【うる星やつら】さくらのかわいい魅力を紹介!彼氏のつばめとの関係も
当記事では『うる星やつら』の登場人物・さくらについて紹介します。かわいい女性キャラが多い『うる星やつら』ですが、その中でもさくらは大人の魅力を持つことで注目されているキャラです。さくらのかわいい魅力や、家族・彼氏との関係、アニメ版での声優について解説します。
目次
【うる星やつら】さくらとは?
さくらのプロフィール
さくらは巫女を本職としながら、主人公・あたるの通う友引高校の養護教員に就任します。あたるが息を呑むほどの美女であり、さくらに会うために仮病を使って保健室へ駆け込む男子生徒が後を絶ちません。「〜じゃ」「〜しておる」など、武士語のような古めかしい喋り方が特徴的です。浮世離れしたイメージを持たれがちですが、彼氏・つばめと会うためにおめかしをするかわいい一面もあります。
さくらの生い立ち
さくらは元々体が弱く、病気がちな子供時代を過ごしてきました。「友達と思い切り外で遊びたい」という願いが叶わず、病弱なまま大人になってしまったさくらは、ある日あたると出会います。あたるの人相を見て不吉さを感じたさくらは、あたるをお祓いをすることにしました。この時、さくら自身に憑いていた数多の悪霊があたるに乗り移ります。さくらの体を蝕んでいたのはこの悪霊であり、自身の悪霊を祓ったさくらは本来の健康体を取り戻しました。
うる星やつらの概要
『うる星やつら』は、高橋留美子(たかはし・るみこ)氏が手がける少年漫画です。1978年から約9年間に渡り週刊少年サンデーで連載され、1980年には小学館漫画賞を受賞しました。2020年にはコミックスの累計発行部数が3500万部を突破しています。1981年から5年間に渡ってテレビアニメが放送、2022年秋には36年ぶりに新作アニメが放送され、再び注目が集まりました。数々のヒット漫画を残した高橋留美子氏の初期を代表する作品です。
うる星やつらのあらすじ
ある日、宇宙人である鬼族が地球侵略を目論み、地球人に「鬼ごっこ」を仕掛けます。負ければ地球は鬼族に占領されるというプレッシャーを背負って戦う「地球代表」に選ばれたのが、諸星あたるでした。あたるは三宅しのぶという恋人と「鬼ごっこに勝ったら結婚」と約束しており、「結婚だ」と叫びながら鬼を追いかけます。その鬼こそ本作のヒロイン・ラムです。あたるの気合いをプロポーズと勘違いしたラムは、あたるに惚れ込み家に住み着いてしまいます。
【うる星やつら】さくらのかわいい魅力
かわいい魅力①巫女姿
さくらは「正一位」という神社の娘です。生まれつき霊感・霊能力が強く、どんな悪霊も彼女のお祓いによれば一溜りもありません。黒髪と切長の瞳が巫女の衣装にマッチしており、日本的な凛とした美しさを醸し出しています。「はらたま!きよたま!」と唱えながら祓串を振る姿は、迫力に満ちています。ちなみに「はらたま・きよたま」とは「祓い給え、清め給え」という意味です。
かわいい魅力②白衣姿
高校の養護教員として勤務するさくらは、白衣+タイトスカート+ヒールという装いです。神聖な巫女姿とはうって変わって妖艶な魅力があり、校内ではマドンナ的存在として注目を集めています。巫女の衣装では隠されているボディラインが露わになり、ギャップを演出しているのもポイントです。ちなみに、巫女であるさくらが友引高校の職員になったのは、高橋留美子氏がさくらを気に入り、「出番を増やしたい」と思ったことがきっかけでした。
かわいい魅力③抜群のプロポーション
うる星やつらの登場人物はほとんどが少年少女であり、さくらのような成熟した大人の女性は貴重な存在です。さくらは発達途中の少女キャラたちとは一線を画す、完成したプロポーションを持っています。このパーフェクトボディは美意識の賜物で、全身のメンテナンスを怠ることはありません。作中では「マンナンライス」というサプリメントを飲み、食べ過ぎ防止に努める描写もあります。
かわいい魅力④大食い
さくらの食欲は、うる星やつらの中ではぶっちぎりのナンバー1です。桶や鍋のままご飯をかき込むことは日常茶飯事で、七面鳥や豚の丸焼きでは飽き足らず牛を丸々一匹食べてしまったこともあります。ラーメンの大食い競技では、他の出場者がせいぜい4杯で限界だったのに対し、さくらは手加減した状態で58杯完食したうえ、「腹八分目」と言っていました。
かわいい魅力⑤怪力
悪霊のせいで病気がちな人生を歩んできたさくらですが、元来持っているパワーや格闘のポテンシャルは相当高かったようです。お祓いにより健康体を手に入れたさくらは、随所で怪力を発揮するようになります。仮病を使って保健室に押しかける男子生徒を蹴散らすことは朝飯前です。極めつけには身一つで大蛇を倒す、ゴリラを片手で殴り飛ばすなどの荒技も披露していました。
【うる星やつら】さくらの家族や彼氏
さくらの家族が個性的?
うる星やつらには可愛い女性キャラがたくさん登場しますが、さくらの美しさはその中でもトップレベルです。また、さくらは生まれながらにして強い霊感を持っています。彼女の血筋には、どんな美形や霊能力者がいるのでしょうか。さくらの家族関係を見てみましょう。
さくらの叔父
さくらの叔父にあたるのが、高僧(自称)の錯乱坊(さくらんぼう)です。血のつながりを一切感じさせないほど、見た目は似ていません。しかし、強力な霊能力者であることは確かです。また、錯乱坊も極度の大食いであり、さくらの霊能力と食欲は確実に叔父譲りであることがうかがえます。
さくらの母
さくらの母は名前こそ明らかになっていませんが、顔は兄の錯乱坊そっくりです。身長はさくらの膝ほどしかなく、長身スレンダーなさくらとは似ても似つきません。霊感はあるようですが、さくらのように除霊ができるような霊能力はなく、普段はさくらの身の回りの世話や手伝いをしています。ちなみに、さくらの実父は登場していませんが、「さくらの美しさは父の血筋=父親は絶世の美男子」という可能性があります。
さくらとつばめの関係は?結婚する?
さくらの彼氏は尾津乃つばめ(おづの・つばめ)という西洋魔術師です。つばめは美男子ですが、性格はかなりのおっちょこちょいで、彼氏としては頼りない面があります。しかしさくらは、そんなつばめにゾッコンの様子です。友引高校で「さくら先生に彼氏がいる」と話題になった時には、生徒にデートを邪魔され腹を立てていました。そんな2人の交際には、錯乱坊主が猛反対します。
錯乱坊はつばめに試練を課しますが、つばめは彼氏として負けるわけにはいかず、この試練に魔術で立ち向かいます。つばめの気概を感じた錯乱坊は、2人の婚約をついに認めました。作中では結婚まで描かれませんでしたが、あたるとラムが見た未来の中では、2人は結婚し子供を授かっています。
【うる星やつら】さくらの声優
令和版『うる星やつら』の成功は、声優のキャスティングも一因だと言われています。中でも、初代諸星あたる役の古川登志夫(ふるかわ・としお)さんがあたるの父役を、初代ラム役の平野文(ひらの・ふみ)さんがラムの母役を担当したことが功を奏し、旧作ファンから「リスペクトを感じる」とお墨付きを得ているのです。さて、さくらを担当した初代・2代目声優は一体誰なのでしょうか。
さくらの声優①鷲尾真知子
旧作『うる星やつら』でさくらを演じていたのは、俳優の鷲尾真知子(わしお・まちこ)さんです。舞台やドラマ、映画などで活躍することの多い鷲尾さんですが、声優として演じたさくらは「当たり役」と評価されています。清々しいほどの演技力を持つ鷲尾さんは、その振り切った演技で『お笑いV6病棟』というコント番組にレギュラー出演していました。
鷲尾真知子のプロフィール
鷲尾真知子さんは1949年6月2日生まれの74歳(2023年11月時点)です。神奈川県出身、血液型A型、シス・カンパニーに所属しています。劇団NLTに所属していた頃に出会った中嶋しゅうさんと、25年以上の事実婚を経て結婚しました。中嶋さんとは2017年に死別していますが、その際にも舞台を休演することなく、役者としての務めを全うしたことは有名なエピソードです。
鷲尾真知子の主な出演作品
鷲尾さんは華奢な体とは相反し、低く安心感のある声が持ち味です。実はジブリ映画への出演経験もあり、『天空の城ラピュタ』のおかみさん(ダッフィの妻)や、『となりのトトロ』の森山先生(サツキのクラス担任)を担当しています。その他吹き替えなど、うる星やつら以外にも声優として活動する鷲尾さんですが、今回は鷲尾さんの代表作と言われるテレビドラマを紹介します。
- 鷲尾みどり(紅い眼鏡)
- ”大奥アミーゴーズ”葛岡(大奥)
- 馬場ツエ(澪つくし)
- 橘ひさ(カムカムエヴリバディ)
さくらの声優②沢城みゆき
令和版『うる星やつら』でさくらを担当したのは、沢城みゆき(さわしろ・みゆき)さんです。沢城さんはあらゆる「声優ランキング」でも上位の常連で、妖艶な美女から少年、赤ん坊までも自在に演じてしまいます。デビューしてから現在の間に、9回もの受賞歴があるという輝かしい経歴の持ち主です。
沢城みゆきのプロフィール
沢城さんは1985年6月2日生まれの38歳(2023年11月時点)で、なんと誕生日は前任の鷲尾真知子さんと一緒です。長野県生まれの東京育ち、血液型はO型、青二プロダクションに所属しています。2014年に一般男性と結婚し、現在は1児の母として子育てに奮起しながら活動中です。
沢城みゆきの主な出演作品
沢城さんが演じたキャラクターは数知れず、その中でも『うる星やつら』のさくらのように先代から受け継いだキャラクターがいくつかあります。今回は『うる星やつら』以外の、沢城さんが務めた2代目〜のキャラクターを見ていきましょう。
- 峰不二子(ルパン三世)
- 鬼太郎(ゲゲゲの鬼太郎6期)
- クラピカ(HUNTER×HUNTER第2作)
【うる星やつら】さくらに対する世間での評判や人気
令和版『うる星やつら』は、アニメーションのクオリティの高さや声優陣の演技などが絶賛されています。令和版『うる星やつら』でさくらを演じたのは、実力派で知られる沢城みゆきさんでした。沢城さんの色っぽい演技はかなり好評です。しかし、中には前任の鷲尾真知子さんがあまりにも偉大すぎて、つい鷲尾さんの声を求めてしまうという人もいます。鷲尾さんのドスの効かせ方、振り切った演技は今でも唯一無二のもののようです。
劇場版うる星やつら2『ビューティフル・ドリーム』のさくらがあまりにかっこよく、美しいと言われています。温泉マークとの緊迫感あるやりとりや、バイクを乗り回すシーンなど、とにかく見どころを上げたらキリがないと評判です。特に給湯室での会話シーンは、「女性同士の関係性や雰囲気が垣間見えてリアル」だと人気です。さくら好きは、必ずと言っていいほどこの作品に太鼓判を押しています。
「巫女」も「白衣の保健医」も、どちらも憧れの対象となることが多い職業です。様々な漫画に登場した巫女や保健医は、読者にロマンを抱かせてきました。ところがさくらは、この両方の要素を持ち合わせるキャラクターです。これに対し、「巫女であり保健の先生であるなんて、あまりにも魅力が詰まりすぎている」という意見がありました。また、さくらは「大人の女性」「強い女性」を好む人からの人気が高いようです。
【うる星やつら】さくらはかわいいキャラだった
いかがでしたか。『うる星やつら』がヒットした昭和も、再来した令和の今も、さくらの魅力に釘付けになるファンが後を絶ちません。抜群の美貌に加え巫女・保健医という憧れの要素、加えて大食い・怪力というギャップを持ち、読者を飽きさせることがないのがさくらです。また彼女をとりまく人間関係も色濃く、特に彼氏・つばめとの関係は注目されています。彼氏の前では「普通の女性」になってしまうさくらも、また可愛いと人気です。
この記事のライター
HAYASHI*M
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