【ヒロアカ】デクは黒鞭を使いこなせる？どのような個性なのか調査！

デクとは『ヒロアカ』の主人公で、本名は緑谷出久です。大きな目にそばかすがある可愛らしい顔立ちで、性格も温和で礼儀正しいです。しかし相手に自分の意見を伝えるのが苦手で、考えている時は口に手を当ててブツブツと呟く癖があります。夢は、オールマイトのように困っている人を笑顔で助けることです。ヒーローの様々な情報を書いている「ヒーロー分析ノート」をいつも持ち歩いています。

デクはヒーローオタクで、オールマイトに憧れていました。無個性だったデクはいじめられっ子で泣き虫でしたが、正義感が強い少年でした。ヒーローに憧れているのに無個性というデクにとっては残酷な現実ですが、諦めずに雄英に入るために努力していました。そして自分が不利な立場でも人を助けたり、ピンチな状況でも逃げずに立ち向かう姿は、まさにヒーローです。『ヒロアカ』のデクは、心の強さと優しさを兼ね備えている主人公です。

デクが受け継いだ個性は、「ワンフォーオール」です。この個性の特徴は、「力をストックして、別の人間に譲り渡すこと」です。デクはこの個性の８代目継承者であるオールマイトから受け継ぎました。しかもこの個性は、譲渡するたびに力が増していくという特徴があります。デクもこの個性を受け継いだばかりの頃はなかなか使いこなせず苦労していましたが、徐々に制御できるようになりました。

『ヒロアカ』は、『僕のヒーローアカデミア』の略です。2014年から「週刊少年ジャンプ」にて連載が始まり、現在も続いている長編作品です。作者は堀越耕平で、「無個性」だった主人公が努力をしてヒーローを目指していくという内容です。『ヒロアカ』は第５期までアニメ化されています。そして2022年10月からは第６期の放送が始まり、ますます盛り上がりを見せています。

人類の８割が「個性」という能力を持っている世界で、ヒーローに憧れている主人公の緑谷出久は能力を持たない「無個性」でした。それでも諦めずに出久はヒーローになるために努力し続けます。そしてオールマイトとの出会いが出久の人生を大きく変えました。オールマイトから個性を受け継ぎ、出久はクラスメイト達と共にヒーローを目指します。

ワンフォーオールは強大な個性のため、継承する側も受け入れられる器でなければなりません。デクは訓練中に黒鞭を突如発現させてしまいました。デクは黒鞭を扱えるようになるのでしょうか。また黒鞭にはどんな特徴があるのかを考察していきます。

B組との演習訓練で、デクは黒鞭を発現させます。しかし黒鞭を制御できずに、暴走させてしまいます。敵や味方も関係なく、建物までも破壊してしまいました。デクの体にも激痛が走ります。お茶子はデクを止めようとし、そして心操に助けを求めます。心操によってデクはなんとか暴走を止めることができました。

黒鞭の個性の特徴は体から鞭のような長いエネルギーを放出させ、対象を掴んだり捕えたり、空中に移動するなど様々な使い方ができます。また体を鞭で覆い、ワンフォーオールのダメージも軽くすることが可能です。中距離攻撃も可能なので、応用が利き、戦いに幅を持たせることができます。

デクは黒鞭を発現し、暴走させてしまいました。しかしたくさんの人から助けられ、黒鞭の個性をマスターします。インターンでエンデヴァーから課題を出せれ、６つの個性を使いこなす基礎を身につけました。またクラスメイトからは黒鞭をコントロールするやり方を教えてもらい、黒鞭を暴走させることなく使えるようになりました。

デクは黒鞭を突如発現させ、暴走させてしまいました。そんな時、ラリアットが現れます。黒鞭はラリアットの個性で、ワンフォーオールの５代目継承者です。ラリアットは、デクにアドバイスを与えてくれました。そして自分も黒鞭の個性を気に入っているようです。ここからはラリアットについて解説していきます。

黒鞭は５代目継承者であるラリアットの個性です。実は黒鞭の個性はあまり強くありませんでした。しかしワンフォーオールは譲渡するたびに強くなっていくという特徴があるため、黒鞭もラリアットが使用していた時よりも強力になっています。そのため他の継承者の個性も、強さを増しているはずです。デクに語りかけてきたラリアットは、最初に発現したのがこの個性で良かったと言っていました。

『ヒロアカ』のラリアットの声優は、安元洋貴さんです。安元洋貴の声の特徴は、「重低音ボイス」です。そのため、ごつくて無口なキャラを演じることが多いです。安元さんは姉から誘われ、もともと興味があったのもあり演劇の道に進みます。しかし舞台のアンケートに「声が変」「声が低すぎる」と書かれたことがあり、声優ならばこの声を活かすことができるかもしれないと思ったそうです。そこから声優を目指すようになりました。

黒鞭の継承者と、どんな個性かが分かりました。では他の個性の特徴はどうでしょうか。またデクの前にワンフォーオールを継承した人物は、どんな人物だったのでしょうか。全て紹介します。

「ワンフォーオール」が生まれたきっかけは与一で、オールフォーワンの弟になります。与一は無個性だと思われていました。そのため、兄から「力をストックする」という個性を与えられています。しかし実は「個性の譲渡」という個性を持っており、兄から与えられた個性と元々持っていた個性が混ざり合い、「ワンフォーオール」が生まれました。与一はデクについて行く事を決め、２代目と３代目にもデクに協力するように説得しています。

２代目の継承者は、名前も個性も不明となっています。オールフォーワンに監禁されていた与一を助けた人物です。この人物がいなければワンフォーオールは存在しませんでした。オールフォーワンを倒すために仲間を率いて戦いました。謎だらけの人物ですが、ビジュアルが爆豪勝己と似ています。もしかするとつながりがあるのかもしれません。

３代目の継承者も名前が不明となっています。しかし個性は明らかになっていて、個性は「発勁」です。一定の動作を繰り返すことで、エネルギーを蓄積し、自分のタイミングで放出できます。例えば屈伸を繰り返すと膝にエネルギーを貯めることができます。３代目は初代の与一を２代目と共に監禁されていた部屋から助けています。２代目同様にデクの個性全開放に非協力的でしたが、与一の説得により協力してくれるようになりました。

４代目の継承者は、「四ノ森避影（しのもりひえい）」です。顔の左側に「ヒビ」のような2本の線があるのが特徴です。個性は「危機感知」で、攻撃などを予測することができます。四ノ森避影は継承者にはなりましたが、オールフォーワンには敵わないと思い、とにかく身体を鍛えました。また複数の個性を持っており、身体がついていかず40歳で亡くなっています。現在のワンフォーオールはさらに強くなっているため、無個性の人間にしか使う事ができないのです。

６代目の継承者は「煙（えん）」という人物です。個性は「煙幕」で、身体から大量の煙を噴出させ、敵の視界を遮り自分の身を守ることができます。煙は勢いよく噴出されます。黒髪の青年で口数も少なく謎が多い人物ですが、デクに「煙を出し過ぎるとリスクが高くなる」とアドバイスをしてくれました。

７代目の継承者は「志村菜奈」です。個性は 「浮遊」で、空中に浮くことができます。歴代継承者の中では、唯一の女性でオールマイトの師匠でもあります。オールマイトが18歳の時にオールフォーワンと戦い、殺害されてしまいました。 志村菜奈は、死柄木弔の祖母でもあります。死柄木弔は巨大勢力である「超常解放戦線」の最高指導者です。そのため志村菜奈は、死柄木弔の祖母であることに責任を感じています。志村菜奈は、デクの考えに一番共感してくれている人物でもあります。 

可愛い外見に似合わず、意思が強くて自分が決めたことには真っ直ぐに突き進むデク。黒鞭を使いこなせるようになるまで努力し続けました。黒鞭を使うシーンは「カッコイイ」「最高」という声が多かったです。

普段は穏やかで可愛らしい印象のデクですが、戦う姿は格好良くとても頼もしいです。デクが黒鞭を使うシーンは迫力があり、アニメ６期でもたくさん見れることを期待するファンは多いようです。

黒鞭は汎用性が高い個性です。対象を捕らえるだけではなく、スパイダーマンのように黒鞭を使って街を飛び回ることもできます。映画でのシーンでしたが、「デクがカッコイイ」「すごい」「楽しい」などたくさんの意見がありました。

黒鞭の発動するシーンが好きという意見はとても多かったです。アニメではさらに迫力があります。アニメ4期では発動シーンが見られず悲しんでいる声が多かったですが、５期で見ることができたので、喜んでいる方がたくさんいました。

主人公であるデクは誰よりもヒーローに憧れていましたが、無個性でした。しかしオールマイトとの出会いでデクの人生が一変します。無個性でなければ継承できないワンフォーオールは、まさにデクのための個性と言えるでしょう。初めて黒鞭を発動させた時は暴走させてしまいましたが、訓練により黒鞭を使いこなせるようになりました。ワンフォーオールを使いこなして戦うデクの活躍を期待しましょう。