【ハンターハンター】カルトの強さや能力を紹介！幻影旅団に入団した理由とは？

『ハンターハンター』に登場するカルトとは、どういう人物なのでしょうか。黒髪のおかっぱ頭で可愛らしく、物静かな印象のカルト。『ハンターハンター』のカルトの人物像について解説していきます。

『ハンターハンター』のカルトは、物静かでおとなしそうな印象を受けます。しかしそんな外見からは想像もつかない残酷な一面を持っています。自分よりも相手が弱いとすぐにはとどめを指さず、なぶり殺しにしてしまう冷酷なところがあります。またせっかちで、自分の思い通りにいかない時などはイライラしてしまいます。

『ハンターハンター』の主要人物であるキルア。カルトとキルアはどういう関係なのでしょうか。実はキルアはカルトの兄です。カルトはキルアのことが好きで仕方ありません。しかしキルアはあまりカルトに関心がありません。キルアはアルカには愛情を注いでいるため、カルトはアルカに対して強い嫉妬心を持っています。

『ハンターハンター』のカルトは、ゾルディック家の一員です。ゾルディック家とは、暗殺一家です。ゾルディック家には五人の兄弟がおり、カルトは末っ子になります。ゾルディック家は地元では有名で、バスガイドが観光客にゾルディック家の家を案内してしまうほどです。

『ハンターハンター』は、冨樫義博氏が描く少年漫画です。 1998年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始されました。『ワンピース』に次ぐ長期連載の作品ですが、作者の持病により休載も多いです。『ハンターハンター』は人気のある作品で、2021年11月時点で累計発行部数は7900万部を突破しました。またアニメ化も二回行われています。

『ハンターハンター』の主人公であるゴンは、幼い頃にハンターのカイトに助けられます。そして死んだと思っていた父親が、実は生きていたことを知ります。またゴンの父親はとても凄いハンターだったのです。このことがきっかけでゴンはハンターを目指し、見事にハンターになりました。ゴンは仲間や様々な人と出会い、数々の困難や試練を乗り越えながら父親を探し続けます。

『ハンターハンター』のカルトは暗殺一家であるゾルディック家の一員。カルトはまだ10歳ですが、相当な実力の持ち主です。カルトは紙を操る能力を持っています。ここからはカルトの強さと能力について紹介します。

『ハンターハンター』のカルトは紙に念を込めて、自在に操ることができます。念を込めた紙の扇子は、恐ろしいほどの切れ味を持っています。それは硬い装甲を切り裂くほどの威力です。この能力は応用が効き、人型の紙をターゲットに貼って追跡したり、ターゲットに紙を貼り付けて会話を盗聴することもできます。

この技は攻撃系です。相手に一枚の紙を突き刺し、その紙を目がけて無数の紙が蛇のように螺旋を描き攻撃します。その威力は人の体を切断するほどです。キメラアントと戦った時に使った技ですが、銃弾にも耐えられるキメラアントの体をバラバラに切断してしまいました。

『ハンターハンター』のカルトには探索能力があります。この能力によって、誰も見つけられなかった除念師のアベンガを見つける事にも成功しています。おそらく紙に念を込めて、紙を貼り付けた人物の周辺の音や会話を聞いて、アベンガを見つけたと思われます。

ここまででも『ハンターハンター』のカルトの強さは十分わかると思います。カルトはまだ10歳ですが、キルアが10歳だった頃よりも、実力は上です。しかし幻影旅団の中では、カルトはすぐにナンバー2になれるだろうと思っていましたが、自分の実力はまだまだで、上には上がいることに気付かされます。

ゾルディック一家のカルトが、幻影旅団に入った理由は何でしょうか。ここからはカルトが幻影旅団に入った理由や、どうやって仲間に加わったのか、またカルトの幻影旅団の初任務について解説していきます。

『ハンターハンター』に出てきた幻影旅団とは、「盗賊集団」です。盗みと殺しを行うのが仕事です。通称は「クモ」。幻影旅団は、13人からなる組織です。団長であるクロロがクモの頭、残りの団員12人がクモの足に見立てられています。幻影旅団は、体のどこかにクモの刺青を入れています。

幻影旅団に入団するには条件があります。一つ目は団員の誰かと戦って勝つこと。その時に入団する意思表示をします。二つ目は欠員が出た時に信用できる人物に推薦してもらうこと。カルトは幻影旅団と関わりがなかったため、入団するのは難しかったでしょう。しかしカルトの兄であるイルミが団長のクロロと関係があるため、カルトはイルミによって幻影旅団に入団したと思われます。

『ハンターハンター』のカルトがいつ幻影旅団に入団したのかは、『ハンターハンター』の作中でははっきりとは描かれていません。グリードアイライド編でカルトが再登場した時には、すでに幻影旅団の一員になっていました。カルトはまずは仮に入団し、クロロが探していた除念師のアベンガを見事に見つけ出しました。そして実力が認められ、正式に入団したのでしょう。

『ハンターハンター』のカルトが幻影旅団に加わった理由は、『ハンターハンター』の作中で詳しくは描かれていません。しかしカルトは「にいさんを取り戻すため」と発言したことがありました。末っ子のカルトには兄が４人います。イルミとミルキは現在ゾルティック家の邸宅に住んでいるので、この2人ではないでしょう。残りはキルアとアルカ。カルトはアルカに嫉妬しているし、兄さんとはキルアの可能性が高いです。幻影旅団に入団すればキルアと会えるのでは、そしてキルアをゴンから取り戻す力もつけられると考えたと思われます。

『ハンターハンター』のカルトの初任務は、グリードアイランド編です。カルトの活躍が詳しく描かれていないので不明な点も多いのですが、除念師を探すことがカイトの初任務だったようです。そして見事に除念師を見つけ出すことができました。この時にカルトは、自分の能力を使って探したと思われます。

『ハンターハンター』のカルトは、おかっぱ頭に着物姿。そして可愛らしい顔立ち。外見は「女の子」です。しかし『ハンターハンター』ではカルトは、クラピカと同様に性別が不明なのです。ここからはカルトの性別を様々な場面から考えてみます。

カルトの性別を、容姿から考えてみます。カルトは黒髪が綺麗なおかっぱ頭に、着物を着ています。顔立ちも可愛らしく、体型も小柄。容姿だけで考えたら間違いなく「女の子」でしょう。

『ハンターハンター』のカルトは女の子用の着物を着ています。そのことから素直に考えると「女の子」ということになります。

『ハンターハンター』のカルトは自分のことを「僕」と呼びます。しかし女の子でも「僕」と呼ぶ場合があるので、断定はできません。

『ハンターハンター』のカルトは母のキキョウに、「カルトちゃん」と呼ばれています。しかし男の子でも「ちゃん」と呼ばれることがあります。またクワガタのキメラアントには「お嬢ちゃん」と呼ばれ、否定しませんでした。しかし否定しないというよりは、どうでも良かったのかもしれません。

性別が不明なカルト。ではカルトを演じた声優は誰なのでしょうか。『ハンターハンター』は二回アニメ化されているので、カルトを演じたのも二人の声優です。ここからはカルトを演じた声優について紹介していきます。

アニメ『ハンターハンター』の1999年放送の声優は、前川優子さんです。現在はフリーですが、以前は「メディアフォース」に所属していました。ゲームや吹替えのお仕事もされている声優です。

アニメ『ハンターハンター』の2011年版の声優は、能登麻美子さんです。儚げで透き通る癒やしの声が特徴です。可愛い女の子を演じることが多いです。

ここからは『ハンターハンター』のカルトの世間での評判や人気を紹介していきます。「カルトが可愛い」「好き」という意見が多く、カルトの人気の高さが分かります。また「幻影旅団が好き」という意見もありました。

アニメ『ハンターハンター』は二回アニメ化されているので、色々違いはあると思います。声優が変わったり、カルトの表情やセリフの量など、新旧両方を見ているから気付く面白さがあります。

強くもあり、可愛さもあって人気のカルト。そして上品さが漂うキキョウと美しいバーム。この三人は独特の雰囲気があります。確かにこの三人が揃うと絵になるし、とても華やかになります。

性別が定かではない謎の人物カルト。そこがまたカルトの魅力かもしれません。『ハンターハンター』は秘密を抱えている人物が多いです。怪しい雰囲気の人物もいますが、なぜか引きつけられる魅力を持っています。

『ハンターハンター』に登場するカルトは、おかっぱ頭でとても可愛らしい容姿ですが、性別が不明という謎の人物です。ゾルディック家の末っ子として生まれ、後に幻影旅団に入団します。可愛らしい容姿からは想像もつかない残酷な一面を持っています。そんなカルトですが、兄のキルアが大好き。まだ10歳ですが、相当な実力の持ち主です。これからカルトは、もっともっと強くなりそうです。