【うる星やつら】主要キャラの相関図まとめ！恋愛関係にあるのは？

『うる星やつら』は、現在でも多くのファンに愛され続けている作品です。アニメ放映が終了した約36年後にはアニメのリメイクが発表され、再び大きな注目を集めました。まずは『うる星やつら』の作者や作品の概要、あらすじについておらさいしてみましょう。

『うる星やつら』の作者は、高橋留美子先生です。高橋留美子先生は1957年10月10日に新潟県で生まれた漫画家で、1978年に『勝手なやつら』で漫画家デビューを果たしました。主にラブコメディを得意としている漫画家で、代表作には『めぞん一刻』や『らんま1/2』、『犬夜叉』や『境界のRINNE』があげられます。

『うる星やつら』は、週刊少年サンデーの1978年39号から1987年8号まで連載されていました。1980年度小学館漫画賞少年少女部門を受賞し、1981年から1986年までアニメ化もされています。2022年10月から2023年3月までは、2度目のアニメ化もされました。現在でも人気は衰えることはなく、コミックスの累計発行部数は2020年11月時点で3500万部を突破しています。

ある日、武力と技術力を持つ鬼族が地球侵略を仕掛けてきました。鬼族の伝統でもある一騎打ちの鬼ごっこを地球に提案し、地球代表が勝った場合は侵略せずに帰ることを約束します。地球代表には諸星あたるが選ばれますが、本人はやる気がありません。しかし、幼馴染の三宅しのぶの色仕掛けによってやる気を出し、鬼族代表のラムとの鬼ごっこが始まります。あたるが追いかけている最中に結婚という言葉をラムが聞いてしまったことで、ラムはあたるとの結婚を受け入れてしまい、諸星家に居座るようになります。

『うる星やつら』は、あたるとラム以外のキャラクターたちが見せる恋愛関係も魅力的な作品です。ここでは、『うる星やつら』に登場するキャラクター達の恋愛関係について、相関図や作中での描写を交えてチェックしてみましょう。

『うる星やつら』ではあたるやラム以外のキャラクターも恋愛関係が描かれました。そのため、『うる星やつら』に登場するキャラクターの関係性を表す相関図もかなり複雑なものになります。

『うる星やつら』では、多くの恋愛関係が描かれている作品です。ここでは、『うる星やつら』に登場するカップルやキャラクター達の恋愛関係について、実際に描かれていた描写を交えた上でチェックしてみましょう。

鬼族が地球侵略を行った際、ラムは鬼族代表としてあたると鬼ごっこ勝負をすることになりました。その際、あたるからプロポーズされたと勘違いしたことで、ラムは婚約者として諸星家で居候することなります。相関図で確認すると、ラムはあたるに対して強い好意を持っています。そのため、あたるの浮気に対しては非常に厳しく、その度に電撃での制裁が作中で何度も描かれていました。

『うる星やつら』の主人公でもあるあたるは、相関図で確認すると本来はしのぶと交際していました。あたるとラムの恋愛関係が描かれ始めることであたるからは一定の距離を撮るようになりましたが、終盤では運命製造管理局員の因幡と相思相愛の関係になっています。

『うる星やつら』に登場する竜之介と渚は、父親同士で決められた許嫁です。女として育てられた渚は、男として育てられた竜之介に対して強い好意を抱いています。それに対して竜之介は快く思っていないため、力で抵抗しようとしましたが、本来の性別からくる力の差にねじ伏せられました。これ以降、竜之介は渚に対して一定の評価をしたかのような態度をとるようになります。

水乃小路飛麿の妹でもある飛鳥は、面堂の許嫁として登場しました。生まれてから一度も男性を見たことがな勝った飛鳥は、『うる星やつら』の主人公でもあるあたるが初めて見た男性になってしまい、男性恐怖症に陥ります。それ以降、飛鳥は唯一兄に対してだけは異様な信頼を持つようになり、誤解が重なり続けたことで面堂のお兄様として親しまれています。

コースケは、相関図で確認すると『うる星やつら』の主人公でもあるあたると同級生です。コースケには、聖なる胃袋（セントストマック）の異名を持つ彼女がいます。その一方で、ラムとあたるがキスをしそうになった場合は何度も止めに入りました。このことから、コースケはラムに対しても一定の好意を抱いている可能性が考えられています。

『うる星やつら』に登場する西洋魔術師のつばめは、サクラ先生の婚約者として登場しました。少しドジで何度もミスを繰り返すつばめと、男性顔負けの力強い一面を持つサクラ先生のカップルは、作中でも特にラブラブなカップルとして描かれています。

『うる星やつら』には、数多くの個性的なキャラクターが登場します。時には作中で恋愛関係が描かれることもあり、多くのファンを魅了しました。ここでは、そんな『うる星やつら』に登場するキャラクターについて、詳しくチェックしてみましょう。

諸星あたるは『うる星やつら』の主人公であり、趣味がナンパの高校2年生です。地球侵略を企てた鬼族代表のラムに好意を持たれてからも、構わずに趣味のナンパを繰り返すほどの女好きで、その度にラムからの電撃制裁を受け続けました。頭はあまり良くないキャラクターですが、周りを笑わせることに関しては突飛した才能を持っています。

『うる星やつら』のヒロインにあたるラムは、ラム星からやってきた鬼族の女の子です。地球侵略の際には鬼族代表として主人公のあたると鬼ごっこをすることになりましたが、その際にあたるから聞いた結婚の言葉が自分に向けて発せられたと勘違いしたことで、地球に居座ることになりました。非常に嫉妬深い一面があり、あたるが他の女の子と仲良くしている姿を見ると、電撃制裁を何度も与えています。

相関図で確認すると、三宅しのぶは『うる星やつら』の主人公でもあるあたるの同級生で、幼馴染でもあります。冒頭では主人公のあたるとは恋仲でもありましたが、ラムが登場してからは一定の距離を保つようになりました。学校内ではマドンナとして扱われるほどの美少女ですが、妄想癖が強く独り言が多い一面も持ち合わせています。

相関図で確認すると、面堂終太郎は『うる星やつら』の主人公でもあるあたるの同級生で、面堂財閥の御曹司でもあります。頭脳明晰で運動神経も優れているため、女性からの好感度が非常に高いキャラクターで、面堂自身も女性に対しては非常に優しいキャラクターです。その一方で、暗いところや狭いところに対しては非常に弱い一面も作中で見せていました。

錯乱坊は作中でチェリーと名乗る僧侶であり、相関図で確認するとサクラ先生の伯父にあたるキャラクターです。作中に姿を表せば必ずと言って良いほど何かが起こるトラブルメーカーですが、魔物を封印できるほどの大きな力を持っています。作中では僧侶の格好をしていますが、本当に僧侶かどうかは不明です。

サクラ先生はあたるの火曜学校の養護教諭で、生徒から絶大な人気を誇るプロポーションの持ち主です。先述した錯乱坊の姪にあたり、サクラ先生自体も優れた霊力を持っています。『うる星やつら』の主人公でもあるあたるからは何度も付きまとわれましたが、その度に力技で退けていました。相関図で確認すると、サクラ先生はつばめの恋人にあたるキャラクターです。

ランはラムの幼馴染にあたるキャラクターで、かつてレイを巡って競争していた恋のライバルです。レイが婚約者のラムを追って地球へやってきたことをきっかけに、ランもその後を追って地球へやってきました。普段は非常に温厚で可愛らしい女の子の印象が強い口調ですが、起こり出すと河内弁になる特徴的なキャラクターです。

相関図で確認すると、レイは『うる星やつら』のヒロインでもあるラムと本来結婚する予定だったキャラクターで、ラムが地球で過ごすようになったことをきっかけに地球へやってきました。優れた容姿の持ち主で普段は落ち着いていますが、食欲は非常に強く興奮すると虎じまの牛に変身してしまいます。これをきっかけにラムから婚約も解消されてしまいました。

おユキは雪や氷を自由に扱える雪女で、物静かな性格のキャラクターです。その一方で、腹黒い一面も持っていることから、ランからも恐れられていました。雪女でありながら温かい風呂に入っても問題がない体質の持ち主で、体調を崩すことで暴走してしまいます。

相関図で確認すると、弁天は『うる星やつら』のヒロインでもあるラムの幼馴染で、七福神の1人でもあります。ラムを含めた鬼族とは宿敵関係であり、毎年節分の時期になると鬼族と対決していました。鬼族とは紅白玉入れ合戦も行ったこともあり、ラムを追って地球にやってきてからは豆まき合戦も行っています。

『うる星やつら』には、主要キャラクター以外にも多くの魅力的なキャラクターが登場しています。主要キャラクターと比べると出演頻度こそ少ない一方で、強烈なインパクトを残したことでファンの記憶に強く残ることになりました。ここでは、主要キャラクター以外のキャラクターについて詳しくチェックしてみましょう。

あたる父は非常に温厚な人物で、あたるの女癖の悪さに諦めつつあります。相関図で確認すると諸星家の大黒柱でありながら、あたるが何かトラブルを起こすと現実から逃れるように新聞を睨み続けていました。また、妻を心から愛する人物であり、妻が浮気をすることで何度も落ち込む様子が描かれています。

あたる母はどこにでもいる一般的な主婦として登場しました。『うる星やつら』の主人公でもあるあたるに振り回されることが多く、その度に産んだことを後悔するかのような発言を残しています。しかし、何があってもあたるのことを心配していました。イケメンに対して非常に弱い一面もあり、イケメンから優しくされることであたるや父を捨ててでもその気持ちを受け入れようとしています。

ラム父はラム星の収める権力者であり、鬼のような大柄で虎がらのつなぎを着ているキャラクターです。鬼族の力を信じているが故、地球侵略を試みた張本人です。結果的に『うる星やつら』の主人公でもあるあたるに対して敗北してしまい、それ以降はあたるとラムの婚約を認めていました。

ラム母は、ラムの母親で年齢を感じさせない優れた容姿の持ち主です。作中では地球の言葉で話すことはほとんどなく、翻訳機を交えて会話をしています。作中では麻雀牌を通じて会話をする様子や、家族にしか聞こえない小さな声で意思疎通を行っていました。華奢な体格ながらラム父を尻に敷くほどの人物で、ラム家で何かトラブルが起きると体格の良いラム父が家出してしまうほどです。

クラマ姫はカラス天狗の一族の王女です。クラマ星には人間型の男性が存在しないため、優秀な子孫を残すために赴いていました。クラマ星に伝わる目覚めのキスを交わした人物と結婚するという約束を守り続けていましたが、実際にキスを交わしたあたるの女癖の悪さに絶望していました。その後はあたるを改心させるために様々な手段を尽くしましたが、最終的に挫折しています。

温泉マークは『うる星やつら』の主人公でもあるあたるが通う教師で、英語を担当しています。常に温泉マークが入ったスーツを着用していることから、作中では温泉マークと呼ばれるようになりました。生徒指導の主任でもあるため、生徒に対して厳しい規則を考案し続けていることから、生徒からはの印象はあまり良くなりません。アニメ『うる星やつら』では独身として登場したため、サクラ先生に対して何度も熱烈なアプローチを仕掛けていました。

尾津乃つばめは西洋魔術師の1人で、作中ではエクソシストとして生計を立てていました。相関図で確認すると、サクラ先生とは婚約者の関係にあたります。優れた容姿と霊力の持ち主ですが、頭は良くない一面を持っています。そのため、あたるの冗談や嘘を本気にすることもあり、何度も失敗を繰り返していました。

面堂了子は相関図で確認すると面堂終太郎の妹で、生粋のお嬢様でもあります。『うる星やつら』内でも特にイタズラを好む人物で、兄の終太郎に対して何度もイタズラを仕掛けていました。女癖の悪さから、女性の好感度が低いあたるに対して好意的に接し続ける貴重なキャラクターで、あたると共に兄の終太郎に対するイタズラを企てたこともあります。

テンは鬼族の男の子で、一本角が特徴的なキャラクターです。相関図で確認すると、『うる星やつら』のヒロインでもあるラムの従弟にあたるキャラクターで、可愛らしい見た目からは想像もできないほどのイタズラと女が大好きな一面を持ち合わせています。ラムのように空を飛ぶ能力を持っていますが、飛ぶ速度に関しては亀よりも遅く、当人もそれを強いコンプレックスに感じている様子も描かれていました。

藤波竜之介は『うる星やつら』の主人公でもあるあたるが通う高校に転入してきたキャラクターです。本来は女性ですが、浜茶屋の跡取りは男しか引き継げいため、幼い頃から男として育てられました。荒々しい性格の持ち主で、女として扱われると激昂する様子も描かれていました。非常に優れた運動能力を持っていることから、本来は女性でありながら本物の男性にも引けを取らないキャラクターです。

『うる星やつら』は、2022年からフジテレビのノイタミナ枠で再びアニメ化をされました。その際、キャラクターの声優陣も一新されたことで大きな話題になっています。ここでは、リメイクされたアニメ『うる星やつら』に登場するキャラクターを演じていた声優陣について、過去の出演作品や受賞歴などを交えた上で詳しくチェックしてみましょう。

ここで、『うる星やつら』に対する世間での評判や人気を詳しくチェックしてみましょう。

ラムとランの関係性について、好感を覚えるファンの声も見受けられました。ランはラムに対して強い敵対心を抱いていますが、一方のラムはランに対して一定の好感を抱いています。相関図で表すと非常に複雑な関係になるからこそ、2人の不安定な関係性は多くのファンを魅了することになりました。

ラムの婚約者が登場したことで、作中の相関図がより複雑になると考えるファンの声も見受けられました。優れた容姿を持つレイは、実際に作中で高い人気を誇っています。この前にはラムの幼地味のランも登場しているため、ラムの関係性がより複雑なものになりました。

アニメ『うる星やつら』を視聴していたファンからは、竜之介が登場したことで大きく物語が動き出すことに期待する声も見受けられました。特殊な環境で育てられた竜之介は、作中でも重要な立ち位置のキャラクターです。今後のアニメでも継続的に登場する可能性もあるため、竜之介がどのように描かれるのか注目されています。

『うる星やつら』に登場するキャラクターたちを相関図で表すと、非常に複雑な関係性になることがわかりました。複雑な人間関係になるからこそ、多くのキャラクターが多種多様な交流を繰り返すことになり、最終的には多くのファンを魅了しています。アニメ『うる星やつら』は、2024年に第2期の放映が決定しました。今後もこの複雑な人間関係が描かれるため、どのキャラクターがどのような交流をしているのか見逃さないようにしましょう。