【進撃の巨人】ミカサ・アッカーマンの活躍や実力は?リヴァイとの関係も
『進撃の巨人』ではミカサ・アッカーマンという女性が登場します。いつもエレンのそばにいて世話を焼くミカサはとても強く、調査兵団の中でも貴重な戦力となっています。そんなミカサ・アッカーマンの『進撃の巨人』本編での活躍や実力、リヴァイとの関係を紹介します。
目次
【進撃の巨人】ミカサ・アッカーマンとは?
『進撃の巨人』には主要人物であるミカサ・アッカーマンが登場します。ミカサはエレンと一緒に住んでいる女の子で、エレンにもらったマフラーをいつも大事にしています。そんなミカサは調査兵団に入ることになり、様々な活躍を見せます。『進撃の巨人』作中でのミカサ・アッカーマンの活躍や実力、リヴァイとの関係やミカサ・アッカーマンの名言、担当した声優をまとめて紹介します。
ミカサ・アッカーマンのプロフィール
『進撃の巨人』に登場するミカサ・アッカーマンはイェーガー家で暮らす女の子です。両親が殺され、エレンに助けられました。エレンのことが好きで、世話を焼く姉のような存在でした。昔から腕っぷしも強く、エレンが始めた喧嘩を止めることがよくありました。調査兵団に入ったミカサは美しく成長し、整った顔つきになりました。寡黙で何事にも動じないクールな性格ですが、エレンが関係すると感情を露にします。
進撃の巨人の概要
『進撃の巨人』は諫山創によるダークファンタジー漫画で、『別冊少年マガジン』(講談社)で連載していました。2021年4月には物語は完結し、単行本は全34巻となっています。1話からの謎を全て解明していくストーリー展開は読者を引き付けて魅了しました。またテレビアニメも幾度にも渡って放送され、2023年には最終章の放送も決まっています。
進撃の巨人のあらすじ
『進撃の巨人』はエレン・イエーガーという少年を主人公にした物語です。エレンは一緒に住んでいるミカサ・アッカーマンと友達のアルミン・アルレルトと共にいつか壁の外の世界を見てみたいという夢を語っていましたが、ある日街を囲む壁の上に超大型の巨人が現れ、世界は一変しました。超大型巨人によって壁が壊され、巨人たちが壁の中に入ってきたことで街の人達は食われ、殺されていきます。エレンの母親も巨人に食われ、その憎しみからエレンは巨人を一匹残らず駆逐するという強い意思を持ちました。
【進撃の巨人】ミカサ・アッカーマンの活躍
『進撃の巨人』に登場するキャラクターの中でも圧倒的な強さを誇るミカサ・アッカーマンですが、『進撃の巨人』の作中ではどのような活躍をしたのでしょうか。ミカサ・アッカーマンの活躍を簡単に紹介します。
ミカサの活躍①エレンに助けられる
シガンシナ区の山奥でひっそりと暮らしていたミカサと両親ですが、ある日突然強盗に襲われて両親は殺され、ミカサは連れ去られてしまいます。以前から交流があったグリシャ・イェーガーは息子のエレンを連れてミカサの家を訪ねてきます。エレンは単身で強盗の隠れ家に乗り込み、ミカサを助けるために2人を刺殺します。ミカサも返り討ちにあったエレンを助けるために強盗を刺殺しました。両親を失ったミカサはイェーガー家に引き取られることになり、エレンは寒そうなミカサに自分のマフラーを巻き付けました。
ミカサの活躍②「超大型巨人」が登場する
ミカサはイェーガー家に引き取られ、エレンと幼なじみであるアルミンと共に平和な日々を送っていました。しかし突然壁の上に超大型の巨人が現れ、壁を破壊します。壁の外から巨人が大量に押し寄せ、エレンの母カルラはエレンとミカサの目の前で巨人に食い殺されてしまいます。エレンは巨人に復讐すると誓い、ミカサはそんなエレンを守ろうと決意します。
ミカサの活躍③訓練兵団を卒業する
超大型巨人と鎧の巨人によって壁が破壊されてからは、ミカサたちは食料生産に従事していました。12歳になったミカサ達は訓練兵団に入団します。数多くの同期の中でミカサは類稀無い身体能力を見せ、104期訓練兵団を首席で卒業しました。卒業時の成績上位10名は兵団を志願することができ、104期のメンバーはどの兵団に所属するかを考えていました。
ミカサの活躍④トロスト区の戦い
ミカサ達が正式に兵団に所属する直前、トロスト区で超大型巨人が再び姿を現します。その場にいた訓練兵も戦力として駆り出されますが、ミカサはその実力から精鋭部隊に編成されます。エレンは仲間と共に巨人を倒そうとしますが、アルミンを助けて巨人に食われてしまいます。エレンの戦死を聞いたミカサは動揺し、立体機動装置のガス切れで落下してしまいます。そこには巨人がいて死を覚悟したミカサですが、謎の巨人が現れてミカサは助かりました。後にその巨人の体内からはエレンが出てきました。
ミカサの活躍⑤女型の巨人との戦い
巨人から出てきたエレンは調査兵団に入団することが決定し、ミカサやアルミンも調査兵団に入団します。エレンはリヴァイ兵長の元で壁外調査を行いますが、調査兵団は突如現れた女型の巨人に襲撃されます。女型の巨人はエレンを連れ去って逃げようとしますが、後を追ってきたミカサやリヴァイの活躍でエレンを奪還することに成功しました。後にアルミンの証言によって女型の巨人は104期訓練兵団のメンバーであるアニだと判明します。
ミカサの活躍⑥エレン奪還作戦が始まる
104期の仲間であるライナーとベルトルトが突然自分たちは超大型巨人と鎧の巨人だということをエレンに明かします。ライナーとベルトルトはエレンと巨人になることができるもう一人の人物であるユミルを連れ去ります。ミカサやアルミンはエレンを奪還するため、エルヴィン団長と共にライナー達が逃げた巨大樹の森に向かいます。ライナー達からエレンをなんとか奪還することができますが、巨人に囲まれて絶体絶命のとき、エレンが人間のままで放ったパンチで「始祖の巨人」の力が目覚め、巨人を操ってその場から逃れることができました。
ミカサの活躍⑦中央憲兵精鋭部隊との戦い
ミカサ達104期のメンバーはリヴァイ兵長の元でエレンとクリスタ・レンズ(本名:ヒストリア・レイス)の護衛任務に付きます。エレンとヒストリアは中央憲兵に狙われており、ミカサ達は中央憲兵と戦うことになりました。ヒストリアの父であるロッドは巨人の脊髄液を注入して巨人となって街を襲おうとしますが、エレンやヒストリアの活躍でロッドを撃退することができました。
ミカサの活躍⑧ウォール・マリア最終奪還作戦
ヒストリアを女王の座に就かせ、全ての準備を整えて調査兵団はウォール・マリア奪還作戦を決行します。エレンは巨人の硬質化の能力で壁を塞ごうとしますが、鎧の巨人と超大型巨人が現れ、ライナー達と戦うことになりました。ミカサはハンジ分隊長の指示の元、「雷槍」を使ってライナーに深手を負わせます。アルミンやエレンは超大型巨人と戦い、エルヴィン団長とリヴァイ兵長は獣の巨人と戦います。アルミンはかろうじて息をとりとめ、ベルトルトを捕食して超大型巨人の継承者となりました。
ミカサの活躍⑨壁外の世界が明らかになる
ウォール・マリア奪還作戦でエレンの家の地下室に行くことができた調査兵団は、壁の外の世界を知ることになりました。その後、エレンの巨人の硬質化能力を使って次々と巨人を倒し、地区を奪還していきます。エレンとミカサ、アルミンは子供のころからの夢であった海を見ることができましたが、エレンは海の向こうにも敵がいることに絶望していました。
ミカサの活躍⑩マーレ奇襲
巨人を殲滅してからしばらくの間、エレンは単独でマーレに潜入していました。ミカサ達のいるパラディン島の勢力に、獣の巨人であるジークを引き入れようとする作戦を決行し、ミカサとエレンはマーレで再会することになりました。そのとき、ミカサはヒィズル国将軍家の末裔だということが判明し、ミカサは混乱しました。
ミカサの活躍⑪パラディ島での混乱
エレンはマーレでの単独行動の後、パラディ島で監禁されていましたが、マーレから奪った戦鎚の巨人の能力で脱出します。周りがエレンを疑う中、ミカサとアルミンはエレンを信じようとしていました。ミカサとアルミンはエレンと直接対話する機会を設けられ、エレンの考えを聞こうとしますが、エレンはミカサに「お前がオレに執着する理由はアッカーマンの習性だ」「ガキの頃からずっとお前が嫌いだった」と言い、ミカサは絶望してマフラーを外してしまいました。
ミカサの活躍⑫地鳴らし
エレンを崇拝するイェーガー派によって拘束されたミカサ達104期のメンバーは、マーレ軍であったイェレナからエルディア人安楽死計画というものを聞きます。それはジークの秘策で、始祖の巨人の力を使ってエルディア人から生殖能力を奪うというものでした。牢から脱出したミカサ達はマーレ軍との戦いに参戦しますが、始祖の巨人の力を掌握したエレンが「地鳴らし」を発動し、数千万の巨人が行進を始めてしまいました。
ミカサの活躍⑬エレンを殺す選択
エレンは巨大で異形な姿へと変わり、巨人を引き連れて鏖殺を繰り返します。エレンの行動に呆然としていたミカサ達104期のメンバーは、エレンを止めるためにかつては敵対していたライナーやマーレ軍と共に立ち上がります。エレンに立ち向かうための道筋となる飛行艇とアズマビト家の技術者を守るため、ミカサ達はかつての仲間を殺すことを決意します。
ミカサの活躍⑭エレンが死亡したその後
巨大化したエレンは巨人化できる人間とアッカーマンの血縁以外の人間を巨人にしてしまいます。ミカサは慢性化していた頭痛で意識を別のところに飛ばします。そこはエレンやミカサが戦わなかったときの世界で、エレンはマフラーを捨てて自由になってほしいとミカサに言いますが、ミカサはそれを拒否してマフラーを蒔き直します。エレンに止めを刺したミカサは、エレンの首をシガンシナ区の丘の上に埋葬します。ミカサはエレンの墓を見守り、一生を終えることになりました。
【進撃の巨人】ミカサ・アッカーマンの実力やリヴァイとの関係
『進撃の巨人』の104期訓練兵団を首席で卒業となったミカサ・アッカーマンですが、彼女の実力はどれほどだったのでしょうか。また、名字が同じであるリヴァイとはどのような関係なのでしょうか。ミカサ・アッカーマンの実力や強さ、リヴァイとの関係を紹介します。
ミカサ・アッカーマンの実力や強さ
ミカサの一番の特徴は登場人物の中でもトップクラスの戦闘能力です。その実力から上官からは「並の兵士100人分の戦力」「失われたら人類の大損害」とまで言われる程でした。アニやライナー以上のセンスで対人格闘でも敵なしで、104期訓練兵の首席で卒業という成績となりました。調査兵団となってからも多くの巨人を倒し、圧巻の実力をみせています。
ミカサ・アッカーマンの頭痛の正体
ミカサは幼いころから頭痛に悩まれされていました。両親が殺されるときやエレンを失いそうなときに頭痛がするため、大切なものが失われることの恐怖や予感からきているものだと言われてもいました。しかしミカサの頭痛はユミルがミカサの頭を覗いていたためであり、自分の境遇によく似たミカサを2000年の愛の呪縛から解放する存在にするためでした。
ミカサ・アッカーマンとヒィズル国の関係
『進撃の巨人』作中のマーレ島の襲撃でミカサはヒィズル国将軍家の末裔であることがわかりました。ミカサの母親は東洋の一族だと言われており、その一族が王政に逆らって迫害を受けていたため、ミカサ達も山奥でひっそりと暮らしていました。
ミカサとリヴァイの関係は兄妹?
ミカサ・アッカーマンとリヴァイは同じアッカーマン姓で、同じような高い身体能力から兄弟ではないかと言われていました。ミカサもリヴァイもアッカーマンの血を受け継いでいますが、ミカサはアッカーマンの分家、リヴァイは本家の血筋で、遠縁の親戚だということが判明します。アッカーマン一族は「筋肉を制御するリミッター」を思い通りに外すことができる能力があり、その能力で常人を超える力が発揮できます。
【進撃の巨人】ミカサ・アッカーマンの名言
『進撃の巨人』でエレンを一途に思い続けるミカサ・アッカーマンは、物語の最初から最後までエレンのために行動します。そんなミカサ・アッカーマンの名言・名セリフを紹介します。
ミカサ・アッカーマンの名言①「私は…強い…」
私は…強い…あなた達より強い…すごく強い!…ので私は…あそこの巨人共を蹴散らせることができる…例えば…一人でも あなた達は…腕が立たないばかりか…臆病で腰抜けだ…とても…残念だ ここで…指をくわえたりしてればいい…くわえて見てろ できなければ死ぬだけ でも…勝てば生きる…戦わなければ勝てない…
出典: renote.net
エレンやアルミン以外とはあまり話さず、口数の少ないミカサが仲間に発破をかけようとしているセリフです。不器用でボキャブラリーも少ない中、仲間を必死に鼓舞しようとする姿に、巨人を前に絶望的だった仲間は必死の覚悟で巨人の集まる本部に突撃します。
ミカサ・アッカーマンの名言②「世界は残酷…」
仕方ないでしょ?世界は残酷なんだから
出典: renote.net
女型の巨人がアニと判明し、ミカサとアルミンはエレンを逃がすために行動にでます。しかしエレンはアニと戦う覚悟ができず、巨人になれませんでした。そんなエレンにミカサが言ったセリフです。この言葉でエレンはアニと戦う覚悟を決め、巨人になることができました。
ミカサ・アッカーマンの名言③「私にマフラーを巻いてくれて…」
私に……マフラーを巻いてくれてありがとう
出典: ciatr.jp
エレン奪還作戦のとき、目の前でハンネスが巨人に食われてしまい、平野でたくさんの巨人に囲まれてしまいます。そんな絶体絶命のとき、ミカサが涙を流しながらエレンに言った言葉です。死ぬことを覚悟し、エレンに感謝の言葉を伝えますが、エレンはまだ諦めておらず、巨人に向けてパンチをします。このミカサのセリフは『進撃の巨人』の中でも名シーンと言われ、人気なシーンとなっています。
ミカサ・アッカーマンの名言④「ごめん…」
ごめん できない
出典: renote.net
最終決戦のとき、エレンはミカサにオレが死んだらマフラーを捨てて自由になってくれと言いますが、ミカサは懐に入れていたマフラーを巻き直します。ミカサが自分の手でエレンを殺すと決意した瞬間で、エレンが死んでからもミカサはマフラーをずっと大事に巻き続けています。
【進撃の巨人】ミカサ・アッカーマンの声優
『進撃の巨人』のヒロインとも言えるミカサ・アッカーマンの声を担当した声優は一体誰なのでしょうか。ミカサ・アッカーマンの声優のプロフィールや過去の出演作品を紹介します。
ミカサ・アッカーマンの声優は「石川由依」
『進撃の巨人』のミカサ・アッカーマンを演じたのは声優の「石川 由依(いしかわ ゆい)」です。ミカサ・アッカーマンを演じたことで様々な『進撃の巨人』関連イベントに呼ばれることが増え、国外のイベントに参加することも多くなり一躍有名声優となりました。
石川由依のプロフィール
石川由依は6歳のときに劇団ひまわりに入団し、ミュージカルで歌やダンスを披露していました。テレビアニメ『ヒロイック・エイジ』のディアネイラ役でアニメ声優デビューとなり、2014年には第8回声優アワード助演女優賞を受賞しています。声優としては透明感のある玲瓏な声が特徴的で、声優業以外にも舞台やミュージカルでも活動しています。
石川由依の主な出演作品
石川由依の主な出演作品は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ヴァイオレット・エヴァーガーデン、『デビルズライン』平つかさ、『NieR:Automata Ver1.1a』2B、『アイカツ!』新条ひなきなどです。
【進撃の巨人】ミカサ・アッカーマンに対する世間での評判や人気
『進撃の巨人』ではエレンを想い続けてきたミカサが、エレンを終わらせるという結末になりました。そんなミカサが可愛そうだという読者の声もありました。エレンが死んだあと、ミカサは息を引き取るまでマフラーを大事にし続けました。
ミカサは重いと言われる程エレンのことを想い、心配していましたが、それは明日やその瞬間の生命も保証されないような過酷な環境だからこそでした。ミカサは過去に両親を惨殺され、さっきまであった幸せな日常を一瞬で奪われています。そんな過去のトラウマから、より一層エレンを心配する気持ちが強くなっています。
『進撃の巨人』ではミカサがエレンのことを大事にしている場面がたくさんありますが、実はエレンもミカサのことを大切に思っていました。ミカサにアッカーマンの血がエレンの言うことを聞くようになっていると言い、ミカサを絶望させるようなことも言いますが、ミカサに無事に生きてほしいという思いもあったからかもしれません。
【進撃の巨人】ミカサ・アッカーマンの活躍はかっこいい
『進撃の巨人』のヒロインであるミカサ・アッカーマンの活躍や実力、リヴァイとの関係や名言、担当する声優を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ミカサの戦闘シーンはかっこよく、調査兵団最強と言われるリヴァイ兵長にもついていけるほどの実力の持ち主です。今後『進撃の巨人』を見る際はミカサ・アッカーマンの活躍や実力にも注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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