【ハンターハンター】クロロ=ルシルフルの強さや能力を紹介！幻影旅団・団長の実力とは？

クロロ=ルシルフルは、『週刊少年ジャンプ』で連載されているマンガ作品『ハンターハンター』に登場するキャラクターです。クロロは、「幻影旅団」というお宝のために盗みと殺しを生業とする盗賊集団のボスを務めています。

クロロが幻影旅団のリーダーになった理由ですが、詳しいことは不明です。しかしクロロは非常に仲間意識が高く、かつ集団を導くカリスマ性にあふれています。これらの理由から自然と仲間から慕われるようになり、クロロは幻影旅団のリーダーになったのだと推測できます。

実は、クロロ=ルシルフルにはモデルがいます。誰かというと、大人気ロックバンド「L'Arc〜en〜Ciel」のボーカルを担当されているHYDEさんです。『ハンターハンター』の作者である冨樫義博先生がHYDEさんをクロロのモデルにしましたと公表したことがなによりの証拠です。

『ハンターハンター』は1998年から『週刊少年ジャンプ』で連載されているバトルマンガ作品です。『ハンターハンター』は単なる肉弾戦だけでなく高度な頭脳戦も繰り広げられるため、幅広い年齢層から長期間に渡って楽しまれています。

『ハンターハンター』の主人公ゴン=フリークスは、ある日死んだはずの父親が「ハンター」という仕事をしていると知ります。自分のことをないがしろにするほど熱中してしまうハンターの仕事を自分もしたいと考えたゴンは、ハンターになるための過酷な冒険へと繰り出します。

ここからは『ハンターハンター』におけるクロロ=ルシルフルのもつ強さや念能力、実力について解説します。また今回ご紹介するクロロが盗んだ念能力の中で特筆すべきものを4つほど触れていきます。詳細についても後ほど解説します。

クロロ=ルシルフルがもつ念能力は「盗賊の極意(スキルハンター)」です。この念能力の大きな特徴は、他者の念能力を盗み自分のものとして使用できることです。また盗まれた相手は能力を使えなくなってしまいます。ただし盗んだ能力を永遠に使えるわけではなく、能力を盗んだ相手が死んでしまうと使えなくなってしまいます。

クロロ=ルシルフルの新たな力は「栞のテーマ(ダブルフェイス)」です。これは先ほど紹介した盗賊の極意の能力を強化するための力です。本来、相手の盗んだ力を使用するときは能力を封印した本を手にもつ必要があります。しかし栞のテーマにより、自分の使用したい能力が封印されているページにしおりを挟むことで、両手を自由にしたまま念能力の使用が可能になります。

ここではクロロ=ルシルフルが盗賊の極意(スキルハンター)で盗んだ念能力について特筆すべきものを4つご紹介します。またクロロが盗んだ念能力がどのシーンで使われたのかといった情報についてもそれぞれ解説します。

密室遊魚(インドアフィッシュ)は、密室でしか生息できない肉食の念魚を生み出す能力です。この念魚に襲われた人間は痛みを感じることなく骨の髄まで捕食されてしまいます。因みに密室遊魚は、ヨークシンシティ編にてクロロを狙った暗殺者に対し使用するシーンがあります。

転校生(コンバートハンズ)は、自分の手で触れた相手の姿を変えることができる能力です。この能力の最大の弱点は両手を使用することです。そこで先ほど紹介した栞のテーマと併用することで弱点を補うことができます。因みに転校生は、ヒソカとの戦闘時に使用するシーンがあります。

番いの破壊者(サンアンドムーン)は両手それぞれに太陽の刻印と月の刻印を出し、それらの刻印を攻撃したい対象に触れ合わせることで大爆発を引き起こす能力となっています。この能力は、クロロの出身地である流星街の長老から盗んだ能力です。因みに番いの破壊者は、ヒソカとの戦闘時に使用するシーンがあります。

人間の証明(オーダースタンプ)は、念の力で具現化したスタンプを押した人形を操る能力です。生きている人間を操ることはできません。またこの能力は大量の人形を操れる反面、単純な行動しかできません。因みに人間の証明は、天空闘技場におけるヒソカとの戦闘時に使用するシーンがあります。

ここからは、『ハンターハンター』におけるクロロ=ルシルフルとヒソカの関係について解説します。またクロロとヒソカが対決した際の勝敗の結果や、なぜそのような結果になったのかについて以下の項目で詳しく解説します。

クロロ=ルシルフルとヒソカの関係ですが、クロロが幻影旅団のリーダーであるのに対し、ヒソカはクロロの手下にあたるといった関係性をもっています。しかしヒソカは幻影旅団の一員にも関わらず、常日頃からクロロの命を狙っています。

クロロ=ルシルフルとヒソカの戦いの内容ですが、彼らは原作『ハンターハンター』第34巻の天空闘技場で戦うことになっています。しかしその戦いの内容があまりも複雑であり、理解するのに時間がかかったと感じている読者の声が多いです。

気になるクロロ=ルシルフルとヒソカの戦いの結果ですが、クロロ=ルシルフルが勝ちました。長期に渡って両者はしのぎを削ってきたためこの戦いの結末を望んでいた読者の声が多く、『ハンターハンター』のストーリーの中でもかなりの盛り上がりを見せました。

クロロがヒソカに勝利した理由ですが、主に2つあります。1つ目はクロロが幻影旅団のメンバーの能力を事前に盗んでいたからです。これによりヒソカの意表をつくことができ、戦いを有利に進めることができたのです。2つ目は天空闘技場という場所がクロロにとって都合のいい場所だからです。作中でクロロとヒソカが戦った場所には多くの障害物がありました。これによりヒソカは念能力を十分に発揮できず負けてしまったのです。

ここからは『ハンターハンター』におけるクロロ=ルシルフルが人気である理由について5つの観点から解説します。クロロのことをあまり知らない方でもこの記事内容を読むことで、クロロの魅力に気づくことができるかもしれません。

クロロが人気である理由の1つ目は、仲間思いな性格をもっていることです。幻影旅団の仲間の1人であるウヴォーギンがクラピカの手で殺されたとき、誰よりも怒りを露わにしていたことがなによりの証拠です。彼の仲間を思う心が読者の多くの心を掴んでいます。

クロロが人気である理由の2つ目は、イケメンであることです。クロロは高身長かつ顔もスラリとしていて容姿がかなり整っています。特にヨークシンシティ編でスーツを着ていたクロロのイケメン度は他のキャラクターの中で群を抜いています。

クロロが人気である理由の3つ目は、フランクな性格であることです。クロロはヒソカが勝手な行動をとっていても決して怒ることはありません。またクロロは会話の中でジョークを使うことが非常に上手く、ヨークシンシティ編でもターゲットであるネオンという人物の警戒心を巧みな話術で解いたシーンもあります。

クロロが人気である理由の4つ目は、カリスマ性があることです。上記でも述べた通り、クロロが幻影旅団のリーダーになれたのは集団を上手に先導することに長けたカリスマ性を秘めていたからです。自らを誇示せずとも幻影旅団のメンバーがクロロに従う姿により、クロロは多くのファンから好かれることとなりました。

クロロが人気である理由の5つ目は、読書好きであることです。作中でもクロロはよく本を読んでいるシーンが描かれています。イケメンであるクロロが本を読むことでさらに知的な雰囲気が加わり、結果として多くのファンから注目されることとなりました。 

ここからは、アニメ版『ハンターハンター』のクロロ=ルシルフル役を演じられた声優情報についてご紹介します。今回は、フジテレビ版のクロロを演じられた声優さんと日テレ版のクロロ役を演じられた声優さんの情報についてご紹介します。

フジテレビ版『ハンターハンター』のクロロ=ルシルフル役を担当された声優さんは、永野善一さんです。永野善一さんは数々のアニメ作品に出演されており、現在でもご活躍されています。特技はボウリングであり趣味は格闘技観戦だそうです。

日テレ版『ハンターハンター』のクロロ=ルシルフル役を担当された声優さんは、宮野真守さんです。宮野真守さんは小学1年生のころから芸能界でお仕事をされており、中高生時代にはテレビドラマ『3年B組金八先生』の生徒役として出演されています。

ここからは『ハンターハンター』におけるクロロ=ルシルフルに対する世間での評判はどういったものなのか、またクロロの人気は他のキャラクターと比べてどれくらい高いのかについてツイッター上のファンのツイートを参考に解説します。

上記のツイートから分かる通り、クロロは普通の人間とは変わった思考や感情をもっているため理解されにくく、ファンからの評判は悪い傾向にあります。しかしクロロはもともと流星街で孤児として育った過去があるため、思考や感情に変化が生まれることはしょうがないと割り切っているファンも多いです。

上記のツイートから分かる通り、『ハンターハンター』におけるクロロの人気は上から6番目です。出番が多くファンからの認知度が高いキルア、ゴン、クラピカには負けますが、クロロもそれなりの人気をもっていることが分かります。

最後に今回の記事で取り上げたクロロ=ルシルフルの情報についてまとめます。クロロは幻影旅団という盗賊団のボスで、数人の部下を率いています。またクロロのもつ念能力は相手の念能力を盗んで使うことができる盗賊の極意（スキルハンター）です。栞のテーマ(ダブルフェイス)と併用して用いることで、かなり強い能力を発揮できます。

そしてクロロとヒソカは幻影旅団のボスと部下という関係性だけでなく、お互いに命を狙っている関係性ももっています。2人は天空闘技場で決闘を行い、最終的にクロロが勝利を収めました。今後クロロがどういった行動をとるのか、目が離せません。