【チェンソーマン】鶏の悪魔コケピーの最期とは?クラスメイトとの関係も
本記事では『チェンソーマン』に登場する鶏の悪魔・コケピーについてまとめていきます。『チェンソーマン』に描かれた鶏の悪魔・コケピーの最期やクラスメイトとの関係性、最弱と噂されている強さや能力などについて詳しく解説していきます。
目次
【チェンソーマン】コケピーとは?
チェンソーマン第2部にてアサのクラスで鶏が飼われることになると、その鶏には頭がなく正体も鶏の悪魔ということで話題になりました。第2部から登場したコケピーは衝撃的な見た目や悪魔の中で最弱レベルで弱いところが読者から注目されるようになりました。まずはコケピーのプロフィールをまとめ、チェンソーマンの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
コケピーのプロフィール
コケピーはアサのクラスで飼育されていた鶏の悪魔です。見た目は頭がない鶏そのもので首元に蝶ネクタイを身につけています。首らしき部分から声を発することが可能で、語尾に「コケ」をつける特徴があります。コケピーを連れてきた担任の田中は3ヶ月後にコケピーを殺害して食べる予定でしたが、過ごしていく内にクラスメイトが愛着を持つようになり仲間として迎え入れられました。
チェンソーマンの概要
チェンソーマンは藤本タツキによって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。悪魔が存在するダークファンタジーな世界観と奇抜で先の展開が読めないサスペンスストーリーが話題を呼び、2018年~2022年8月現在にかけて単行本15巻までを刊行、累計発行部数2600万部を突破しました。この人気に伴いテレビアニメ化や小説化、舞台化といったメディアミックスが多数展開されています。
チェンソーマンのあらすじ
悪魔と呼ばれる存在が蔓延る世界に生きる少年・デンジは、死んだ父の借金を返すためにチェンソーの悪魔・ポチタと共にデビルハンターとして生計を立てていました。ある日、デンジはゾンビの悪魔に殺害されてしまいますが、ポチタが心臓に成り変わったことでチェンソーマンとして生き返り、その強さを公安のデビルハンター・マキマに見込まれて引き抜かれます。公安所属のデビルハンターとなったデンジは、普通の暮らしを目指して様々な悪魔と戦うことになるのでした。
【チェンソーマン】コケピーの最期や再登場
チェンソーマン第2部から登場したコケピーは鶏の悪魔でありながら人間に友好的に接し、周囲からペットのような人気を集めることに成功しました。コケピーを連れてきた担任の田中はクラスメイトがコケピーの殺害を拒否したことに命を大事にしていると思い込んで感動していましたが、コケピーは呆気ない最期を迎えることになってしまいます。ここではチェンソーマンにおけるコケピーの最期や再登場についてまとめていきます。
コケピーは何話で登場する?
初登場話はチェンソーマン2部の1話(98話)です。コケピーを連れてきた田中先生は『命の大切さを知ってほしい』という目的で、3ヶ月後にコケピーを殺害して食べる予定を立てていましたが、3ヶ月の間にコケピーとクラスメイトの間で友情が芽生えていると、委員長が「コケピーは友人です」と言ってコケピーの殺害を拒否しました。
コケピーの死亡シーン
3ヶ月の交流を経てクラスメイトの一員に歓迎されたコケピーでしたが、ある日アサがコケピーを抱えてクラスメイトに駆けつけようとした時にコケてしまい、コケピーを押し潰して殺害してしまいました。死亡シーンは内臓を破裂させたグロテスクな描写がされており、愛着を持っていたアサとクラスメイトたちはその光景にショックを受けてしまいます。その日からアサは下駄箱に鶏肉をぶちまけるという嫌がらせを受けるようになりました。
コケピーが死亡した本当の理由は正義の悪魔のせい?
コケピーを殺害してしまったことからクラスメイトにいじめを受けるようになったアサは、次第に自殺を考えてしまうほど追い詰められてしまい無気力になっていきます。しかし、コケピー殺害事件は正義の悪魔と契約した委員長の罠で、委員長がわざとアサの足をひっかけて転ばせたことが判明しました。委員長は恋敵を陥れる計画の一環としてアサを嵌めたと称しており、アサはコケピーを殺害したことよりもみんなの前で殺害したところを見られたことに後悔していると明かしました。
コケピーの再登場の可能性
呆気なく死亡したコケピーでしたが、チェンソーマン110話にてアサの『いつも見る夢』の中でコケピーは死体の姿で再登場しています。アサの中で一種のトラウマとして眠っていることを暗示しており、それ以降の再登場は描かれていません。今後コケピーの再登場があるとするなら、戦争の悪魔・ヨルが持つ『殺したものを武器に変える』という能力をアサが使用する展開が描かれた時でしょう。
【チェンソーマン】コケピーの強さやクラスメイトとの関係
チェンソーマンには大量の人間を一瞬にして殺害する銃の悪魔や他人を意のままに操る支配の悪魔など、強大で恐ろしい力を持つ悪魔が多く登場していますが、鶏の悪魔であるコケピーは最も弱い悪魔ではないかと言われています。また、コケピーは短命だったもののアサやクラスメイトの中では特別な存在として描かれました。ここではチェンソーマンにおけるコケピーの強さやクラスメイトとの関係についてまとめていきます。
コケピーは弱い?
コケピーが初めて教室に運ばれた時、クラスメイトは鶏の悪魔なんて怖くないと言ってコケピーに触っていきました。コケピー自身も「弱すぎて野良猫に殺されるコケ」と言っており自身が弱い悪魔であることをアピールしていました。実際にアサが転んだ拍子に呆気なく死亡したことから、悪魔はおろか生物としてとても弱い存在だったと言えます。
コケピーとクラスメイトの関係
田中先生がコケピーを連れてきた時に『3ヶ月後に殺害する』と宣言していましたが、3ヶ月の間に不憫でかわいいと人気が出始めると殺害する予定日にそれを拒否してクラスの一員として迎えようとしました。しかし、アサが殺害してしまうと彼女に鶏肉で嫌がらせをする行為が発生してしまいます。クラスメイトは田中先生が掲げていた命のありがたみを理解することができず、コケピーの死は無駄死に終わったと言えるでしょう。
コケピーとアサの関係
コケピーがクラスメイトと友情が芽生えていく中で、アサだけは「コケピー死なないかな」と漏らし嫌悪感を示していました。一方でコケピーは田中と委員長しか覚えていなかったアサのフルネームを覚えており、そこから心を開くようになり最終的にコケピーを通じてクラスメイトに馴染む一歩手前まで距離を縮めました。しかし、正義の悪魔によってアサは転ばされコケピーをその手で殺害してしまうことになってしまいました。
【チェンソーマン】コケピーの元ネタ
チェンソーマンにはホラー映画のパロディや世界的に有名なネタをオマージュした描写が多く取り入れられているのが特徴的で、コケピーも何らかの元ネタがあったと考察されています。コケピーの元ネタを知ることで今後のアサの動向やコケピーの再登場、チェンソーマンのストーリー考察などについて見識を深められることでしょう。ここではチェンソーマンにおけるコケピーの元ネタについてまとめていきます。
元ネタ①命の授業
命の授業はある小学校教師が一匹の豚を教室に連れ、3年間飼った後に食べるという特別授業を行った話です。小学生たちは豚と接することで様々な意見を持つようになり、食べる派と食べない派に二分され命について考えるきっかけとなりました。決められた期間の間生物を飼うことと最後に食べるかどうか決めるところがコケピーの設定と共通しています。
元ネタ②首無し鶏マイク
首無し鶏マイクはアメリカに実在したコケピーと同じように首から上がない鶏です。マイクと名付けられたその鶏は首を切られても生き続け、喉から直接餌や水分を流し込むことで栄養を摂取していました。マイクは奇跡的に血液が凝固して出血を抑え、脳幹の損傷もなかったため首無しでも生きれたと考えられています。
元ネタ③タコピーの原罪
タコピーの原罪とは少年ジャンプ+に連載されていた漫画です。宇宙人のタコピーは地球人の少女・しずかと出会いいじめられっ子だった彼女を助けて仲良くなります。タコピーはコケピーと名前が似ているところや語尾に「~ッピ」とつけるところが似ており、性格やキャラクター性の元ネタになったと考えられています。
【チェンソーマン】コケピーに対する世間での評判や人気
これまで鶏の悪魔・コケピーの概要や最期、クラスメイトとの関係性などについてまとめてきましたが、チェンソーマン読者の間でコケピーはどんな存在に思われていたのでしょうか。ここではコケピーに対する世間での評判や人気について、実際にSNSへ投稿されているコメントを参照し内容をまとめていきます。
コケピーの見た目や面白いキャラクター性からマスコットキャラになるのかと予想した人がいましたが、すぐに死亡して退場する展開を見てやはりチェンソーマンと感じたそうです。登場キャラクターが次々と死亡する展開は本作の特徴と言えるでしょう。
コケピーが教室に連れられて3ヶ月後に食べるという設定が面白いと感じた人がいました。コケピーの登場シーンはそれほど多くありませんが、首がない容姿や食べるという奇抜な設定、悪魔の中で最も弱いところなど記憶に残りやすい衝撃を幾つも与えたことでしょう。
コケピーの最期は多くの読者から呆気ないと言われていました。悪魔の中でコケピーほど呆気ない終わり方を迎えたキャラはおらず、アサに潰されて死亡するという不憫で弱いところがコケピーらしいと評判でした。
【チェンソーマン】コケピーはあっけなく死亡する鶏の悪魔だった
チェンソーマンに登場するコケピーは鶏の悪魔ながら、アサに潰されて呆気ない最期を迎えた悲しいキャラクターでした。クラスメイトと関係性を深めて生き残ることになっても、悪魔の中でも弱いところが災いして呆気なく死亡してしまった不憫なところがコケピーらしかったと言えるでしょう。今後のチェンソーマンではアサにとってコケピーの関わりがどのように影響するのかチェックしておきましょう。
この記事のライター
zeile
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