【暗殺教室】前原陽斗は女癖が悪い?過去が原因?性格や岡野との関係も紹介
『暗殺教室』の前原陽斗はイケメンかつスポーツ万能で暗殺にもそれが活かせていますが、女癖の悪さが問題になることもあるキャラです。そんな『暗殺教室』の前原陽斗について女癖が悪くなった原因や普段の性格、他キャラとの関係性などをまとめていきます。
目次
前原陽斗とは
前原陽斗は『暗殺教室』における3年E組の生徒の一人であり、イケメンな女たらしながらもスポーツ万能で暗殺の技術を持ち合わせている人物です。そんな前原陽斗の名言や他キャラとの関係性、アニメや実写版におけるキャスト陣を見ていく前にまずは彼の基本的な部分をまとめていきます。
前原陽斗の基本プロフィール
『暗殺教室』の前原陽斗は3年E組の出席番号22、12月6日生まれの身長175cm、体重67kgで髪色が明るいのイケメン男子です。好きな科目は数学、嫌いな科目は社会であり、それとは別にスポーツ全般が得意で、特にサッカーが特技としています。一方、趣味はナンパで将来の夢もモテれば何でもいいというプレイボーイ気質な性格が目立つ人物であり、それ故にクールに振る舞ったあり、大人びた考え方をすることがあります。
前原陽斗の能力
『暗殺教室』の前原陽斗は普通の生徒として見れば単にスポーツ万能な男子ですが、暗殺に関してもその身体スペックの高さが活かされており、暗殺の特訓や殺せんせーへの仕掛ける際にその能力が発揮されることもあります。
ナイフ術は男子2位
『暗殺教室』の前原陽斗は3年E組の中でナイフ術男子2位(総合2位)を記録しており、ナイフ術男子1位で小学校からの新緩鵜である磯貝悠馬とのコンビネーションにおいては、体育教師かつ教官の烏間惟臣から注目される実力を持っています。
キステクランキング4位
一方、単行本15巻で描かれたイリーナ評による3年E組におけるキステクランキングだと前原陽斗は4位でした。プレイボーイであるが故に小手先の技術があり過ぎることからこの順位となっており、実生活における得意分野よりも暗殺のナイフ術の方が評価される結果になっています。
前原陽斗の7年後
『暗殺教室』では物語の最後に3年E組の7年後の姿が描かれています。その中で将来の夢はモテれば何でもいいと思っていた前原陽斗は大学に進学していたものの飲みサークルでの活動にかまけたせいで留年していました。しかし、そのサークルでの出会いがあって大手広告代理店へ就職できており、彼らしい生き方で進んでいます。
漫画『暗殺教室』をおさらい
漫画『暗殺教室』は『週刊少年ジャンプ』に2012年から2016年まで連載された松井優征先生の作品です。椚ヶ丘中学校の3年E組の担任になることを希望した謎の生物・殺せんせーとそんな殺せんせーの暗殺を狙う生徒達の学校生活や戦いを描いていくストーリーになっています。バトルやブラックコメディの要素を含みつつ、学園モノらしい先生と生徒の交流が描かれることから様々な魅力を持つ作品です。
アニメ版や実写映画版も話題に
そんな『暗殺教室』は2015年に第1期、2016年に第2期とアニメ化されており、声優によって声が付きながら原作ストーリーを改変せずに漫画の最終回までを描いています。また、2014年と2015年には実写映画化もされており、渚役に山田涼介、殺せんせー役に二宮和也という豪華な実写版キャスト陣が起用されることで大きく注目されました。
前原陽斗の性格や特徴・イケメンな容姿
『暗殺教室』の前原陽斗は暗殺術のスペックは高いものですが、それ以上に注目されるのはイケメンな容姿とプレイボーイ過ぎる性格です。ここではそんな前原陽斗の特徴や性格について見ていきます。
前原陽斗の女癖が悪い性格
『暗殺教室』の前原陽斗はイケメンかつスポーツ万能であることからモテる男子ではありますが、ガールフレンドが複数いて隙あらばナンパをするかなり女癖が悪い性格です。椚ヶ丘中学校以外の学校にもガールフレンドがおり、毎日違う女の子を連れて歩くと噂されるほどの人数に手を広げています。
女癖が悪い原因は過去にある?
そんな前原陽斗の女癖が悪いところは過去というよりは彼の家庭環境に起因するものでした。前原陽斗には美人な二人の姉がおり、その姉達から弄られながも可愛がられて育ったことで女性の扱いがわかるようになったのです。しかし、そこは技術面の理由であり、女癖が悪くなったのは前原陽斗自身が単にチャラいだけだったことがわかります。
あだ名は「女たらしクソ野郎」「たらし」
『暗殺教室』の3年E組の生徒達にはあだねという名のコードネームが付けられますが、前原陽斗は「女たらしクソ野郎」という完全に悪口が付けられています。また、保育施設の「わかばパーク」の子供達からはシンプルに「たらし」というあだ名を付けられ、更には「おんなのてき」と認識されていました。
前原陽斗のイケメンな容姿
女癖が悪く、それを悪びれない前原陽斗がモテるのはイケメンな容姿であるからです。前原陽斗の性格を知りながらも3年E組の女子からはイケメンランキングNo2と評されることからイケメンさだけで言えば女子も認める顔になっています。ただ、クラス内では場を盛り上げるムードメーカーでもあり、友情には熱い部分もあることから性格面でもイケメン要素が少しだけあります。
前原陽斗と登場人物の関係性
『暗殺教室』では特定のキャラ同士で様々な展開を見せてくれるものですが、前原陽斗も浅からぬ関係があるキャラが存在しています。ここではそんな前原陽斗と関係性があるキャラについて見ていきます。
岡野ひなたとの関係
前原陽斗と岡野ひなたは同じ班で行動することが多いものの、チャラい前原陽斗の言動に岡野ひなたが辛辣なツッコミを入れるような関係性になっています。「女たらしクソ野郎」のコードネームを付けたのも岡野ひなたであり、前原陽斗に対する彼女の評価が見えてくるものです。一方、前原陽斗も岡野ひなたに対して「すごいサル」というあだ名を付けています。
岡野ひなたとは
3年E組の出席番号4番でショートヘアが特徴の女子。体操部出身の身体の柔らかさと共に嗅覚や視覚も良く、ナイフ術では女子1位の成績を収めています。性格は少し短気で大雑把なところがあり、言葉の節々にトゲを感じさせることがあります。
岡野ひなたとのエピソード
実は、岡野ひなたは前原陽斗に好意を抱いているのですが、素直になれない性格からいつも荒々しい言動になっていました。そんな二人の関係が色濃く描かれたバレンタインデーの時です。この日、前原陽斗が岡野ひなたをカラオケに誘いますが、それは殺せんせーを釣るための作戦であり、一方の岡野ひなたはその作戦を知らないままがんばって用意した本命チョコを渡そうとしていました。
その結果、自分の好意を利用した前原陽斗に対して岡野ひなたは激怒して、状況を見かねた殺せんせーからは岡野ひなたから直接チョコを貰わないければ内申書にチャラ男と書くように言われてしまいます。それから前原陽斗は岡野ひなたを何とか誘導してチョコを受け取り、仲直りに成功しますが、結局関係性が大きく動くことはありませんでした。
磯貝悠馬との関係
前原陽斗と磯貝悠馬は家が近所であることから小学校からの親友でありながら、暗殺のナイフ術において見事なコンビネーションを見せる二人です。それ以外でも親友として学校生活ではお互いフォローするような関係性になっており、ファンの間では「E組イケメンコンビ」と称されています。
磯貝悠馬とは
3年E組の出席番号2番の学級委員長であり、アホ毛が特徴の男子です。文武両道かつイケメンでクラスをまとる気遣いができることから非の打ち所がない人物ですが、家が母子家庭かつ貧乏であるために学校で禁止されていたアルバイトをしたことで3年E組に落とされてしまいました。暗殺でも運動神経の良さもあり、トップクラスの成績を収めています。
磯貝悠馬とのエピソード
小学校の頃からの付き合いであることから何かと気を遣える磯貝悠馬に対して前原陽斗も気にかけており、磯貝悠馬が危機に陥った時は前原陽斗が代わりにクラスをまとめるなど、正反対な性格ながらも良い関係性を築いています。また、前原陽斗はクラスの女子に対して片岡メグ以外に声をかけており、その理由として友達への義理であることが明らかになっています。これは磯貝悠馬と片岡メグに対する配慮であることが窺える情報です。
土屋果穂との関係
前原陽斗と土屋果穂は同じ中学の中で付き合っていた関係であり、前原陽斗の個別エピソードで取り上げられています。このエピソードによって前原陽斗がより掘り下げられることになりますが、その結末は何とも言えないものになります。
土屋果穂とは
椚ヶ丘中学校3年C組の女子生徒。おしとやかな見た目と性格をしているが、その裏では相手を見下すような強情な性格。土屋果穂は前原陽斗が3年E組に落ちたことをきっかけに五英傑の一人である瀬尾智也と二股をかけるようになります。
土屋果穂とのエピソード
二股している現場を目撃した前原陽斗に対して土屋果穂は態度を豹変させて彼をこき下ろすような言動をしてみせます。前原陽斗は深く落ち込んでしまいますが、その現場を見ていた殺せんせーとクラスの面々は土屋果穂と瀬尾智也への報復へ協力して見事成功させます。しかし、それが終わった後すぐに前原陽斗も二股以上の関係を築いていたことが発覚し、全員が呆れるというオチが待っていました。
前原陽斗の名言・名台詞
『暗殺教室』の作中では熱い台詞や面白い台詞など、様々な名言・名台詞が存在しており、前原陽斗にもそれに該当するものがいくつかあります。ここではそんな前原陽斗の名言・名台詞について見ていきます。
名言・名台詞①「ダメな事ないだろ 俺もこいつも根は単純でさ 助けたいと思うから助けたい なっ!」
名言・名台詞一つ目は「ダメな事ないだろ 俺もこいつも根は単純でさ 助けたいと思うから助けたい なっ!」です。これは殺せんせーの過去が明らかになり、3年E組内で殺せんせーを殺すか否か決める際に前原陽斗の意見として言った台詞になります。この台詞における「こいつは」磯貝悠馬のことであり、暗殺に積極的だった二人の意見が後半に来て変わったことがわかる台詞でもあります。
名言・名台詞②「金さ!! 水着で泳ぐきれいな姉ちゃん落とすためには財力が不可欠!!」
名言・名台詞二つ目は「金さ!! 水着で泳ぐきれいな姉ちゃん落とすためには財力が不可欠!!」です。これは南国リゾートへ行く前の夏休みに渚や杉野と共に虫取りに来ていた前原陽斗が言った台詞であり、そこで掴まえた昆虫をネットに売り出すことで大儲けを目指そうとしています。どんな時でもナンパを目標とする前原陽斗らしい台詞になっています。
名言・名台詞③「最低でも高級ディナーとご休憩場所の予算までは確保するんだ」
名言・名台詞三つ目は「最低でも高級ディナーとご休憩場所の予算までは確保するんだ」です。これは先の台詞から続く形で前原陽斗が言っており、またしても欲望にまみれたことを言っています。
名言・名台詞④「ま…まさかのクワ大暴落か 1クワガタ=1姉ちゃんぐらいの相場と思ってたのに」
名言・名台詞四つ目は「ま…まさかのクワ大暴落か 1クワガタ=1姉ちゃんぐらいの相場と思ってたのに」です。これはオオクワガタの捕獲でひと儲けしようとした前原陽斗に対して倉橋陽菜乃が現在のオオクワガタの価値を教えたことから出た台詞で、前原陽斗らしい謎の単位が出てきています。この昆虫採集の一連の流れは印象に残った人が多いようです。
前原陽斗のアニメ声優は?実写キャストも紹介
『暗殺教室』はアニメ化と実写映画化しており、その中で前原陽斗も登場していることからアニメでの声優と実写映画での俳優が存在しています。ここではその前原陽斗のアニメ声優と実写俳優について見ていきます。
アニメ声優は浅沼晋太郎
アニメ『暗殺教室』で前原陽斗に声をあてたのは浅沼晋太郎さんです。アニメ内ではイケメンボイスを存分に使いながらチャラい前原陽斗を演じています。また、アニメのオープニングでは「3年E組 うた担」の一人である前原陽斗として歌唱も披露しています。
浅沼晋太郎の基本プロフィール
浅沼晋太郎さんは 1976年1月5日の岩手県出身で、アニメ声優の出演以外にもコピーライターや脚本家、演出家など幅広く活動する男性です。現在はダンデライオンに所属しています。多摩美術大学の映像コース卒業後に劇団を立ち上げ、演劇活動をしながらも脚本やコピーライターの仕事もしていました。そして、2006年にテレビアニメ『ゼーガペイン』へ出演が決まったことから本格的に声優活動を始めています。
浅沼晋太郎の代表的な出演作品
浅沼晋太郎さんの出演作品としてはアニメだと『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』の桜内義之、『遊☆戯☆王5D's』のクロウ・ホーガン、『生徒会役員共』の津田タカトシ、『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』のアサギ・トシカズ、『ダイヤのA』の倉持洋一などがあり、ゲームだと『あんさんぶるスターズ!』の月永レオ、『A3!』の茅ヶ崎至があります。また、メディアミックス作品の『ヒプノシスマイク』では碧棺左馬刻を演じています。
実写版キャストは岡田隆之介が担当
実写映画『暗殺教室』で前原陽斗を演じたのは岡田隆之介さんです。実写ではアニメのような明るい髪色ではなく、髪型もセンター分けではありません。また、出番に関しても実写では削られています。
岡田隆之介の基本プロフィール
岡田隆之介さんは 1998年1月20日生まれの大阪府出身の俳優です。お笑い芸人「ますだおかだ」の岡田圭右の息子であり、幼少期はモデルとして活動していました。その後、学業を理由に俳優活動を休止して、2017年から再会していますが、2019年の旧事務所の退所と共に一時的に俳優を引退しています。そして、2020年からはアルファベットプロモーションの所属で活動を再開しています。
岡田隆之介の代表的な出演作品
岡田隆之介さんの出演作品としてはテレビドラマだと『家政婦のミタ』、『幽かな彼女』、『変身インタビュアーの憂鬱』、『近キョリ恋愛〜Season Zero〜』があり、舞台だと『瀬戸の花嫁』、『信長の野望・大志』などがあります。
前原陽斗の世間での評判や人気
ここでは『暗殺教室』の前原陽斗について世間での評判や人気を見ていきます。作中ではイケメンだけど性格は難ありという評価ですが、現実ではどのように受け取られているのでしょうか。
『暗殺教室』の前原陽斗に対する意見としてはチャラいという前提を出しつつもイケメンで良い一面があると評価している人が多くいました。様々なキャラがいる中では一人くらい前原陽斗のような存在がいた方が楽しいと考える人が多いようです。
前原陽斗と磯貝悠馬の関係性が好きだという意見も多く見られました。ただの友達ではなく小学校からの親友で、コンビネーションが良いところは他の男子勢とは違った良さがあると感じている人がいるようです。
前原陽斗と岡野ひなたの関係についてはその後どうなったか知りたいという意見が見られました。バレンタインデーの後に進展はなく、7年後もそれぞれの道を歩んでいますが、お互いにどこか思う気持ちはあるようなので、描かれていない未来を妄想する人は多数います。
もしも前原陽斗が○○だったら
ここではもしものシチュエーションとして前原陽斗が何か別の立場だったらという妄想を挙げていきます。7年後には広告代理店で働くことになる彼ですが、他の道に進む可能性も考えられるものです。
前原陽斗「美容師」篇
もしも前原陽斗が美容師だったら話して楽しい相手ではあるものの、女性客だと注意が必要になると思います。モテそうな職業の一つである美容師は前原陽斗が目指しても可笑しくないもので、技術面で考えれば問題なく、会話を弾ませるのも得意であることから退屈させない店員になりそうです。しかし、女性のお客さんにはその流れでナンパしてしまいそうなので、店側は大変かもしれません。
前原陽斗「バンドマン」篇
もしも前原陽斗がバンドマンだったらイケメンさで客を引き寄せられるバンドにできそうです。アニメ『暗殺教室』ではオープニングでうた担になっており、作中でもカラオケに行くシーンがあることから歌に関しては良いものを持っていることが考えられます。また、モテるためにバンドを始める人も多いことから7年後に至る前の高校でやっていてもおかしくはないものです。
前原陽斗「バーテンダー」篇
もしも前原陽斗がバーテンダーだった場合はちょっかいを出しつつも悩める人の相談を聞いてくれると思います。イケメンバーテンダーというだけで集客力はありますが、空気を読める部分もあるので恋に悩む女性が来れば口説きつつも話は聞いてくれる姿が浮かんでくるものです。ただ、ここでもお客さんに手を付ける可能性を考えると店側が大変なことに変わりありません。
前原陽斗は女たらしのモテ男だった
『暗殺教室』の前原陽斗はイケメンかつスポーツができるモテ男ですが、女癖が悪くてそれを悪びれないところから残念なイケメンでもあります。岡野ひなたや磯貝悠馬との関係性では悪いところも出しつつも良い関係を築けています。そんな前原陽斗はアニメと実写映画にも出演しているので、それぞれの媒体で彼の活躍を見返してみてください。
この記事のライター
十文字猛
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