【チェンソーマン】レゼがロシア語で歌う曲が話題に!歌詞の意味を解説
本記事では『チェンソーマン』に登場するレゼがロシア語で歌った歌についてまとめていきます。レゼがロシア語を話せる理由や歌詞の意味はもちろん、歌の内容や元ネタとなった作品、アニメ版チェンソーマンの担当声優などについても解説していきます。
レゼとは?
デンジの前にレゼが登場すると彼女はごく普通の少女のように思われましたが、その正体はデンジの命を狙うために送られた刺客でした。強烈なインパクトによってレゼの存在が読者の間で話題になると、彼女が歌うロシア語の歌に注目が集まりました。ロシア語の歌の内容についてまとめていく前に、まずはレゼのプロフィールとチェンソーマンの概要についておさらいしていきます。
レゼのプロフィール
レゼはデンジが電話ボックスで出会った女性で、その正体は爆弾の悪魔としてデンジの命を狙う刺客の1人です。人間でいる時は華奢で物腰柔らかい人柄をしておりカフェのバイト終わりにデンジと遊んで関係性を深めていました。首についている手榴弾のピンを引き抜くと爆弾の悪魔としての正体を現し、自らの手足や肉体を爆弾に変えて攻撃するようになります。
チェンソーマンの概要
チェンソーマンは藤本タツキによって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。悪魔が存在する世界で主人公の少年がデビルハンターとして生きる物語が描かれており、奇抜でグロテスクな世界観や予想できないシナリオ展開などが話題を呼びました。コミック累計発行部数は2023年7月時点で2600万部を突破しており、テレビアニメ化や舞台化といったメディアミックスも展開されています。
チェンソーマンのあらすじ
死んだ父の借金返済に追われていたデンジは、悪魔を駆除するデビルハンターとしてチェンソーの悪魔であるポチタと一緒にギリギリの生活をしていました。ある日仕事を斡旋してくれていたヤクザに騙されデンジは命を落としてしまいます。しかし、ポチタがデンジの心臓になったことでチェンソーマンとして復活を遂げ、自らの手で悪魔を打ち倒す力を手に入れました。その力が公安のデビルハンター・マキマに見込まれると、彼女の元で新しい生活が始まるのでした。
レゼがロシア語で歌う曲が話題に!歌詞の意味は?
レゼが初めてデンジの前に姿を現した時はうっすら頬を赤く染め続け彼に惚れこんでいるような様子を見せていましたが、台風の悪魔と契約した男に狙われてしまった際に読者の前で正体を明かし、同時にロシア語の歌を突然歌い始めました。この歌の内容や意味について疑問を抱いている読者は多くいることでしょう。ここではレゼがロシア語で歌った曲の内容や歌詞の意味についてまとめていきます。
レゼのロシア語の歌のシーンは何話?
ロシア語の歌を歌ったシーンはチェンソーマン43話に描かれています。デンジを夜のプールに誘ったレゼはそこで遊ぼうとしますが、彼女を人質にしようと考えた台風の悪魔の男がレゼが1人になったところを狙って襲いかかりました。しかし、レゼは卓越した体術で男の首を絞め、そのままロシア語の歌を口にしました。
レゼのロシア語の歌の内容や歌詞の意味
ジェーンとのデートの日、全ては整った 私たちは朝は一緒に教会に行く 私たちはカフェでコーヒーを飲んでオムレツを食べる 私たちは公園を散歩したら 水族館に行く、最愛なるジェーン イルカとペンギンを見て! 私たちは昼食後に休む そう、私たちが朝にやったこと 私たちが覚えるまで、私たちは話すだろう 私たちは覚えていない そして私たちは夜に教会で眠るだろう
出典: bibi-star.jp
上記の引用はレゼが歌ったロシア語の歌詞を和訳したものです。歌詞の中にあるジェーンはレゼのことを指しており、私たちの中にはデンジが含まれていると推察できます。実際にレゼはデンジと共にカフェや公園、水族館で遊んでおりそれまでの行動をそのまま歌詞に起こしています。なお、最後の『私たちは教会で眠るだろう』の歌詞は最終的にレゼのみがマキマに殺害されたため現実にはなっていません。
レゼのロシア語の歌の元ネタはある?
レゼが歌ったロシア語の歌は歌詞を見て分かる通り彼女が自作したオリジナルの曲です。しかし、ネット上では作者がこの歌を制作する際に参考にしたであろう元ネタがあると考えられており、その意見・考察が話題となっています。実際にロシア語の歌の元ネタと考えられている作品について2つ紹介していきます。
元ネタ①恋愛小説「二人のティータイム」
1つ目の元ネタ候補は恋愛小説『二人のティータイム』です。この作品に登場する主人公はメリー・ジェーンという名前で喫茶店を経営しています。ジェーンという名前が歌詞に織り込まれているところもそうですが、二人のティータイム作中では姉と医者による三角関係が描かれており、その構図がレゼとマキマがチェンソーマンの悪魔を取り合っている構図と合致すると考えられています。
元ネタ②映画「シャークネード」
2つ目の元ネタ候補はアメリカの映画『シャークネード』です。興行収入20万ドルを叩きだした大人気サメ映画で、台風によって巻き上げられた巨大なサメとの戦闘シーンが特に有名です。そのシーンはチェンソーマン作中でもオマージュされており、サメの悪魔であるビームがデンジと共に爆弾の悪魔に立ち向かう構図が元ネタとされています。
レゼとデンジの関係
レゼについて語る上でデンジとの関係性は欠かせないものでしょう。デンジと初めて出会ってから彼と親しい関係に変わっていき、そのままヒロイン競争を勝ち抜くのかと思われたレゼの行動力に魅了された読者も多くいたことでしょう。ここではレゼとデンジの関係性についてまとめていきます。
関係①レゼに惹かれていくデンジ
デンジが雨宿りをするために電話ボックスへ駆け込むと、そこにレゼが突然入ってきて頬を染めていかにもデンジを気にしている様子を見せました。そこで自分がバイトで働いているカフェにデンジを誘うと、そこでさりげないボディタッチや可愛らしい笑顔を浮かべてデンジを誘惑しました。
関係②レゼとデンジのプールのシーン
カフェにてデンジが学校に通ったことがないという話が出ると、レゼはデンジを夜の学校に誘って裸になってプールで遊びました。そこでレゼはデンジほどの歳の男が学生ではなくデビルハンターとして生活していることがおかしいと指摘します。そのまま楽しい時間が過ぎると思われましたが、レゼが1人になった隙を見て台風の悪魔の男が襲い掛かり、レゼはその男を返り討ちにしました。
関係③一緒に逃げない?と言われるデンジ
縁日に再びデンジを誘って遊んでいたレゼは、穴場で花火を眺めている時にデンジに想いを伝え、それと同時に「一緒に逃げない?」と誘いました。レゼはデンジにデビルハンターを辞めるよう提案しましたが、デンジは悩んだ結果仕事が楽しいと言ってそれを断ります。その返答にレゼは「他に好きな人がいるでしょ?」と切り返しデンジにキスをしました。
関係④レゼはデンジの舌を噛み切る
綺麗な花火を背景に2人はキスをしましたが、そこでレゼはデンジの舌を噛み切り彼の首をナイフで切り裂きました。デンジは咄嗟にスターターを引こうとするも手を切り捨てられてしまい、ビームが割り込んだことで難を逃れました。そこでビームからレゼの正体が爆弾の悪魔であること、ロシアから送られた刺客であることが明かされました。
関係⑤レゼとデンジの約束
レゼの襲撃にデンジや公安のデビルハンターたちが抵抗すると、レゼはデンジの命を奪うことができず撤退することになりました。そこでレゼはデンジに対してこれまでの言動は全て嘘だったことを言い残そうとしましたが、デンジはレゼのことが嫌いになれずいつものカフェで再会したいと言い返しました。
関係⑥レゼはデンジの元へ行けずに死亡
レゼはデンジとの約束を果たすためにカフェに向かおうとしますが、カフェを目前にしてマキマが突然現れると天使の悪魔と共にレゼを瞬殺しました。死に際にレゼは「本当は私も学校に行ったことがなかったの」と告白し、デンジとの間に交わしていた言葉が嘘ではなかったことをほのめかしました。一方カフェにいたデンジは、レゼが死亡したことを知らないまま花束を抱えて彼女を待ち続けていました。
レゼの声優
2022年10月にチェンソーマンのアニメ化が公開されるとその最終話に第2期の存在を匂わせるような特典映像が流れ、そこにレゼが登場しました。チェンソーマンの中でも人気が高いレゼには多くのファンが注目しており、レゼの担当声優が誰になるのかという予想などが盛り上がっていました。ここではアニメ版チェンソーマンにてレゼを担当している声優についてまとめていきます。
レゼの声優は「上田麗奈」
レゼを演じた声優は上田麗奈です。『ハナヤマタ』の関谷なる役を担当したことをきっかけに主演を獲得するようになった人気女性声優で、アニメキャラというより自然な女性の演技に聞こえる声質と演技が評価されています。2016年にはLantis契約の元音楽活動を始め、第9回声優アワードでは新人女優賞を受賞しました。
上田麗奈のプロフィール
- 性別:女性
- 出身地:富山県富山市
- 生年月日:1994年1月17日
- 血液型:A型
- 身長:157cm
- 事務所:81プロデュース
- デビュー時期:2012年
上田麗奈の主な出演作品
- 関谷なる(ハナヤマタ)
- 花袋めいか(ミカグラ学園組曲)
- 四ノ宮しおり(サクラクエスト)
- マオ(ポケットモンスター サン&ムーン)
- 新条アカネ(SSSS.GRIDMAN)
レゼのロシア語に対する世間での評判や人気
これまでレゼのロシア語の歌についてまとめてきましたが、歌詞の意味や内容、元ネタについて知ったファンはどのような印象を抱いたのでしょうか。ここではレゼのロシア語に対する世間での評判や人気について、実際にSNSへ投稿されているコメントを参照しその内容をまとめていきます。
歌の内容を知ったファンの間では最後の歌詞の意味について疑問に思っている人が多くいました。教会で一緒に眠るという歌詞は永眠したかった、つまり心中しようとしていたのではと考えられており、マキマの前で明かした本音も相まって可哀想に思う人もいました。
レゼの歌をきっかけにロシア語を学ぼうとした人がいました。レゼの歌はロシア語だったためそのシーンを飛ばして読んだ人も多くいましたが、和訳された歌の内容を見てオシャレな歌を歌っていたんだなと感動した人が多くいました。
本誌や単行本でレゼの歌のシーンを読んだ人の間ではアニメ版にてどのように演出されるのか期待が寄せられていました。チェンソーマンのアニメは作画が素晴らしいと評価されており、映画をオマージュした演出も多いため予想を超えた演出がされるのではないかと考えられています。
レゼがロシア語で歌う曲が話題になっていた
レゼが歌うロシア語の歌はデンジとの思い出やその後の未来を歌ったものでした。曲の内容や歌詞の意味を知ることでレゼの人柄をより深く理解できたことでしょう。レゼが歌うシーンを本編で見ていないという人はぜひチェンソーマン本編をチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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