【ハンターハンター】フェイタンの念能力や強さまとめ！ライジングサンがかっこいい？

『ハンターハンター』のフェイタンは幻影旅団の中でも人気キャラとなっており、その要因の1つにキメラアント編で見せた念能力があります。そんな念能力を見ていく前にまずはフェイタンのプロフィールや出身地を見ていきましょう。

『ハンターハンター』のフェイタン=ポートオは身長155㎝、体重45㎏の男性。盗賊集団「幻影旅団」の団員で、Noは2と初期メンバー1人です。普段は口元が覆われたマントのような服を着ており、攻撃的かつ嫌味っぽい口調で話します。

『ハンターハンター』のフェイタンの出身地は流星街です。作中の世界では廃棄物の処分場として表面上は無人の地域となっていますが、実際は捨て子や犯罪者などが集まって住民として暮らしています。旅団の初期メンバーの多くはこの町の出身です。

原作『HUNTER×HUNTER（ハンター×ハンター）』は冨樫義博の少年漫画です。1998年に連載開始しており、現在も休載しながら連載を続けています。複雑ながらも面白い設定の世界観や戦闘時に使用される念能力が魅力であり、多くのファンの心を掴んでいます。

主人公のゴン＝フリークスは幼少期の経験からハンターを夢見るようになり、見事ハンター試験に合格して道を歩み始めます。その試験の中でキルア、クラピカ、レオリオといった仲間と出会い、彼らと関わりながらゴンも自らの目的である父親捜しを続けていきます。しかし、その過程でゴンはクラピカと因縁がある幻影旅団と接触することになり……？

『ハンターハンター』のフェイタンは初登場したヨークシンでは念能力を見せておらず、その後も出番があっても能力を使っていませんでしたが、キメラアント編にて能力が判明した。その念能力を含めてフェイタンの戦闘面について見ていきましょう。

フェイタンの念能力は変化系に分類される許されざる者（ペインパッカー）です。自身の受けたダメージを元にしてオーラを増幅させ、広範囲にわたって攻撃を行います。なお、フェイタンがキレた時に発動するため、周りへの考慮は一切なくは発動してしまいます。

念能力の許されざる者（ペインパッカー）によって放れたれる技には種類があり、キメラアント編では太陽に灼かれて（ライジングサン）に変化していました。この技では灼熱のオーラを太陽のように打ち上げて周囲を焼き尽くす技になっており、フェイタン自身は許されざる者（ペインパッカー）の発動時に纏った衣服によって高熱を防いでいます。

念能力を見せる前までにフェイタンが主に使っていたのは傘であり、傘の内部には様々な武器が仕込まれています。パラソルの部分を分離させると刀として扱うこともできます。

キメラアント編では傘の先端である石突きを飛び出させて不意打ちを行っていました。この他にもパラソルを囮にして相手の視線を逸らすなど、傘1つでも様々な芸当を見せています。

フェイタンは体格としては小柄であり、念能力も変化系ですが、旅団内の腕相撲ランキングでは5位の実力となっています。体格的にはフェイタンよりも大きな団員がいる中で、上から数えた方が早いのは腕力の高さが窺えます。

フェイタンは移動の早さも見せており、実際の戦闘になったキメラアント編でも素早さを活かして戦っています。旅団の団員は全員逃げ足としてのスピードを見せているため、一番素早いかまではわかりませんが、念能力を発動するまではこのスピードや傘が主力になっていました。

『ハンターハンター』のフェイタンは先の能力以外にも魅力溢れるキャラであり、それが人気の理由になっています。そんなフェイタンの人気の理由について見ていきましょう。

フェイタンの人気の理由として、純粋なビジュアル面や戦闘時のかっこよさが魅力的であると言われています。鋭い目付きと少し怪し気な雰囲気が厨二的かっこよさに繋がっています。

フェイタンの人気の理由として、趣味が拷問である意外性も1つの要素になっています。普段はクールで口数も多くないタイプですが、拷問に関しては率先的にやっていく性格で、そのSっ気のある部分が魅力になっています。

フェイタンが旅団の団員と絡むシーンは多数描かれており、その中でもフィンクスと共に行動していることが多いことから、その組み合わせも人気の理由になっています。フィンクスとの絡みではからかうための意外な発言も出てきており、そのギャップも魅力と言えます。

フェイタンのエセ中国人っぽい口調について、訛っているようで可愛いと見られることがあります。言葉の語尾に「ね」を付けて喋っているのはカタコト感があり、普通の台詞でも変わった空気感になっています。

フェイタンはキレて念能力を発動した際は漢字表記による喋りになっており、このことから中華系の出身である可能性が考えられます。流星街は捨て子も集まる地域であり、その中で共通言語を話そうとして、訛っているような口調になっている可能性が考察できるのです。

フェイタンはキメラアント編での戦闘が久しぶりだったらしく、自分から腕がなまっていると発言していました。それが挑発のためか本当かは定かではありませんが、そんなことを言ってしまうお茶目さも魅力の1つです。

アニメ『ハンターハンター』は1999年の旧アニメと2011年の新アニメの2作品があり、その両方でフェイタンの声優を担当した人がいます。そんなフェイタンの声優についてそれぞれ見ていきましょう。

旧アニメ『ハンターハンター』でフェイタンを担当した声優は日比野朱里さんです。女性ながらも少し低めの声で中世的な見た目を演じていました。

日比野朱里さんは静岡県出身で1959年生まれの声優です。旧芸名としては本名の小粥よう子として活動していました。声優としては1982年から主な活動が始まっており、1999年に改名しています。現在は声優としての活動は引退しており、舞台での活動を続けています。

日比野朱里さんの主な出演作品としては『キャプテン翼』の大空翼、『エスパー魔美』のコンポコ、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の沖田総司、『未来少年コナンII タイガアドベンチャー』のタイガなどがあります。

新アニメ『ハンターハンター』でフェイタンの声優を担当したのは山口勝平さんです。素性を隠した不気味な雰囲気やキメラアント編で激昂した時の声を見事に演じています。

山口勝平さんは福岡県出身の声優・俳優です。現在は声優事務所の悟空の代表をしながら活動しています。元々は舞台俳優として活動しており、その中で1988年から声優デビューした結果、徐々に役を増やしていきました。近年ではアニメに限らずテレビドラマに登場するなど幅広く活躍しています。

山口勝平さんの主な出演作品としては『らんま1/2』の早乙女乱馬、『ジャングルの王者ターちゃん♡』のエテ吉、『機動武闘伝Gガンダム』のサイ・サイシー、『名探偵コナン』の工藤新一・怪盗キッド、『犬夜叉』の犬夜叉、『ONE PIECE』のウソップ、『アイシールド21』の雷門太郎、『DEATH NOTE』のL、『ジョジョの奇妙な冒険』のフォーエバー、矢安宮重清などがあります。

ここでは『ハンターハンター』のフェイタンの能力について世間での評判や人気などの反応をまとめていきます。キメラアント編まで隠されていた念能力はフェイタンの新たな魅力になった意見もあれば、驚きの声もあったようです。

フェイタンの念能力許されざる者（ペインパッカー）と太陽に灼かれて（ライジングサン）についてはかっこいいという意見が多く見られました。カウンターかつ広範囲に渡る能力や厨二心をくすぐる能力名はようやく明かされただけあって印象に残るものだったようです。

フェイタンの念能力については想像していたものと違うという意見もありました。キメラアント編までは傘の仕込み刀で戦っていた印象から念能力についてもそれに関連したものであると思っていた人もおり、やや残念に思った人もいるようです。

フェイタンの念能力が相手から受けたダメージを元にすることについて、フェイタンが流星街の出身であることが関係していると考える人もいました。作中では家族を知らないと言っていることから流星街での幼少期が想像でき、念能力はそのようなイメージから形作られることもあるので、考察の余地が広がったようです。

ここでは『ハンターハンター』のフェイタンについて旅団以外の立場だったらどうなるかを想像していきます。普通の人として接するには難しいところもありますが、そこが魅力とも言える人物になりそうです。

もしもフェイタンが彼氏だったらSっ気のある感じで接してきそうです。旅団の団員と話している時も基本は嫌味っぽい物言いですが、楽しそうにからかう場面もあることからM気質な人は相性が良いかもしれません。

もしもフェイタンが会社の後輩だったら喋りかけづらいけど有能な働きをしてくれそうです。旅団の活動では率先して現場に出向くなど役割をこなしていることから、性格や話が合えな良い部下になってくれると思います。

もしもフェイタンが幼なじみだったら意外にも親しみやすい人物になるかもしれません。同じ流星街出身の団員とは打ち解けた会話をしていることから幼い頃から知り合っていれば仲良しまでとは行かなくてもお互いに分かり合えるところはある仲になれそうです。

『ハンターハンター』のフェイタンは幻影旅団の1人で、流星街の出身である初期メンバーです。そんなフェイタンの念能力は受けたダメージにより威力を増すようになっており、使用時には普段のクールな感じからキレた口調になって広範囲を巻き込みます。暗黒大陸・王位継承編ではフェイタンも幻影旅団として参加しているので、今後の活躍にも注目です。