【ドラゴンボール】ゴクウブラックの正体はいつ判明した?強さや結末を解説
『ドラゴンボール』ゴクウブラックは、『ドラゴンボール超』2巻から登場した正体不明の悟空とそっくりの悪役キャラクターです。この記事では、ゴクウブラックの正体が公式で判明したのはいつなのかやゴクウブラックの強さや結末について解説します。
目次
ゴクウブラックとは?
ゴクウブラックのプロフィール
- 名前:不明
- 呼び名:ゴクウブラック
- 生年月日:6月12日
- 身長:175㎝
- 性格:攻撃性が強く、極悪
悟空と容姿が同じに見える正体不明のゴクウブラックの初登場は、コミックス『ドラゴンボール超(スーパー)』2巻其之十四です。トランクスの手によって、平和を取り戻した未来の世界に突如として現れます。登場当初は、正体が分からずブルマによってゴクウブラックと名付けられました。彼は悟空と容姿が全く同じで、表情は不敵な笑みを浮かべる不気味な雰囲気があります。唯一、孫悟空と違うのは「性格」です。
ゴクウブラックの性格
『ドラゴンボール超』コミックス2巻で初登場したゴクウブラックの性格を一言で表すと『極悪』ということです。その証拠に、未来の世界ではトランクスと行動を共にしてきたマイをいとも簡単に攻撃してしまっています。
ドラゴンボールの概要
漫画家・鳥山明によって描かれたドラゴンボールは、「週刊少年ジャンプ」において、1984年1月~1995年6月まで長きにわたり連載された人気漫画です。連載後より人気上昇し、1986年から11年間フジテレビ系列でアニメが放送され、期間中の平均視聴率は驚異の20%以上を記録しました。またドラゴンボール人気は、日本国内に留まらず、全世界80か国で放送され人気を博しています。これまでに発売されたコミックス発行部数は、世界累計2億6000万部以上を記録するなど、世界に影響を与えたアニメの一つです。
ドラゴンボールのあらすじ
『ドラゴンボール』は、山奥にたった一人で暮らす少年・孫悟空と、ドラゴンボールの謎を知り探検していたブルマとの出会いから始まります。出会った時、悟空が1つブルマが2つのドラゴンボールを持っており、残りの4つを探す旅に出ました。途中ピラフ一味にボールを奪われ神龍(シェンロン)を呼び出されますが、寸前でウーロンが願いを言い放ち、ピラフ一味の世界征服を待逃れました。その後、亀仙人の元に弟子入りし、親友のクリリンと出会い世界一の武術の達人を目指す「笑いあり・涙あり」のバトル少年漫画です。
ゴクウブラックの正体はいつ判明した?目的や結末は?
ゴクウブラックの見た目は悟空そっくり
『ドラゴンボール超』に登場するゴクウブラックは、悟空とそっくりで登場して直ぐは正体が分かりませんでした。能力は悟空と同じで、敵の気を感じることが可能です。ただ、違うところは表情です。悟空のように柔らかい表情は無く、険しく何かを企んでいるような薄ら笑いを浮かべています。
ゴクウブラックの正体は公式でいつ判明した?
ゴクウブラックの正体がザマスという事が公式で判明したのは、『ドラゴンボール超』コミックス3巻其之十九の最終ページです。また、その前にも未来から来たトランクスの話を聞いて、悟空の体をザマスが乗っ取った事やゴクウブラック自身も悟空の体に乗り換えた事を話しているシーンがあります。コミックス3巻其之十七では、ザマスが神チューブで格闘技の試合を見て、悟空の名前を気にしていたシーンが描かれていた事から、伏線であったことが推測されます。
ゴクウブラックの正体はザマス?
『ドラゴンボール超』に登場するゴクウブラックの正体は、第10宇宙界王の見習いをしていた「ザマス」です。これは、公式でもハッキリ公表されました。ザマスは緑色の皮膚に白髪が特徴になります。彼の実力は、全界王の中でもトップクラスとされていました。ただザマスは真面目過ぎる性格が故、争いを起こし星を滅ぼす人間を嫌っています。
ゴクウブラックが手を組んだ人物
『ドラゴンボール超』コミックス3巻其之十九で、ゴクウブラックが手を組んだ人物がザマスであることが判明しました。別世界でザマスは師匠であるゴワスを倒し、時の指輪を盗みトランクスのいる未来へ戻ります。ザマスは、トランクスのいる未来の自身とも手を組んでいます。この2人が手を組むことで、壮絶な結末を迎えることになります。
ゴクウブラックの目的
ゴクウブラックの目的は「人間ゼロ」、人間のいない彼だけの世界です。元々真面目な性格だったザマスは、争いを繰り返した末に星を滅ぼす人間が嫌いになっていました。そして、彼の真っすぐすぎる性格から嫌いなだけでは済まず「邪魔者は排除する」という偏った思考になってしまったのです。
ゴクウブラックの正体に関する謎を考察
ここで、『ドラゴンボール超』に登場するゴクウブラックの謎を考察していきます。ゴクウブラックの正体がザマスという事はすでに公式で判明しています。ストーリーによく出てくる「並行世界」とは、悟空のいる現代世界で本線です。この並行世界には、ザマスが殺された新しい世界とザマスが殺されず悟空と体をすり替えた2つの世界があります。そして3つ目は、トランクスのいる未来の世界です。
ザマスの真面目な性格ゆえに、「神よりも強い力を手に入れた悟空は神々の失敗であり、悟空の体を手に入れる事で人間と神の失敗を引き受けることが自分の役目」と感じます。そしてついに、超ドラゴンボールの力で悟空の体を手に入れたのです。
考察①悟空が生きている世界でザマスは破壊された?
ザマスは、悟空が生きている並行世界での結末は、破壊神・ビルスの能力によって殺されます。トランクスから、ゴクウブラックがポタラを耳にしていた事を聞いたウイス達は、ゴワスが殺される未来に気付きます。ゴワス暗殺を阻止するため、ウイスの時空を操作する能力を使い、ビルスと第10宇宙界王星のザマスに会いに行きました。ゴワスの前で、ザマスの陰謀を明かされ彼はビルスに攻撃しようとします。
ザマスの攻撃をいとも簡単に止めた次の瞬間、ビルスの破壊能力で破壊され砂と化す結末を迎えました。
考察②未来のトランクスがいる世界のザマスは不老不死になった?
『ドラゴンボール超』コミックス3巻其之二十で、ザマスが不老不死の身を手に入れたことが判明します。またドラゴンボールが破壊された事も明かされました。それは、ゴクウブラックがゴワスを殺した現場に遭遇したからです。そこで、ザマスはゴワスがつけていたポタラを受け取り界王となりました。界王となる事でドラゴンボールを入手し、不老不死の願いを叶えてもらったのです。
考察③並行世界のザマスは悟空と身体が入れ替わった?
ザマスのゆがんだ思想で、悟空を探していた彼も悟空と体を入れ替える能力を持ちません。悟空の体を手に入れるために自分の師匠でもあるゴワスを殺し、息絶えたゴワスから「時の指輪」と「ポタラ」を奪い1年後へワープします。そこで、ドラゴンボールを使い悟空と入れ替わったのです。悟空の体を手に入れ、ゴクウブラックになった彼が一番最初にしたのは、悟空と妻のチチ息子の悟天を殺害するという惨忍な事でした。
ゴクウブラックの最後は死亡した?
ポタラの能力使って、不老不死のザマスとゴクウブラックは細胞レベルで融合し、最強になりました。この時点でザマスと名乗っている事から、ゴクウブラックの存在が亡くなった事が推測されます。しかし、この時点で公式にゴクウブラックウが死亡したとはされていません。彼も元はザマスです。悟空達は戦いながら、彼らの融合が解けるのを待ちますが、ザマスの特殊能力に苦戦しました。これ以上の犠牲を出すまいと、大王様にもらったボタンで呼び出すことに成功したのです。
突然未来へと呼び出された大王様は、悟空のことも知りません。ただ破壊された周囲を見渡し普通ではない事を察知します。最終的には、悟空がザマスを指さし悪人である事を伝えた事で大王様が星ごと破壊され死亡する結末を迎えました。
ゴクウブラックの強さやアイテム
ゴクウブラックの強さや能力
『ドラゴンボール超』に登場するゴクウブラックの強さは、超サイヤ人のトランクスでさえもかなわない強さを持ちます。この強さは、最初から備わっていたわけではありません。サイヤ人が、戦いで瀕死の状態から復活する度に強くなることをザマスが知り時空を行き来し、徐々に強さや能力を手に入れていきました。その力は、悟空以上とも言われています。
ゴクウブラックがつけている特殊なアイテム
公式でゴクウブラックがザマスと判明した身に着けている特殊なアイテムは、「ポタラ」というイヤリングになります。ゴクウブラックがゴワスを殺した際に手に入れたアイテムです。このポタラは、界王だけがつける事を許されると同時に「時の指輪」を使えるようになります。ポタラを付ける場所により能力も変わることがコミックスでも語られています。合体ザマスもポタラの能力によって実現しました。
ゴクウブラックの特殊な技
- 気の刃:ゴワスを3回殺害
- 分身:何体もの分身を生み出し一斉攻撃を仕掛ける
- 気の鎌:巨大な鎌
悟空と入れ替わっているため、悟空と同じ特性を持ちますが唯一ゴクウブラックだけが持つ特殊な技は薄ピンク色の「超サイヤ人ロゼ」です。『ドラゴンボール超』コミックス3巻其之二十で登場します。超サイヤ人ロゼは、様々な能力を持ちベジータをも一撃で黙らせるほどの強さでした。
ゴクウブラックの声優
ゴクウブラックの声優は「野沢雅子」
ゴクウブラックの声優は、野沢雅子です。現在86歳と高齢でありながらも、現役で活躍されています。
野沢雅子のプロフィール
- 本名:塚田 雅子(つかだ まさこ)
- 愛称:マコさん
- 生年月日:1936年10月25日
- 出身地:群馬県、神奈川県
- 職業:声優、女優、歌手
3歳の時に子役デビューをしますが、幼少期はアレルギーがあり体も弱かったと語っています。中学時代から本格的に劇団入りし、女優業を行いながら過ごしていました。元々は脚本家志望でもあった野沢雅子が声優になったキッカケは、劇団の経営を支える為です。今のように録音ができず、生放送での吹替えでデビュー作は「洋画」と言う事は覚えているそうです。
野沢雅子の主な出演作品
- ゲゲゲの鬼太郎/鬼太郎
- ピンポン/オババ
- トム・ソーヤの冒険/トム・ソーヤ
- 新・ど根性ガエル/ひろし
- プロゴルファー猿/猿丸
声優・野沢雅子は、声優業が始まったころからデビューし、数えきれないほど多くの作品に出演しています。デビュー作は、出演作が多い事やデビューがずいぶん前だったこともあり「覚えていない」と本人より語っていました。86歳の現在でも現役声優として活躍しています。
ゴクウブラックの正体に対する世間での評判や人気
『ドラゴンボール超』にて登場した、ゴクウブラックの正体について世間では「意外」だったや「予想と違った」という声も聞かれました。またゴクウブラックが登場して間もなく、彼の正体がコミックスの中で公式的に公表されたため、不意打ちだったという人も多くいます。
ゴクウブラックは並行世界を行き来している設定であったり、少し複雑な設定であるため疑問の声も多く上がりました。
『ドラゴンボール超』での、ゴクウブラックの正体が判明してから面白くなったという読者がいたり、ゴクウブラックの正体が分かる前の方が面白かったと賛否両論ということがうかがえます。
ゴクウブラックが、並行世界を行き来するという少し複雑な設定を考えると、ゴクウブラックがザマスと体を入れ替えた方法がドラゴンボールだと知ると、かえって拍子抜けすると言った読者もいました。
ゴクウブラックの正体はザマスだった
ゴクウブラックの正体はザマスと言う事が公式で判明しました。ドラゴンボールの力で悟空と体を入れ替え「人間ゼロ計画」を実行しようとします。悟空の体と入れ替えただけに、特性も同じで苦戦したり強くレベルアップしたりと、彼らに歯が立たず大王様に宇宙ごと消滅されるという結末を迎えました。並行世界など一部の読者には難しい設定にも注目してみてください。
この記事のライター
ONIYOME
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