【約束のネバーランド】死亡・生死不明キャラクター総まとめ!犠牲者の経緯も紹介
「約束のネバーランド」死亡キャラ、生死不明キャラを一覧にしてまとめました。「約束のネバーランド」作中での死亡キャラの一覧と死亡に至るまでの経緯を紹介します。生死不明キャラや死亡説があがったキャラも紹介します。「約束のネバーランド」の物語の考察を深めましょう。
目次
約束のネバーランドとは?
「約束のネバーランド」とは、週刊少年ジャンプに連載されていた少年漫画です。2016年から2020年まで掲載されており、単行本は全20巻で完結しています。また、アニメ化・実写映画化もされている人気作です。
アニメは第1期が2019年に、第2期が2021年に放送されましたが、第2期で完結するよう製作されたためシナリオが途中から原作から大きく変更されています。実写映画は2020年に浜辺美波さん主演で公開されました。こちらもシナリオや設定が原作とは一部変更されています。この記事では、作中で死亡するキャラクターの「人間編」の一覧と「鬼編」の一覧をご紹介します。
約束のネバーランドのおさらい
「約束のネバーランド」のストーリーについておさらいします。「約束のネバーランド」とは、グレイス=フィールドハウスという孤児院に暮らす子供達が、ある日自分たちは「孤児」ではなく「食用児」だったことを知ってしまいます。「約束のネバーランド」は主人公エマたちが孤児院からの脱出、そして人間界での暮らしを求めて奔走する、ダークファンタジー漫画です。
孤児院はいわゆる食用児を飼育している「農園」であり、人間の肉を喰らうのは「鬼」です。主人公のエマ達は、ミネルヴァという人物が残したメッセージを手がかりに鬼から逃れ人間界を目指します。その道中には恐ろしい鬼達との戦闘や、仲間の死などショッキングな展開もあります。
漫画『約束のネバーランド』の受賞歴
「約束のネバーランド」という作品は社会的にも評価が高く、連載当初から多くの漫画賞を受賞しています。「約束のネバーランド」が受賞した漫画賞を一覧でまとめました。絵のきれいさや世界観の独特さ、そして作品から読み取れる問題提議など、様々な面で非常にクオリティの高い漫画といえるでしょう。
<2016年>
「漫道コバヤシマンガ大賞2016」稀代の新連載賞
<2017年>
「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2017」ネクストブレイク部門・大賞
「第63回小学館漫画賞」少年向け部門
「マンガ新聞大賞2017」大賞
「漫道コバヤシ漫画大賞2017」グランプリ
<2018年>
「このマンガがすごい!」オトコ版1位
死亡キャラ一覧とその経緯や死亡シーン『人間編』
「約束のネバーランド」作中にて死亡してしまうキャラを一覧にしました。恐ろしい鬼に襲われて死んでしまった子や、仲間をかばって死んでいったキャラなど、ショッキングなシーンも多々あります。では死亡キャラ一覧「人間編」をご覧ください。
・死亡キャラ①コニー
コニーは、「約束のネバーランド」作中で一番初めに死んでしまった女の子です。
コニーとは
主人公エマたちと同じく、グレイス=フェィールドハウス出身の女の子です。年齢は6歳で識別番号は48294です。 イザベラにもらった「リトルバーニー」というぬいぐるみを大事にしていて肌身離さず持っていました。グレイス=フィールドハウスで日々行われるテストのスコアはあまり良くはありませんでした。
コニーの死亡経緯
ある日、里親が決まったということでグレイス=フィールドハウスを出ることになりました。実際は、ハウスでのテストのスコアがよくなかったため、「食用児」として出荷されたのです。コニーが大事にしていた「リトルバーニー」を届けてあげようとしたエマとノーマンが、禁じられた門に行った際に、左胸に花のようなものが突き立てられた姿で殺されていたコニーを発見し、自分たちが食用児であることを悟りました。
コニーの死亡が分かるシーン
コニーの死亡がわかるシーンは第1巻の第1話にあります。物語の序盤も序盤ですが、エマ達が自分たちが「食用児」であるということを知ってしまう、とても重要なシーンと言えます。
死亡キャラ②クローネ
イザベラの補佐役であるクローネも、「約束のネバーランド」作中で亡くなります。イザベラから「ママ」の座を奪いたいと考えていたクローネは、結果的に出荷すなわち死亡します。
クローネとは
身長175センチの大柄な26歳の女性で、監視強化を目的に本部から派遣されてきました。識別番号は18684で、グレイス=フィールドハウス内での子供達との「鬼ごっこ」では 抜群の運動神経と計算高さを見せます。イザベラから「ママ」の座を奪おうと企んでいました。
クローネの死亡経緯
イザベラからの「ママ」の座の奪取を画策していましたが、先手を取られる形でイザベラに負けてしまい出荷、すなわち死亡しました。出荷される前に、ミネルヴァの情報が残されているペンをグレイス=フィールドハウスの引き出しに残す形で子供達に託しました。
クローネの死亡が分かるシーン
クローネの死亡が確認できるシーンは、第3巻の第23話にあります。心臓に花を突かれた姿で死亡しています。約束のネバーランドの世界では、子供だけでなく大人も人間であれば、鬼の捕食対象なのです。
死亡キャラ③モニカ
モニカはエマとはゴールディポンドで出会う女の子です。ゴールディポンドで恐ろしい鬼に襲われて死んでしまいます。エマは必死でモニカや他の子どもたちも助けようとするのですが、モニカは残念ながら鬼に襲われ死亡します。
モニカとは
モニカはグランド=ヴァレーの出身で、ゴールディポンドにいる女の子です。同じくゴールディポンドにいるテオという少年からは「姉ちゃん」と呼ばれ慕われていました。主人公エマとはゴールディポンドで出会います。
モニカの死亡経緯
モニカたちがいた「ゴールディポンド」とは、実は鬼達が密猟を楽しむ狩場でした。オリバーからここは狩場であると説明されても信じていなかった様子でした。鬼達の狩りが始まり、懸命の逃亡も虚しくレウウィス大公に斧で殺されてしまいました。遺体は調理されて、貴族の鬼達の晩餐で振る舞われました。
モニカの死亡が分かるシーン
モニカの死亡が確認できるシーンは第8巻の第68話です。エマも必死でモニカを逃がそうとしていたのですが、残念ながらレウウィス大公からは逃れられませんでした。鬼の脅威を知らされる重要なシーンです。
死亡キャラ④ジェイク
ジェイクもモニカと同様、ゴールディポンドにいる少年です。彼もまた、恐ろしい鬼の餌食となって死亡してしまいます。
ジェイクとは
ジェイクもモニカと同じ、グランド=ヴァレー出身の男の子です。テオ・モニカ・ジェイクは仲良し3人組でした。テオからはお兄ちゃんと慕われている少年です。ジェイクもモニカと同様、レウウィス大公によって襲われ死亡しました。
ジェイクの死亡経緯
ゴールディポンドで鬼達の狩りが始まった時のこと、ルーチェに襲われた時には怖くてテオとモニカを助けることができませんでした。このことを恥じたジェイクは、テオがレウウィス大公に襲われていた際に身代わりとなりテオを逃しました。レウウィス大公に命がけのタックルを浴びせ、弟や妹が逃げる時間稼ぎはできたものの、レウウィス大公に首をはねられて死亡しました。ジェイクの遺体も、鬼達の晩餐に出されてしまいました。
ジェイクの死亡が分かるシーン
ジェイクの死亡が確認できるシーンは、第8巻の第68話です。恐ろしい鬼に立ち向かい、一度はひるんでしまったけれど、最後には身を挺してテオとモニカのことを守ろうとした勇敢なジェイクの姿を、ぜひ見届けてあげてください。
死亡キャラ⑤ルーカス
ユウゴの親友であるルーカスは、ゴールディポンドでの戦闘の終盤に死亡してしまいます。ルーカスは子供たちからの信頼が厚く、またルーカス自身も子供たちを助けるために奮闘しますが、最後には亡くなってしまいます。
ルーカスとは
ルーカスはグローリー=ベルからユウゴと共に脱走し、ゴールディポンドで13年間生き延びていました。ルーカスは杖をついていて顔に傷がある男性で、右腕は過去にレウウィス大公に襲われた際に失いました。子供達に生存能力や戦闘方法を指導したり、鬼達の情報や技術を教えたりしていて、子供たちにとって頼りになる存在です。
ルーカスの死亡経緯
ゴールディポンドを壊滅させたのち、シェルターでユウゴと再会しました。しかしシェルターはアンドリュー達から襲撃を受けます。ルーカスはユウゴと共になんとか子供達だけはシェルターから脱出させて、アンドリュー達と直接対決することになりました。ひどい傷を負いながらもアンドリューを武器庫に連れ込み、そこにガスを充満させて拳銃を撃ってシェルターを爆破しました。アンドリューとは相打ちとなる形で死亡しました。
ルーカスの死亡が分かるシーン
ルーカスの死亡が分かるシーンは、第13巻の第108話にあります。自分が犠牲になってでも子供達を守り、ルーカスは死亡していったのです。ルーカスの死亡シーンは、ユウゴとの再会や友情に確認もできる名シーンですが、結末は悲しいものとなりました。また、ユウゴもこの時亡くなってしまいます。
死亡キャラ⑥ユウゴ
ユウゴは主人公エマ達がたどり着いたシェルターで出逢った男性で、序盤は「おじさん」と呼ばれていた人物です。ユウゴも作中で死亡してしまうキャラクターです。高い戦闘能力を持ち、戦いでは大活躍し、親友のルーカスとの再会も果たすことができたのですが、結果的には死亡してしまいます。
ユウゴとは
グローリ=ベルの出身で、登場してからしばらくは「おじさん」と呼ばれていた28歳の男性です。識別番号はETR3M8で、「ユウゴ」という名前が判明するのは第96話です。ルーカスと同じく15年前に農園から脱走し、そしてゴールディポンドからも脱出したという過去がある人物です。鬼を一撃で倒せる高い戦闘力を持っています。また、気配を消し切って敵を狙撃することができます。
ユウゴの死亡経緯
瀕死のエマを抱えアジトへついたとき、ルーカスと再会しました。シェルターに帰還するも、アンドリュー達にシェルターを襲撃されます。ユウゴとルーカスは子供達を先に逃しアンドリューと対峙することになります。
アンドリューとの戦いの中でルーカスはひどい傷を負ったのですが、ユウゴはルーカスを抱えて武器庫に逃げ込みました。過去にゴールディポンドでルーカスを置いて逃げてしまったことに負い目を感じていたのです。武器庫の爆発に巻き込間れる形で死亡しました。「あいつらを守れるなら笑って死ねるぜ」と言い残して死んでいったのです。
ユウゴの死亡が分かるシーン
ユウゴの死亡がわかるシーンは、第13巻の第109話です。ユウゴのルーカスへの思いや子供達への思いに心打たれます。ルーカスとの再会を果たすことができたルーカスは、過去にルーカスを置いて逃げてしまったことを後悔している様子で、今度こそは仲間を見捨てない、という熱い思いが感じられます。
死亡キャラ⑦アンドリュー
アンドリューは、ピーター・ラートリーの部下で、眼鏡をかけた褐色の肌の男性です。アンドリューはエマたち食用児やその協力者の抹殺を任されていた人物ですが、結果として彼自身も鬼に食われて死亡してしまうのです。
アンドリューとは
アンドリューはピーター・ラートリーの部下の一人です。エマ達食用児やその協力者らを捕らえるために、フィルという人物から情報を得ていました。そしてエマ達を抹殺するためシェルターに乗り込んでくるのです。
アンドリューの死亡経緯
ピーター・ラートリーの指示により、アンドリューは食用児たちのいるシェルターを襲撃します。ユーゴとルーカスは自分たち自らが囮となって子供達を逃がしたのですが、アンドリューは容赦なくユウゴとルーカスを攻撃し、特にルーカスには重傷を負わせました。
ユウゴとルーカスを追って武器庫に入ると、ユウゴとルーカスにより武器庫は爆発させられましたがなんとか生存します。ぼろぼろの体でエマ達を発見しましたが、後ろから来た知性のない鬼(野良鬼)に食われて死亡しました。
アンドリューの死亡が分かるシーン
アンドリューの死亡が確認できるシーンは第13巻の第112話です。アンドリューは自分のことを、エマ達と同じ人間だとは考えていない様子でした。エマが「当たり前の日常を守りたいだけ」と発言したことに対して、「食用児には最初からそのようなものは存在しない」と冷たい言葉を浴びせました。そんなアンドリューも最期は鬼に喰われて死ぬという、なんとも皮肉な結果を迎えました。
死亡キャラ⑧ピーター・ラートリー
ピーター・ラートリーは食用児達の救済活動に尽力するウィリアム・ミネルヴァの実の弟です。ノーマンが出荷される際に「父親」として登場した人物です。ピーター・ラートリーも悲しい最期を迎えるキャラクターの一人です。人間と鬼との関係に翻弄された人生を送る彼の最後は、なんとも複雑でありながら印象的な名シーンです。
ピーター・ラートリーとは
ピーター・ラートリーは、ウィリアム・ミネルヴァの実の弟で、ラートリー家の第36代当主です。兄ミネルヴァとは考えが異なり、食用児の犠牲はやむを得ない、食用児は人間の世界に来ることを良しとしないという考えの人間でした。ノーマンが出荷される際に「父親」としてノーマンの前に現れました。ノーマンを「ラムダ7214」という実験施設に実験体として送り込みました。
ピーター・ラートリーの死亡経緯
部下であるアンドリューにエマ達食用児達とその協力者の抹殺を指示していたのですが、アンドリューは任務を果たし切ることはできず死亡しました。そしてグレイス=フィールドハウスに戻ってきたエマ達に追い詰められてしまいます。食用児達を人間の世界に戻すことを良しとしないピーター・ラートリーでしたが、エマには「一緒に生きよう」と言ってもらいます。しかし、最終的には自ら首を切り自害しました。
ピーター・ラートリーの死亡が分かるシーン
ピーター・ラートリーの死亡が分かるシーンは、第20巻の174話です。自ら首を切って自害するのですが、エマ達は必死に手当しようとします。食用児達の1番の敵とも言えたピーター・ラートリーに歩み寄ろうとするエマ達、その気持ちに心が揺らぎそうになるピーター・ラートリーの葛藤も見所です。
死亡キャラ⑨ジェイムズ・ラートリー(ミネルヴァ)
食用児達の解放に尽力していた人物であるミネルヴァとは、「ジェイムズ・ラートリー」という人物でした。ミネルヴァという名前は身を隠すための偽名で、その実態は鬼との約束を交わしたラートリー家の人間でした。
ジェイムズ・ラートリーとは
ジェイムズ・ラートリーとは、ミネルヴァという偽名でグレイス=フィールドハウスに本を寄贈していた人物で、ラートリー家の35代当主です。ラートリー家とは、1000年前に鬼の頂点である「あの方」との約束を結んだ人間の一族の末裔です。
しかしジェイムス・ラートリーは、食用児達を犠牲とする現状を変えたいと考えており、食用児達を解放するためさまざまな活動を行っていました。例えば、グレイス=フィールドハウスに寄贈する本に細工をして子供達に安全なシェルターや集落、人間界へとつながるエレベーターを用意しようとしました。
ジェイムズ・ラートリーの死亡経緯
兄ジェイムズの考えとは正反対に、食用児達を人間の世界へ来させることに賛成できなかった弟のピーター・ラートリーは、一旦はジェイムズの活動に賛同したふりをします。そしてピーター・ラートリーは兄ジェイムズを裏切り、そして始末してしまいました。ジェイムズ・ラートリーは、考え方の違いにより実の弟に殺されてしまったということです。
死亡キャラ一覧とその経緯や死亡シーン『鬼編』
続いて、「約束のネバーランド」作中での「鬼」の死亡キャラを一覧にしました。「約束のネバーランド」作中に登場する「鬼」の死亡キャラの一覧と、その経緯や死亡シーンの一覧をご覧ください。子供たちと鬼の熾烈な戦いの末、死を迎えた鬼たちです。
死亡キャラ①バイヨン卿
バイヨン卿は上級貴族の鬼で、秘密の狩場である「ゴールディポンド」を管理・運営していました。戦闘能力は非常に高い鬼ではありますが、食用児達の反乱による戦いで死亡します。
バイヨン卿とは
バイヨン卿とは、上級貴族の鬼です。一部の貴族鬼達の密猟場「ゴールディポンド」を管理・運営していました。ゴールディポンドの密猟場では、バイヨン卿の計らいにより、グランド=ヴァレー農園という農園から食用児達を入荷し放し飼いにして、一部の貴族鬼が数日に一度「食用児狩り」を楽しんでいました。また、バイヨン卿はラムダ7214という食用児の実験施設にも出資していたと言われています。
バイヨン卿の死亡経緯
ゴールディポンドの子供達は、秘密の狩場であるゴールディポンドを終わりにすべく鬼への反撃を企てていました。そしてその戦闘のなかで、、最終的にルーカスによってとどめを刺されて死亡します。しかし死に際にオリバーに重傷を負わせた恐ろしい鬼でした。
死亡キャラ②ギーラン
ギーラン卿とは鬼達のボスであり、元五摂家ではありますが700年前に一族ごと「野良落ち」させられた鬼です。これは、部下からの裏切りによって処された罰でしたが、現在の五摂家や王家に対しての深い恨みを持っていました。
ギーランとは
ノーマンとザジが接触した鬼達のボスがギーランです。700年前に、信頼していた部下に裏切られ野良落ちの刑に処された過去のある元貴族の鬼です。自分たちを知性鬼の社会から追放した王家と現五摂家に対して強い恨みを持ち、復讐を企んでいました。
ギーランの死亡経緯
ギーランは、王家や現五摂家に恨みを持っていました。そこでギーランはノーマンの考案した策に乗り、彼らに復讐を仕掛けました。かつて自分を裏切った部下や貴族達を次々に殺していくギーランでしたが、最終的には女王・レグラヴァリマに敗北し、死亡してしまいました。
死亡キャラ③ノウス&ノウマ
ノウス&ノウマはいつも二人で行動を共にしている兄妹の鬼です。彼らもゴールディポンドでの食用児達との戦闘で死亡しますが、その最中に見せた「共喰い」による能力強化には子供達も苦戦を強いられました。
ノウス&ノウマとは
ノウス&ノウマとは、ゴールディポンドに密猟に来る貴族の鬼で、常に二人でで行動を共している兄妹です。戦いの際は連携をとって攻撃してくるためとても厄介です。14~15歳の食用児を主に狩りの対象としています。兄ノウスは銃弾や罠をかわすことができたり、木を一撃で真っ二つにできたりなど、非常に高い戦闘能力を持っています。妹ノウマは兄ノウスよりも力は劣りますが、それでも銃弾や罠をかわせるほどの知性と身体能力があります。
ノウス&ノウマの死亡経緯
ゴールディポンドでの食用児達との戦いにおいて、ポーラによってノウマは射殺されて死亡します。ノウスは泣きながら妹ノウマの亡骸を食べはじめます。すると、「共食い」による一時的な能力強化が現れました。食用児達は圧倒され、さらに苦戦を強いられました。しかし、応援にきたユウゴに一撃で倒され死亡しました。
死亡キャラ④ルーチェ
ルーチェもまた、ゴールディポンドに密猟に来る鬼の一人です。作中では割と呆気なく食用児達に負けてしまいます。いつも複数の部下を引き連れていて、作中ではあまり強くないキャラクターです。
ルーチェとは
ルーチェは上級貴族の鬼で、ゴールディポンドに密猟に来ますが、弱い人間を狙います。「雑魚を蹂躙して楽しく狩りたい」という陰湿な考えをしている鬼です。いつも部下を引き連れていて、長さの違うニ対の腕が特徴的です。多少の知性は持ち合わせているようですが腕力はありません。部下がいなければ大したことはないと食用児達にはすでに知られていました。
ルーチェの死亡経緯
ルーチェは、仮面だけは猟銃で砕けないほど硬いけれど部下がいなければ大して強くはない、ということが食用児達には事前に知られていました。まず部下達を全滅させられ、一人では戦うことはできずにいたところ、ジリアンに仮面を素手で剥がされ、銃弾を撃たれて呆気なく殺されてしまいました。
死亡キャラ⑤レグラヴァリマ
レグラヴァリマは知性鬼の階級社会においてトップに君臨する女王です。レグラヴァリマは核を2つ持っているため、しぶとい強さを見せつけてきます。しかし結果的には鬼用の毒により弱体化し倒されてしまいます。
レグラヴァリマとは
レグラヴァリマとは、階級社会のトップに君臨する知性鬼の女王です。圧倒的な戦闘力を誇る女王で、王族の中でも珍しく2つの核を持つ鬼です。欲深く冷酷でかつ利己的な支配欲に満ちており、鬼の階級社会のトップに君臨し、あらゆる富と権力を手にしようと目論んでいます。彼女こそが、知性鬼の統治における混乱や腐敗を招いた元凶とも言われる人物です。
レグラヴァリマの死亡経緯
ノーマンの作戦によって戦闘で疲弊したレグラヴァリマを、ザジとバーバラが襲撃しました。しかし2つの核をもつレグラヴァリマは、1つの核を破壊されても周囲に転がっている死体を食らうことで復活することができます。しぶとい強さを見せたレグラヴァリマですが、ノーマンが生成した鬼用の毒薬が効き弱体化しました。ノーマンがザジに指示をして、レグラヴァリマはザジによってとどめを刺され死亡しました。
レグラヴァリマの死亡が分かるシーン
レグラヴァリマの死亡が分かるシーンは、第18巻の第158話です。いかにも強そうな「女王」風格で実際戦闘力もかなり強いため、まさしく強敵でしたが、ノーマンたちの知恵には勝てなかったということです。
【約束のネバーランド】生存が確認されているキャラ
「約束のネバーランド」作中には、死亡説が出たものの生存が確認できたキャラもいます。物語が進むにつれ、一度は死んだと思われたキャラが実は死んでいなかったとなると、物語の考察がさらに面白くなりますね。それでは、生存が確認されたキャラクターの一覧をご紹介します。
ノーマン死亡説の真相
ノーマンは作中で、グレイス=フィールドハウスから出荷されます。「約束のネバーランド」の世界では、出荷されるイコール殺されて鬼に喰われることを意味します。ノーマンはエマと共に農園からの脱出を企てていましたが間に合わず出荷されてしまったのです。しかし実際には、ノーマンはラムダ7214という実験施設に送られていて、死んではいなかったということが後にわかります。
ノーマンとは
ノーマンは、グレイス=フィールドハウス孤児院の最年長の一人です。識別番号は22194で、11歳の男の子です。テストはいつもフルスコアで優秀な少年です。子供達の中でも一番冷静で、心理的な駆け引きも得意です。脱獄計画においては実質的なリーダーのポジションで活躍した少年です。しかし脱獄計画を実行するまえにノーマンは出荷されるとになるのです。
ノーマンは出荷されていなかった?
ノーマンは12歳の誕生日を目前に出荷が決まります。ノーマンもいろんなことを考慮した上で出荷を受け入れます。しかし実際には、ピーター・ラートリーが里親として現れ、引き取られました。そしてラムダ7214おいう、新設された実験施設へと送られました。すなわち、エマ達はノーマンが出荷されたということでノーマンが死んでしまったと思っていましたが、実際は生きていたことが後にわかります。
イザベラは鬼達に処分された?
グレイス=フィールドハウスの正体が食用児の飼育施設であると知ったエマ・レイ・ノーマン達は、ハウスから脱走しました。子供達を脱走させたという大失態を犯したイザベラはグランマに呼び出しを受け、そして鬼に処分されたと思われましたが、実際は死んでおらず「グランマ」として再び姿を見せます。彼女の優秀さゆえに、まだ利用価値があると判断されたのだと考えられます。
しかしイザベラは、エマ達食用児の解放を願っていました、エマ達の脱走においてもイザベラは協力していました。ピーター・ラートリーに協力したのもエマ達を助けるためだったのです。そしてエマ達がピーター・ラートリーと戦った際には、他のママ達にも協力を仰ぎエマ達に加勢しました。
結果としては、農園を管理していた鬼が突如エマ達を襲撃したので、イザベラが身を挺してエマ達を守り、そして亡くなってしまいました。子供達に囲まれ、「ママ」「お母さん」と呼び掛けられながら亡くなりました。
イザベラとは
イザベラは、孤児院の「ママ」として子供達に優しく接する女性ですが、その実態は鬼の手下として食用児達を管理する飼育監です。年齢は31歳で、識別番号は73584です。物語の序盤では、脱走を企むエマ達の目には敵のように映ります。
イザベラ自身も農園で生まれ育った元食用児で、かつて脱獄を試みたこともあるものの、農園の周りが断崖であることがわかり、脱獄を諦めたという過去があります。子供の頃に好意を持っていたレスリーが殺されたことに対する悔しさと、食べられない人間として生き続けたいという思いから「ママ」を目指すことにしたようです。
【約束のネバーランド】生死が不明なキャラ
「約束のネバーランド」作中には、生死が不明なキャラもいます。一度は死んだのに再登場したキャラです。生死不明キャラも一覧にしましたのでご紹介します。
レウウィス大公
レウウィス大公もゴールディポンドに密猟に来る鬼の一人で、圧倒的な戦闘力を誇ります。レウウィス大公は食用児たちとの戦闘で死亡したと思われていたのですが、なんと第171話で再登場します。なぜ一度死んだのに生き返ったのか、そもそも死んでいなかったのではないか、といった憶測も飛び交いました。
レウウィス大公とは
レウウィス大公とは、王族の五男坊で、レグラヴァリマの弟であり、ソンジュの兄です。しかし、政治に関わることはしていませんでした。戦闘力は圧倒的な強さを誇りますが、エマ達との戦いにおいては敗北しました。しかし、弟のソンジュと邪血の少女ムジカが囚われた絶体絶命のピンチの時に再登場したのです。レウウィス大公はレグラヴァリマと同様、核を2つ持っていたのです。この事実は当の本人も知らなかった様子です。
パルウゥスも行方不明
パルウゥスはレウウィス大公のペットで、大きな一つ目のある猿のような生き物です。いつもレウウィス大公の肩に乗っています。レウウィスの目が見えなくなった時には、周囲の状況を伝えるなどレウウィスとは抜群のコンビネーションを見せます。レウウィス大公再登場の際にも、きちんと肩に乗って姿を見せています。
【約束のネバーランド】死亡キャラの世間での評判や人気
自分の命を顧みず、身代わりになってでも仲間を助けるという熱い思いを抱えて死んでいったキャラクターが多い作品ゆえに、これほどの人気が出たのでしょう。熱い戦闘シーンはとても見ごたえがありますが、その分尊い犠牲を出してしまうショッキングなシーンも多くあります。
悪役の死亡キャラにも愛着を持つファンもいるようです。
約束のネバーランドは死亡キャラの頻出する緊迫した物語
「約束のネバーランド」作中での死亡キャラやその経緯の一覧を見ていかがでしたか?犠牲者を一覧にすると、子供達の尊い犠牲や鬼と人間との関係のもどかしさなど、「約束のネバーランド」は本当に色々考えさせられる作品だと改めて感じることができました。「約束のネバーランド」は、アニメ版や実写映画では語り尽くされていないシーンが多くあるので、ぜひ原作を楽しんでもらいたいと思います。
この記事のライター
さかな食べ放題
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