【東京リベンジャーズ】ドラケンのかっこいい魅力とは?男前な名言も紹介
ドラケンは漫画「東京リベンジャーズ」に登場するキャラクター・龍宮寺堅の愛称です。暴走族「東京卍會」の副総長を務め、その容姿やかっこいい活躍から、ファンの人気を集めています。ドラケンのかっこいい魅力や、その名言について詳しく紹介していきます。
目次
ドラケンとは?
ドラケンは「東京リベンジャーズ」にて、主人公・花垣武道が所属する暴走族「東京卍會」の副総長を務める青年です。本名は龍宮寺堅であり、苗字の「龍(ドラゴン)」と名前の「堅(ケン)」を組み合わせ、この愛称が生まれました。
ドラケンのプロフィール
- 誕生日:1990年5月10日
- 身長:185cm
- 体重:75kg
- 血液型:O型
- 愛機:KAWASAKI ZEPHYR
ドラケンは金に染めた辮髪とこめかみの「竜」の入れ墨がトレードマークです。また、その体躯を活かしたパワーファイターで、副総長の名に違わぬ高い実力を誇ります。このため、総長であるマイキーこと佐野万次郎に意見できる数少ない一人でもあります。
東京リベンジャーズの概要
「東京卍リベンジャーズ」は「週刊少年マガジン」にて2017年より連載が開始された和久井健さんによる漫画です。後に「東京リベンジャーズ」のタイトルでアニメ化され、多くのファンを獲得しました。暴走族をテーマにしたヤンキー漫画でありながらも、主人公が目覚めた「タイムリープ」の能力によるSFや、サスペンスの要素も含んでおり、先の読めない展開から高い人気を博しています。
東京リベンジャーズのあらすじ
2017年、主人公・花垣武道は26歳のフリーターとして底辺の生活を送っていました。そんな中、中学時代の彼女であった橘日向が、犯罪集団東京卍會(東卍)の抗争に巻き込まれ死亡するというニュースを目にします。失意に暮れる中、武道はバイト帰りの駅のホームで、何者かによって突き落とされてしまいます。死を覚悟した武道でしたが、突如として目覚めた「タイムリープ」の能力によって、12年前へと舞い戻ってしまいます。武道は過去をやり直しながら、日向の未来を守るための「リベンジ」を開始します。
ドラケンのかっこいい魅力
主人公・花垣武道が過去に戻り、「東京卍會」での成り上がりを目指して行動する中で、「東京卍會」の副総長であるドラケンが登場します。ドラケンは見た目だけでなく作中での様々な活躍から、非常に多くのファンを持つ人気キャラクターです。ここからはドラケンのかっこいい魅力について、詳しく見ていきます。
かっこいい魅力①容姿
ドラケンの特徴はまずなによりその恵まれた体格で、「東京リベンジャーズ」の作中に登場するキャラクターの中でも、かなりの高身長です。サイドを剃り上げた髪型と入れ墨という特徴は一見奇抜ですが、整った顔立ちが非常にマッチしており魅力的です。
かっこいい魅力②優しい性格
「東京リベンジャーズ」の作中ではドラケンは暴走族「東京卍會」に所属していますが、無愛想かつ見た目も威圧感があり、どこか狂暴なイメージのキャラクターです。しかし、実は周囲に対して気配りができる優しい一面を持ち合わせており、「東京リベンジャーズ」に登場するキャラクター達の中でも屈指の常識人です。見た目と優しい性格のギャップが、ドラケンのかっこいい魅力の一つです。
かっこいい魅力③東京卍會の副総長としての強さ
「東京卍會」の副総長として、組織のNo2を務めるドラケンですが、その喧嘩の実力も折り紙つきです。その恵まれた体躯を使った喧嘩の強さは圧倒的で、雑兵であれば100人を一人で相手にできるほどの強者です。その強さは弐番隊隊長の三ツ谷からも「アイツは1人で戦況を変える」と認められています。
かっこいい魅力④現代では死刑囚になっている
「東京リベンジャーズ」の過去編では副総長としての高い実力と優しい一面から、周囲の人々の信頼を集めているドラケンですが、現代ではなんと死刑囚として服役しています。現代では「東京卍會」が暴走族ではなく、殺人も行う犯罪集団になってしまっていることから、ドラケンも殺人の罪を負っていました。
かっこいい魅力⑤幼少期や生い立ち
「東京リベンジャーズ」の作中では、幼少期のドラケンの姿も登場します。ドラケンの実家は渋谷のど真ん中にあるファッションヘルスで、両親がいないことから風俗嬢やスタッフらによって育てられました。こういった生活環境からドラケンは幼少期から喧嘩三昧の日々を送っており、こめかみの「竜」の入れ墨も小学校5年生で入れています。小学生でありながら中学生と戦うなど、当時から高い実力を秘めていました。
ドラケンのかっこいい男前な名言やセリフ
「東京リベンジャーズ」では「東京卍會」の副総長として数々の活躍を見せるドラケンですが、作中ではいくつもの名セリフを残しています。高い実力を持ちながら、人としての優しさも内包している彼の放つ名言やセリフの数々について、詳しく見ていきます。
ドラケンの名言①「マイキーがそう言うんだから…」
「マイキーがそう言うんだから、そうだろ? タケミっち」
出典: bibi-star.jp
「東京リベンジャーズ」の原作1巻にて、マイキーから「タケミっち」とあだ名をつけられた武道に、ドラケンが放ったセリフです。武道の根性を気に入ったマイキーに、あくまで武道は戸惑いを見せていましたが、総長のマイキーの言葉は絶対、と言わんばかりにドラケンはさっそくそのあだ名で呼んで見せました。マイキーのカリスマ性と、それを信頼するドラケンとの関係性も見える名言です。
ドラケンの名言②「下げる頭持って…」
「下げる頭持ってなくてもいい、人を想う"心“は持て」
「東京リベンジャーズ」の原作1巻に登場する名言です。参番隊隊長である林田春樹の親友が愛美愛主(メビウス)に襲われ、親友の彼女もまたひどい暴行を受けてしまいます。ドラケンはマイキーらと共に病院に赴き、彼女の両親に頭を下げますが、逆に暴言を吐かれてしまいました。言い返そうとするマイキーをドラケンはこの言葉で諭し、頭を下げさせます。暴走族でありながらも、ドラケンが持つ人間としての「芯」を感じ取れる、かっこいい名言です。
ドラケンの名言③「喧嘩強ぇ奴なんて…」
「喧嘩強ぇ奴なんていくらでもいんだよ」
出典: bibi-star.jp
武道が2回目のタイムリープで過去に戻った際、ヒナの腕を掴んだドラケンに立ち向かった武道に対し、ドラケンが告げた一言です。元々、友達を守るために戦った武道にマイキーとドラケンは興味を持っており、あくまで武道を試すためにドラケンは芝居を打っていました。ヒナを守るために格上の相手に立ち向かった武道を、ドラケンはこの一言で賞賛しました。男の価値は喧嘩の強さだけでなく、心の強さ、正しさなんだということを告げる、かっこいい名言です。
ドラケンの名言④「オレ相手に凄んだな…」
「オレ相手に凄んだな? いいよ 譲れねえもんがある 今どき女にそれ言うやついねぇぞ? 昭和だな」
出典: bibi-star.jp
ドラケンに腕を掴まれたヒナを救うため、自分に対し凄んで見せた武道に対して放ったセリフです。これはドラケンが武道を試すためにとった演技だったのですが、ドラケンの想像以上の勇気を認め、格上の自分に立ち向かった武道を許します。武道の中に眠る熱い思いを感じ取り、ドラケンが彼への尊敬の念を抱いたことが表れた名言です。
ドラケンの名言⑤「長内テメーがなんで負けたか…」
「長内。てめぇが何で負けたか教えてやるよ…不良の道外れたからだ」
「東京リベンジャーズ」の原作2巻に登場するセリフです。マイキーに敗北した愛美愛主総長、長内信高でしたが、転がっていたビール瓶を拾い、なおもマイキーに襲い掛かろうとします。そんな長内をドラケンは返り討ちにし、この一言を叩きつけました。人として卑怯な手段をとる長内を、ドラケンの中の暴走族としての信念が叩き潰した名言です。
ドラケンの名言⑥「ありがとな…」
「ありがとな…タケミッチ… ヒナちゃんとエマ連れて逃げろ… オレは…大丈夫だ・・・」
出典: bibi-star.jp
「8・3抗争」の最中、ドラケンはキヨマサに刺されてしまい、重傷を負ってしまいます。「8・3抗争」によってドラケンが死亡してしまうことを知っていた武道は、彼をなんとしても救おうと奮闘し、ヒナやエマも合流して救急車を待ちますが、ドラケンにとどめを刺すためにキヨマサらが立ちはだかります。そんな中、ドラケンは傷を負っている状態でこのセリフを放ちました。命の危機に瀕していてもなお、弱き者を守ろうとするドラケンのかっこいい一面が見える名セリフです。
ドラケンの名言⑦「タケミっちに一億…」
「じゃぁ…タケミっちに一億円」
「東京リベンジャーズ」の原作5巻に登場するセリフです。愛美愛主との大乱闘中にドラケンは参番隊所属の清水将貴(キヨマサ)に刺されてしまいます。武道はドラケンを病院に運ぼうとしますが、ドラケンにとどめを刺そうと再びキヨマサらが立ちはだかります。「ドラケンを救うためにキヨマサを倒す」と言い放った武道の言葉に、ドラケンはこの一言を投げかけました。立ち向かう武道の背中を押す、ドラケンからの信頼が感じ取れる名言です。
ドラケンの名言⑧「今ぁ準備運動が…」
「今ぁ準備運動が終わったトコだ」
出典: manga-danwa.com
芭流覇羅(バルハラ)から場地圭介を奪還するため、ドラケンらは通称「血のハロウィン」と呼ばれる激闘に赴きます。150対300という圧倒的な数の不利をものともせず、「東京卍會」は大軍勢に挑みます。その中でドラケンも瞬く間に10人の相手を蹴散らし、その高い実力をいかんなく発揮しました。数十人を倒したドラケンに半間が「もー疲れ果てちまってんじゃねーのかぁ?」と問いかけますが、返り血を浴びながらも笑い、このセリフを返します。ドラケンの強さがいかんなく発揮された、かっこいい名言です。
ドラケンの名言⑨「オレは四小の龍宮寺堅…」
「俺は四小の龍宮寺堅、ドラケンだ! このドラゴン見つけたら隠れとけ!」
出典: bibi-star.jp
ドラケンと言えばこめかみの入れ墨ですが、彼は小学5年生の際にこの入れ墨を彫っています。入れ墨の施術後、喧嘩で勝った相手に上記のセリフを放ち、相手を追い返しました。ドラケンのルーツを知ることができると共に、手に入れた入れ墨に心を躍らせる少年時代の可愛らしさが見える、幼少期のドラケンの名言です。
ドラケンの名言⑩「未来で何があったのかは…」
「未来で何があったのかは知らねぇ! けどオマエが必死に戦ってきたのは知ってる」
出典: manga-danwa.com
東京卍會と天竺(てんじく)の抗争である「関東事変」の最中にて、武道はついにマイキーとドラケンに、自身が「タイムリープ」によって時をさかのぼっている事実を告げます。武道が命を懸けて戦っていた理由を知り、倒れた武道を担いで運びながら、ドラケンはこのセリフを告げます。これまでの武道の姿をしっかりと見ていたドラケンだからこそ放つことのできる、名言です。
ドラケンの声優
2021年より「東京リベンジャーズ」のアニメが放映され、2023年には第2期が予定されているなど、まだまだ多くのファンを熱狂させ続けています。そんな中、ドラケンもアニメに登場し、声優によって命を吹き込まれ、数々の活躍を見せています。ここからはアニメ版の「東京リベンジャーズ」にてドラケンを演じる声優について、詳しく見ていきます。
ドラケンの初代声優は鈴木達央
「東京リベンジャーズ」のアニメにて、初期にドラケンの声優を担当したのは鈴木達央さんです。2003年にアニメ「DEAR BOYS」にて声優デビューを果たし、ラジオドラマや歌手など、声優以外にも幅広い活躍を見せています。
鈴木達央のプロフィール
- 誕生日:1983年11月11日
- 血液型:O型
- 愛称:「たっつん」「たつ」
- 出身:千葉県市川市
- 趣味:読書、ゲーム鑑賞
- 所有資格:毛筆五段、硬筆四段
鈴木達央さんは日本ナレーション演技研究所名古屋校を経て、アイムエンタープライズに所属しています。所属後にも事務所の意向により、日本ナレーション演技研究所東京校に1年通っていました。2015年にはアニメージュ第37回アニメグランプリ声優部門にてグランプリを受賞し、ファミ通アワード2016では男性キャラクターボイス賞を受賞するなど、数々の賞を獲得しています。
鈴木達央の主な出演作品
鈴木達央さんはその美声を活かし、数々のイケメンキャラクターを演じています。デビュー作となった「DEAR BOYS」では石井努を演じ、「七つの大罪」のバンや「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」のプロシュート、「ケンガンアシュラ」の十鬼蛇王馬といった力強いキャラクターも担当しています。
鈴木達央が降板した理由
鈴木達央さんは「東京リベンジャーズ」でもその演技力をいかんなく発揮し、ドラケンを見事に演じ切っています。しかし、2021年に20代の女性ファンとの不倫が発覚したことで、ドラケン役だけでなく、その他、担当していた多くのキャラクターの役を降板することとなりました。
ドラケンの二代目声優は福西勝也
鈴木達央さんが降板して以降、新たなドラケン役として声優の福西勝也さんが抜擢されています。福西勝也さんは太い低音から軽やかな高音まで幅広い帯域の声を操ることができ、実に多くのキャラクターを演じています。
福西勝也のプロフィール
- 誕生日:1995年2月24日
- 出身:奈良県
- 趣味・特技:歌・声楽、筋トレ
福西勝也さんは幼少期より声優を目指して活動を続けており、10代では友人と演劇ごっこをして遊んでいたなど、若くして何かの役を演じることを好んでいました。2012年に声優甲子園にてアニメシナリオ部門最優秀賞を、2014年には第二回全日本声優コンテスト「声優魂」にて声優部門入選を果たしています。
福西勝也の主な出演作品
福西勝也さんは「東京リベンジャーズ」のドラケン以外にも、様々なキャラクターを演じています。「ちはやふる」の小石川秀作や「呪術廻戦」の本田といったアニメはもちろんのこと、「機界戦隊ゼンカイジャー」のゲゲや「ポケモンマスターズ」のザクロなど、特撮やゲームといったメディアでも幅広く活躍しています。
ドラケンの実写映画のキャスト
「東京リベンジャーズ」はその人気の高さから、アニメだけでなく実写映画も公開されています。2021年に実写版第1弾が公開され、2023年には前後編2部作での実写版の続編公開が決定しています。もちろん、この実写映画にもドラケンは登場しています。ここからは、実写版でドラケンを演じたキャストについて見ていきます。
ドラケンの実写映画のキャストは「山田裕貴」
実写版の「東京リベンジャーズ」にてドラケンを演じたのは、俳優の山田裕貴さんです。山田裕貴さんは俳優ユニット「D2」にも所属しており、ドラマや舞台、映画にバラエティと様々な場面で活躍しています。実写版「東京リベンジャーズ」ではディティール、立ち振る舞い、演技が組み合わさり、非常に高いクオリティで実写のドラケンを演じ切ってみせました。
山田裕貴のプロフィール
- 誕生日:1990年9月18日
- 星座:乙女座
- 血液型:O型
- 出身県:愛知県
- 身長:178cm
山田裕貴さんは元々、「D2」の先駆けであるグループ「D-BOYS」のスペシャルユニットオーディションにてファイナリストにまで選ばれていましたが、惜しくも新メンバーの座を勝ち取ることができませんでした。しかし、事前投票で1位だったこともあり、急遽グランプリに選ばれるという快挙を成し遂げています。これをきっかけに、以降はワタナベエンターテイメントに所属しています。
山田裕貴の主な出演作品
山田裕貴さんはスーパー戦隊シリーズである「海賊戦隊ゴーカイジャー」にて、ジョー・ギブケンとゴーカイブルーの声を担当しています。また、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の庵原助右衛門朝昌や、東京リベンジャーズ同様、漫画原作となった映画「亜人」にも出演するなど、特撮、ドラマ、映画と様々な実写メディアに進出しています。
ドラケンに対する世間での評判や人気
「東京リベンジャーズ」はマイキーやドラケンといったキャラの魅力が有名となっており、それがきっかけで作品を手に取ったファンも多いようです。キャラクター達のかっこいい場面も魅力の一つですが、「東京リベンジャーズ」のヤンキーとSFを融合させた緻密なストーリーに、のめり込んでいくファンも多いようです。
ドラケンはかっこいいだけでなく頼りがいがあり、東京卍會を率いる「副総長」としての姿に憧れるファンも多いようです。ただの狂暴な不良というだけでなく、しっかりとした人間としての芯が通ったセリフや立ち回りから、作中屈指の人気キャラクターとなっています。
また、実写版の「東京リベンジャーズ」でも、マイキーやドラケンといった人気キャラクターのクオリティは非常に高く、その再現度の高さと漫画・アニメと変わらぬかっこいい姿にファンは魅了されています。実写版の「東京リベンジャーズ」を観たことをきっかけに、漫画、アニメにのめり込んだファンも少なくはありません。
ドラケンはかっこいいキャラだった
ドラケンは「東京リベンジャーズ」にて、東京卍會の副総長という重要なポジションを務めるだけでなく、不良達を率い、多くのファンを魅了するかっこいいキャラクターでした。劇中では窮地に立たされる場面も多いですが、そのたびに持ち前の実力で道を切り開き、観る者の心を震わせる名言を放つ姿は、誰が見てもかっこいい、まさに「憧れの存在」となっています。
この記事のライター
創也慎介
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