【文スト】天人五衰とは？目的やメンバーを一覧で徹底紹介

『文豪ストレイドッグス（文スト）』には、 天人五衰という組織が登場します。「天人五衰」の本来の意味は、仏教用語で六道の最高位である天人が長寿を全うして死を迎える際に現れる5つの兆しのことです。それでは『文スト』に登場する天人五衰とは、いったいどのような組織なのでしょうか？ここからは『文スト』の天人五衰の組織や目的について解説していきます。

『文スト』に登場する天人五衰とは、異能犯罪者で構成されたテロ組織です。特一級の非常に危険な犯罪者が揃っている殺人結社でもあります。武装探偵社を自身たちにとって邪魔な存在だと判断し、テロの犯人として陥れました。天人五衰の策略にはめられた武装探偵社は、世界中の捜査機関から追われる身となってしまいます。

『文スト』に登場する天人五衰の目的は国家消滅です。ただし国家を滅ぼすのではなく、現在の国家の枠組みを消滅させることが真の目的になっています。しかし国家を消滅させるには、武力だけでは無意味です。そこで武装探偵社に濡れ衣を着せて、捜査機関の目を欺いている間に無差別異能テロを起こすことにしました。そして世界が危機感で混乱しているところで、自身が人類軍の頂点に立ち、異能兵器「ワンオーダー（大指令）」を国連から奪い支配しようと企んでいたのです。

テロ組織・天人五衰としての目的は「国家消滅」ですが、これはあくまで首領の考えであり、ほかのメンバーの目的はそれぞれ違います。

非常に危険な存在である天人五衰は、特一級の異能力で犯罪をおこなっているキャラたちがそろうテロ組織です。国家消滅という目的のために、敵対する武装探偵社を囮にして世界を暗躍していました。それではテロ組織「天人五衰」にはどのようなキャラが所属しているのでしょうか？ここからは『文スト』に登場する天人五衰のメンバーについて紹介します。

『文スト』に登場する天人五衰のメンバー1人目は神威（かむい）です。テロ組織である天人五衰の首領で、マスクを被る正体不明な人物でした。しかしのちに武装探偵社の江戸川乱歩の推理で「福地桜痴」と判明します。彼の異能力「鏡獅子」は自身の持つ武器の能力を引き上げて、物体だけではなく時間をも斬り、過去をなかったことにできる恐ろしい能力です。

『文スト』に登場する天人五衰のメンバー2人目は、フョードル・ドストエフスキーです。「死の家の鼠」の頭目で「魔人」の異名を持っています。彼の異能力「罪と罰」はどのような能力なのか明らかにされていません。しかし太宰治が認めるほどの頭脳を持っています。表面では神威に忠実な手駒として活動してします。

『文スト』に登場する天人五衰のメンバー3人目はニコライ・ゴーゴリです。ピエロのような出で立ちで「道化師」の異名を持っています。彼の異能力「外套」は、外套の裏地と別空間を接続し、最大距離は30メートルです。道徳や感情といったしがらみから自由になるために、天人五衰のメンバーに加入しました。

『文スト』に登場する天人五衰のメンバー4人目はシグマです。天空のカジノの支配人でもあるシグマは「白紙の本」によって生まれました。彼にとって家族であり命と同じようにカジノを大切に思っています。彼の異能力の名は不明ですが、相手の一番知りたい情報と自身の一番知りたい情報を交換するという、使いどころが難しいものとなっています。

『文スト』に登場する天人五衰のメンバー5人目はブラム・ストーカーです。｢不死公主（アニメでは不死伯爵）｣の異名を持っています。かつては人類を滅ぼす十の厄災として恐れられていましたが、神威に敗北し聖剣ソルズレヴニで封印されてしまいました。その後、神威によって無理やり協力することになります。彼の異能力「吸血種(ドラキュリア) 」は、自分が噛みついた相手を吸血種の眷属にすることが可能で、意のままに操ることができます。

ここからは『文スト』に登場する天人五衰に対する世間での評判や人気について紹介します。国家消滅を企む天人五衰について『文スト』ファンはどのような印象を持っているのでしょうか。X（旧Twitter）での声を一覧で載せたのでチェックしてみてください。