【名探偵コナン】毛利蘭の声優が変わった噂の真相は?山崎和佳奈の経歴も紹介
アニメ『名探偵コナン』で毛利蘭を演じているのは声優の山崎和佳奈さんです。ファンから「声が蘭のキャラに合ってる」と絶賛されていますが、一時期、蘭の声優が変更されたと噂になりました。本記事では、毛利蘭の声優が変わったといわれる噂の真相や蘭役の声優情報を紹介します。
目次
毛利蘭とは?
毛利蘭は『名探偵コナン』のヒロインで、高校生探偵、工藤新一の幼馴染です。江戸川コナンが居候するまでは、探偵事務所を営む父親の毛利小五郎と二人で暮らしていました。ここでは、毛利蘭のプロフィールや『名探偵コナン』のあらすじをおさらいします。
毛利蘭のプロフィール
毛利蘭は帝丹高校に通う学生で、ストレートなロングヘアとツノのような前髪が特徴の美少女です。礼儀正しく優しい性格で面倒見が良く、江戸川コナンには実の弟のように接しています。また、高校では空手部の主将を務めており、関東大会で優勝するほどの実力を持ちます。幼馴染の新一とはロンドンで彼から告白された後、修学旅行先で蘭が返事し、恋人同士になりました。
名探偵コナンの概要
『名探偵コナン』は青山剛昌先生によって描かれた大人気推理漫画です。1994年から週刊少年サンデーで連載されています。また、2023年には漫画の全世界累計発行部数が2億7,000万部を突破しました。黒の組織に毒薬を飲まされ、薬の副作用で小学生の体になった高校生探偵、工藤新一が組織の行方を追いながら難事件を解決していく物語です。テレビアニメは1996年から放送され、2021年で25周年を迎えました。
名探偵コナンのあらすじ
高校生探偵の工藤新一は幼馴染の毛利蘭と遊園地へ遊びに行き、そこで黒の組織の怪しい取引現場を目撃します。警察に相談するため取引現場の写真を撮る新一でしたが、背後から組織の男に殴られ、毒薬を飲まされます。次に新一が目を覚ますと薬の副作用で小学一年生の体になっていました。その後、新一は近所に住む阿笠博士からの助言で自身を江戸川コナンと名乗り、蘭の父親が営む探偵事務所に居候しながら黒の組織の行方を追うことになります。
毛利蘭の声優は変わった?山崎和佳奈の経歴も紹介
2023年現在も放送中の人気アニメ『名探偵コナン』で毛利蘭を演じているのは、実力派女性声優の山崎和佳奈(やまざきわかな)さんです。山崎和佳奈さんは、アニメの放送がスタートした1996年から2023年現在までずっと蘭役を務めていますが、一時期「蘭の声優が変更された」とファンの間で噂になりました。蘭の声優が変わったといわれる理由は何なのでしょうか。ここでは、毛利蘭の声優が変わったと噂される理由や山崎和佳奈さんの経歴、声優になった経緯など紹介します。
毛利蘭の声優は変わったと噂される理由
毛利蘭の声優が変わったと噂される理由の一つに、蘭の声がアニメ放送開始時と比べて少し低くなったことが挙げられます。女性は年を取ると声が低くなる場合があります。加齢によって女性ホルモンの分泌量が減り、声帯がむくんでしまうことが原因です。蘭の声優はアニメ放送開始時から変わらず山崎和佳奈さんのままですが、年齢を重ねるにつれて声帯が変化し、声が少し低くなってしまったため「蘭役の声優が変わった」という噂が流れたと推察できます。
また、『ルパン三世VS名探偵コナン』に声優の堀江由衣さん演じる蘭に瓜二つなミラ王女という人物が登場しますが、彼女の声を聞き「蘭の声優が交代した」と勘違いするファンがいました。こうしたファンの勘違いも蘭の声優が変わったといわれる理由であると推察できます。
毛利蘭の声優「山崎和佳奈」のプロフィール
山崎和佳奈さんは1965年3月21日生まれ、神奈川県出身の声優です。青二プロダクションに所属し、声優だけでなくナレーターや舞台女優としても活動しています。山崎和佳奈さんは25年以上『名探偵コナン』のアニメで毛利蘭を演じており、インタビューや対談では「蘭は自分にとって特別な存在」と公言していました。
山崎和佳奈の学歴や経歴
山崎和佳奈さんは同志社女子中学校、高等学校、同志社大学工学部工業化学工学科を卒業しています。また、宝塚歌劇に感銘を受けたことがきっかけで演劇を志すようになり、中学、高校では演劇部に所属しています。大学では劇団そとばこまちに在籍し、有機化学の研究をしていました。大学卒業後は会社員として働いていましたが、青二プロダクションの預かり所属となってからは退社し、1990年に声優デビューを果たします。
山崎和佳奈が声優になった経緯
大学卒業後、山崎和佳奈さんは会社員として働いていましたが、役者の夢を捨てきれず、働きながら声優養成所へ通い、声優の勉強を続けます。養成所を卒業してからは青二プロダクションの預かり所属となり、本格的に声優活動を始めました。その後、1991年にアニメデビューを果たし、様々なアニメや吹き替えに出演するようになります。
山崎和佳奈の毛利蘭の役作り
毛利蘭は山崎和佳奈さんが最も長く演じているキャラクターです。山崎和佳奈さんもインタビューで「蘭は生活の一部であり、自然体に演じられる」と語っていました。また、蘭の役作りとして、山崎和佳奈さん自身が殺陣や太極拳を学んだり、高い所から飛び降りる場面のためにバンジージャンプを飛んだりなど、蘭により近づけるよう日々自らを磨き続けています。
山崎和佳奈の歌のうまさ
山崎和佳奈さんは2015年に女性声優の日髙のり子さん、松井菜桜子さんとアイドルユニット「backdrops(バックドロップス)」を結成し、歌手デビューを果たしています。山崎和佳奈さんの歌声を聴いたファンはSNSで「山崎さん歌上手」「蘭とは違った声が聴けて新鮮」といったコメントを挙げていました。
山崎和佳奈は番組のナレーションも担当
山崎和佳奈さんはナレーターとしても活躍しており、過去にはTBSテレビの『ビビット』や朝日放送の『ターニングポイント』といったワイドショーやバラエティ番組のナレーションを担当してきました。2023年現在も様々な番組でナレーションを務めています。
山崎和佳奈は結婚している?
2023年現在、山崎和佳奈さんが結婚しているという情報はありません。過去に工藤新一役の山口勝平さんと交際していると噂になりましたが、『名探偵コナン』で新一と蘭が付き合った際、山口勝平さんがSNSに投稿したコメントを見たファンが勘違いしていただけで、実際に2人は付き合っていませんでした。
毛利蘭の声優の代表作や演じたアニメキャラ
山崎和佳奈さんは『名探偵コナン』以外にも多くのアニメに出演しており、元気いっぱいな少女や大人な女性役など、色々なキャラクターを演じています。ここでは、山崎和佳奈さんの代表作や、代表作で演じたアニメキャラクターを紹介します。
キャラ①ママレード・ボーイ(秋月茗子)
山崎和佳奈さんの代表作一つ目は『ママレード・ボーイ』で、私立桐稜大学附属高等学校に通うミステリアスな性格の美少女、秋月茗子を演じています。秋月茗子は物語の主人公、小石川光希の親友です。礼儀正しく人当たりもいいですが、気の強い一面もあります。ファンからは「山崎さんの声が、知的で落ち着いた茗子のキャラにぴったり」と絶賛されていました。
キャラ②ひみつのアッコちゃん(加賀美あつこ)
山崎和佳奈さんの代表作2つ目は『ひみつのアッコちゃん』です。『ひみつのアッコちゃん』は1960年から2010年代までの間で3回アニメ化されており、山崎和佳奈さんは3作目で物語の主人公、加賀美あつこを演じています。ファンからは「天真爛漫で可愛いアッコちゃんを山崎さんは上手に表現している」といわれていました。
キャラ③LAST EXILE(ソフィア・フォレスター)
山崎和佳奈さんの代表作3つ目は『LAST EXILE』で、担当キャラクターはソフィア・フォレスターです。ソフィアは無敵艦シルヴァーナの副長を務める19歳の女性です。優しい性格をしていますが、戦いになると非情な決断を下すこともあります。ファンからは「山崎さんの透明感のある声が、かっこいいソフィアのキャラに合ってる」といわれていました。
キャラ④スーパービックリマン(アムル)
山崎和佳奈さんの代表作4つ目は『スーパービックリマン』で、アムルの声を担当しています。アムルは天使と悪魔の血を引くハーフデビルです。天使の時は心穏やかで優しい性格ですが、悪魔時は狂暴になります。山崎和佳奈さんは二面性のあるアムルを丁寧に演じており、ファンからも演技力を高く評価されていました。
キャラ⑤GS美神(マリア)
山崎和佳奈さんの代表作5つ目は『GS美神』で、担当キャラクターはマリアです。マリアは錬金術師、ドクター・カオスによって造られた女性型ロボットです。「人工魂」と呼ばれる霊魂を持っており、人間と同様に喜びや悲しみを感じることができます。マリアの声を聞いたファンは「マリアの感情を抑えた演技が素晴らしかった」と山崎和佳奈さんの演技力を高く評価していました。
毛利蘭の名セリフ
2023年の時点で漫画『名探偵コナン』は103巻まで発売されています。物語のヒロインである毛利蘭は、これまでの作中で多くの名セリフを残してきました。ここでは、毛利蘭の印象的な名セリフを5つ紹介します。
毛利蘭の名セリフ①「蘭でいい…」
蘭でいい!蘭のままがいい!!ダメ…かなあ?
出典: bibi-star.jp
漫画『名探偵コナン』55巻より、小学生時代の毛利蘭が工藤新一に言った言葉です。小学校入学を機に新一は、お互い名字で呼び合おうと蘭に伝えます。その後、2人は事件に巻き込まれますが無事に解決し、安心した新一は思わず蘭を名前で呼んでしまいました。慌てる新一に蘭は上記のセリフを伝えます。最後は蘭のお願いに新一が根負けし、お互い名前で呼ぶことになりました。
毛利蘭の名セリフ②「コナン君が新一なら…」
コナン君が新一なら…よかったのにね…
出典: bibi-star.jp
漫画『名探偵コナン』37巻で毛利蘭が江戸川コナンに涙ぐみながら話した言葉です。事件解決後、蘭は工藤新一の帰りをずっと待ち続けるのは辛いと本音をこぼし、上記のセリフをコナンに伝えます。コナンは何か言葉をかけようとしますが、涙を流す蘭を見て何も言えなくなってしまいました。自身が新一と言えずもどかしさを感じるコナンと辛そうに泣く蘭の切ない場面です。
毛利蘭の名セリフ③「探偵なら…わたしの心…」
探偵なら…わたしの心ぐらい…推理しなさいよ!!バカ―!
出典: bibi-star.jp
漫画『名探偵コナン』71巻より、毛利小五郎と蘭は飼い猫を見つけたお礼に飼い主が住むロンドンの自宅に招待されます。そこで蘭が新一に電話した際、彼がロンドンにいることに気づきます。新一と再会した蘭は、なぜロンドンにいることを教えてくれなかったのかと怒り、上記のセリフを話しました。その後、蘭は泣きながら逃げようとしますが、新一が蘭の手を掴み一世一代の告白をします。
毛利蘭の名セリフ④「ホラ!これで…」
ホラ! これでおそろいじゃないでしょ?
出典: bibi-star.jp
漫画『名探偵コナン』21巻より、毛利蘭は観光で訪れた大阪で服部平治の幼馴染、遠山和葉と出会いますが、彼女は素っ気ない態度で蘭に接します。和葉の態度が気になった蘭が理由を尋ねると、彼女は蘭と平次が同じ柄のシャツを着ていることが気になると答えました。和葉の気持ちを知った蘭は車の中で違う服に着替え、上記のセリフを彼女に伝えます。蘭と和葉が打ち解けるきっかけとなった場面です。
毛利蘭の名セリフ⑤「勇気って言葉は…」
勇気って言葉は身を奮い立たせる正義の言葉…
人を殺す理由なんかに使っちゃダメですよ…出典: bibi-star.jp
漫画『名探偵コナン』31巻で毛利蘭が殺人犯に言った言葉です。父親の仇を取るため殺人事件を起こし、「勇気を出して殺した」と話す犯人に蘭は上記のセリフを静かに伝えます。蘭の話を聞いた犯人は言葉を失い、無言のまま警察に連行されていきました。勇気の正しい使い方を犯人に言い聞かせる蘭のかっこいい場面です。
毛利蘭の声優に対する世間での評判や人気
山崎和佳奈さんは、アニメ『名探偵コナン』が放送開始された1996年からずっと毛利蘭の声を担当しています。SNSでは「山崎さん演じる蘭の声は昔と変わらず若々しくて素敵」という声が数多く挙がっていました。
山崎和佳奈さんは子供時代の毛利蘭も演じています。SNSには「山崎さん子供の演技も上手」「大人から子供まで演じられる山崎さん凄い」など、山崎和佳奈さんの演技力を高く評価するコメントが挙がっていました。
『名探偵コナン』では度々、蘭が空手で犯人を倒す場面が出てきます。SNSでは「蘭が空手で犯人と戦う時に出す山崎さんの力のこもった声が好き」という声がいくつかみられました。
毛利蘭の声優は変更されていなかった
毛利蘭の声は『名探偵コナン』のアニメが始まった時からずっと山崎和佳奈さんが務めており、変更されていませんでした。加齢による声帯変化で蘭の声がアニメ初回時と比べて低くなったことや、ファンが蘭そっくりな登場人物を見て勘違いしたことが理由で「蘭役の声優が変わった」と噂になりましたが、2023年現在も山崎和佳奈さんが毛利蘭を演じ続けています。今後、山崎和佳奈さん演じる毛利蘭がどのような活躍をみせるのか、アニメを見てチェックしてみてください。
この記事のライター
dokusyoko
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