【東京リベンジャーズ】ブラックドラゴンのメンバーを紹介!歴代の総長も
『東京リベンジャーズ』に登場する暴走族でもあるブラックドラゴンには、今まで数多くの名だたる人物が在籍していました。本記事では、ブラックドラゴンのメンバーや歴代の総長について、『東京リベンジャーズ』内で描かれていた内容を基に紹介していきます。
目次
【東京リベンジャーズ】ブラックドラゴンとは?
『東京リベンジャーズ』内に登場するブラックドラゴン(黒龍)は、作中最大の暴走族であり、聖夜血戦編で東京卍會と大きく関わることになります。ブラックドラゴンに在籍していた総長や副総長について触れる前に、まずはブラックドラゴン(黒龍)の基本的な概要や『東京リベンジャーズ』のあらすじなどについて簡単に振り返ってみましょう。
ブラックドラゴン(黒龍)とは?
『東京リベンジャーズ』に登場するブラックドラゴン(黒龍)とは、マイキーこと佐野万次郎の兄でもある真一郎が1995年2月22日に創設した暴走族グループです。作中でも特に歴史が長いグループであり、喧嘩の強さを駆使して膨大な資金調達も行っています。
ブラックドラゴン(黒龍)の特攻服
『東京リベンジャーズ』に登場するブラックドラゴン(黒龍)の特攻服は、主に白をベースにしたもので、前面には2列に並んだボタンが目立つ仕様になっています。幹部クラスになると特攻服の丈が長くなり、背中にはブラックドラゴンの頭文字で記されているBDが特徴的です。9代目までは別のデザインの特攻服を使用していましたが、10代目の総長が継承した際にデザインを一新し現在のものになりました。
東京リベンジャーズの概要
『東京リベンジャーズ』は、和久井健先生によるタイムトラベル要素とサスペンス要素を織り交ぜたヤンキー漫画です。2017年から2023年まで週刊少年マガジンで連載され、今までにテレビアニメ化や実写映画化など、多数のメディアミックス化が行われました。独自の作風が高く評価されたことで、2020年に行われた第44回講談社漫画賞少年部門を受賞し、2023年1月時点で累計発行部数は7000万部を突破するほどの人気作品です。
東京リベンジャーズのあらすじ
2017年の現代、26歳になった花垣武道はフリーターとして生計を立てていました。ある日、中学時代の恋人だった橘日向と弟の直人が、犯罪組織でもある東京卍會の抗争に巻き込まれたことで死んでしまったことを知ります。その翌日、バイトから帰宅する途中、何者かに線路に突き飛ばされたことによって死を覚悟しました。しかし、気がつけば12年前の中学時代にタイムリープしてしまいます。ここから花垣武道は、過去と現代を行き来しながら運命を変えるために奮闘し始めました。
【東京リベンジャーズ】ブラックドラゴンの歴代総長のメンバー
『東京リベンジャーズ』に登場するブラックドラゴン(黒龍)は、東卍とも深い因縁があるグループです。ここでは、聖夜血戦編までに大きく物語に関わってくる歴代の総長について詳しくチェックしてみましょう。
歴代総長①佐野真一郎(初代)
『東京リベンジャーズ』に登場するブラックドラゴン(黒龍)の創設者であり、初代総長でもあるのが佐野真一郎です。真一郎はマイキーの兄でもあり、喧嘩の腕こそさほど強くはありませんでした。しかし、彼の掲げる信念やカリスマ性など、人を魅了する力や統率力などは随一で、ブラックドラゴン(黒龍)には多くのメンバーが集まることになります。
歴代総長②黒川イザナ(八代目)
ブラックドラゴン(黒龍)八代目総長を勤めていたのは、後に天竺の総長となる黒川イザナです。真一郎の意思を継いで総長に就任しましたが、本当は弟のマイキーに継がせようとしていたことを知ってしまいました。さらに、唯一の家族と信じていた真一郎とは血の繋がりがないことを知ってしまいます。これを機に、ブラックドラゴン(黒龍)は何でもありの犯罪グループへ変貌しました。
歴代総長③斑目獅音(九代目)
ブラックドラゴン(黒龍)の九代目総長を務めていたのは、斑目獅音です。黒川イザナの意思を継いでいたことで、この時点でも以前のブラックドラゴン(黒龍)に戻ることはなく、変わらず多くの犯罪行為を繰り返しています。また、東卍の創設に関わった羽宮一虎に手を出していたのは、この九代目総長を務めていた斑目獅音であったことが後に判明しました。
歴代総長④柴大寿(十代目)
ブラックドラゴン(黒龍)の十代目総長を務めていたのは、柴大寿です。九代目総長が東卍によって潰されたことで、ブラックドラゴン(黒龍)が消滅することを恐れが出てきます。それを回避するために、乾青宗は喧嘩の強さならトップクラスの実力を持つ人物でもあった柴大寿を頼りました。柴大寿は武力のみで人を従わせる実力を持ち、その傍若無人さは、ブラックドラゴン(黒龍)史上最強である最悪な存在です。また、聖夜血戦編では現代の運命を変える重要な立ち位置でもあります。
歴代総長⑤花垣武道(十一代目)
聖夜血戦編以降のブラックドラゴン(黒龍)十一代目総長を務めていたのは、『東京リベンジャーズ』の主人公でもある花垣武道です。初代総長でもある真一郎の信念を復興させるため、乾は何があっても諦めない精神を持つ武道を頼りました。武道自身も幾多のタイムリープで多くの失敗を経験していたことで、乾の諦めない意思を汲み取ることができ、十一代目総長に就任することを決意します。
【東京リベンジャーズ】ブラックドラゴンのその他メンバー
『東京リベンジャーズ』に登場する黒龍(ブラックドラゴン)には、総長以外にも副総長を含めた重要なメンバーが多く在籍しています。ここでは、聖夜決戦編までに副総長に就任していたメンバーや、作中で重要な立ち位置にいるメンバーについて詳しくチェックしてみましょう。
メンバー①明司武臣(初代副総長)
『東京リベンジャーズ』に登場するブラックドラゴン(黒龍)で、初代副総長を務めていたのは明石武臣です。明石武臣、高いカリスマを持ちながらも喧嘩が弱い真一郎を支えていた重要なメンバーでもあります。軍神として名の知れた人物でもあり、ブラックドラゴン(黒龍)の頭脳として真一郎をサポートし続けていました。
メンバー②今牛若狭
ブラックドラゴン(黒龍)の創設メンバーであり、佐野真一郎を支える特攻隊隊長を務めていたのは今牛若狭です。同じ創設メンバーでもある荒師慶三とはタッグを組むことが多く、後にワカとベンケイと呼ばれるようになりました。2人の名前は広く知れ渡っていることから、生きる伝説として語られています。
メンバー③荒師慶三
ブラックドラゴン(黒龍)の創設メンバーであり、佐野真一郎を支える初代親衛隊隊長を務めるのが荒師慶三です。通称ベンケイとして名が知られていて、ワカこと今牛若狭と行動することが多いメンバーです。かつては自身も螺愚那六の総長を務めていましたが、真一郎と出会いがきっかけで黒龍のメンバーとして参加することになりました。
メンバー④乾青宗(副総長)
ブラックドラゴン(黒龍)の十一代目総長として花垣武道が就任した際、乾青宗は副総長を務めることになりました。かつて真一郎が創造した初代黒龍を再建させるため、武道をサポートする立場としてブラックドラゴン(黒龍)に参加しています。
メンバー⑤九井一
ブラックドラゴン(黒龍)の十代目親衛隊隊長は、九井一です。通称ココと呼ばれ、資金を生み出す能力に関しては随一のメンバーでした。ほとんどの相手を舐めたような態度を取る九井ですが、乾の言うことであれば聞く人物でもあります。後に武道と乾を救出するために、天竺の幹部になるという交渉を受け入れました。
【東京リベンジャーズ】ブラックドラゴンが登場する聖夜血戦編とは?
『東京リベンジャーズ』に登場するブラックドラゴン(黒龍)は、聖夜血戦編で東京卍會と衝突することになりました。この抗争は後の現代にも大きく影響を及ぼすほどで、作品を語る上で重要なポイントでもあります。ここでは、『東京リベンジャーズ』の聖夜決戦編について詳しくチェックしてみましょう。
聖夜血戦編は何巻何話?
『東京リベンジャーズ』の過去に起きた聖夜血戦編は、原作コミックスの9巻74話から13巻113話までを指しています。テレビアニメでは、2023年1月から放映されていた第2期で聖夜決戦編の物語を中心に放映されました。
聖夜血戦編のあらすじ
黒龍が日本でも凶悪な犯罪組織になっていた世界で、柴八戒は十一代目の総長に就任していました。ブラックドラゴン(黒龍)や柴八戒の状況が悪化する元凶となった、十代目総長・柴大寿の弟である八戒が殺害していたことが原因だと突き止めます。武道は、ブラックドラゴン(黒龍)の改善と柴大寿の殺害を阻止するために再びタイムリープすることになりました。
聖夜血戦編の結末とその後
『東京リベンジャーズ』で7回目のタイムリープとして描かれた聖夜血戦編では、最終的に東京卍會の勝利で終結することになりました。結果的に大寿が殺害されることも阻止し、強大な犯罪組織を生み出すことも未然に防いでいます。また、裏で稀咲鉄太が暗躍していたことも判明し、彼が目論んでいた野望も打ち砕くことになりました。
【東京リベンジャーズ】ブラックドラゴンのメンバーの声優
アニメ『東京リベンジャーズ』で描かれていた聖夜決戦編に登場するブラックドラゴン(黒龍)のメンバーは、演技力が高く評価された名だたる声優陣が集結しています。ここでは、ブラックドラゴン(黒龍)のメンバーを実際に演じていた声優について、過去に出演していた作品の情報などを交えてチェックしてみましょう。
声優①佐野真一郎役/松風雅也
初代ブラックドラゴン(黒龍)の創設者で、初代総長を務めていた佐野真一郎を演じているのは、声優の松風雅也さんです。松風雅也さんは1997年に俳優デビューした人物で、1999年からは声優活動も兼業しています。作風を問わない高い演技力が評価されている人物で、主な代表作は『電磁戦隊メガレンジャー』のメガブルー/並樹瞬役や、『SSSS.GRIDMAN』のヴィット役などが有名です。
声優②黒川イザナ役/島﨑信長
ブラックドラゴン(黒龍)のメンバーであり、八代目総長を務めた経歴を持つ黒川イザナを演じるのは、声優の島崎信長さんです。島崎信長さんは2009年から活動している声優で、第7回声優アワード新人男優賞や第15回声優アワード助演男優賞を受容した経歴を持ちます。主な代表作には、『あの夏で待ってる』の霧島海人役や、『ブルーロック』の凪誠士郎役などが有名です。
声優③斑目獅音役/内山昂輝
ブラックドラゴン(黒龍)のメンバーであり、九代目総長を務めていた斑目獅音を演じているのは、声優の内山昂輝さんです。内山昂輝さんは1993年に子役としてデビューした後、2001年から声優としても活動を開始しています。長い役者生活で培った確かな演技力が高く評価されている声優で、第5回声優アワード新人賞や。東京アニメアワード2015にてアニメオブザイヤー声優賞を受賞しました。主な代表作は、『機動戦士ガンダムUC』のバナージ・リンクス役や、『呪術廻戦』の狗巻棘役などが有名です。
声優④柴大寿役/杉田智和
ブラックドラゴン(黒龍)の十代目総長であり、聖夜血戦編では命の危機に晒されていた柴大寿を演じるのは、声優の杉田智和さんです。2009年には第3回声優アワードにて助演男優賞を受賞した経歴を持ち、現在は株式会社AGRSにて代表取締役も兼任しています。主な代表作は、『銀魂』の坂田銀時役や、『ジョジョの奇妙な冒険』のジョセフ・ジョースター役などが有名です。
声優⑤花垣武道役/新祐樹
『東京リベンジャーズ』の主人公であり、聖夜血戦編ではブラックドラゴン(黒龍)を再建するためにタイムリープすることになった花垣武道を演じているのは、声優の新祐樹さんです。新祐樹さんは2014年頃から活動している声優で、本作を通じて初の主演を演じることになりました。主な代表作は、『うちの会社の小さい先輩の話』の篠崎拓馬役や、『リングフィットアドベンチャー』のリング役などが有名です。
声優⑥乾青宗役/榎木淳弥
ブラックドラゴン(黒龍)のメンバーであり、後に副総長として主人公の花垣武道を支えることになる乾青宗を演じるのは、声優の榎木淳弥さんです。榎木淳弥さんは2012年頃から活動している声優で、現在ではトム・ホランド専属の洋画吹き替えを担当する経歴を持ちます。主な代表作には『八男って、それはないでしょう!』のヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスター役や、『この音とまれ!』の倉田武蔵役なども有名です。
声優⑦九井一役/花江夏樹
ブラックドラゴン(黒龍)のメンバーで、後に副総長となる乾と交流がある九井一を演じるのは、声優の花江夏樹さんです。花江夏樹さんは2011年から活動している声優で、2009年には第9回声優アワードにて新人男優賞を受賞した経歴を持ちます。現在では歌手活動なども行う声優であり、主な代表作は『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役や、『東京喰種』の金木研役などが有名です。
【東京リベンジャーズ】ブラックドラゴンに対する世間での評判や人気
ここで、『東京リベンジャーズ』に登場するブラックドラゴン(黒龍)に対する世間での評判や人気を詳しくチェックしてみましょう。
ブラックドラゴン(黒龍)を再建するきっかけになった乾に対して好感を覚えるファンの声も見受けられます。『東京リベンジャーズ』内では東京卍會との度重なる抗争の末、何度も消滅の危機に陥りました。その度に実力がある人物に総長になるよう依頼し続け、最終的には武道に辿り着いた上で自身も副総長に就任しています。
アニメ『東京リベンジャーズ』聖夜血戦編にて、後に作中で大きく関わりを持つことになるキャラクターに対して好感を覚えるファンの声も見受けられます。九井や乾など、聖夜決戦編時点では黒龍サイドの人物として登場しました。後に大きく関わりを持つ人物でありながら、別の理由があって黒龍のメンバーとして活動する描写は多くのファンに好感を持たれています。
黒龍との抗争を経たからこそ、東京卍會の強さが存在すると考えるファンの声が見受けられます。黒龍に在籍するメンバーは、いずれも喧嘩の腕に定評のあるキャラクターばかりです。そのような黒龍との抗争を経たからこそ、主要キャラクターであるマイキーやドラケンが持つ強さが証明されることになりました。
【東京リベンジャーズ】ブラックドラゴンのメンバーは強かった
『東京リベンジャーズ』に登場するブラックドラゴン(黒龍)は、後の聖夜血戦編で東京卍會と衝突するほどの強さを持つ暴走族であることがわかりました。ブラックドラゴンに在籍していた歴代の総長や副総長など、作中でも名を馳せるほどの実力者ばかりで、作中で強烈なインパクトを残したことから今でも多くのファンに愛されています。伝説のような存在の中に総長の武道や副総長の乾が加わったことで、今後のブラックドラゴン(黒龍)がどのように変化したのか本作を読み返しながらチェックしてみましょう。
この記事のライター
桜井紅茶
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