【エヴァンゲリオン】鈴原サクラは正統派の美少女!兄のトウジとの関係も紹介
『エヴァンゲリオン』に登場する鈴原サクラは、鈴原トウジの妹です。テレビアニメでは名前も姿も分かりませんでしたが、『エヴァンゲリオン新劇場版』では、正統派の美少女として一躍人気を博しました。本記事では、その鈴原サクラの魅力を紹介します。
目次
【エヴァンゲリオン】鈴原サクラとは?
『エヴァンゲリオン』に登場する鈴原サクラは、主人公碇シンジ(いかりしんじ)のクラスメイト鈴原トウジの妹です。テレビアニメシリーズでは名前も姿も分かっていませんでしたが、『エヴァンゲリオン新劇場版』でやっと姿を現しました。登場後、すぐに正統派の美少女として人気を獲得しています。そこで、鈴原サクラのプロフィールから紹介します。
鈴原サクラのプロフィール
鈴原サクラが『エヴァンゲリオン新劇場版:破』で初めて姿を見せた時は、8歳の少女でした。それが、『エヴァンゲリオン新劇場版:Q』では22歳になっています。すでに成人女性ですが、見た目はかわいい女子高生ぐらいにしか見えません。
鈴原サクラの階級
『エヴァンゲリオン新劇場版:Q』での鈴原サクラは、反ネルフ組織であるヴィレに属しています。ヴィレでは医療スタッフを務めていて、階級は少尉です。碇シンジがヴィレの旗艦「ヴンダー」に収容されてからは、碇シンジの管理担当医官を務めました。
エヴァンゲリオンの概要
『エヴァンゲリオン』は、庵野秀明(あんのひであき)原作・監督のテレビアニメとして1995年に放送されました。「セカンドインパクト」の起こった世界を舞台に、汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」と敵である「使徒」との戦いを描いています。エヴァンゲリオンのパイロットである14歳の少年少女の人間模様も魅力となり、第3次アニメブームの立役者となりました。エヴァンゲリオンの影響はアニメだけにとどまらず、社会現象ともなり、世界的にも反響を呼びました。
エヴァンゲリオンのあらすじ
2000年に起こった大災害「セカンドインパクト」の15年後、14歳の少年碇シンジは別居している父親の碇ゲンドウから第3新東京市に呼び出されました。父親から、使徒と戦うために「エヴァンゲリオン」に乗って戦うように命じられますが、拒否します。しかし、傷ついた綾波レイの姿を見て、考えを改め、エヴァンゲリオンのパイロットになることを選択しました。
【エヴァンゲリオン】鈴原サクラは正統派の美少女!魅力を紹介
『エヴァンゲリオン』に登場する人物は、性別を問わず、一癖も二癖もある人物ばかりです。これは、碇シンジや綾波レイ、式波アスカといったエヴァンゲリオン・パイロットも例外ではありません。その中にあって、『エヴァンゲリオン新劇場版:Q』から本格的に登場した鈴原サクラは、正統派のかわいい美少女として人気を博しています。ここでは、鈴原サクラのさまざまな魅力を探ります。
鈴原サクラの魅力や人気の理由
鈴原サクラは、『エヴァンゲリオン』の中では比較的新しいキャラですが、登場してすぐに人気キャラの1人となりました。そんなサクラの魅力は、いったいどこにあるのでしょうか。サクラの魅力の秘密を3点に分けて考察します。
人気の理由①正統派の美少女のような容姿
鈴原サクラの人気の理由①は、鈴原サクラが正統派美少女であることです。『エヴァンゲリオン』には、魅力的な女性が多数登場しています。その中で、鈴原サクラは正統派の美少女として描かれています。鈴原サクラに人気の集まる理由の1つが、この正統派美少女の容姿です。
人気の理由②優しい性格
鈴原サクラの人気の理由②は、鈴原サクラの優しい性格です。碇シンジがヴィレの旗艦ヴンダーに収容された時、艦長の葛城ミサトや赤木リツコはシンジに対し、冷たい態度を示していました。激しい敵意を見せるクルーもいる中、サクラだけはシンジに対して優しく接していました。そのような鈴原サクラの優しい性格も人気の理由となっています。
人気の理由③関西弁で話す
鈴原サクラの兄トウジは、関西弁を話す熱血漢です。サクラも関西弁を話しますが、兄のトウジが常に関西弁で喋っているのに対して、サクラは普段は標準語で話しています。しかし、興奮すると関西弁になってしまい、それがかわいいと評判になっています。
鈴原サクラのかわいい名言
鈴原サクラは、他の主要人物と比べて登場する場面は決して多いとは言えません。しかし、さまざまな場面で印象に残る名言を残しています。ここでは、サクラの名言の中でも特によく知られている名言を3つ紹介します。
名言①「エヴァにだけは…」
「エヴァにだけは乗らんで下さいよ! ホンマ、勘弁して欲しいわ」
出典: animemanga33.com
『エヴァンゲリオン新劇場版:Q』冒頭で、ヴィレはエヴァンゲリオン初号機をネルフから強奪し、碇シンジを確保しました。14年のブランクに戸惑うシンジは助けたはずの綾波レイの所在を尋ねますが、葛城ミサトは知らないと冷たく突き放します。ところが、レイの声がどこからか聞こえてきました。その声に誘われるようにシンジはエヴァンゲリオンMark.09に乗ります。その時、サクラがシンジに訴えかけたのがこの名言①です。
名言②「怪我したらもう乗らんで…」
「怪我したらもう乗らんで済みます!痛いですけど、エヴァに乗るよりはマシですから我慢してください!」
出典: renote.net
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』終盤、ヤマト作戦に失敗し、無力化されたヴンダーの甲板上に碇ゲンドウが現れました。ゲンドウは初号機を強奪し、マイナス宇宙へと去ってしまいます。碇シンジは葛城ミサトに初号機に乗ることを提案しますが、それを見た北上ミドリが、阻止するためにシンジに銃口を向けました。しかし、実際に発砲したのは鈴原サクラでした。その時、必死に訴えていたのが鈴原サクラの名言②です。
名言③「碇さんは恩人で…」
「碇さんは恩人で!仇なんや!」
出典: renote.net
鈴原サクラが撃った銃弾は、碇シンジをかばった葛城ミサトの腹部に命中しました。そのことに動揺した鈴原サクラは自らの真情を吐露しました。シンジによって人類が救われたことは理解し感謝しているものの、ニアサードインパクトにより父親がいなくなったことに対しては憎しみを持っていました。今まで外に出していなかった感情が一気に流れて、この名言③になりました。
鈴原サクラの魅力的な活躍
碇シンジが鈴原サクラの兄トウジに初めて出会った時、サクラはまだ小学生でした。その時は、まだ名前も明らかになっていませんでしたが、物語の進行上、重要な役割を果たしています。また、新劇場版ではスクリーン上に登場し、魅力的な活躍をしました。そこで、ここではその活躍ぶりを考察します。
活躍①新世紀エヴァンゲリオン旧劇
碇シンジと鈴原トウジはクラスメイトですが、この2人が深く関わるきっかけは、初号機と第3使徒サキエルとの戦いで妹が重傷を負ったからでした。トウジはシンジを怒りにまかせて殴り倒してしまいます。さらに、テレビアニメシリーズでは、妹をネルフの附属病院に転院させることを条件に、トウジはエヴァンゲリオン3号機のパイロットになりました。ところが、3号機はトウジを乗せたまま使徒に乗っ取られてしまいます。このように、トウジの妹は名前も分からぬままストーリーを大きく動かすことになりました。
活躍②新世紀エヴァンゲリオン:Q
名前も分からなかった旧劇と異なり、14年後の世界を描いた『エヴァンゲリオン新劇場版:Q』では、鈴原サクラとして視聴者やファンの前に姿を現しました。ここでは、22歳の美しい大人の女性ヘと成長し、反ネルフの組織・ヴィレの医療スタッフの少尉として活躍しています。
【エヴァンゲリオン】鈴原サクラと兄のトウジやシンジとの関係
鈴原サクラは、正統派のかわいい美少女で、優しい性格をしています。そのサクラは、周りの人とはどのような関係を築いているでしょうか。ここでは、鈴原サクラの人間関係を見ていきます。
鈴原サクラと兄の鈴原トウジの関係性
鈴原サクラと兄のトウジとの関係は、極めて良好です。サクラが8歳の頃、初号機と使徒との戦いで負傷した際には、怒りのあまり怒りシンジを殴り倒しています。『エヴァンゲリオン新劇場版:破』では、サクラが退院する時、病室でサクラを抱きしめているシーンが描かれました。また、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では、式波アスカに託されたトウジの手紙と写真を見て、サクラは涙ぐんでいました。
鈴原サクラと碇シンジの関係性
鈴原サクラは、管理担当医官として、碇シンジに優しく接しています。しかし、サクラは、ニアサードインパクトを起こしたシンジに対し、複雑な感情を抱いていました。DSSチョーカーという安全装置がシンジの首に装着された時は「絶対外しませんよ」と冷たく呟いています。逆に初号機とのシンクロ率が0%ということが分かった時は、心から喜んでいました。また、再びヴィレに戻ってきた時は、「アホ、アホ」と泣きながら責め立ててもいます。このように、シンジに対しては、愛憎半ばする感情を持っています。
鈴原サクラと北上ミドリの関係性
北上ミドリも『エヴァンゲリオン新劇場版:Q』から登場した人物です。ミドリは、ヴィレの旗艦ヴンダーの艦橋クルーで、鈴原サクラと年齢が近く、2人ともニアサードインパクトで家族を亡くしたという共通点があります。また、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では、2人がルームメイトであることを示唆するシーンも描かれていました。
碇シンジが再び初号機に乗ろうとした時には、2人で銃口を向け阻止しようとしますが、最後にはミドリが「サクラ」と呼び捨て、「明日生きていくことだけを考えよう」と呼びかけました。このことからも2人の仲の良さがうかがえます。
【エヴァンゲリオン】鈴原サクラの声優
『エヴァンゲリオン』のテレビアニメシリーズは、1995年に放送されました。オリジナルキャストの声優は変更がないため、メインキャストはベテラン声優で固められています。鈴原サクラに声がついたのは『エヴァンゲリオン新劇場版:Q』からです。そのため、他のキャストと比較すると若い声優が担当しています。ここでは、そのサクラの声優を紹介します。
鈴原サクラの声優は「沢城みゆき」
鈴原サクラの声優は、実力派声優の沢城みゆきです。沢城みゆきは、これまでに数多くの作品に出演し、主演を演じている作品も数えきれません。この『エヴァンゲリオン』におけるサクラ役でも名演技を見せていて、特に碇シンジに向けて発砲するシーンは、屈指の名場面となっています。
沢城みゆきのプロフィール
- 生年月日:1985年6月2日
- 出身地:長野県生まれ、東京都育ち
- 血液型:O型
- 身長:154cm
- 芸歴:マウスプロモーション
- 資格・免許:普通免許
- 趣味:読書
- 特技:料理(予定)、英語(少々)
- 所属事務所:青二プロダクション
声優の沢城みゆきは、1999年に「デ・ジ・キャラット」の新人声優オーディションに参加し、審査員特別賞を受賞しました。そして、演技経験のないまま、プリキャラット役を演じて声優デビューをしました。2001年には、「しあわせソウのオコジョさん」のコジョピー役で主演を務めました。2017年にテレビ朝日系列で放送された「声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!」では4位に選出され、声優アワードでも主演女優賞や助演女優賞を数度に渡って受賞しています。
沢城みゆきの主な出演作品
- 『ルパン三世』峰不二子(3代目)
- 『ゲゲゲの鬼太郎(6期)』鬼太郎
- 『鬼滅の刃 遊廓編』堕姫(上弦の陸)
- 『終末のワルキューレ』ブリュンヒルデ
- 『ソード・アート・オンライン』シノン
- 『化物語』神原駿河
- 『ローゼンメイデン』真紅
【エヴァンゲリオン】鈴原サクラに対する世間での評判や人気
ここまで、『エヴァンゲリオン』に登場する鈴原サクラの魅力や登場シーンなどについて解説しました。この鈴原サクラについて、世間ではどのような感想を持っているのでしょうか。SNSでの投稿から探ります。
鈴原サクラは、『エヴァンゲリオン』の登場人物の中でも正統派の美少女として人気があります。かわいい理由はいくつもありますが、とにかくかわいいという最もシンプルな意見がSNS上で多く投稿されています。投稿数の多さは、『エヴァンゲリオン』のメインキャラと比較しても負けていません。
鈴原サクラの関西弁に関する投稿も多く見られます。関西弁がかわいいという意見の以外に、サクラの話す関西弁が微妙であるという意見や、耳にこびりついてクセになってしまうという意見もよく見られます。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で鈴原サクラが碇シンジに向けて銃を撃つシーンは、『エヴァンゲリオン』全エピソードの中でも屈指の名場面です。このシーンで涙を流しているのは、この投稿者だけではありません。多くの視聴者が涙を流しました。そのことはSNSの投稿から伺うことができます。
【エヴァンゲリオン】鈴原サクラは正統派の美少女だった
『エヴァンゲリオン』に登場する鈴原サクラは、碇シンジの親友鈴原トウジの妹です。サクラは小学生の時、初号機と使徒との戦闘で重傷を負いました。14年後を描いた『エヴァンゲリオン新劇場版:Q』で、反ネルフ組織ヴィレの医務少尉として再登場しましたが、正統派の美少女になっていました。かわいい容姿に加えて、優しい性格やかわいい関西弁を交えることなどから、一躍人気キャラの1人になりました。今度『エヴァンゲリオン』を見る時は、鈴原サクラの活躍に注目してみてください。
この記事のライター
makkun402
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