【銀魂】徳川茂茂は国の最高権力者！過去や死亡の原因についても調査

『銀魂』に登場する徳川茂茂は、十四代征夷大将軍を務めておりキレイに整えられた髷に端正な顔立ちが特徴です。将軍の「しょうちゃん」というあだ名で呼ばれ、実の妹そよだけが家族ですが、代々徳川家に仕えるじいやの存在と警察庁長官を務める「松平片栗虎」が父親代わりになっています。徳川茂茂は銀魂の作中の江戸で一番偉い人物ですが実権は天人である「天導衆」が握っており、お飾りの将軍と言われています。誠実な性格で民の暮らしを知るためにお忍びで江戸の町に訪れています。

『銀魂』に登場する徳川茂茂のモデルは十四代将軍徳川家茂？について解説していきます。徳川茂茂のモデルになっているのは、江戸幕府の第十四代将軍を務めた徳川家茂（とくがわ いえもち）だと言われています。銀魂に登場するキャラクターは、他にも過去に実在した人物がモデルとなっています。徳川家茂は大の甘党で31本ある歯のうち30本が虫歯という酷い状態だったようです。

『銀魂（ぎんたま）』は、空知英秋先生が描くSF、ギャグ、パラレルワールド、バトルアクションがテーマの少年漫画です。2004年に週刊少年ジャンプで連載がスタートし、単行本は77巻まで刊行されており74巻までの累計発行部数は5500万部を突破しています。2006年にはテレビアニメ第1期が放送、2017年には第4期まで放送されており、同年7月には小栗旬が主演で実写版が映画化された大人気作品です。

天人という宇宙人の襲撃を受けて人類は共生の道を歩むことになった江戸時代末期、侍の心を忘れない坂田銀時は万事屋を営んでいました。銀時の男気に惚れた剣術道場の跡取り志村新八は、銀時の万事屋でアルバイトをし始めます。万事屋の仕事をしていると、夜兎族の神楽と巨大な犬・定春と出会い万事屋に転がり込んできます。3人と1匹で江戸の様々な依頼をに受けていくうちに、江戸の治安を守る新選組や過去に知り合いだったかつての攘夷志士と関わり厄介事に巻き込まれていきます。

『銀魂』に登場する徳川茂茂の過去や幼少期について解説していきます。徳川茂茂が幼い頃、自身の影武者が攫われてしまったことを知り、服部全蔵を筆頭に御庭番見習い達を引き連れ救出に向かいます。救出の際、影武者を庇って怪我を負った徳川茂茂は、完治するまでの間御庭番たちと共に過ごしました。忍者の知識や無駄な知識などを習い、かけがえのない時を共にした御庭番たちのことを友と呼び続けています。

『銀魂』に登場する徳川茂茂の性格について解説していきます。徳川茂茂は、優しく心の広い性格をしており、妹のそよにも良き兄と思われています。万事屋のメンバー銀時や新八、神楽がとんでもなく不躾なことをした時でも許し、共に遊んでくれたことに謝意を伝えるほどの心の広さを見せています。真面目な性格のため周りの悪ノリにも全力で応じます。

『銀魂』に登場する徳川茂茂の死亡の原因について解説していきます。徳川茂茂が死亡したのは幼馴染の裏切りが原因でした。将軍を暗殺し江戸を自身のものにしたい「一橋嬉嬉」の仲間たちは、松平片栗虎が各地に置いた影武者を襲撃します。暗殺されたと思われた徳川茂茂は服部全蔵が匿っていたため無事でしたが、一橋嬉嬉が天導衆側に寝返ったことで将軍の座を奪われてしまいました。そこで徳川茂茂は、新政権を立ち上げるために京に移ります。そこへ元忠臣や過去の友人たちが集まってきます。

しかし、幼馴染と再会し握手を交わした徳川茂茂は、手に毒針を刺されてしまいます。最期を悟った徳川茂茂は、残りのわずかな時間で妹であるそよの元へ行き、淹れてもらったお茶を飲み、そよの膝に横になり毒が原因で死亡してしまいます。

『銀魂』での徳川茂茂の登場回を解説していきます。銀魂で徳川茂茂が初登場したのはお妙が働くキャバクラ「すまいる」に訪れた回です。店内で風邪が蔓延し、お妙以外の女の子が休んでしまう事態になり店長が代わりの女の子を用意するよう万事屋に頼みます。身分を隠しお忍びで訪れた徳川茂茂ですが、上様と呼ばれたことで早々に身バレします。将軍をもてなすために将軍様ゲームをしますが運が悪く常に徳川茂茂に命令が当たってしまい、一度目でふんどし姿になり最後は全裸になっています。

床屋の回では留守番を頼まれていた万事屋3人が店番をしていると、片栗虎が徳川茂茂を連れて来店します。思い付きで髷を結い直してもらうことになりましたが、銀時は手違いで将軍の命ともいえる髷を切り落としてしまいます。何とか残りの髪を引っ張り集めて髷を作り出しますが、顔が引っ張られ過ぎてもはや誰か分からなくなっています。銀魂の作中で徳川茂茂が登場する回は、全てにおいて外れがなく将軍に対する扱いが酷過ぎて笑いも涙も止まらないと話題になっています。

『銀魂』に登場する徳川茂茂は大の甘党・徳川家茂をモデルにしたキャラクターだと言われています。真面目な性格で民の暮らしを知ろうと寄り添う徳川茂茂の登場回は外れ無しと言われるほど人気の高いものばかりです。そんな徳川茂茂のの名言や名シーンをまとめて解説していきます。

『銀魂』に登場する徳川茂茂の名言①「将軍家は代々…」は、初登場回で徳川茂茂が言ったセリフです。キャバクラ「すまいる」で将軍様ゲームをした際、パンツ一丁になると命令され将軍である徳川茂茂はブリーフ1枚になります。その際、銀時にもっさりブリーフと揶揄されているのを聞き、この名言を発しています。

『銀魂』に登場する徳川茂茂の名言②「たとえ国賊とさげすまれようと…」は、銀魂の一国傾城篇にて徳川茂茂が言ったセリフです。徳川茂茂が登場する回は外れがないと言われるほど笑える回ばかりだと高い支持を得ていますが、一国傾城篇では将軍らしい凛々しい徳川茂茂の姿が見られます。

『銀魂』に登場する徳川茂茂の名言③「ただの兄に戻っても…」は、幼馴染が原因で死亡する前に妹であるさよの淹れたお茶を飲んだ時に言ったセリフです。将軍の座を奪われ、京に移り新政権を立ち上げるため、徳川茂茂は幼馴染だった友人と再会し、握手します。その際、手に毒針を刺されており自分に残されたわずかな時間で妹さよの元へ向かい、将軍ではなくただの兄に戻った徳川茂茂として妹と接しており感動の名シーンです。

『銀魂』に登場する徳川茂茂の声を担当しているのは、おのゆーやおのちゃんなどの愛称で親しまれている声優の小野友樹さんです。小野さんは、2013年に第7回声優アワードで助演男優賞を受賞しており、2015年にCDデビュー、2019年からは自身のYouTubeチャンネルを開設するなど、声優業だけでなく幅広いジャンルで活躍している人物です。

小学生の頃にサッカー選手になることを目指し高校生までサッカーに明け暮れていましたが、高校3年生で怪我をし断念しています。大学在学中に、夢中になれるものを探していたところラジオパーソナリティに興味を持ちアナウンス研究会に所属します。その後『君が望む町』の主人公を演じる谷山紀章さんに憧れて、声優を目指し2005年にアトミックモンキーのオーディションを受け合格し、2006年に声優デビューしています。

『銀魂』に登場する徳川茂茂を実写映画で演じているのは、俳優の勝地涼さんです。露出度の高い徳川茂茂というキャラクターを体当たりで演じきった勝地さんは、NEWSの加藤シゲアキさんと仲良しで知られている実力派俳優です。

俳優の勝地涼さんは、KinKi Kidsに憧れて芸能界を目指し2000年に『千晶、もう一度笑って』のドラマで俳優デビューしています。2005年には『亡国のイージス』で第29回日本アカデミー賞新人賞し、2015年には「勝 勝次郎」の名でCDデビューしました。『ど根性ガエル』の共演がきっかけで出会った女優の前田敦子さんと2017年に結婚し翌年に第一子が誕生していますが、2021年に離婚しています。

『銀魂』に登場する十四代征夷大将軍・徳川茂茂は、徳川家茂をモデルにしたキャラクターであり、真面目で優しい性格をしている人物です。少ない登場回数で多くの名言を残している徳川茂茂の人気や評判をまとめていきます。

銀魂はギャグ要素が強い漫画の為、休みの息抜きとして読むファンも多いようですが、徳川茂茂が最高で泣けるというファンも見られました。徳川茂茂の登場回は外れがなく最高に笑えると評判ですが、実は泣ける回やシリアスなシーンも多く油断できないというファンもいました。

銀魂で徳川茂茂が登場している回は、思ったよりも少なくもっとたくさん出てほしい！と言うファンも見られました。将軍が出る回は間違いなく面白いので大好きだというファンは多く、徳川茂茂の登場シーンを望んでいるファンはたくさんいるようです。

銀魂の将軍暗殺篇は多くの徳川茂茂ファンを号泣させていました。死んでほしくなかったキャラクターとして多くのファンから徳川茂茂の名前が挙がっており、たくさん笑わせてくれたことに感謝を伝えるファンも見られました。徳川茂茂の声を担当した声優の小野友樹さんにも敬意を表していました。

『銀魂』に登場する徳川茂茂は、江戸幕府の十四代征夷大将軍を務めた最高権力者であり徳川家茂がモデルとなっているかっこいいキャラクターでした。真面目で優しい性格の徳川茂茂の登場回は、外れがなく銀魂ファンを抱腹絶倒させることで有名です。初登場したキャバクラでは名言のもっさりブリーフ発言が誕生し、床屋回では大事な髷を切り落とされていますが持ち前の真面目さと優しい性格で許しています。徳川茂茂の最期のシーンでは、幼馴染に裏切られたことが原因で死亡しており多くの銀魂ファンを悲しませました。

徳川茂茂は、テレビアニメでは声優の小野友樹さんが声を演じており、実写映画では俳優の勝地涼さんが演じていました。銀魂ではなくてはならない存在と言われる徳川茂茂の再登場はあるのか、今後に期待しましょう。