【犬夜叉】最終回の完結から半年後のストーリーのあらすじ紹介！登場キャラは？

『犬夜叉』とは、週刊サンデーで1996年から2008年まで連載された高橋留美子による漫画作品です。第47回小学館漫画賞も受賞した作品で、コミックスは2020年9月時点で累計発行部数5000万部を突破しています。テレビアニメや映画、舞台化もしている大人気作品です。

代表作には『うる星やつら』『めぞん一刻』『らんま1/2』『犬夜叉』などが挙げられ、いずれもテレビアニメ化されている大ヒット作品となっています。ラブコメを得意とした描写は年齢性別問わず人気で、『うる星やつら』は1981年に初代アニメが放映されたましたが、2022年にも再度テレビアニメ化された事により人気の高さがうかがえます。

『犬夜叉』とは半妖である犬夜叉と人間で女子中学生のかごめを中心とした冒険作品で、戦国時代が舞台となっています。四魂のかけらを探す旅に出る一行を描いた本作は、最終回掲載後、半年後のストーリーも描かれ話題になりました。2000年には舞台化、テレビアニメ化がされ、劇場版は4作が上演されました。

どのような願いも叶えるという四魂の玉を巡り、人間と妖怪の争いが続いていた戦国時代で四魂の玉を守る巫女・桔梗と半妖の犬夜叉は出会います。しかし、罠によって2人は憎しみあい、結果この世を去りました。それから500年後の現代、桔梗の生まれ変わり・かごめが戦国時代へとタイムスリップし、再び四魂の玉が蘇ります。四魂の玉が蘇った事により、封印されていた犬夜叉はかごめと出会います。そして2人は、ハプニングによって散り散りになった四魂のかけらを集める旅に出ることになるのです。

犬夜叉最終回後、東日本大震災復興支援企画の一環として5年ぶりに掲載された読切作品、それが犬夜叉最終回から半年後のストーリーとなっております。そもそも、犬夜叉の最終回とはどのようなストーリーだったのかを振り返ると共に、最終回から半年後のストーリーも解説します。

犬夜叉最終回のあらすじは、宿敵・奈落との戦いに無事勝利した犬夜叉達でしたが、最後にかけた奈落の願いによってかごめは冥道へと引きずり込まれ、現代へと戻る骨喰いの井戸も消滅してしまいます。かごめを救い出す為、犬夜叉は冥道へと向かいます。奈落の願いとは四魂の玉にかごめを取り込む事でした。しかしかごめが犬夜叉を信じる事により、四魂の玉は消滅します。

消滅と同時に犬夜叉とかごめは現代へと戻る事ができますが、なぜか犬夜叉だけ戦国時代へ戻ってしまい、そこから3年の月日が経過します。3年が過ぎ、高校を無事に卒業したかごめが願うのは、犬夜叉に会いたいという事です。その願いに反応し、骨喰いの井戸も再び戦国時代への道をつなげてくれます。これからも犬夜叉と一緒に過ごす覚悟をしたかごめは、戦国時代で生きていく事となります。

犬夜叉最終回から半年後の特別編「あれから」ですが、この作品では犬夜叉やかごめ、そしてその仲間たちの日常や関係性を垣間見る事ができます。最終回掲載から5年、懐かしい犬夜叉達の登場に多くのファンが歓喜しました。この作品は、東日本復興支援の一環として、販売した単行本やワイド版犬夜叉の30巻で読む事ができます。また、現在はアプリ・サンデーうぇぶりでも読む事ができます。

最終回から半年後の戦国時代、妖怪退治を生業としている犬夜叉と弥勒は「根の首」という妖怪と戦います。根の首とは四魂の玉を狙っていた妖怪で、以前桔梗が封印した妖怪でした。封印されていた根の首は、すでに四魂の玉が消滅している事を知らず桔梗の生まれ変わり・かごめ達に襲い掛かります。村人達も襲われていく中、珊瑚と子供たちが住む家は、殺生丸により守られていました。

犬夜叉とかごめにより妖怪は倒されますが、かごめを気遣い桔梗と関係があった事を隠していた犬夜叉にかごめはそっと寄り添い、もっと自分を信じて欲しい旨を伝えます。そして最終的に二人の絆は更に深くなったと推測されます。

ここでは最終回から半年後のストーリーでも話題になった、弥勒と珊瑚やりんと殺生丸のそれぞれの関係についてまとめていきます。更に珊瑚の弟・琥珀のその後についても調査しました。

弥勒は女たらしの法師であり、出会った女性には自分の子どもを産んで欲しいと口説くのが定番でしたが、本当に好きになった珊瑚にだけは言った事がありませんでした。そんな弥勒が原作30巻では、奈落との戦いが終わったら一緒に生きて欲しい、子どもを産んで欲しいと珊瑚にプロポーズをしています。最終回では無事風穴の呪いが解けた弥勒と珊瑚、そしてその間には双子の姉妹と男児、3人の子供に恵まれ幸せに暮らす姿が見られます。

殺生丸とは犬夜叉の異母兄であり冷静沈着な人物ですが、人間の少女・りんとの出会いにより少しずつ変化が表れます。殺生丸を慕うりんと行動を共にするうちに、いつしか殺生丸にとってもりんが大切な存在になっていきます。最終回ではりんに新しい着物を届ける殺生丸や、半年後のストーリーでもりんを守る様子が描かれておりまだ保護者のような立場ですが、続編での2人の関係に注目です。

珊瑚の弟である琥珀は、奈落に操られ自らの手で父親や仲間を殺してしまい、またその事がトラウマとなってしまいます。一度は自分も死んでしまいますが、四魂の玉により蘇生します。しかし、体内に四魂のかけらがある事から、何度も命の危機に晒されたりと過酷な状況を生き抜いた人物です。そんな琥珀が最終回から半年後のストーリーでは、妖怪退治修行の旅に出ており、弥勒の事を「義兄上」と呼んでいます。続編では琥珀がストーリーにどう関係してくるのかも注目です。

『半妖の夜叉姫』とは『犬夜叉』の続編となるオリジナルアニメ作品です。犬夜叉最終回から15年以上経過した時代で、犬夜叉主要キャラクターの子供たちがメインのストーリーとなりますが、もちろん犬夜叉のキャラも登場します。第1話は最終回から半年後の作品「あれから」や完結編で描き切れなかった原作後半のエピソードを基にしている為、犬夜叉ファンも引き続き楽しむ事ができます。

半妖の夜叉姫とは読売・日本テレビ系列で放映されたオリジナルアニメで、犬夜叉を基に作成されています。夜叉姫とは殺生丸と犬夜叉の父である大妖怪・犬の大将の血と人間の血が混ざった半妖の少女3人の事を指します。しかし少女達は両親の事を知らずに育ち、様々な運命を辿る事となります。

犬夜叉最終回から半年後のストーリーで犬夜叉達により討伐された根の首でしたが、実はその残骸が時代樹と一体化していた事が発覚しました。一方、殺生丸とりんの間には「とわ・せつな」、犬夜叉とかごめの間には「もろは」という娘がいましたが、4歳になったある日、とわは時代樹のトンネルで現代へタイムスリップし、姉妹は生き別れる事になります。

それから10年後、根の首の力により再び開いた時代樹のトンネルでせつなともろはは現代へタイムスリップし、姉妹は再会を果たします。しかし、せつなは記憶を失っており、とわを姉と認識できません。せつなの記憶を取り戻す為に、とわは戦国時代へ戻る事を決意しました。

『半妖の夜叉姫』の主人公3人は、それぞれ殺生丸・犬夜叉の子どもとなります。まず双子の「とわ・せつな」ですが、この2人は殺生丸・りんの間に生まれた娘です。とわは現代へタイムスリップし、かごめの弟・草太に育てられた武道の得意な姉、せつなは夢の胡蝶に眠りを奪われ幼い頃の記憶がありませんが、冷静沈着で殺生丸譲りの性格をしています。「もろは」は犬夜叉・かごめの娘となり、「化け殺しのもろは」の通り名で賞金稼ぎをしていました。

犬夜叉や祖父譲りの戦闘力と嗅覚、かごめ譲りの容姿と霊力を持ち世渡り上手な一面があります。

犬夜叉は大人気作品だった為、最終回から半年後のストーリーや続編を楽しみにしている声が多く見られます。特に半妖の夜叉姫の1話は、犬夜叉最終回から半年後のストーリーをアニメで見られるので、多くのファンから喜ばれています。

「あれから」は犬夜叉やかごめだけではなく、他の主要人物の半年後も垣間見る事ができるストーリーとなっています。その中でも殺生丸と琥珀の関係性に注目するファンも多く、半妖の夜叉姫では殺生丸と琥珀の再開シーンに感動したという声も多く見られました。

犬夜叉最終回から約10年の月日を経て、半年後のストーリーそして続編がアニメ化されており、多くのファンは懐かしさと喜びで溢れていました。犬夜叉でのキャラも登場し、そのキャスト陣も基本的に引き継がれている為、より一層懐かしく感じると言われています。

犬夜叉最終回から5年が経ち、東日本復興支援の一環として最終回から半年後の犬夜叉達が描かれた作品はとても話題になりました。そして漫画でしか見られなかった半年後のストーリーが、半妖の夜叉姫でアニメとして見られるのも魅力の一つです。作品は完結していますのでこの機会に是非犬夜叉・半妖の夜叉姫と見返してみてください。