犬夜叉の声優は豪華メンバーで構成されている？キャスト陣の代表作を紹介

『犬夜叉』は1996年から2008年まで週刊少年サンデーで連載されていた漫画です。2000年から2004年にかけてアニメ放映もされたことで高い人気を確立しています。キャストについて触れる前に、まずは『犬夜叉』に関する基本情報についておさらいしてみましょう。

『犬夜叉』の作者は高橋留美子先生で、1978年に『勝手なやつら』で漫画家デビューを果たしました。主な代表作には『うる星やつら』、『めぞん一刻』、『らんま1/2』、『境界のRINNE』などがあげられます。当時は珍しかった、少年漫画を手がける女性漫画家の1人で、現在多く活躍する女性漫画家の草分け的存在です。高橋留美子先生の代表作はいずれもアニメ化するほどの人気を博し、2017年には単行本の世界累計発行部数は2億部を突破しました。

『犬夜叉』は1996年から週刊少年サンデーで連載を開始しました。丁寧に作り込まれた独自の世界観とコミカルな描写が話題を呼び、2000年から2004年にかけてコミックスの1巻から36巻の内容を元にしたアニメ化もされました。劇場版アニメ化や舞台化なども果たしており、2001年には、第47回小学館漫画賞を受賞しています。2020年9月時点で、コミックス累計発行部数は5000万部を突破するほどの人気を確立するなど、読者の間で長く愛される作品になりました。

神社の娘として育てられたかごめは、15歳の誕生日に古びた井戸から500年前の戦国時代へタイムスリップしました。かごめは、かつて犬夜叉が愛した桔梗の生まれ変わりで、体に秘められていた四魂の玉が現れました。これを機に封印されていた犬夜叉は蘇り、妖怪たちも暴れ始めます。四魂の玉を探すために、かごめと犬夜叉は仕方なく手を組み冒険を開始しました。

2000年から放映されていたアニメ『犬夜叉』は、現在でも多くの作品で主演を務めるような豪華キャストが多数起用されている作品です。ここでは、アニメ『犬夜叉』に出演する豪華キャスト陣についてプロフィールや過去作などを交えて紹介していきます。

『犬夜叉』の主人公でもある、犬耳と銀の長髪が特徴的な犬夜叉を務めるのは山口勝平さんです。山口勝平さんが出演するアニメの過去作として、『ワンピース』のウソップ役、『名探偵コナン』の工藤新一役、『まじっく快斗』の黒羽快斗役、『デスノート』のL・竜崎役があげられます。

『犬夜叉』のヒロインで、15歳の中学生でもある日暮かごめを演じるのはゆきのさつきさんです。ゆきのさつきさんが出演するアニメの過去作として、『ラブひな』の乙姫むつみ役、『フルメタル・パニック！』の千鳥かなめ役、『銀魂』の志村妙役、『ひぐらしのなく頃に』の園崎魅音・園崎詩音役があげられます。

少年のような小さな見た目で、犬夜叉一行と行動を共にするようになった狐の妖怪でもある七宝を務めるのは渡辺久美子さんです。渡辺久美子さんが出演するアニメの過去作として、『機動戦士Vガンダム』のカテジナ・ルース役、『ぼのぼの』のぼのぼの役、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』のJ役や、『ケロロ軍曹』のケロロ軍曹役があげられます。

容姿端麗で知的なキャラクターでありながら、大の美女好きでもある弥勒を務めるのは辻谷耕史さんです。辻谷耕史さんが出演するアニメの過去作として、『ストリートファイターII V』のリュウ役、『ボーイフレンド』の高刀柾役、『スラムダンク』の藤真健司役、『うちの3姉妹』のお父さん役、『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のバーナード・ワイズマン役があげられます。

弥勒に対して想いを寄せる妖怪退治を生業とする少女を演じるのは桑島法子さんです。桑島法子さんが出演するアニメの過去作として、『機動戦艦ナデシコ』のミスマル・ユリカ役、『神風怪盗ジャンヌ』の日下部まろん／怪盗ジャンヌ役、『爆転シュートベイブレード』の才媛マナブ役、『ハートキャッチプリキュア!』の明堂院いつき／キュアサンシャイン役があげられます。

犬夜叉の異母兄弟で、半妖である犬夜叉を見下し、完全な妖怪であることを誇りにもつ殺生丸を演じているのは成田剣さんです。成田剣さんが出演するアニメの過去作として、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のジェレミア・ゴットバルト役、『魔法少女リリカルなのはStrikerS』のジェイル・スカリエッティ役、『機動戦士ガンダムUC』のブライト・ノア役、『るろうに剣心』の斎藤一役（2代目）があげられます。

殺生丸を心から信頼し、彼女の優しさによって殺生丸自身も変わるきっかけとなった少女のりんを演じるのは能登麻美子さんです。能登麻美子さんが出演するアニメの過去作として、『ケロロ軍曹』のアンゴル＝モア役、地獄少女の閻魔あい役、『魔法先生ネギま!』の宮崎のどか役、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のプロスペラ役があげられます。

殺生丸に忠誠を誓い、『犬夜叉』内では戦況や口数が少ない殺生丸の心境を解説する役としての立ち回りが目立つ邪見を演じるのはチョーさんです。チョーさんが出演するアニメの過去作として、『GTO』の内山田ひろし役、『ワンピース』のブルック役、『コロッケ!』のタロ役、『逆境無頼カイジ』の大槻太郎班長役などがあげられます。

作中に登場するキャラクターの抱える悲しい過去の元凶であり、『犬夜叉』内では最終討伐目標となる奈落を演じるのは森川智之さんです。森川智之さんが出演するアニメの過去作として、『起動新世紀ガンダムX』のシャギア・フロスト役、『金田一少年の事件簿』の明智健悟役、『ジョジョの奇妙な冒険』の吉良吉影役、『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役（２代目）などがあげられます。

奈落の生み出した風の分身であり、殺生丸に対して想いを寄せ自由な存在に憧れる神楽を演じるのは大神いずみさんです。大神いずみさんは元々アナウンサーとして活躍していた人物で、出演していた主な過去作には『ウンナン世界征服宣言』、『スーパージョッキー』、『THE・サンデー』などのような番組があげられます。

奈落が生み出した無の分身で、奈落に対して忠実であり常に虚げな目をしている少女のような妖怪を演じるのはゆかなさんです。ゆかなさんが出演するアニメの過去作として、『あずきちゃん』の野山あずさ役、『ふたりはプリキュア』の雪城ほのか／キュアホワイト役、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のC.C.役、『インフィニット・ストラトス』のセシリア・オルコット役などがあげられます。

奈落が生み出した幻の分身であり、主に奈落に対して犬夜叉などの動向を報告する監視役として立ち回ることの多い妖怪を演じるのは真殿光昭さんです。真殿光昭さんが出演するアニメの過去作として、『NINKU -忍空-』の藍朓役、『BLEACH』のコン役、『コードギアス 反逆のルルーシュ』の扇要役、『武装錬金』のパピヨン／蝶野攻爵役などがあげられます。

四魂の玉が生み出した合体妖怪で、奈落よりも凶悪な存在として恐れられている存在を演じるのは草尾毅さんです。草尾毅さんが出演するアニメの過去作として、『スラムダンク』の桜木花道役、『ドラゴンボール』のトランクス役、ケロロ軍曹のドロロ兵長役、『戦国無双』の真田幸村役などがあげられます。

犬夜叉が愛した巫女で、かごめの転生前の姿であり元々は四魂の玉を守っていた女性を演じるのは日髙のり子さんです。日髙のり子さんが出演するアニメの過去作として、『タッチ』の浅倉南役、『となりのトトロ』の草壁サツキ役、『らんま1/2』の天道あかね役、『名探偵コナン』の世良真純役などがあげられます。

珊瑚の弟で唯一の肉親でもある琥珀を演じるのは矢島晶子さんです。矢島晶子さんが出演するアニメの過去作として、『アイドル伝説えり子』の田村えり子役、『新機動戦記ガンダムW』のリリーナ・ドーリアン役、『ふたりはプリキュア』のミップル役、『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ役（初代）などがあげられます。

鍛冶屋を営む妖怪で、犬夜叉の父親から受けた依頼をきっかけに鉄砕牙と天生牙を作り上げた刀々斎を演じるのは八奈見乗児さんです。八奈見乗児さんが出演するアニメの過去作として、『巨人の星』の伴宙太役、『ヤッターマン』のボヤッキー役、『ゲゲゲの鬼太郎（第3作）』の一反もめん役、『ドラゴンボール』の北の界王役などがあげられます。

かつて犬夜叉の父親に仕えていたノミの妖怪で、現在は犬夜叉一向と行動を共にし、薬の調合などを主な役割としている冥加を演じるのは緒方賢一さんです。緒方賢一さんが出演するアニメの過去作として、『宇宙戦艦ヤマト』のアナライザー役、『忍者ハットリくん』の獅子丸役、『魔法陣グルグル』のキタキタ親父役、『名探偵コナン』の阿笠博士役などがあげられます。

『犬夜叉』のヒロインでもあるかごめに片思いをしていて、妖狼族で構成された東の洞窟の若頭を勤めている鋼牙を演じるのは松野太紀さんです。松野太紀さんが出演するアニメの過去作として、『金田一少年の事件簿』の金田一一役、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』の万丈目準役、『デジモンセイバーズ』のアグモン役、『フレッシュプリキュア!』のタルト役などがあげられます。

アニメ『犬夜叉』には、他のアニメで主要キャラクターを演じた経験のある豪華キャストが数多く起用されています。しかし、この豪華キャストを揃えたことによってファンの間からは様々な憶測や裏話がささやかれるようになりました。ここでは豪華キャストを揃えたことによってどのような話が噂されるようになったのか、チェックしてみましょう。

アニメ『犬夜叉』は1期と2期の作成期間が大幅に開いています。そのため、2期を作成するにあたって、豪華キャストを総替えする予定があったと噂されました。当時は現在ほどネットが普及していないとはいえ、元々人気があった豪華キャストを総替えすることで批判が集中し、作品の評価が下がることは否めません。そのため、キャストは入れ替えられることなく制作が継続されたと噂されるようになりました。

アニメ『犬夜叉』の制作が決定したことで、作成現場ではどのようなキャストを起用するのか議論になります。豪華キャストを起用すれば、それだけ制作費が必要になる上に、スケジュールを押さえることは困難です。そのため、当初は新人声優のみを起用する案があったと噂されています。

アニメ『犬夜叉』の制作が決定したことで、ファンからの注目を集めるためにかごめと犬夜叉は実力派の豪華キャストを起用する案があったと噂されています。実際に『犬夜叉』に出演している豪華キャストの演技力を見ると、こういった難しい演じ分けなども出来そうとファンに思わせてしまうのが魅力です。

アニメ『犬夜叉』の制作が決定した際、どのようなキャストを起用するのか議論にあがりました。噂によれば、この豪華キャストはスポンサーの意向で勝手に決められたという話もあります。当時、現場ではキャストの採用について難航を極めていた可能性も考えられているため、このような噂もささやかれるようになりました。

アニメ『犬夜叉』で主演を務めるキャストは、当時から実力派として名の知れた声優陣が務めています。そのため、キャスト自身が納得できる演技が出来なければ何度でも収録し直し、最終的には収録に大幅な遅れが生じたと噂されるようになりました。豪華キャスト陣の高い演技力と、アニメ『犬夜叉』の高い完成度を見たファンからはこのような考えが生まれた可能性が考えられています。

アニメ『犬夜叉』には、現在でも幅広い活躍を見せる豪華キャスト陣が多く起用されています。そのため、納得がいかない点に関しては議論することもあり、時には一触即発の空気になることもあったと噂されました。確かな実力を持つ豪華キャストが集められたからこそ、ファンの間ではお互いの演技に対して激しく口論するようなこともあるかも知れないと思わせています。

アニメ『犬夜叉』で弥勒役を演じたことでファンからも高い支持を得た辻谷耕史さんですが、2018年に脳梗塞でこの世を去りました。まだ56歳という若さで、直前まで多彩な活躍を見せていただけにファンからは悲しみの声もあがっています。ここでは、辻谷耕史さんが亡くなった当時の様子についてチェックしてみましょう。

アニメ『犬夜叉』で弥勒役を演じていた辻谷耕史さんは、2018年10月17日に突然自宅で倒れ、病院に救急搬送されました。そしてそのまま同日に脳梗塞が原因で56歳という若さでこの世を去っています。直前までアニメ『グラゼニ』の音響監督を勤め、同じ声優の立木文彦さんと結成した記念ライブを10月14日に行うなど、死の直前まで精力的に多彩な活動していました。

アニメ『犬夜叉』で辻谷耕史さんと共演していた森川智之のブログには、収録現場で辻谷耕史さんが持つ演技力に強く惹かれていたと綴られています。アニメ『犬夜叉』で共演した時の状況についても、弥勒の個性的で明るい演技のおかげで現場を明るい空気にしてくれていたと辻谷耕史の死を惜しみながら綴っていました。

辻谷耕史さんが亡くなったことで『幽☆遊☆白書』で共演していた緒方恵美さんも信じられないという心境をSNSで明かしました。同じ事務所の後輩として親交のあった安元洋貴さんは、辻谷耕史に対してお世話になったことへ感謝の気持ちを述べています。それ以外にも数多くの実力派声優陣が悲しみの声を上げていたことから、ファンのみならず同業者からも愛されていた声優ということがわかりました。

『犬夜叉』の連載終了後、長い時を経た2020年に続編で後日談にあたる作品としてアニメ『半妖の夜叉姫』が放映されました。原作の最終回から15年以上経過した世界で、主要キャラクターの子供たちを中心にしたキャラクターが織りなす物語は『犬夜叉』ファンに多くの感動を与えました。ここでは、アニメ『半妖の夜叉姫』に出演するキャストについてチェックしてみましょう。

殺生丸とりんの間に生まれた双子の長女で、犬妖怪の半妖であることから人間離れした身体能力を持ち、家族や仲間を大切に思う優しい気持ちを持つ日暮とわを演じるのは松本沙羅さんです。松本沙羅さんの主な出演作品として、『BORUTO』の雀乃なみだ役、『この音とまれ!』の来栖妃呂役、『私の推しは悪役令嬢。』のロレッタ＝クグレット役などがあげられます。

殺生丸とりんの間に生まれた双子の次女で、普段はあまり感情を表に出すことの少ないせつなを演じてるのは小松未可子さんです。小松未可子さんの主な出演作として、『ニセコイ』の鶫誠士郎役、『スター☆トゥインクルプリキュア』の香久矢まどか／キュアセレーネ役、『呪術廻戦』の禪院真希役などがあげられます。

犬夜叉とかごめの娘で、父の嗅覚や戦闘力、母の容姿や霊力を受け継いだもろはを演じるのは田所あずささんです。田所あずささんの主な出演作品は『ウマ娘 プリティーダービー』のシンボリルドルフ役、『アイカツ!』の霧矢あおい役、『アイドルマスター ミリオンライブ!』の最上静香役などがあげられます。

『犬夜叉』の時代から月日が流れ、大人になり妖怪退治屋の頭領を勤める琥珀を演じるのは木村良平さんです。木村良平さんの主な出演作品は、『東のエデン』の滝沢朗、『黒子のバスケ』の黄瀬涼太役、『境界のRINNE』の十文字翼役などがあげられます。

弥勒と珊瑚の息子で、琥珀やせつなと同じく妖怪退治屋を営む翡翠を演じるのは浦尾岳大さんです。浦尾岳大さんの主な出演作品は『アイドルマスター SideM』の兜大吾役、『BORUTO』のセキエイ役、『リトル・ニンジャ 市松模様の逆襲』のアレックス役などがあげられます。

屍屋で働く子狸の妖怪を演じるのはファイルーズあいさんです。ファイルーズあいさんの主な出演作品は、『ダンベル何キロ持てる?』の紗倉ひびき役、『トロピカル〜ジュ!プリキュア』の夏海まなつ／キュアサマー役、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』の空条徐倫役などがあげられます。

ここで、『犬夜叉』の声優に対する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。

『半妖の夜叉姫』に登場する『犬夜叉』の声優が継続して演じていることに感動を覚えるファンの声もありました。作品がリメイクされるにあたって、さまざまな要因が絡んで声優が一新されることも珍しくありません。そんな中で、『半妖の夜叉姫』ではほとんど同じ声優が継続して同じキャラクターを演じています。

『半妖の夜叉姫』に登場する『犬夜叉』のキャラクターが、当時と変わらない演技を見せてくれたことに喜ぶファンの声もありました。『犬夜叉』に出演している声優は、当時と変わらない高い演技力を現在でも持っています。

『犬夜叉』に出演する声優の演技を賞賛するファンの声もありました。『犬夜叉』に出演している声優は現在でも多数の作品で高い演技力を披露しています。『犬夜叉』は、そんな豪華な声優陣を集めた贅沢な作品の一つです。

『犬夜叉』には、ベテランから実力派の若手まで豪華な声優が出演しています。現在でも多くの作品に出演を果たしているほどの声優の演技力を楽しめるのも『犬夜叉』の魅力です。『犬夜叉』の作品に触れる際、物語展開だけでなく声優の演技にも注目してみることで新たな発見もできるでしょう。