【犬夜叉】珊瑚の人物像まとめ!弥勒とは好き同士?その後についても考察
本記事では、漫画『犬夜叉』で犬夜叉と旅する仲間の一人、珊瑚について紹介します。珊瑚は、かわいい容姿に加え、妖怪退治もやってのける、頼りがいのある女性です。仲間の弥勒との関係やその後の展開など、ファン必見の気になる内容をまとめています。
目次
【犬夜叉】珊瑚とは?
漫画『犬夜叉(いぬやしゃ)』に登場する妖怪退治を生業としている女性キャラクター・珊瑚(さんご)について、本記事で取り上げていきます。ここでは、珊瑚のプロフィールや、漫画『犬夜叉』の概要、あらすじを紹介します。
珊瑚のプロフィール
珊瑚は、黒髪のロングヘアーの16歳で、妖怪退治をしているとは見えない可愛らしい容姿をしています。初登場時、珊瑚は犬夜叉に襲いかかっています。自分の家族や里の人々を皆殺しにした犯人が、犬夜叉だと思っていたため殺そうとしました。しかし、それは真の犯人である奈落(ならく)の陰謀であったことがわかり、誤解が解けたことで、珊瑚は犬夜叉達のたびに同行するのでした。
犬夜叉の概要
漫画『犬夜叉』は、「週刊少年サンデー」に1996年50号から2008年29号まで連載していました。コミックスは56巻刊行していて、2020年9月時点で累計発行部数は5000万部を突破しています。TVアニメは、2000年10月から2004年9月まで、放送していて劇場版として4作が上映されています。今も変わらず人気の高い作品で、続編である『半妖の夜叉姫』を2022年に放送していました。
犬夜叉のあらすじ
宝玉(ほうぎょく)・四魂の玉(しこんのたま)を巡り、人間と妖怪の間では争いが続いていました。巫女・桔梗(ききょう)と半妖・犬夜叉は愛し合っていましたが、何者かの罠により桔梗は犬夜叉を封印し自分も力尽きます。四魂の玉は桔梗の願いにより、亡骸と共に燃やされました。1996年、日暮かごめ(ひぐれかごめ)は15歳のとき戦国時代にタイムスリップし、桔梗の生まれ変わりであるかごめと蘇った犬夜叉が、四魂の玉の因縁を断ち切るための冒険の物語です。
【犬夜叉】珊瑚の人物像や魅力
犬夜叉の中でも、人気の高い女性キャラクターである珊瑚の人物像や魅力を掘り下げていきます。かわいい容姿を持ち、妖怪退治屋としての実力は高く、強い女性に見えますが実は悲しい過去を持っています。
珊瑚の強さや能力
珊瑚は飛来骨(ひらいこつ)と呼ばれる自分より大きな武器を使用しています。飛来骨は、様々な妖怪たちの骨で作られておりブーメランのように扱います。その大きさや硬さから、武器としてだけでなく、敵の攻撃を避けるときにも防具としても役に立っています。珊瑚は、妖怪退治の一族の生まれで、その実力は一、二を争うほどの手練で、妖怪退治の技術の知識も豊富です。
珊瑚の過去
珊瑚は、四魂の玉発祥の地とされる妖怪退治屋の里で生まれました。妖怪退治を生業としている里のため、小さい頃から妖怪退治の知識を身に着けています。しかし、奈落の策略により珊瑚の家族や里の人は全員殺されてしまいました。幼い弟・琥珀(こはく)の初陣での出来事で、珊瑚は嘆き苦しみました。
珊瑚のかわいい・かっこいい魅力
妖怪退治を生業としているため、普段はかっこいいお姉さん的な一面を見せていますが、恋愛や人にやさしくされることに慣れておらず、女の子らしいかわいい一面もみせています。ここでは、珊瑚のかわいい・かっこいい魅力を紹介します。
珊瑚の魅力①男勝りだけど乙女なところもある
珊瑚は一族を皆殺しにされた過去から、1人で生き抜く力が必要でした。そのため、気が強く男勝りな性格で正義感が強い珊瑚ですが、恋愛には奥手ですぐ照れるところがあり可愛らしく乙女な一面も持っています。
珊瑚の魅力②普段着
実際は妖怪とも戦える強さを持ちつつも、普段はピンクと緑の着物で髪を下ろしていて、後ろでゆるく一つに束ねています。一見おしとやかな雰囲気で、その姿は普通の16歳の少女に見えます。困っている人を見ると放っておけない優しいところも珊瑚の魅力の一つです。
珊瑚の魅力③戦闘シーン
戦闘シーンになると、珊瑚は髪の毛をポニーテールにし、全身黒のボディスーツに着替えて戦います。自分の何倍もの大きさの飛来骨をふりまわして、敵に立ち向かう姿はかっこよく頼もしいです。家族や仲間を守るために戦う誇り高い戦士であることも珊瑚の魅力です。
【犬夜叉】珊瑚と弥勒の関係やその後
漫画『犬夜叉』で犬夜叉たちと一緒に旅をする仲間に弥勒(みろく)という男性の法師がいます。珊瑚を語る上では、この弥勒との関係は外せません。この2人の掛け合いが微笑ましく、弥勒の魅力に惹かれていく珊瑚のかわいい一面も必見です。ここでは、珊瑚と弥勒がいつから恋愛関係になったのか、2人のその後についてまとめていきます。
弥勒のプロフィール
弥勒は、妖怪退治を専門とした法師で登場時は18歳でした。祖父・弥萢(みやつ)が奈落との戦いで受けた風穴(かざあな)の呪いを受け継いでおり、右手にブラックホールのような穴を持っていて、何でも吸い込んでしまいます。身体能力も高く、足も速く肉弾戦もこなします。法師の一方で性格は、キレると暴力的になったり、女たらしで美女を見ると「私の子を産んでくだされ」と口説いています。また女性にセクハラをすることも日常茶飯事でした。
珊瑚と弥勒はいつから好き同士だった?
弥勒は無類の女好きでセクハラをするので、出会った当時は良く思ってはいませんでした。漫画の中ではいつから好き同士になったかは描かれていませんが、一緒に旅をする中でお互いに信頼しあい、惹かれていったと言われています。
珊瑚と弥勒のその後は?息子がいる?
弥勒は、呪いが解けたら自分と共に生きてほしいと珊瑚にプロポーズしました。珊瑚は喜んで承諾します。無事に奈落を討伐し、珊瑚と祝言をあげることになり幸せに暮らしました。その後、犬夜叉の最終回では3人の子供をもうけています。珊瑚は辛い人生を歩んで来たので幸せな結末にファンも素晴らしい結末だと多くコメントがありました。
【犬夜叉】珊瑚と他キャラとの関係
珊瑚は途中から犬夜叉の旅の仲間になります。ここでは、珊瑚と特に関わりが深いキャラを紹介していきます。
珊瑚と奈落の関係
妖怪である奈落(ならく)は、珊瑚の里を全滅させた張本人です。奈落は無数の妖怪の集合体で悪名高い盗賊・鬼蜘蛛(おにぐも)を核として存在している半妖です。奈落の策略で、珊瑚の里を滅ぼした犯人は犬夜叉であると勘違いしており、犬夜叉に出会ったとき犬夜叉に襲いかかります。真面目な性格である珊瑚は騙されたことも許せず、また里の仲間の無念を晴らすため、犬夜叉たちと共に奈落を倒すため戦います。
珊瑚と雲母の関係
珊瑚は雲母(きらら)という猫又といつも一緒に行動しています。雲母は通常はかわいい子猫の大きさで珊瑚の肩に乗っていたりします。しかし、妖怪と戦うときには人が乗れるほどの大きさまで巨大化し、珊瑚を乗せて空を飛ぶこともあります。珊瑚にとって、家族を亡くしたあと、いつも側にいてくれた大切な存在です。
珊瑚と弟の琥珀の関係
珊瑚には、琥珀(こはく)という弟がいました。里が襲われたとき、琥珀も奈落の謀略により命を落とします。奈落に操られ、両親や里の仲間を殺してしまったのも琥珀です。その後、四魂のかけらの力で奈落によって復活しますが、記憶を操作され犬夜叉たちを敵として刷り込まれてしまいました。珊瑚との再開では敵として現れ、最愛の弟との戦いを避けられず珊瑚は悲しい思いをします。最終的には記憶を取り戻し、奈落の支配から逃れ珊瑚の元へ帰って来ました。
【犬夜叉】珊瑚の声優
漫画『犬夜叉』は、2000年に『犬夜叉』というタイトル、2009年から『犬夜叉 完結編』というタイトルでテレビアニメ化しています。珊瑚の声優はどちらも桑島法子(くわしまほうこ)さんです。ここでは、桑島さんのプロフィールや代表作品を紹介します。
珊瑚の声優は「桑島法子」
桑島さんは、幼い女の子や女性のキャラクターを演じることが多いですが、明るい少年役など幅広い演技力を持っています。桑島さんは自分の生活に演じるキャラクターが影響してくると言っていて、珊瑚は自分の分身のように感じていたと語っています。
桑島法子のプロフィール
桑島さんは、1975年12月12日生まれの岩手県出身で、現在は青二プロダクション所属です。都会が苦手で、可能であれば岩手から新幹線で通いたいと言っているほど岩手のことが大好きです。高校卒業後、声優になるため上京して1994年に青二塾へ入学し、アニメ声優デビューは1995年の『美少女戦士セーラームーンSS』の女生徒役でした。趣味は登山や芸術鑑賞で、かなりの人見知りです。
桑島法子の主な出演作品
桑島さんは、1998年のアニメ『Bビーダマン爆外伝』のしろボン役で初主演を果たしています。主な主演作品は、『薄桜鬼(はくおうき)』の雪村千鶴(ゆきむらちづる)役、『CLANNAD』坂上智代(さかがみともよ)役、『神風怪盗(かみかぜかいとう)ジャンヌ』の日下部まろん役、『ONEPIECE』ゴーイングメリー号役など、数多くの作品に出演しています。最近では、朗読配信も行っています。
【犬夜叉】珊瑚に対する世間での評判や人気
これまで珊瑚というキャラクターのかわいい魅力を紹介して来ましたが、産後に対して実際にどのような印象を持っているのでしょうか。ファンからのコメントを紹介し、珊瑚のどのような魅力に惹かれているのか、評判や人気を紹介してきます。
漫画『犬夜叉』の中でも、珊瑚と弥勒の関係は微笑ましく、その幸せを願っていたファンが多い場面でした。2人の関係はミロサンという愛称で呼ばれていて、最終決戦が終わったその後の結末も素敵でした。まだ犬夜叉を見たことがない方に向けて、ぜひミロサンを見てほしいという熱いメッセージです。
犬夜叉のファンブックは2001年に発売したもので、中には犬夜叉占いという読者を6人のキャラクターに分類するものが載っています。犬夜叉占いの診断結果が珊瑚になるよう何度も挑戦するくらい、珊瑚のことが好きなコメントです。
犬夜叉の女性キャラの中でも珊瑚が大好きだったというコメントです。アニメでの桑島さんの声が珊瑚の魅力を引き出していて、アニメでより珊瑚のファンになったというコメントも多かったです。
【犬夜叉】珊瑚はかわいいキャラだった
漫画『犬夜叉』に登場する珊瑚は普段はかわいく困っている人はほっておけないかわいい女の子ですが、妖怪との戦いとなると飛来骨を武器に敵に立ち向かう頼りがいのある一面をもつ、男女ともに人気のあるキャラです。悲しい過去がある珊瑚が少しずつ犬夜叉や弥勒に頼りながら最終的に幸せを掴み、ファンも心あたたまる結末でした。珊瑚の魅力を知りたい方は、漫画『犬夜叉』を手にとってみてください。
この記事のライター
macoco
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