ハンターハンター芸人が面白いと話題！放送の内容や出演者を紹介

テレビ朝日系で放送されている大人気番組アメトークで放送された、ハンターハンター芸人が面白いと話題になりました。

アメトークのハンターハンター芸人とは、雨上がり決死隊が司会を務めるトーク番組にハンターハンターを愛する芸人たちが集まりトークを繰り広げるというもの。アメトークでは、各テーマに沿った芸人たちが集まり毎回熱いトークを繰り広げます。テーマとなる題材に詳しい芸人たちが集合するので、マニアックなトークも楽しめます。

ハンターハンターは、1998年より『週刊少年ジャンプ』にて連載中の大人気バトル漫画です。1999年にはテレビアニメ放送が開始し、より知名度を上げました。休載が多いことも有名な作品ですが、それでも物語の続きを待ち望むたくさんのファンがいる作品。テレビアニメだけでなく、劇場版やゲームなど様々なコンテンツで人気を集めています。

主人公のゴン＝フリークスはくじら島に住む両親のいない少年。ある日、森で怪獣に襲われたところをハンター・カイトに救われます。ハンター・カイトから父親が最高のハンターであることと、今も生きていることを知らされます。ゴンはハンターになり、父親に会うという目標を胸にハンター試験を受けるため、旅立ちます。

ハンターハンター芸人の放送の内容を、ハマる理由とともに紹介します。

ハマる理由1つ目は、登場人物の人間関係が複雑で綿密に考えられていること。アメトークでは、人物相関図が出されていましたが、とても複雑で一度見ただけでは何が何だかわからない状態です。エピソードごとにどんどん登場人物が追加されていくので、相関図が複雑になっていきます。登場人物が増えてもそれぞれ濃いキャラクターばかりなので、相関図が複雑なのも魅力の1つです。

ハマる理由2つ目は、護衛軍という王直属の護衛軍の名前が覚えにくいことです。護衛軍はネフェルピトー、シャウアプフ、モントゥトゥユピーという3人。登場人物がたくさんいるハンターハンターの中でも名前が覚えにくく、存在感のある3人となっています。カタカナの名前がほとんどのハンターハンターは登場人物の名前を覚えるのも時間がかかります。

ハマる理由3つ目は、主要人物が10年間も登場しなかったことです。主人公の仲間であるクラピカとレオリオの2人は10年間登場シーンがない期間がありました。アメトークでは「ジャイアンとスネ夫が10年出てこない」と例えられていましたが、それぐらい主要な人物でも登場させずに物語が進んでいく特殊な作品です。しかし再登場した時にはしっかり成長しているなど、きちんと裏でストーリーを進めているので作者の凄さがわかります。

ハマる理由4つ目は、念能力です。念能力とは生命が持っているエネルギー（オーラ）を自在に操り、戦闘に利用する能力のこと。この念能力を使った戦いもハンターハンターの見どころの1つです。アメトークではどんな念能力でも最大限引き出せるクラピカの「絶対時間（エンペラータイム）」を芸人に例えています。芸人に例えると何をやってもウケる状態だそうです。

ハマる理由5つ目は、細かく設定されたルールです。念動力にも系統がいくつか分かれていて細かいルール設定があります。番組ではグリードアイランド編でのカードバトルを紹介していました。このカードバトルにも細かいルールが設定されており、きちんと理解して物語を読むとより楽しめます。ハンターハンターはバトルの中にもルールを用いることで、より複雑で面白い物語へと進んでいきます。

ハマる理由6つ目は、先が気になるストーリー展開です。ハンターハンターのストーリーは読者の予想を大きく上回ってくるストーリー展開も面白い作品。番組ではカイトとピトーとのエピソードを紹介していました。ピトーがカイトの首を持って登場したシーンは誰もが驚いたことでしょう。カイトがどうなったかわかるまでに6年もかかっていました。他にも伏線と思われる描写がたくさんあり、未回収の伏線がいつ回収されるのかも楽しみな作品です。

ハマる理由7つ目は、休載が多いことです。ハンターハンターは休載が多いことでも有名。1998年の連載開始以来、連載と休載を繰り返しています。休載の理由としては作者の病気や、スタッフ不足、趣味に没頭しているなどの噂がありますが、病気以外は信ぴょう性のないものです。読者にとっては休載の間に今後の展開を予想する楽しさもあるようです。

ハマる理由8つ目は、1コマ描くのに4日かかったという逸話です。暗黒大陸を描いたシーンはかなり細かく描かれています。作者の富樫先生はこの1コマを4日かけて描いたそうです。富樫先生はアシスタントなしでハンターハンターを描いているそうです。アシスタントを入れない理由の一つとして昔、編集部から嫌がらせでアシスタントを撤退された過去があるからと言われています。

ハンターハンター芸人の放送の内容を名シーンとともに紹介します。

メルエムはキメラアントの王。自分以外の生物を餌と認識しており、仲間だろうと容赦なく殺して喰らいます。そんな生まれながらのプライドの高い王メルエムは1人の少女と出会います。少女の名前はコムギ。コムギは軍議打ちの名人でメルエムは一度も勝てませんでした。コムギと軍議を打つことでだんだん心の変化が見えてきたメルエム。自身が死ぬ直前までコムギと軍議を打ちます。コムギとメルエムの最期のシーンは作中でも感動のシーンとして有名です。

番組ではクロロとヒソカのバトルについても紹介されました。クロロとヒソカは作中でも屈指の悪役。悪役同士のバトルであるこの戦いは、念能力によるバトルと心理戦が入り乱れるかなり複雑なバトルです。この2人のバトルは作品の中でも随一の名バトルと言われています。

30巻表紙には伏線が隠されていたと言われています。30巻の表紙は何人もの登場人物の後姿が描かれています。その中で後ろで手を組んでいる人物が2人います。実はその2人が後々、裏で手を組んでいることが判明します。後に判明したこの事実を作者の富樫先生は30巻に伏線として隠していたのです。ハンターハンターは他にもたくさんの伏線が張られています。

作者の富樫先生は、劇場版の特典で配られた0巻の作者インタビューで旅団とクラピカについて、「全員死ぬ」という発言をしています。この発言を見たファンは驚きましたが、この発言の真意は明らかになっていません。いつかは全員死ぬともとれますし、戦いの末に死ぬという意味にもとれます。「全員死ぬ」という意味が今後の展開で明らかになることでしょう。

ハンターハンター芸人の出演者について紹介します。

雨上がり決死隊は吉本興業に所属していたお笑いコンビです。1989年にコンビを結成し、その後様々な番組に出演。人気お笑いコンビとなりました。2003年に全国ネットで初の冠番組アメトークが放送開始。ゲストとの絡みは、さすが雨上がり決死隊というほど面白いものでした。2021年にコンビを解散しましたが、その後も番組は蛍原徹さんが引き続き担当しています。

ハンターハンター芸人一覧を紹介します。

ケンドーコバヤシさんはケンコバの愛称で親しまれている吉本興業所属のお笑い芸人です。ピン芸人として活躍中のケンドーコバヤシさんは、様々なバラエティ番組に出演している売れっ子芸人です。漫画、アニメ好きとしても知られており、アメトークにも何度も出演しています。

塚地武雅さんはお笑いコンビ、ドランクドラゴンのボケを担当。相方は鈴木拓さんです。所属事務所はプロダクション人力舎です。塚っちゃんの愛称で親しまれ、バラエティ番組やコント番組に多数出演する人気お笑いコンビです。塚地さんはお笑いだけでなく役者としても才能を開花しており、出演した『間宮兄弟』では、いくつかの賞を受賞する功績を残しています。

品川祐さんはお笑いコンビ品川庄司のボケ担当です。吉本興業に所属し、品庄の愛称で親しまれています。アメトークでは有吉弘行さんに「おしゃべりクソ野郎」というあだ名をつけられたことで有名。アメトークでは他にも「家電芸人」にもレギュラー出演しています。映画監督や脚本家としても活躍中の芸人です。

宮田俊哉さんはジャニーズ事務所に所属するKis-My-Ft2のメンバーです。みやっちの愛称で親しまれています。ジャニーズでは珍しく、アニメオタクであることを隠さず公言しています。アニメ関連の番組にも多数出演しており、アニメの知識も豊富なことで有名です。

井上裕介さんはお笑いコンビ、NON STYLEのツッコミ担当。所属事務所は吉本興業です。吉本ブサイクランキングで3年連続1位を取得し、5人目の殿堂入りを果たしています。シンガーソングライターとしても活動中のお笑い芸人です。

塙宣之さんはお笑いコンビナイツのボケ担当。所属事務所はマセキ芸能社です。同じくお笑い芸人のはなわさんの弟としても有名です。現在、漫才協会の副会長も務めています。俳優としてもテレビドラマに出演し、声優としてアニメにもいくつか出演しています。

山内健司さんはお笑いコンビ、かまいたちのボケ担当です。所属事務所は吉本興業です。お笑い番組に多数出演し、「キングオブコント2021」では審査員を務めています。2021年10月からはマンガを取り扱う番組にレギュラー出演するなど、マンガやアニメにも精通している方です。

アメトークには、ゲスト出演者という枠があります。トークテーマの内容にあまり詳しくない芸能人が、ゲストとして呼ばれます。

松井玲奈さんはアイドルグループ、SKE48と乃木坂46の元メンバー。SKE48所属時のシングルCD全てで選抜メンバーとなっています。バラエティ番組にも多数出演し、トーク力も十分にあります。タレントとしてだけでなく女優や小説家としても活躍中の多彩な才能を持つ方です。マンガは好きで読むそうですが、ハンターハンターの知識はほぼありません。

田中卓志さんはお笑いコンビ、アンガールズのツッコミ担当。所属はワタナベエンターテインメントです。アメトークにも多数出演している田中さんですが、ハンターハンターには詳しくないそうで、今回はゲスト側として出演し、番組を盛り上げています。

ハンターハンター芸人が面白かったので、もう一度見たいという方がたくさんいました。

ハンターハンターの中でも難しい名前の3人をケンドーコバヤシさんがスラスラ言っていたのがすごいという声も上がっていました。

アメトークのハンターハンター芸人がきっかけで、アニメを見たいという方がたくさんいました。アメトークの影響力のすごさがわかります。

アメトークで放送された当時からハンターハンターの物語があまり進んでおらず、逆にそれがすごいという声もありました。気になる伏線回収などもありましたが、あまり大きく物語は進んでいません。

面白いトークがたくさんあるアメトークですが、ハンターハンター芸人は特に面白く、人気の回です。ハンターハンターをよく知らない人も、ファンの人もどちらも楽しめる内容となっています。芸人さん達の巧みなトークで作品のファンも増えるでしょう。まだまだ回収していない伏線もたくさんありますので、今後の展開が楽しみなマンガです。