【うる星やつら】おユキの性格や能力まとめ!アニメの声優キャストも紹介
『うる星やつら』のおユキについて解説します。うる星やつらのおユキとはどのようなキャラか、基本的なプロフィールから性格、能力まで詳しく解説します。また、うる星やつらの原作と旧作アニメでのおユキの登場回や、新旧アニメ両方のおユキの声優についてもまとめます。
目次
【うる星やつら】おユキとは?
おユキのプロフィール
『うる星やつら』のおユキは、ラムの幼なじみの雪女です。白い着物姿で髪の毛も白く、全体的に白い印象です。普段は女王として海王星に住んでいますが、暑い気候が苦手なわけではありません。夏場の地球でも普通に活動できる他、温泉に入っていたこともあります。地球人と違い、風邪をひくと体温が零下にまで下がり、周囲一帯を凍らせます。
うる星やつらの概要
うる星やつらは、高橋留美子さんによるラブコメディ漫画です。週刊少年サンデーで、1978年から1987年まで連載されていました。旧作のテレビアニメは、1981年から1986年まで放送されました。2022年には新たなリメイク版のアニメが始まり、現在のところ第1期までの放送が終わっています。
うる星やつらのあらすじ
高校生の諸星あたるは、地球を救うためにインベーダーと鬼ごっこをすることになりました。鬼ごっこの相手であるラムに気に入られたあたるは、それ以来ラムにつきまとわれるようになりました。ラムは女好きなあたるに振り回されつつも、あたるを一途に思い続けます。あたるもいつしかラムのことを好きになりますが、素直に自分の気持ちを出せずに喧嘩ばかり繰り返すのでした。
【うる星やつら】おユキの性格や能力
おユキの性格は怖い?
うる星やつらのおユキは、非常に物腰の柔らかい穏やかな性格をしています。ただ、怒らせると怖い性格で、本気で怒ったときは氷の武器などを使って攻撃してきます。怒りの対象だけでなく周囲も巻き込むため、怒ったおユキの近くにいる物は巻き添えを食ってしまいます。ラムは被害にあったことが少ないため、おユキのことを怖いとは思っていません。しかし、ランはおユキのせいで何度かひどい目にあっているため、おユキの怒りを非常に怖がっています。
おユキの交友関係
うる星やつらのおユキは、ラムだけでなくランや弁天とも幼なじみです。4人は同じ学校の同級生で、いつも一緒にいました。学生時代おユキ以外の3人は問題児で、いつも問題を起こしては先生に叱られていました。しかし、おユキは3人のいたずらに加担することもなく、積極的に止めることもせずに静観していました。そのため、おユキだけは先生から優等生扱いされていたようです。幼なじみの4人は、大人になった現在でも交友が続いています。
おユキの能力
海王星の女王であるおユキは、雪や氷を操る能力を持っています。吹雪を起こすだけでなく、雪の結晶で周囲を切り裂いたり、ツララで貫通攻撃をすることも可能です。また、人や物をあっという間に凍らせることができるため、本気になったおユキに敵う者はいません。また、おユキは異次元トンネルを開く能力も持っており、海王星から地球まで一瞬で移動することができます。
おユキの怒りの理由
うる星やつらのおユキは、滅多なことでは動じない冷静なキャラです。しかし、怒りを感じないわけではありません。おユキは、自分が管理している海王星の生き物が悪さをしたとき、女王として怒りを見せることがあります。怒りの理由がこれだけであれば、素晴らしい人格者であるといえるでしょう。しかし、おユキはランや弁天から悪口を言われたときも、怒って2人を氷漬けにしています。自分への悪口に対して本気で怒ることから、意外と心が狭いことがわかります。
【うる星やつら】おユキのアニメの声優キャスト
うる星やつらは、旧作アニメと新作アニメの2種類があります。新作アニメは声優が一新され、おユキの声優も変更となりました。ここでは、うる星やつらのおユキ役である、2人の声優についてまとめていきます。
おユキの声優①小原乃梨子
小原乃梨子のプロフィール
うる星やつらの旧作アニメでおユキを演じた声優は、小原乃梨子さんです。小原乃梨子さんは1935年10月2日生まれのO型で、出身地は東京府東京市豊島区池袋(現在の東京都豊島区池袋)です。公称サイズは、身長162cm、体重48kgです。劇団女優や東京プロ、青二プロダクションなどの事務所を経て、2018年からは81プロデュースの所属となっています。趣味はクラシック音楽やバレエ鑑賞、読書などです。
小原乃梨子の主な出演作品
小原乃梨子さんは、『ドラえもん』の野比のび太の初代声優としても知られています。その他にも、『ヤッターマン』のドロンジョや『未来少年コナン』のコナン、『アラビアンナイト シンドバットの冒険』のシンドバットなどを担当しました。
おユキの声優②早見沙織
早見沙織のプロフィール
うる星やつらの新作アニメでおユキを演じた声優は、早見沙織さんです。早見沙織さんは1991年5月29日生まれで、東京都出身です。身長は164cm、血液型はAB型です。アイムエンタープライズのオーディションで採用され、そのまま同事務所に所属しています。早見沙織さんは声優だけでなく、歌手としても活動しています。
早見沙織の主な出演作品
早見沙織さんは、『SPY✕FAMILY』のヨル・フォージャーや『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶ、『ONE PIECE』のヤマト役などで有名です。その他、『ご注文はうさぎですか?』の青山ブルーマウンテン、『魔法つかいプリキュア!』の花海ことは(キュアフェリーチェ)、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険(2020)』のレオナなどを演じています。
【うる星やつら】おユキの登場回
おユキの登場回①アニメ8話/漫画2巻1話
うる星やつらのアニメ8話/漫画2巻1話は、おユキの初登場回です。おユキは海王星の雪の捨て場に困っており、適当な場所に異次元トンネルを繋げて雪を捨てようとしていました。そして、たまたま雪捨て場所に選ばれたのが、あたるの部屋の押入れだったのです。あたるは押入れから突如現れたおユキと出会い、最後にはクラスメイトともども海王星で雪かきをさせられました。
おユキの登場回②アニメ45話/漫画12巻5話
うる星やつらのアニメ45話/漫画12巻5話では、ラムのクラス会が開かれます。おユキや弁天たちはラムを驚かせようと、ラムには内緒で準備を進めていました。ラムは皆のよそよそしい態度に、自分だけ仲間はずれにされたと思いこんでしまいます。しかし、皆が自分のためにクラス会の準備をしていたと知り、彼らの優しさに感激するのでした。
おユキの登場回③アニメ85話/漫画18巻1話
うる星やつらのアニメ85話/漫画18巻1話は、おユキたちの子供時代の教師である「惑星教師CAO-2」が登場します。ラムたちに辺境惑星に捨てられたことがあるCAO-2は、復讐のため地球にやって来ます。ラム、弁天、ランの3人はCAO-2から手ひどい一撃を受けましたが、いつも手を汚さずに静観していたおユキだけは何の被害にもあいませんでした。
おユキの登場回④アニメ97話/漫画19巻9~11話
うる星やつらのアニメ97話/漫画19巻9〜11話には、惑星中学のスケ番グループであるシュガー、ジンジャー、ペッパーの3人が登場します。3人はラム、弁天、おユキの3人が前スケ番グループであると認識しており、先輩たちを倒そうと喧嘩を売りに来ます。おユキは自分がスケ番の1人に数えられていることに不満を抱きつつ、3人に息を吹きかけてカチカチに凍らせてしまいました。
おユキの登場回⑤アニメ113話/漫画21巻5~7話
うる星やつらのアニメ113話/漫画21巻5〜7話は、怒った怖いおユキが見られる回です。おユキは自分の管理下にあるレミングという生物がランの家の食料を漁っているところを見て、レミングに説教を始めます。レミングが逃げ出そうとすると、ツララを出現させて動きを封じようとしました。ツララ攻撃の巻き添えになりそうになったランと弁天は、あわてておユキをなだめようとするのでした。
おユキの登場回⑥アニメ129話/漫画22巻6話
うる星やつらのアニメ129話/漫画22巻6話では、スケ番グループの3人が再登場します。懲りずに喧嘩を吹っ掛けてきた3人を、おユキは大きな氷の中に閉じ込めました。
おユキの登場回⑦アニメ148話/漫画24巻1話・25巻6話
うる星やつらアニメ148話/漫画24巻1話・25巻6話は、おユキの活躍がたっぷりと見られる回です。アニメ前半では、ランがおユキを見世物にして金儲けを企みます。おユキは売上の半分をもらう条件で、これを引き受けました。お金がたまってきた頃、ランはお金を持ち逃げしようとします。しかし、おユキにバレ、結局お金はおユキのものとなりました。アニメ後半は、風邪をひいたおユキが騒動を引き起こす話です。
おユキは風邪を治すため、風邪の薬となる猫のヒゲを求めて地球にやって来ました。おユキは友引高校にいたコタツネコのヒゲをもらおうとしますが、コタツネコは嫌がって逃げ回ります。仕方なくコタツネコを凍らせて捕獲したおユキでしたが、氷漬けにしたことで結局コタツネコのヒゲを取れなくなってしまいました。
おユキの登場回⑧漫画26巻8話
うる星やつらの漫画26巻8話は、アニメにはなっていない話です。テンは「妄想フーセンガム」というガムで、自分の欲しいおまけを自由に妄想して作り出していました。それを見たあたるにガムを奪われ、あたるはそのガムで多くの女性を作ろうと企みます。まずは弁天とおユキを出そうとしたあたるは、どちらを先に作るかで迷います。そして、「2人を抱き合わせで作ろう」と妄想した結果、2人で抱き合う弁天とおユキが作り出されてしまいました。
おユキの登場回⑨アニメ175話/漫画27巻6話
うる星やつらのアニメ175話/漫画27巻6話は、またもやスケ番グループの3人が登場する回です。いつも失敗ばかりの3人は、今回は動物を使っておユキたちを倒そうと目論見ます。そして、おユキの元へペンギンを持っていき、寒さに強いペンギンを凍らせることはできないだろうと勝ち誇ります。それに対しておユキは、「それがなんなの?」と凄んで見せました。3人はおユキの迫力に怯え、ペンギンを置いてそそくさと立ち去るのでした。
おユキの登場回⑩漫画32巻2話
うる星やつらの漫画32巻2話は、旧作アニメでは登場しない話です。おユキ、ラム、弁天、ランの4人は、中学時代のクラス会に参加していました。そこには、4人の担任だったカニ道楽の姿もありました。当時、いつもカニ道楽に怒られていたラムと弁天は、協力してカニ道楽の背中に時限爆弾を取り付けました。
その時限爆弾はいまだにカニ道楽の背中についており、しかも爆発まであと数分に迫っている状態でした。おユキに遠回しに責められたラムと弁天は、ランも道連れに爆弾を外そうとします。結局爆弾は外れず、ラムたち3人は爆発に巻き込まれます。しかし、頑丈なカニ道楽とちゃっかり逃げていたおユキは、まったく怪我をせずにすみました。
おユキの登場回⑪アニメ194話
うる星やつらのアニメ194話は、原作11巻3話の「アマテラス宴会」を改変したエピソードです。この回はうる星やつらのアニメ最終回に当たり、おユキを始めとしたキャラたちが勢ぞろいしました。
おユキの登場回⑫アニメOVA2話/漫画32巻11話
うる星やつらのアニメOVA2話/漫画32巻11話では、再び怒るおユキの姿が見られます。おユキはくちばしを引き抜くとシャーベットになる生き物を飼っており、ランはこのシャーベットで一儲けしようと企みます。おユキからシャーベットを借りたランでしたが、商売の途中で逃してしまいました。急いでシャーベットを捕まえようとした弁天とランは、2人しておユキの悪口を言い合います。いつの間にか側に来ていたおユキはその悪口をすべて聞いており、2人を凍結させるのでした。
【うる星やつら】おユキに対する世間での評判や人気
うる星やつらに登場する宇宙人は、それぞれ特殊な能力を持っています。中でもおユキの能力は攻撃力が高く、「戦闘能力が一番高い」と評価されていました。
うる星やつらのおユキには、「いい性格してる」というコメントが上がっていました。おユキはラムたちと一緒に行動しているわりには、いつも1人でちゃっかりと難を逃れることが多いです。自分だけは不利益を被らないように行動しているおユキを見て、「いい性格してる」と感じる人が多いようです。
うる星やつらのおユキは、作中で「怒らせると怖い」と恐れられています。現実世界でもその評価は変わらず、「おユキが一番怖い」というコメントが多く見られました。しかし、怒らせると怖いところも、おユキの魅力として捉えられているようです。
【うる星やつら】おユキは怒ると怖い性格だった
うる星やつらのおユキの性格や能力、登場回などをまとめました。おユキは穏やかで優しい性格に見えますが、怒ると非常に怖い性格をしています。新作アニメは第4クールまでの放送が予定されているため、今後も新たなおユキの活躍が見られるでしょう。
この記事のライター
NR4712
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