【犬夜叉】桔梗と犬夜叉の関係は恋人同士?もう一人のヒロインの人物像まとめ
大人気漫画「犬夜叉」に登場する「桔梗」はどんな人物なのか解説します。「犬夜叉」と「桔梗」は恋人同士の関係だったのか、桔梗の最後はどんなものだったのか等も紹介していきます。犬夜叉のヒロイン「かごめ」と「桔梗」の類似点なども考察します。
目次
【犬夜叉】桔梗はもう一人のヒロイン
「犬夜叉」に登場する「桔梗」は、犬夜叉の過去と深い結びつきを持ち、物語の重要な存在です。桔梗は美しさと強さを兼ね備えていて、恋人である犬夜叉への愛にも溢れている様子が描かれています。桔梗と犬夜叉の関係は、互いに深い絆と恋愛感情を抱きながらも、運命の試練に翻弄されます。桔梗の最後の瞬間は感動的で、物語の展開に大きな影響を与えています。
桔梗のプロフィール
桔梗は巫女であり、かつて「四魂の玉」を守護していました。桔梗と犬夜叉は恋愛関係にあり、ヒロイン・かごめの前世としても知られています。初登場時は故人でしたが、かごめの魂を利用して「死人」として甦ることになります。蘇った後は負の感情が残ったことで、喜怒哀楽の激しい一面を見せるようになりました。そのため犬夜叉へ愛憎、かごめへ嫉妬、奈落へ怒りといった負の感情を向けています。しかし、犬夜叉や奈落が関わらない時は、生前と同じく慈愛に満ちた女性で、巫女として多くの人々から慕われています。
犬夜叉の概要
「犬夜叉」は、高橋留美子による人気漫画作品で、アニメ化もされました。戦国時代を舞台に、半妖の主人公「犬夜叉」の冒険を描いています。犬夜叉は父の遺した「鉄砕牙」を持ち、四魂の玉を手に入れるための戦いに巻き込まれていきます。犬夜叉はヒロインのかごめと共に、敵である「奈落」との戦いや四魂の玉の力を巡る闘いに挑みます。壮大なスケールで繰り広げられる戦いはもちろん、愛、友情、成長、運命などがテーマとして描かれています。
犬夜叉のあらすじ
現代に生きるヒロイン「かごめ」が神社の井戸に落ちタイムスリップしたことで、封印された半妖の「犬夜叉」と出会います。封印が解かれた犬夜叉は桔梗の生まれ変わりでもあるかごめと共に、強大な力を持つ四魂の玉を探しながら、様々な敵や試練と対峙しながら成長していきます。人間界や妖怪界を舞台にした壮大な冒険が展開されていき、最後は犬夜叉とかごめ、そしてもう1人のヒロインでもある桔梗がそれぞれの運命と向き合いながら成長し、真の力を手に入れるまでを描いています。
【犬夜叉】桔梗と犬夜叉やかごめの関係
「犬夜叉」でもう1人のヒロインである「桔梗」は奈落によって犬夜叉との仲が引き裂かれるという悲劇を背負っています。ここからは犬夜叉との関係や恋人だったのかどうかや、宿敵でもある奈落との関係性について解説します。また、「犬夜叉」のヒロインで、犬夜叉との恋のライバルでもある「かごめ」との因果関係についても紹介していきます。
桔梗と犬夜叉の出会い
桔梗と犬夜叉が出会ったきっかけは、四魂の玉です。犬夜叉は半妖から一人前の妖怪になるために四魂の玉を求めていましたが、それを守っていたのが桔梗でした。桔梗は巧みに犬夜叉を躱していましたが、そうしてお互いを知って行くうちに、桔梗と犬夜叉は心の優しさや強さに惹かれ、深い愛情を抱き、恋人のようになります。この出会いは物語の中でも重要な転機となり、その後の運命を大きく左右することとなりました。
桔梗と犬夜叉の仲が引き裂かれた理由
桔梗と犬夜叉の仲が引き裂かれた理由は、奈落の介入によるものでした。奈落は桔梗の美しさと犬夜叉への愛情に嫉妬し、2人の恋人関係を破壊しようと画策します。そうして奈落は桔梗と犬夜叉、それぞれの姿に化けると、2人の絆を乱していくことにしたのです。この出来事により、桔梗と犬夜叉はお互いを憎むようになり、最後は犬夜叉は封印され、桔梗も命を落とすこととなったのでした。
桔梗と奈落の関係
桔梗と奈落は因縁深い関係にあります。かつて「鬼蜘蛛」という人間だった奈落は、酷い傷を負ってしまい動けなくなってしまったのですが、その時看病したのが桔梗でした。そうして世話をしてくれる桔梗に恋心を抱きますが、満足に動けない状況と桔梗と犬夜叉の関係に嫉妬し執着していきます。鬼蜘蛛の恨みに集まってきた妖怪によって「奈落」へ変化した鬼蜘蛛は、桔梗と犬夜叉を同時に葬ってしまおうと画策したのでした。
桔梗はかごめの前世?
桔梗は、「犬夜叉」のヒロインでもある「かごめ」の前世であるとされています。桔梗の持つ力と、かごめの持つ力はとても似ており、その因縁を感じさせるものとなっていました。ヒロイン同士でもある桔梗とかごめのつながりは、犬夜叉との三角関係や奈落との戦いなど、物語の中で大きな影響を与えています。
桔梗とかごめが似ていない理由
桔梗とかごめが似ていない理由については、桔梗とかごめは別々の存在であり、異なる魂を持っているからでは?と推測されています。桔梗はかごめの前世ですが、あくまでも魂のつながりや運命の絡み合いを示すものであり、容姿や性格の完全な一致を意味するものではないからではないか?という意見が多く見られていました。物語の中でも、かごめは独自の人格と個性を持つ現代の少女として登場していて、桔梗とは別の存在として描かれています。
桔梗にとってのかごめは恋のライバル?
桔梗にとってかごめは、恋のライバルというよりも、犬夜叉との関係における重要な存在として描かれています。桔梗はかごめが犬夜叉の心を癒し、犬夜叉との絆を深めていくことに苦悩しましたが、かごめを恋のライバルとして認めているシーンはありませんでした。しかし、かごめの目の前で見せつけるような仕草をすることもありました。かごめは犬夜叉との絆を支える存在であり、桔梗はかごめの存在を受け入れることで、自らの運命と向き合い、成長していく様子も描かれていました。
【犬夜叉】桔梗の人物像や最後
桔梗と犬夜叉や奈落、かごめとの関係について紹介しましたが、ここからは桔梗本人の人物像を深掘りしていきます。桔梗は美しく強い巫女であり、犬夜叉との関係や物語の展開において重要な役割を果たしています。しかし、生前の性格と蘇生後の性格の違いや、犬夜叉とかごめの関係を壊そうとしたことがあったため、ファンからは「嫌い」という意見も寄せられました。本記事ではどうして嫌いという意見が出てしまったのかも考察しながら、桔梗の性格や最後について紹介していきます。
桔梗の性格
桔梗は力強く、優しさと芯の強さを兼ね備えた女性でした。桔梗は巫女としての使命を果たすために感情を抑えることがありましたが、生前の彼女は慈愛に満ちた一面も持っていました。蘇生後の桔梗は、恋人だった犬夜叉に対して深い愛情を抱きつつも、犬夜叉に対する憎しみの感情を同時に抱くこともありました。また、喜怒哀楽の感情が激しくなっていることが分かる描写もあります。
桔梗が嫌いと言われる理由
桔梗が嫌いと言われる理由の一つは、桔梗の愛憎の感情や犬夜叉への執着の強さによるものとされています。桔梗は自分が封印した犬夜叉に対して、激しい愛憎の感情を抱き、また犬夜叉との関係を引き裂こうとする奈落に対しても怒りを露わにしています。そのため、桔梗の行動や感情表現が批判の的とされることもあり、嫌悪感を抱くファンもいました。しかし、桔梗の複雑な心情や、心身の成長を実感することで、桔梗の魅力を再評価するファンも多く存在しました。
桔梗の最後はどうなった?
桔梗の最後はとても切ないと話題になっています。桔梗は再生後、奈落との戦いに身を投じますが、瘴気を多く取り込んでしまう桔梗は、少しずつ衰弱していってしまいます。最後は、犬夜叉やかごめ達の頑張りも虚しく、命を落とす結果となり、ファンからも深い悲しみの声が上がっていました。また、最後に犬夜叉へ本当の気持ちを打ち明け、口付けを交わすシーンは特に人気が高くなっています。
桔梗は半妖の夜叉姫で再登場?
一度ならず、二度も悲劇的な最後を迎えることとなった桔梗ですが、犬夜叉や殺生丸の子供達が主人公の「半妖の夜叉姫」という作品に再登場したと話題になっています。犬夜叉が封印されていた「時代樹」という御神木が登場するのですが、この時代樹に宿った記憶として、巫女姿の桔梗が登場しました。しかし、これはあくまでも時代樹の持つ記憶が写されただけで、桔梗本人としての再登場ではありませんでした。
【犬夜叉】桔梗の強さや能力
桔梗は巫女として活躍する中で特殊な能力を手に入れていました。本記事では、桔梗が持つ能力とその強さについて、具体的なエピソードも含めて紹介します。また、桔梗が持つ能力は、桔梗の生まれ変わりであるかごめにも受け継がれていますが、その強さなどに差はあるのかどうかも考察していきます。
強さや能力①破魔の矢
強さや能力①は「破魔の矢」です。破魔の矢とは、霊力を込めた矢のことで、それを敵に放つことで、相手を倒すことができるほどの威力を持っていました。また、犬夜叉が使っている「鉄砕牙」に当てることで、鉄砕牙の持つ能力を解放させることが可能となっていました。しかし、これはあくまでも一時的なものなので、効果を持続させることはできません。
強さや能力②破魔の霊力
強さや能力②は「破魔の霊力」です。破魔の矢は矢に霊力を込めて飛ばすものでしたが、破魔の能力は敵などに直接触れることで、相手を浄化したり倒したりすることができる能力のことです。指先で霊力を飛ばすこともでき、かごめを括り付けた木を、離れた場所から攻撃したこともあります。
強さや能力③催眠術
強さや能力③は「催眠術」です。桔梗は相手の心を操って、幻影や仮の姿を見せることができ、それによって相手を翻弄したり、奇襲を仕掛けたりすることがありました。催眠術を使用する時は、単純な戦闘力ではなく、作戦力でも秀でていることが分かるシーンが多く描かれていました。
桔梗とかごめの能力に差はある?
巫女として優秀な存在だった桔梗ですが、生まれ変わりの存在でもあるかごめにも能力が引き継がれています。しかし、生まれた時から修行を重ねていた桔梗と、現代で普通の女の子として生活していたかごめでは、そもそもの経験値が違うため、能力の強さに差が出ていました。中でも破魔の矢は、弓の経験がないかごめは外してしまうことも多くありましたが、桔梗は百発百中となっており、瀕死の状態でも犬夜叉を封印することができるほどの正確さを持っていました。
【犬夜叉】桔梗の声優
犬夜叉はテレビアニメ化されており、出演声優も豪華なメンバーが揃っています。そんな豪華メンバーの中で、桔梗役を務めたのは一体誰だったのか、桔梗役の声優の詳しいプロフィールと主な出演作品について紹介します。
桔梗の声優は「日髙のり子」
アニメ「犬夜叉」で桔梗役を務めたのは「日髙のり子(ひだかのりこ)」さんです。声優としてデビューする前はアイドルとして活動していた経験のある日髙さんですが、透明感のある声色と、繊細な演技力で幅広い役柄を演じ分けています。アイドル時代の歌唱力を活かして、キャラクターソングや主題歌を担当することもあり、その歌声にも注目が集まっています。
日髙のり子のプロフィール
日髙さんは1962年5月31日生まれで、東京都出身の声優です。小さい頃から女優に憧れており、児童劇団に所属して子役として芸能活動をスタートさせました。朝ドラや特撮ドラマなどに出演を重ねていき、高校生の時にアニメの主題歌を担当したことがきっかけでアイドルデビューを果たすことになりました。その後、アイドルとしての人気は徐々に落ちてしまいますが、ファンから「声優に向いているのでは?」という意見が寄せられチャレンジしたことが現在の成功につながっています。
日髙のり子の主な出演作品
日髙さんの主な出演作品には「タッチ」の浅倉南役や、「ピーターパンの冒険」のピーターパン役、「隣のトトロ」の五月役などがあります。ヒロインの少女役が多い印象を与えますが、実は少年役も演じることがあり、世代的には若いキャラクターを主に演じることが多くなっています。その声の透明感や柔らかな声質が人気を博していて、60歳を超えた現在でも、声の透明感が変わないことから、ファンからはもちろん、同じ声優仲間からも尊敬の声が上がっています。
【犬夜叉】桔梗に対する世間での評判や人気
桔梗の過去はとても悲しく、恋人だった犬夜叉と引き裂かれてしまったことで同情の声が集まっていました。しかし、復活後は犬夜叉に対する想いが暴走し、かごめや仲間達を傷つけることもあったことから、ファンからは「嫌い」という意見が上がってしまうようになります。しかし、犬夜叉を一途に思い続ける姿や、奈落を滅するために行動していく姿は、生前の桔梗と変わっておらず、その切ない最後と相まって、再評価する声も見受けられるようになっていました。
アニメ「犬夜叉」では、桔梗と犬夜叉は「恋人」として描かれていますが、原作漫画の「犬夜叉」では、恋人になる直前で奈落の思惑により引き裂かれてしまいます。そのため、原作漫画では恋人になれなかった無念を抱えたままであることが推測され、かごめではなく桔梗を応援する声が多く上がっていました。また、犬夜叉の桔梗へ持つ後悔の気持ちが、桔梗との最後のシーンで昇華されたことで、最終回よりも感動するという声も見られました。
かごめの前世は桔梗のため、恋人の犬夜叉とは前世からの恋人同士だということになります。それだけなら恋愛漫画でもよくある設定ですが、そこに桔梗本人が蘇ることで、三角関係へと発展してしまうという展開は、これまでにない斬新な設定となっていました。全く先が読めないと話題になっており、最終的には、桔梗が消滅する最後を迎えた時には驚きの声が多く見られました。しかし、それによって犬夜叉も桔梗との過去にケジメをつけることができ、かごめと恋人関係に収まりました。
【犬夜叉】桔梗と犬夜叉の関係は元恋人同士だった
「犬夜叉」に登場するもう1人のヒロイン「桔梗」について、その性格や能力、犬夜叉との恋人関係について解説しました。桔梗はヒロイン「かごめ」の前世であり、優秀な巫女として四魂の玉を守るために活躍していた人物でしたが、宿敵「奈落」の陰謀により、悲しい最後を迎えていました。復活後の桔梗の行動には賛否の声が集まっていましたが、犬夜叉に素直な気持ちを伝えたシーンは名場面として評価されています。また「半妖の夜叉姫」には、時代樹の精霊として桔梗が再び登場していて、注目が集まっていました。
この記事のライター
syys1720
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