【進撃の巨人】ピークの活躍や強さを徹底考察！かわいい魅力も紹介

進撃の巨人がマーレ編に突入するとそこから登場した新キャラクターの1人としてピークが描かれ、ジークやライナーと同じマーレの戦士として注目を集めました。ここではピークの人物像を詳細に解説していき、同時に『進撃の巨人』の作品概要とあらすじについてまとめていきます。

ピークはマーレの戦士の一員であり車力の巨人の正体です。長くボサついた黒髪と美人な顔立ちが特徴的で、普段は気怠げな言動が目立つものの仲間意識が高く一緒に戦ってきた仲間のことを強く信頼しています。車力の巨人の姿でいると四足歩行でいることが基本となるため、人間に戻った時に二足歩行を忘れてしまう時があり四つん這いでいる方がしっくりくるそうです。

進撃の巨人は諌山創によって週刊少年マガジンに連載されている漫画作品です。人間と巨人の戦いを描いたダークファンタジー作品として2009年から刊行されており、ファンタジー世界でありながら現実的なシナリオや秀逸な伏線回収で一躍人気作品となりました。2022年9月時点での全世界累計発行部数は1億1000万部を記録しており同年4月をもって完結しています。

巨人を守るための壁『ウォール・マリア』に囲まれたシガンシナ区で生活していたエレンは、壁の外の世界に憧れを抱いていました。しかし、突如超大型巨人が出現して壁を破壊すると、そこから巨人の群れが侵入し人々を襲い始めました。その中でエレンは母親が捕食されるところを目の前で目撃してしまいます。その日からエレンは巨人に強い憎悪を抱くようになると、すべての巨人を駆逐するため調査兵団に入団することを決意するのでした。

ここからは進撃の巨人におけるピークの活躍や強さについてまとめていきます。ピークはマーレ戦士隊に所属するマーレの戦士であることから、調査兵団に所属するエレンやアルミンたちとは異なった活躍や強さを見せています。実際に進撃の巨人作中で描かれたピークの活躍から彼女の強さを紐解いていきます。

ピークの正体は車力の巨人です。当時の壁外調査団から『四足歩行型』と呼ばれていた通り、ピークが巨人化すると四足歩行で移動するようになり他の巨人継承者よりも長時間変身し続けることが可能です。四足歩行である以上攻撃を苦手としていますが、歩行時の安定感と速度があることから背中に砲台を乗せて戦車のような戦い方をしてみせます。

エルディア人収容区レベリオにて生まれたピークは家族が父親だけであり、父親にまともな医療を受けさせたいという思いから名誉マーレ人の称号を求めるようになり巨人の継承者になりました。正式にマーレの戦士になったピークには国内で自由な生活が保障されることとなり、ピークのおかげで父親の命が延びたのです。

ポルコとは同じマーレ戦士隊に所属している仲間であり、ピークは彼のことを「ポッコ」という愛称で呼んでいます。2人は幼少期の頃から知り合っており、組織内で活動する時も行動を共にすることが多いです。パラディ島奇襲の時は2人で連携してエレンを罠にはめました。

初めての活躍シーンはスラバ要塞攻略戦で、そこでピークはパンツァー隊を率いると塹壕の兵を一掃しました。その後マーレに帰還して宣戦布告式典に参加しますが、そこでイェレナの罠にはまってしまいパラディ島勢力の奇襲を受けてパンツァー隊は全滅、ピーク自身も大きなダメージを受けてしまいます。

しばらくして死んだと思われたジークがパラディ島に潜んでいるという情報が入ると、ピークは調査兵団に忍び込みレベリオ区襲撃主犯格であるエレンと接触します。マーレを裏切ってエレン側につくよう取り繕い、途中自らの右手を切断してガビの救出も行うと、エレンとジークを追い詰めるために対巨人砲を背負って戦闘を開始します。エレンの地ならしが発動されるとマーレの大半が飲み込まれてしまいましたが、ピークは最後まで戦うことを決意し首に爆弾を巻きつけて吹き飛ばそうと画策しました。

エレンの地ならしは世界を滅ぼしかねない強さをしており、パラディ島で発動された時にはマーレ国の半分以上の土地が飲み込まれるほどの被害を及ぼしました。そこでピークはエレンの首に爆弾を巻きつけて起爆しようとしましたが、背後から戦槌の巨人の槍に貫かれてしまいます。そこで死亡したかと思われましたがピークは戦闘不能になっただけで、エレンの暴走もアルミンの活躍によって止められました。

ここからは進撃の巨人におけるピークのかわいい魅力がわかる名言についてまとめていきます。ピークは見た目が美人であることから初登場時からかわいいと話題になっていましたが、物語の進行と共に彼女の過去や素性が明かされていくとその人となりが魅力的だと評判になりました。ここでは進撃の巨人作中で彼女の人となりが分かる名言を3つ紹介していきます。

スラバ要塞攻略を終えたピークが巨人から元の人間に戻ると、人間のままでも無意識に四つん這いになろうとしました。上記のセリフは車力の巨人の正体がピークだと判明した瞬間でもあり、その美しい見た目が巨人の頃からは想像がつかないほどかわいいと話題になりました。

地下牢に閉じ込められていたガビを見つけたピークは、エレンの油断を誘うためにマーレを裏切る演技をしていました。その事情を知らないガビはジークと同じ裏切者かと詰め寄りましたが、そこでピークは上記のセリフをきっぱり言い切りました。エレンを罠にはめるために言葉を選んだとはいえ、勝ち取るためには自分たちで動かなければならないというピークの強い意志が垣間見えた瞬間でした。

エレンを罠にはめマーレ軍が反撃する糸口を作ったピークは、シガンシナ区上空に現れた飛行船を見上げながら上記のセリフを話しました。ピークはマーレのことを信じきれずともエルティア人の解放を願っており、仲間の信頼を裏切ることは絶対にしないという誠実な気持ちが全面に出た名言です。

ここからはアニメ版進撃の巨人にてピークの声を担当した声優についてまとめていきます。進撃の巨人はアニメ作品としても注目されており、第4期に及ぶ長期作品になるとマーレ編も公開されピークの活躍が声優の演技付きで放送されました。ネット上でもかわいいと評判になっていたピークをアニメ版進撃の巨人で演じた声優の詳細について解説していきます。

アニメ版進撃の巨人でピークを演じた声優は沼倉愛美（ぬまくらまなみ）さんです。ガンダムシリーズや攻殻機動隊といったSFアニメ作品の大ファンとして知られており、声優を目指したきっかけにもなっています。2019年には同じ声優である逢坂良太と入籍したことを発表し2021年12月に第一子を出産したことを明かしました。

これまで進撃の巨人におけるピークの活躍や強さ、かわいい魅力などについてまとめてきましたが、このキャラクターに対して進撃の巨人ファンはどのような印象を抱いているのでしょうか？ここでは進撃の巨人のピークに対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。

進撃の巨人ファンから見たピークはとてもかわいいキャラクターで、人によっては進撃の巨人登場キャラクターの中で1番かわいいと感じていました。美人な見た目はもちろん、気怠げな雰囲気や人間に戻ってもつい四つん這いになってしまうところなどが魅力的なようです。

ピークの巨人姿については様々な賛否が寄せられていました。初登場時は細長い顔に四足歩行という巨人らしい気持ち悪さがありましたが、その正体が美人なピークだと明かされると段々巨人姿にも愛らしさを感じていった人もいるそうです。

進撃の巨人作者の諌山先生から制作秘話が公開されると、マーレ編のピークは元々女性ではなくおじさんの設定だったことが明かされその事実がネット上で話題になっていました。ピークがおじさんになっていた可能性があったことに多くのファンが驚いていましたが、女性にして正解だったと語る意見の中にはおじさんだったパターンも見てみたかったという物好きな意見もありました。

進撃の巨人に出てくるピークは四足歩行が癖になっている車力の巨人であり、不思議な雰囲気を持っていながら誰よりも仲間思いな性格をしていたかわいいキャラクターでした。ピークの活躍や名言について興味が湧いたという人はぜひ進撃の巨人本編をチェックしてみてください。