメド・アヴドゥルとは別人ですが、ジョジョの奇妙な冒険7部がパラレルワールドという設定であるため相関性を持っています。なお、ウルムドはラクダに乗ったランレースにてジャイロの返り討ちに遭い、最初の脱落者になって退場しました。
【ジョジョの奇妙な冒険】アヴドゥルの名言
アヴドゥルはスタンド使いとの戦いの中でかっこいい名言を幾つか残しています。スタンドの強さと共に信念を感じさせるセリフを放つ名場面に、きっと多くの読者が痺れたことでしょう。ここではジョジョの奇妙な冒険におけるモハメド・アヴドゥルの名言についてまとめていきます。
アヴドゥルの名言①「占い師のわたしに予言で…」
占い師のわたしに予言で闘おうなどとは、10年は早いんじゃあないかな
出典: renote.net
ポルナレフとの戦いにて、ポルナレフはアヴドゥルに対して「お前は自分のスタンド能力で滅びるだろう」と予言しました。これに対してアヴドゥルはポルナレフが作った石像を逆に利用しながら上記のセリフを言い返しました。強さと共に占い師としてのプライドも見せつけたかっこいい名言です。
アヴドゥルの名言②「これですよ…」
これですよ、これ! これこそ、このモハメド・アヴドゥルのイメージ! こういう役こそわたしのキャラクターです! ハハハハハハハ
出典: renote.net
マライアのスタンド能力に襲われている時、アヴドゥルはトイレで災難に見舞われ「これはポルナレフの役だ!」とツッコミを入れました。その後、列車に轢かれそうになったところを枕木と地面を焼き切ることでやり過ごすことに成功すると、上記のように語ってご機嫌な表情を浮かべました。
アヴドゥルの名言③「わたしは もしこの館の中で…」
わたしは、もしこの館の中でお前が行方不明になったり負傷しても助けないつもりでいる…
出典: renote.net
DIOの手下によって一行が分断された後、アヴドゥルはポルナレフとイギーと共に館に突入することを決意します。その際にアヴドゥルはポルナレフたちに上記のように話しました。非常なセリフではありますが、一行にとってDIO討伐は何よりの悲願でありポルナレフもその言葉にうなずきました。
【ジョジョの奇妙な冒険】アヴドゥルのアニメ声優
ジョジョの奇妙な冒険3部は1989年~1992年にかけて連載された作品で、根強い人気とファンの要望によって2014年にアニメが公開されました。有名声優の演技が加わったことでアニメ版のアヴドゥルはよりかっこいいキャラクターへと昇華しています。ここではアニメ版ジョジョの奇妙な冒険にてモハメド・アヴドゥルを演じた声優についてまとめていきます。
アヴドゥルのアニメ声優は「三宅健太」
モハメド・アヴドゥルを演じた声優は三宅健太(みやけけんた)さんです。81プロデュースに所属している男性声優で、他の男性声優よりも特に低い声質の持ち主として知られています。デビューからしばらくは冷徹なキャラを演じることが多かったですが、近年では豪快で熱血なキャラなどを担当することが増えています。
三宅健太のプロフィール
- 性別:男性
- 出身地:沖縄県
- 生年月日:1977年8月23日
- 血液型:A型
- 身長:181cm
- 事務所:81プロデュース
- デビュー時期:1999年
三宅健太の主な出演作品
- デュナスモン(デジモンフロンティア)
- 白虎のランゲツ(陰陽大戦記)
- スカー(鋼の錬金術師FULLMETALALCHEMIST)
- シャルロッテ・クールホーン(BLEACH)
- 鷹岡明(暗殺教室)
【ジョジョの奇妙な冒険】アヴドゥルに対する世間での評判や人気
これまでアヴドゥルの強さや活躍、死亡疑惑などについてまとめてきましたが、ジョジョの奇妙な冒険ファンはアヴドゥルに対してどのような印象を抱いているのでしょうか。ここではジョジョの奇妙な冒険ファンが思うモハメド・アヴドゥルについて、SNSに寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
アヴドゥルはファンの間で人気が高くかっこいいキャラクターと評されていました。見た目やスタンドの強さなど、好まれている理由は様々なものがありました。その中でもカメオ戦にて復活したシーンは特に人気があり、致命傷を免れたように見えない描写にツッコミなども入れられていました。
人気が高いアヴドゥルですが、それゆえにDIOの館で死亡してしまったことに悲しむ声も多く寄せられていました。アブドゥルの死亡描写はとても唐突かつ呆気ないもので、本編が完結するまで生存説を信じていたという人もいました。
かっこいいと評されているアヴドゥルでしたが、一部のファンからはギャグキャラとして面白いと思われていました。カメオ戦から復活以降アヴドゥルはコメディリリーフの立ち位置に置かれることが増えており、アヴドゥルのキャラ崩壊気味なツッコミに人気がありました。
【ジョジョの奇妙な冒険】アヴドゥルのスタンドは炎を操るものだった
ジョジョの奇妙な冒険に登場するモハメド・アヴドゥルはマジシャンズ・レッドのスタンドを持っており、炎を操る能力で数々の名勝負を繰り広げました。アヴドゥルの活躍によって一行がピンチを切り抜けた場面はとても多く、最後まで仲間のために戦った雄姿に感動した人は多くいたことでしょう。もしもアヴドゥルの活躍を知らなかったという人は、ぜひジョジョの奇妙な冒険本編にてその場面をチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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