【BLEACH】チルッチはどのような人物？死亡理由や復活についても考察

チルッチ・サンダーウィッチとはマンガ作品『BLEACH』に登場するキャラです。チルッチ・サンダーウィッチは藍染惣右介率いる十刃（エスパーダ）に所属できる程の実力者であり、現在は虚（ホロウ）の上位互換である破面（アランカル）となっています。非常に好戦的な性格を有しており破面篇では主要キャラの1人である石田雨竜と交戦しますが、石田雨竜の新武器「ゼーレシュナイダー」によって完封されてしまったのです。

『BLEACH』にてチルッチ・サンダーウィッチが初登場したタイミングは、虚圏(ウェコムンド)に連れ去られた井上織姫を救う破面編です。この時ルッチ・サンダーウィッチは石田雨竜の前に立ちはだかり、巨大な柱がいくつも並ぶ部屋の中で高速回転する円盤のような斬魄刀を用いて石田雨竜を苦しめたのです。

『BLEACH』におけるチルッチ・サンダーウィッチの性格ですが、かわいい見た目に反して攻撃的な性格を持っており、相手をいたぶる事を喜んでいる様子が描かれています。また石田雨竜に反撃された時に激しく怒っていることから、キレやすい性格も有していると推察できます。

『BLEACH』は2016年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた人気バトルマンガ作品です。死神達と虚の迫力あるバトルシーンや壮大な伏線回収が面白いと幅広い読者層から人気を獲得しています。テレビアニメ作品の放送によって知名度が上昇し、昨年10月から『BLEACH千年血戦篇』が放送されるなど、『BLEACH』人気の波が衰えることはありません。

『BLEACH』の主人公・黒崎一護は死神の朽木ルキアと出会うことで悪霊である虚の存在を知ります。黒崎一護を庇って重傷を負ってしまった朽木ルキアは、黒崎一護に死神の力を分け与えることで虚に殺される事態を回避しました。その後黒崎一護は朽木ルキアが死神の力を回復するまで死神代行を務めることを約束し、大切な人達を守るために様々な強敵と剣を交える覚悟を決めます。

『BLEACH』に登場するチルッチ・サンダーウィッチは、一度死亡していることが確認されています。そこで以下の項目ではチルッチ・サンダーウィッチが最後死亡したシーンとその後復活した事実だけでなく、チルッチ・サンダーウィッチの名言についてもそれぞれ解説します。

先述した通りチルッチ・サンダーウィッチは、石田雨竜と戦って最後に死亡しました。チルッチ・サンダーウィッチがリードしていましたが、ペッシェ・ガティーシェの「無限の滑走」で武器を封じられたことで形勢が傾いたのです。その後石田雨竜の新しい武器による攻撃を受けて敗北しました。最後に葬討部隊によって粛清されたのです。

破面篇にて死亡が確認されたチルッチ・サンダーウィッチですが、千年血戦篇にて護廷十三隊十二番隊隊長の涅マユリの技術によってゾンビとして復活しました。復活するまでは十刃の1人であるザエルアポロの倉庫の中で吊るされていたのです。

『BLEACH』に登場するチルッチ・サンダーウィッチは、数々の名言を残してきました。そこで以下の項目では数あるチルッチ・サンダーウィッチの名言の中から特筆すべきものを2つ程選出してそれぞれ紹介します。どの名言にもチルッチ・サンダーウィッチの戦いに対する覚悟が込められています。

チルッチ・サンダーウィッチの名言①は、怒りで斬魄刀を開放したシーンにて、チルッチ・サンダーウィッチが発したものです。この時チルッチ・サンダーウィッチはペッシェ・ガティーシェの粘液で転倒したことで頭に血が上り、斬魄刀を使用しました。追い込まれた石田雨竜が切り札であるゼーレシュナイダーを展開したことで勝ち目がないこと悟ったチルッチ・サンダーウィッチは、捨て身の攻撃に切り替えたのです。この名言から、戦士としての誇りを貫くチルッチ・サンダーウィッチの心情が伝わってきます。

チルッチ・サンダーウィッチの名言②は、石田雨竜に追い込まれているシーンにて、チルッチ・サンダーウィッチが発したものです。石田雨竜との戦いに敗れたチルッチ・サンダーウィッチは自分を殺すよう頼みますが、命の権利は勝者が握っているとして石田雨竜はその場を去っていきました。この名言から、敗北したチルッチ・サンダーウィッチの哀しい感情が推察できます。

『BLEACH』に登場するチルッチ・サンダーウィッチは、過去に十刃に所属する程の実力者だったことが判明しています。そこで以下の項目ではチルッチ・サンダーウィッチの帰刃や必殺技だけでなく、戦闘能力の高さについてもそれぞれ解説します。

『BLEACH』における帰刃（レスレクシオン）とは、自身が所有する武器に封じられた本来の力を解放することを指します。チルッチの帰刃は車輪鉄燕（ゴロンドリーナ）であり、先端に円盤がついたムチのような武器の封じられた能力を解放することで鳥のような翼、長い腕、長い尻尾が生成されます。しかし霊圧の消耗が激しいため、長時間の使用は不可能です。

チルッチ・サンダーウィッチは、様々な必殺技を展開して石田雨竜を追い込んでいました。そこで以下の項目では『BLEACH』にて判明しているチルッチ・サンダーウィッチの4つの必殺技に関する情報についてそれぞれ紹介します。

チルッチ・サンダーウィッチの必殺技①は断翼（アラ・コルタドーラ）です。こちらの必殺技ですが、チルッチ・サンダーウィッチの背中に生えた翼の刃で敵を直接切りつけることを目的としています。

チルッチ・サンダーウィッチの必殺技②は断翼 散（アラ・コルタドーラ ディスペルシオン）です。こちらの必殺技ですが、背中の翼に付いている刃を飛ばして攻撃することが可能です。また一度飛ばした刃を再装填できます。

チルッチ・サンダーウィッチの必殺技③は、断人 大斧（ラ・コルタドーラ アチャドール）です。こちらの必殺技ですが、翼を形成するために必要な霊圧を尻尾に回すことで扇状の霊圧の刃を作り出すことを目的としています。

チルッチ・サンダーウィッチの必殺技④は、断人 剣士（ラ・コルタドーラ グラディアトール）です。こちらの必殺技ですが、腕と翼を切り離して尻尾の先に霊圧の大剣を形成することを目的としています。しかし捨て身の戦法となるため、一度使用すれば最後命の保証はありません。

『BLEACH』におけるチルッチ・サンダーウィッチの強さですが、虚にも関わらず死神の能力を手に入れた破面であるため斬魄刀を帯刀しています。そのため並の死神を凌駕する圧倒的な戦闘力を有しています。過去には破面の中でも殺戮能力の高い10体を指す十刃に所属していましたが、実力者が数多く出現したために十刃落ちしてしまったのです。

テレビアニメ『BLEACH』には多くの有名声優が出演しています。そこで以下の項目ではアニメ版『BLEACH』にてチルッチ・サンダーウィッチ役を演じた声優に関するプロフィール情報や代表出演作品タイトルについてもそれぞれ解説します。

アニメ版『BLEACH』にてチルッチ・サンダーウィッチ役を演じた声優は、桑島法子さんです。桑島法子さんは1995年から声優活動を開始しており、クールな雰囲気が感じられる声質を買われて『CLANNAD-クラナド-』、『マクロスF』などの人気作品に出演した経歴が存在します。また2010年に岩手県の希望郷いわて文化大使に就任するなど、声優業以外でも活躍しています。

『BLEACH』に登場するチルッチ・サンダーウィッチは、十刃に匹敵する程の実力者です。そこで以下の項目ではチルッチ・サンダーウィッチに対する世間での評判だけでなく、どういった人気の理由が存在するのかについてそれぞれ解説します。

チルッチ・サンダーウィッチに対する世間での評判は「戦士としての覚悟が決まっている」ことです。石田雨竜との戦いに敗れたチルッチ・サンダーウィッチは「負けて生き延びるくらいなら死んだ方がマシだ」と考えていたのです。それ故にチルッチ・サンダーウィッチの戦士としての生き様に感動する『BLEACH』ファンが多いです。

チルッチ・サンダーウィッチに人気が集まる理由は「容姿がかわいいキャラである」からです。引き締まった肉体と活発な性格を持っており、女性としての魅力が溢れています。それ故にチルッチ・サンダーウィッチに心奪われる『BLEACH』ファンが多いです。

チルッチ・サンダーウィッチに対する世間での評判として、石田雨竜戦が好きというBLEACHファンが多いです。ペッシェ・ガティーシェの活躍もあり石田に軍配が上がりましたが、チルッチの戦闘シーンは読者に大きなインパクトを与えました。

本記事では『BLEACH』に登場するチルッチ・サンダーウィッチについて紹介してきました。チルッチ・サンダーウィッチは破面であり、虚でありながら斬魄刀を使用することができます。そのため戦闘力が高く、破面編では石田雨竜を追い詰めていました。しかし最後に逆転されて死亡し、その後ゾンビとして復活しました。ストーリーは完結していますが、チルッチ・サンダーウィッチの姿を再確認するために単行本を開いてみてはいかがでしょうか。