【エヴァンゲリオン】碇シンジの名言集!「逃げちゃダメだ」の名シーンも
『エヴァンゲリオン』の碇シンジは作中で様々な名言を残しており、作品を詳しく知らない人にまで知られているセリフも多数あります。そんな『エヴァンゲリオン』の碇シンジの名言・名シーンの紹介やキャラの性格・特徴などをまとめました。
碇シンジとは?
『エヴァンゲリオン』の碇シンジは作品を視聴していない人でも「逃げちゃダメだ」などの名シーンが知られる作品の主人公です。そんな碇シンジについて、まずはプロフィールを紹介します。
碇シンジのプロフィール
『エヴァンゲリオン』の碇シンジは、2001年6月6日生まれの14歳で、身長157cm、血液型A型の男性です。一人称は「僕」で、華奢な身体と中性的な顔立ちをしています。父親の碇ゲンドウの呼び出しから第3新東京市立第壱中学校2年A組に通うことになり、同時に初号機専属操縦者としてNERVに所属することになります。
エヴァンゲリオンの概要
『新世紀エヴァンゲリオン』は、1995年から1996年にテレビ東京系列で放送された庵野秀明が原作・監督・脚本を務めるオリジナルアニメで、その後も関連作品やメディアミックスが展開されている作品です。2015年の世界を舞台に「エヴァンゲリオン」と呼ばれる兵器に乗る14歳の少年少女と、謎の敵対生物「使徒」との戦いを描いていきます。社会現象を引き起こすほどのブームを見せるなど、後のアニメ業界に多大な影響を与えました。
エヴァンゲリオンのあらすじ
15年前にセカンドインパクトと呼ばれる大災害によって世界の人口が半分になる中、14歳の碇シンジはある日に別居中の父親・碇ゲンドウから呼び出されます。そこで告げられたのはシンジが汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンの初号機のパイロットになり、襲来する使徒を戦えという内容でした。困惑するシンジでしたが、運命に導かれるように戦いの渦へ身を投じていくのでした。
碇シンジの名言や有名な名シーン
『エヴァンゲリオン』の作中の台詞は印象的な言葉が多く、名言や名シーンとしてメディアでよく取り上げられるようになっています。そんな中で、碇シンジの有名な名言や名シーンを紹介します。
碇シンジの名言①「逃げちゃダメだ…」
逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ
碇シンジの名言その1は「逃げちゃダメだ…」から始まるセリフです。アニメ1話でエヴァンゲリオンに乗る際、自分を奮い立たせるために言いました。その他の話でも自分を鼓舞するセリフとして繰り返し唱えており、碇シンジの性格や精神性を感じさせる名言です。
碇シンジの名言②「動け、動け、動け…」
動け、動け、動け、動け、動け、動け、動け、動け、動け、動け、動け、動いてよ!今動かなきゃ、今やらなきゃ、みんな死んじゃうんだ。もうそんなのやなんだよ!だから、動いてよ!
碇シンジの名言その2は「動け、動け、動け…」から始まるセリフです。アニメ19話でエヴァンゲリオンが停止してしまった際に言いました。前半だけだと単に焦ったセリフになりますが、後半には仲間を守るために戦う意思が表れており、碇シンジの優しい性格と覚悟がわかるセリフです。
碇シンジの名言③「殴られなきゃいけないのは…」
殴られなきゃいけないのは僕だ!僕は卑怯で、臆病で!…ずるくて、弱虫で…
碇シンジの名言その3は「殴られなきゃいけないのは…」から始まるセリフです。アニメ4話で碇シンジを殴ってしまったトウジが、自分を殴り返すように言った際、碇シンジは殴りながらもこのセリフを言いました。この時の碇シンジはパイロットを辞めるつもりでしたが、同時に自分の駄目な部分を理解していました。
碇シンジの名言④「僕だって乗りたくて…」
僕だって乗りたくて乗ってるわけじゃないのに…
碇シンジの名言その4は「僕だって乗りたくて…」から始まるセリフです。アニメ3話でトウジが碇シンジが乗ったエヴァンゲリオンのせいで妹が怪我をしたという理由殴った直後に言いました。そう言ったせいでトウジからは続けて殴られていますが、理不尽さをわかっていながらも碇シンジは反撃していません。
碇シンジの名言⑤「裏切ったな…」
裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったな!父さんと同じに裏切ったんだ!
碇シンジの名言その5は「裏切ったな…」から始まるセリフです。アニメ14話で自分に近づいて友好的な態度を見せてきたカヲルの正体が使徒であったと知った時に言いました。機関の指示からカヲルを倒すように言われて、人間サイズのカヲルを初号機で握りしめるシーンは、名シーンの1つになっています。
碇シンジの名言⑥「僕はここにいたい…」
僕はここにいたい。僕はここにいてもいいんだ!
碇シンジの名言その6は「僕はここにいたい…」から始まるセリフです。アニメ25話で碇シンジがこのセリフを言うと、その直後に謎の空間で他のキャラ達から「おめでとう」と拍手を受けながら物語は幕を閉じます。アニメ版の『エヴァンゲリオン』の最終回として有名なシーンで、放送当時から様々な考察が出てきていました。
碇シンジの名言⑦「カヲル君が好きだって…」
カヲル君が好きだって言ってくれたんだ…僕のこと。初めて、初めて、人から好きだって言われたんだ。
碇シンジの名言その7は「カヲル君が好きだって…」から始まるセリフです。アニメ23話で使徒としてのカヲルを殺してしまったことについて、後悔する気持ちとして言いました。カヲルに対する複雑な感情が窺えるセリフです。
碇シンジの名言⑧「知らない…」
知らない天井だ
碇シンジの名言その8は「知らない…」から始まるセリフです。アニメ内で碇シンジが目覚めるシーンで使われる言葉で、登場数も多いことから有名な名言になっています。
碇シンジの名言⑨「そんなこと言って…」
そんなこと言って、これ以上僕を怒らせないでよ。初号機に残されている後185秒、これだけあれば、本部の半分は壊せるよ!
碇シンジの名言その9は「そんなこと言って…」から始まるセリフです。アニメ19話で本部の指示からトウジが乗った3号機を倒してしまった時、乱心しながら言いました。それまでの理不尽さが溜まった上での言葉になります。
碇シンジの名言⑩「僕はもう…」
僕はもう、エヴァには乗りません。
碇シンジの名言その10「僕はもう…」から始まるセリフです。アニメ19話でトウジを殺しかけてしまった責任と機関の大人達に対する不信感からこの言葉を言いました。それまでの碇シンジの性格からはあまり考えられない冷たさを感じる言葉です。
碇シンジの人気の理由
『エヴァンゲリオン』の碇シンジは名言や名シーン以外にも性格や他キャラとの関係から人気を集めています。そんな碇シンジが人気である理由について紹介します。
人気の理由①かわいい容姿
碇シンジが人気の理由その1はかわいい容姿です。キャラ設定から中性的な容姿として描かれており、作中でもどこか庇護欲をそそる言動があることから、男女問わずかわいいキャラとして見られる場合があります。一方で、普段が気弱な印象だからこそ、いざという時の言動がかっこいいと言われることもあります。
人気の理由②優しい性格
碇シンジの人気の理由その2は優しい性格です。作中の初期は戦うことに消極的な態度を見せていますが、他の人が傷付いたり、ピンチに陥ったりした際は、自ら進んで戦いに挑む優しさと勇気を持ち合わせています。その優しい性格が容姿と合わさってかわいいと思える部分であり、いざという時のかっこよさに繋がる部分でもあります。
人気の理由③かわいそうな生い立ち
碇シンジの人気の理由その3はかわいそうな生い立ちです。碇シンジは幼少期に母親であるユイが実験で死亡する様子を目撃してしまい、父親のゲンドウとは長い期間触れ合えない生活を送っていました。その境遇から碇シンジは少しばかりネガティブな性格になっており、等身大の少年の悩みを抱えながら戦っていくことになります。そんな部分が視聴者から共感される要素になっています。
人気の理由④料理ができる
碇シンジの人気の理由その4は料理ができるところです。碇シンジの趣味特技の一つは料理であり、同居する葛城ミサトやアスカよりも料理の腕があるという描写が出てきます。そんな料理ができるところが、視聴者にとっては意外な特技として好かれる要素になっています。
人気の理由⑤カヲルとの関係
碇シンジの人気の理由その5はカヲルとの関係です。渚カヲルは碇シンジにとって初めて好きだと言ってくれた存在ですが、同時に敵の使徒であり、お互いに向ける感情は複雑なものになっています。そんな碇シンジと渚カヲルの関係性は、視聴者の中でも話題となっており、好きな組み合わせとして推す人も多数います。
人気の理由⑥アスカとの関係
碇シンジの人気の理由その6はアスカとの関係です。同じエヴァンゲリオンに乗るパイロットであり、同居人にもなるアスカとは同僚かつ戦友ですが、それ以外にも同い年の男女として意識し合う部分があります。そんな碇シンジとアスカの関係も作品を面白くする要素の一つとして人気を集めています。
碇シンジの声優
『エヴァンゲリオン』で碇シンジを演じている声優は、様々な作品に出演していますが、その中でも碇シンジの印象が一番濃いという人がいます。そんな碇シンジ役の声優について紹介します。
碇シンジの声優は「緒方恵美」
『エヴァンゲリオン』で碇シンジの声優を務めたのは緒方恵美さんです。中性的な男女を演じることが多い緒方恵美さんですが、碇シンジとしては弱気な性格の少年の部分と成長を始める男の部分を違いを出しながら演じています。
緒方恵美のプロフィール
緒方恵美さんは東京都出身で、1965年6月6日生まれの声優・女優・歌手です。学生時代にはアマチュアの音楽活動をしており、高校の時から役者を志すようになりました。その後、音楽学校で劇団に所属しながら劇場公演やミュージカルなどの参加しており、劇団の解散時にプロデューサーに少年役の才能を見出されて、声優の道を進み始めました。現在は声優活動を中心に「em:óu」名義で作詞も行うなど様々な分野で活躍しています。
緒方恵美の主な出演作品
緒方恵美さんの主な出演作品としては、『幽☆遊☆白書』の蔵馬/南野秀一、『美少女戦士セーラームーン』の天王はるか/セーラーウラヌス、『魔法騎士レイアース』のエメロード姫、イーグル・ビジョン、『カードキャプターさくら』の月城雪兎/ユエ、『Angel Beats!』の直井文人、『めだかボックス』の球磨川禊、『ダンガンロンパ』シリーズの苗木誠、『暗殺教室』の堀部イトナ、『劇場版 呪術廻戦 0』の乙骨憂太などがあります。
碇シンジに対する世間での評判や人気
ここでは『エヴァンゲリオン』の碇シンジについて、世間での評判や人気を紹介します。詳しくない人には「逃げちゃダメだ」などの有名な名言を言うキャラと認識されていますが、作品を見ている人からは碇シンジの言動から様々な魅力を感じています。
『エヴァンゲリオン』の碇シンジの有名な名言「逃げちゃダメだ」については、自分も心の中でよく使うという人がいました。シンプルな言葉ながらも自分のメンタルを上手に動かせる言葉であり、作品を見ている人からはより感慨深い名言になっています。一方で、作中の碇シンジは追い詰められ過ぎていることもあるので、好きなセリフだけど現実では逃げるべき時もあるという人もいます。
『エヴァンゲリオン』の碇シンジについて、何か立ち向かう際の言葉が名言としてかっこいいという感想がありました。碇シンジの優しさやかっこよさを感じる名シーンは作中に多数あるので、本編を見た人からはそちらの印象の方が強くなっているようです。
『エヴァンゲリオン』の碇シンジについて、有名な「逃げちゃダメだ」以外にも魅力的な名言や名シーンがあるという意見が出ていました。テレビ番組で取り上げられる時はどうしても有名な部分だけを切り取られてしまいますが、作中の碇シンジは様々な悩みや迷いの中、戦っていくキャラであり、本編を見てその魅力を知って欲しい人がいるようです。
碇シンジの名言はかっこいい
『エヴァンゲリオン』の碇シンジは、「逃げちゃダメだ」などの有名な名言や名シーンが取り上げられやすいキャラですが、本編ではそれ以外にもかっこいいセリフや悲しみを感じさせるセリフを言っています。作品を視聴すれば碇シンジというキャラを理解した上で、名言や名シーンを楽しめるので、アニメ本編を視聴してみてください。
この記事のライター
十文字猛
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