【東リべ】灰谷竜胆の過去や未来は？強さや蘭との関係性も考察

灰谷竜胆（はいたにりんどう）とは、『東リべ（東京リベンジャーズ）』に登場するキャラクターの一人です。作中では「灰谷兄弟」と呼ばれている有名なカリスマ兄弟の弟にあたる人物で、金髪に青のメッシュが入った個性的な髪型をしています。ここでは『東リべ』に登場する灰谷竜胆について紹介していきましょう。

『東リべ』の灰谷竜胆とは、六本木を拠点にしているカリスマ兄弟の弟です。灰谷竜胆は金色と水色のメッシュという派手な髪型をしており、身体が柔軟で関節技を得意としています。喧嘩では灰谷竜胆が関節技を決め、兄である灰谷蘭が武器を使って殴るという凶悪な連携を見せます。作中では、実際にアングリーや八戒が腕や脚を折られていました。

『東京リベンジャーズ』は、『週刊少年マガジン』で連載していた和久井健による漫画です。主人公のタケミチが、死んだ元彼女を救うためタイプリープし、未来を変える物語となっています。既刊は全31巻が発売中となっており、累計発行部数は7000万部を突破しています。アニメ化や実写映画化、舞台化など多数のメディア展開が行われており、2023年10月からはアニメ第3期が放送中です。

26歳底辺フリーターのタケミチは、テレビのニュースで中学時代の彼女であるヒナが東京卍會に殺害されたことを知ります。翌日、バイト帰りに何者かに電車のホームへ突き落されたタケミチは、その瞬間、12年前にタイムリープしていました。未来で死ぬ彼女の運命を変えられることを知ったタケミチは、ヒナを助けるため、自分の人生を変えるために、東京卍會でトップを目指すことになります。

『東リべ』の灰谷竜胆は、灰谷兄弟として第51話の血のハロウィンで初めて登場します。しかし本格的に灰谷竜胆が活躍するのは、関東事変が始まってからです。また、灰谷竜胆が未来で幹部として登場するのは、タケミチが過去で関東事変を経験して以降になります。ここでは『東リべ』の灰谷竜胆の過去や未来について紹介していきましょう。

『東リべ』の灰谷竜胆は、灰谷蘭と共に傷害致死という重い罪によって過去に少年院に入院しています。灰谷竜胆は過去に「六本木灰狂戦争」と呼ばれる戦いにより、六本木狂極の総長と副総長と戦いました。その際に、灰谷竜胆と戦った副総長を灰谷蘭が殴り続けたせいで、死なせてしまっています。この事件によって灰谷竜胆と蘭は少年院に入り、そこで天竺の黒川イザナと出会ったのでした。

『東リべ』の灰谷竜胆は、関東事変後にタケミチの未来に登場しています。関東事変によってマイキーを総長とする日本最大勢力の犯罪組織である梵天ができあがり、灰谷竜胆はそこの幹部となっていました。未来の灰谷竜胆は髪型が大きく変化しており、髪色は黒とピンクで、肩よりも髪が長くなっていました。

『東リべ』の最終回では、灰谷兄弟以外の黒川イザナなど天竺のメンバー達は孤児たちへのボランティア活動をしていることがわかっています。そして灰谷兄弟は、クラブを経営していました。

『東リべ』の灰谷竜胆の強さは、灰谷兄弟が本格的に動き出す関東事変で明らかになります。関東事変では灰谷竜胆は天竺の幹部として東京卍會の前に立ちふさがります。ここでは『東リべ』の灰谷竜胆の強さや、兄である蘭との関係性などを紹介していきましょう。

『東リべ』の灰谷竜胆は、極悪世代と呼ばれている6人の少年の一人です。作中ではそこまで目立った活躍はしていませんが、身体が非常に柔軟で、柔術家のように関節技を決めることを得意としています。そのため、灰谷竜胆と戦えば、相手は高確率で腕や脚を折られることになります。

『東リべ』の灰谷兄弟の仲は悪くありません。しかし兄である灰谷蘭がいいとこどりで手柄を横取りするところがあるため、灰谷竜胆は苦労しているようです。作中でも関東事変の直前で望月と三ツ谷が戦っている最中に、灰谷竜胆に気を取られた三ツ谷のことを、灰谷蘭が後ろからコンクリートブロックで殴って昏倒させています。

『東リべ』の灰谷竜胆は上半身に刺青を入れています。刺青は兄の蘭が左半身、竜胆が右半身に入れており、二人の刺青を合わせて一つのデザインになります。作中で2人の刺青のデザインがしっかりと映ることはありませんでしたが、作者によって刺青のデザインは「蜘蛛」であることが判明しました。蜘蛛には「束縛」などの意味があるため、灰谷兄弟のイメージにも合っています。

『東リべ』はヤンキー漫画であるため、登場するキャラクターのセリフの中には場を盛り上げるようなかっこいい名言も多いです。天竺編で活躍する灰谷竜胆にも、作中でさまざまな魅力的な名言があります。ここでは『東リべ』の灰谷竜胆の名言を紹介していきましょう。

「早く来いよ…」とは、関東事変でアングリーや八戒の元へやってきたときの灰谷竜胆の名言です。アングリーと八戒は灰谷兄弟と戦いますが、兄弟の強さの前に劣勢になります。さらに腕を折られてしまったアングリーのことを八戒が気遣いますが、灰谷竜胆は180度開脚し、余裕の柔軟をしながらこのセリフを発します。すでに腕を折っているアングリーに対しては、非常に恐ろしいセリフです。

「折るぞオラァ…」とは、先ほどの名言と同じく、関東事変でアングリーや八戒の元へやってきたときの灰谷竜胆の名言です。アングリーと八戒は強敵である灰谷兄弟の前にボロボロになりながら戦いますが、アングリーは灰谷竜胆に寝技を掛けられてしまいます。身体が柔らかい灰谷竜胆は、柔術家タイプの喧嘩を得意としています。灰谷竜胆はこのセリフを放ちながら、実際にアングリーの脚を折ってしまったのでした。

「テメェは特に注意…」とは、二代目東京卍會と関東卍會の戦いの際に登場した灰谷竜胆の名言です。関東卍會の隊員を倒していた三ツ谷は、コンテナの上から見下ろしているマイキーを見つけます。しかし三ツ谷がマイキーの元へたどり着く前に灰谷兄弟が立ちふさがり、「お前を見ているぞ」という意味のジェスチャーを交えながら、灰谷竜胆がこのセリフを放つのでした。

『東リべ』のテレビアニメは2023年の第三期となる天竺編が放送を開始しています。天竺編では灰谷竜胆もメインキャラクターの一人として登場するため、灰谷竜胆の活躍が期待されています。ここではアニメ『東リべ』で灰谷竜胆を演じている声優を紹介していきましょう。

テレビアニメ『東リべ』で灰谷竜胆を演じているのは、声優の「下野紘（しものひろ）」さんです。下野紘さんは近年では『鬼滅の刃』の我妻善逸などを演じており、知名度の高い人気声優となっています。ここでは下野紘さんについて紹介していきましょう。

下野紘さんの主な出演作品としては、『ラーゼフォン（神名綾人）』、『神のみぞ知るセカイ（桂木桂馬）』、『バカとテストと召喚獣（吉井明久）』、『鬼滅の刃（我妻善逸）』、『ヨスガノソラ（春日野悠）』、『SKET DANCE（椿佐介）』、『進撃の巨人（コニー・スプリンガー）』、『ダイヤのA（川上憲史）』、『はたらく魔王さま！（漆原半蔵〈悪魔大元帥ルシフェル〉）〉、『うたの☆プリンスさまっ♪（来栖翔）』、『ACCA13区監察課（ジーン・オータス）』などがあります。

『週刊少年マガジン』で連載している『東リべ』の最新話を読んでいた人の中には、「三ツ谷と灰谷兄弟が登場する247話が神回」とコメントしている人がいました。また、「灰谷竜胆のカッチーンが可愛すぎる」ともコメントしていました。

『東リベ』をよく知らないという人でも、「梵天の三途と竜胆のビジュアルがすごい好き」とコメントしている人がいました。未来の梵天軸の竜胆は髪型ががらりと変わっていますが、未来の髪型が好きという人も多いです。

『東リベ』は書籍派だったという人でも、「アニメ見て竜胆さんが動いてることに感動してしまったからアニメも見ていく」とコメントしている人がいました。アニメ『東リベ』の第三期では1話から竜胆が登場しているため、喜んでいるファンも多くいました。

『東リべ』の灰谷竜胆は、関東事変からメインで登場する灰谷兄弟の弟です。金髪に青メッシュの派手な髪型をしており、身体が柔らかく、関節技を得意としています。現在放送中のアニメ『東リべ』の第三期では、天竺の幹部として活躍する姿が描かれています。灰谷竜胆に興味が湧いた人は、ぜひ『東リべ』をチェックしてみてはいかがでしょうか。