【チェンソーマン】早川アキの髪型が伏線になっている？死亡についても

『チェンソーマン』に登場する早川アキは、第一部の最初の方から登場するメインキャラクターの一人です。公安に所属しているデビルハンターであり、主人公のデンジとも深いかかわりを持つキャラクターです。早川アキはちょんまげのような髪型が特徴的となっています。ここでは早川アキのプロフィールや、『チェンソーマン』の概要などを紹介していきましょう。

早川アキは、曲者ぞろいの公安対魔特異4課に所属しているデビルハンターです。作中ではマキマの指示により、デンジ、パワーと共に、早川アキの家で共同生活を送ることになります。早川アキは髪型が変わっており、少し長めの黒髪を頭頂部でしばり、ちょんまげのようにしているのが特徴的です。普段はクールで冷静なキャラクターですが、情に厚く、デンジとパワーの幸せを願う優しい性格をしています。

『チェンソーマン』とは、『週刊少年ジャンプ』で連載していた人気漫画です。現在、第一部となる公安編が連載を終了し、第二部となる学園編が『少年ジャンプ+』で連載中となっています。単行本の累計発行部数は2600万部を突破しており、アニメ化、舞台化などのメディア展開で注目を集めました。

死んだ父親が作った借金を返すため、デンジは「チェンソーの悪魔」であるポチタと共に、ヤクザに雇われてデビルハンターとして仕事をしていました。ある日、ヤクザに騙されたデンジは、ゾンビの悪魔に殺されてしまいます。しかし優しい悪魔ポチタによって命を助けられたデンジは、身体をチェンソーに変化させることができる「チェンソーマン」として復活することになるのでした。

『チェンソーマン』の早川アキは、濃いキャラクターが多い中まともな性格をしていますが、なぜか髪型だけは奇抜です。しかし本人が好きでちょんまげしているのではなく、悪魔との契約に関係してこのような髪型にしています。また、その後のストーリーにも関連していることから、髪型が伏線だったとも言われています。ここでは早川アキの髪型について紹介していきましょう。

早川アキの髪型は、髪の毛を頭頂部で一つくくりに縛ったちょんまげスタイルです。登場時からちょんまげのような髪型をしていました。『チェンソーマン』のキャラクターの中に同じような髪型をしているキャラクターはいないため、作中で姫野にも「変な髪型」と言われています。

『チェンソーマン』の早川アキが髪の毛をちょんまげにしているのは、本人の趣味ではありません。このような髪型にしているのは、彼が契約している悪魔への代償が関係しています。ここでは、早川アキの髪型の理由を紹介していきましょう。

『チェンソーマン』の作中で姫野に変な髪型をしている理由を問われた早川アキは、狐の悪魔との契約が関係していることを説明しています。早川アキが契約している狐の悪魔は皮膚を要求しますが、たまに皮膚以外のものを欲しがります。そういった場合に、ちょんまげにしている髪の毛をあげると狐の悪魔が喜ぶため、このような髪型にしているようです。

『チェンソーマン』に登場する狐の悪魔は人間に友好的であるため、多くのデビルハンターと契約しています。ただし、狐の悪魔は面食いであるため、狐の悪魔の頭を使用できるのはイケメンに限るようです。作中では公安対魔2課の副隊長も髪の毛を縛っていることから、狐の悪魔の頭を呼び出すにはこの髪型にする必要がある可能性があります。

早川アキがちょんまげにしているのは、彼が契約している狐の悪魔が理由です。しかしこの髪型は、その後のストーリーで早川アキが銃の魔人となってしまうことの伏線だったとも言われています。早川アキは高い位置で髪の毛を縛っていますが、彼が銃の魔人となってしまった際に頭部から銃身が飛び出しており、ちょんまげがあった位置に銃の撃鉄が出ていました。髪の毛を結ぶだけであれば高い位置で縛る必要はないため、この髪型自体が早川アキが銃の魔人となる伏線だったと言われています。

『チェンソーマン』の早川アキは、第一部の後半で銃の悪魔に殺されています。しかし非常に人気の高いキャラクターであることもあり、ファンからは復活してほしいという声も多いです。ここでは早川アキの死亡シーンや、復活の可能性について解説していきましょう。

早川アキの死亡シーンは、作中では描かれていません。早川アキはバディである天使の悪魔と共にマキマの元へ向かいますが、マキマに支配されてしまい、銃の悪魔と戦わせられます。銃の悪魔の攻撃によって多くのデビルハンターが死亡することになりますが、作中での死者のリストに早川アキの名前があったことから、この時点で早川アキも死亡しているようです。

早川アキの死体が銃の悪魔にのっとられ、銃の魔人となってから彼を殺したのはデンジです。銃の魔人になってしまった早川アキは、自宅にいるデンジの元へ戻ってきます。銃の魔人が自分の名前を呼んだことに同様するデンジでしたが、銃の魔人の攻撃によって大勢の人が犠牲になる中、デンジは覚悟を決めて銃の魔人を倒したのでした。

『週刊少年ジャンプ』のチェンソーマンの巻頭カラーでは、デンジの前を通り過ぎていく歩いていく早川アキとパワーの姿が描かれています。また、このカラーには「さよならは 言わない 必ず また会えるから」という文言も掲載されていました。そのため、早川アキは今後復活する可能性があると言われています。実際にパワーは一度死亡したものの、ポチタの肉を食べて復活していました。そのため、第二部で早川アキが復活するのではないかと言われています。

『チェンソーマン』の世界に登場する魔人は、人間の死体を悪魔が乗っ取った存在です。そのため、見た目は人間でも中身は悪魔ということになります。また、悪魔や魔人は現世で死ぬと地獄で復活し、地獄で死ぬと現世で復活するという輪廻転生を繰り返しているため、銃の魔人は地獄で復活している可能性が高いです。しかし死ぬと記憶が消えてしまうため、たとえ今後銃の魔人が現世で復活としたとしても、生前の早川アキ本人ではない可能性が高いです。

『チェンソーマン』の早川アキは、仕事中は常にちょんまげのような髪型をしています。しかし眠るときは髪の毛を下ろしているため、作中で早川アキが髪を下ろしている姿を見ることができます。ここでは早川アキが髪を下ろした姿が見られる媒体や、早川アキのタバコの銘柄などを紹介していきましょう。

『チェンソーマン』の早川アキが髪を下ろした姿は、作中では朝の身だしなみを整える前のシーンや病院に入院しているシーンなどで見ることが可能です。また、作中以外でも『anan』の表紙で見ることができます。『anan』2323号のスペシャルエディション版では、MAPPA書き下ろしの髪の毛を下ろした早川アキがタバコを吸っている姿が描かれています。

早川アキが吸っているタバコの銘柄は「メビウス」です。先輩である姫野も同じ銘柄のタバコを吸っており、姫野から勧められて早川アキも吸うようになりました。しかし作中で姫野が死亡してからは、「キャメル」という銘柄のタバコに変えています。

早川アキは耳にピアスを付けています。このピアスも本人がオシャレで付けているのではなく、先輩の姫野からの贈り物であり、半ば無理やり付けさせたようです。姫野は早川アキに対して特別な感情を抱いているため、「自分のことを覚えておいてほしい」という感情の表れではないかとも言われています。

X（旧Twitter）上では、「アキくんの髪型のそうはならんやろ感が好き」というコメントをポストしている人がいました。頭頂部付近で髪を結ぶことでちょんまげになるにしても、針金のような硬さでなけれが早川アキのようにピンと立つとは考えにくいです。

早川アキは銃の悪魔を殺すためにデビルハンターをしていましたが、最後には自分が銃の魔人にされてしまい、生前のちょんまげ部分が銃の撃鉄になっていました。そのため、「早川アキの髪型がアレの暗喩だったなんて皮肉にもほどがある伏線誰が気づくんだよ」とコメントしている人もいました。

「チェンソーマン、終わってみたら意味のある伏線はアキ君の髪型だけだった」とコメントしている人もいました。チェンソーマンは意味深なシーンや伏線が多いため、考察をしているファンも多いですが、「考察するだけ損だから頭を空にしてみたほうが良い」という意見もあるようです。

『チェンソーマン』の早川アキは、ちょんまげのような髪型が特徴的なキャラクターです。作中でも人気の高いキャラクターでしたが、第一部では銃の悪魔に殺され、銃の魔人にされてしまいました。早川アキに興味が湧いた人は、ぜひ『チェンソーマン』をチェックしてみてはいかがでしょうか。