【転生したらスライムだった件】ヒナタの人物像は?強さや能力を徹底考察!
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタの過去や正体など人物像を細かく解説していきます。ヒナタの強さや能力、転生したらスライムだった件に登場する他のキャラクターとの関係も併せて徹底的に考察し、転スラファンによる評判も紹介します。
目次
【転生したらスライムだった件】ヒナタとは?
ヒナタのプロフィール
- 名前:ヒナタ・サカグチ(坂口 日向)
- 種族:人間(聖人)
- 称号:聖騎士団長、十大聖人、法皇直属近衛団筆頭騎士、勇者の卵(一度喪失したが人から譲り受け覚醒)
- 耐性:魔法無効
- 年齢:不詳(20代後半くらい)
ヒナタ・サカグチは、『転生したらスライムだった件』の主人公リムルと同じ元は日本にいた異世界人です。過去に、父親を殺していたこともあり、野盗などを殺すことにためらいのない冷徹さを持つ人物ですが、根幹にはみんなが幸せに暮らせる平等な世界を作ることを目指しており無慈悲なわけではありません。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
作者の伏瀬先生が描く転スラの略称で親しまれている『転生したらスライムだった件』は、2013年にWebの「小説家になろう」というサイトにて掲載されています。2014年には原作を元にマイクロマガジン社から小説を刊行、講談社から漫画化もされています。2018年に『転生したらスライムだった件』はTVアニメ化され第1期が放送されました。2022年にはシリーズ関連書籍の累計発行部数が3000万部を突破しており、英語版、中国語版、韓国語版など発刊されるなど海外からも非常に人気の高い作品です。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
日本で生活していた三上悟は突然通り魔に刺され死亡し、異世界の洞窟でスライムとして転生し『リムル・テンペスト』の名を得ます。リムルは暴風龍ヴェルドラなど友人や仲間、配下を増やしながら魔物の町を築いていきます。その後、同じく日本から転生してきたシズと出会い、本人の意思を汲んでシズの肉体を食べたことで生前のシズの姿へ変身できるようになります。町づくりに励むリムルは魔王たちの妨害を受けますが、相手によって手法を変えながら交渉しつつ町を発展させていきます。
【転生したらスライムだった件】ヒナタの人物像や過去
ヒナタの正体は異世界人
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタ・サカグチの正体は、主人公リムルと同じ日本からきた異世界人でした。夜盗や襲い掛かってくる人間、魔物たちを殺すことに抵抗のない冷酷な性格が特徴的で、西方聖教会のトップの座に君臨する最強騎士と言われる人物です。
ヒナタは日本で暴力を受けていた?
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタは転スラ世界に転生する前の日本で生活していた頃、ギャンブルで借金を作った父親から、母親と共に暴力を受けていたようです。その際、母親を助けるために父親を殺した過去があります。
ヒナタとルミナスの出会い
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタとルミナスの出会いについて解説していきます。転スラの作中で、争いがなくみんなが平等な世界を作ることを目的としていたヒナタは、ルミナス教の真実を知り目の前に現れた魔王ルミナスに激怒し戦いを挑みますが敗北してしまいます。その後ルミナスの配下に加わって活動していくうちにルミナスが人間を保護する姿を見て徐々に信頼していくようになります。
ヒナタとクロエの関係
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタとクロエの関係について解説していきます。転スラのクロエが持つユニークスキル「時間旅行」はヒナタを殺すことがトリガーとなっており、いわゆる相棒という存在です。時間旅行をしている間のヒナタは、クロエの体内に魂として宿すなど、運命共同体のような関係でもありました。
関係①約2000年時を共にした
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタとクロエの関係について解説していきます。クロエは自身の所持するユニークスキル(時間旅行/トキノタビビト)を使ってヒナタの魂と共に2000年前の過去から行ったり来たりを繰り返しており、2人は約2000年間もの時を共有している関係です。
関係②ヒナタはクロエを庇い死亡する
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタは、ルべリオス編にてグランベルの攻撃からクロエを庇い死亡してしまいます。2人はヒナタ死亡を回避するため過去に戻りなるべく改変しないようにしながら、リムルに助けを求めておりリムルとルミナスの協力を得てヒナタを復活させることに成功しました。
関係③クロエが覚醒する
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタは、リムルとルミナスの協力を得て復活しますが、その際クロエの肉体にあったヒナタの魂との分離を提案され承諾します。その際、ヒナタが所持していたユニークスキルはほぼ全てクロエの体内に残り、元々クロエが所持していた「勇者の卵」とヒナタの所持していた「勇者の卵」が合わさってクロエが「真の勇者」という形で覚醒します。
ヒナタとシズの関係
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタは、日本で父親を殺して人間不信に陥っていた際、転スラの世界に転生し夜盗や襲い掛かってくる者たちを殺しながら旅をしていました。その時、教師であるシズに教え子として世話をしてもらいます。人間不信気味だったヒナタは、恩を感じながらもシズを信用しきれず1ヶ月ほどでシズの元を去ってしまいます。
【転生したらスライムだった件】ヒナタの強さや能力
強さや能力①簒奪者
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタの持つユニークスキル「簒奪者/コエルモノ」は、相手の技術や知識を奪って使用でき、この能力のお陰でヒナタは急速に成長できたと考察されます。さらに相手が使役する精霊や魔物を奪うことも可能なため、転スラの主人公リムルより優れた能力と言えるでしょう。
強さや能力②数学者
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタが持つユニークスキル「数学者/カワラヌモノ」は、論理的思考力が飛躍し戦闘中でも瞬時に最適な解を選び取ることができる能力です。このスキルで霊子崩壊や崩魔霊子斬などの大技を事前動作無しに発動することが可能です。
強さや能力③剣術
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタの強さや能力③剣術について解説していきます。ヒナタの強さは、所持しているユニークスキルだけでなく研ぎ澄まされ至高の域に達している剣術にあります。加えて、7回攻撃が当たったら即死する「デッド・エンド・レインボー」と6回攻撃が当たると3分間じわじわ苦しみながら死ぬ「デッド・エンド・ペイン」という2種の即死技を所持しています。
強さや能力④普通の魔法は無効化する
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタは体質によって普通の魔法が無効化するため、魔素を介さない神聖魔法しか効きません。しかし、治癒魔法も無効化してしまうので不便な点もあります。
【転生したらスライムだった件】ヒナタとリムルの関係
関係①一度目のリムルとの戦い
転スラの主人公リムルがテンペストへ戻る際にヒナタが聖浄化結界を張りリムルのスキルを封じ、弱体化させたリムルにデッド・エンド・レインボーを仕掛け絶体絶命のピンチに陥ります。リムルは、ヒナタに事情を説明しようとしますが恩師であるシズを殺したと思い込み、聞く耳を持たずヒナタの剣によってリムルは消失します。しかし、消失したリムルは分身体で、本体は草むらに隠れていたため何とか生き延びましたがヒナタの圧倒的な強さにリムルは敗北しました。
関係②テンペストを訪れる
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタは、神聖法皇国ルべリオスの最高幹部「七曜の老師」にリムルが魔王に進化したこと、ヴェルドラの復活を聞きテンペストを訪れます。その際、ルミナスにテンペストと敵対しないように指示されますが、すでにリムルに対して敵対する意思はありませんでした。
関係③二度目のリムルとの戦い
戦う意思のないヒナタはテンペストへ向かう途中で部下に絶対に手を出さないように指示していました。リムルも交渉するつもりでいましたが2人が接触する前に、七曜の老師たちが仕掛けられた策によって再度戦いに発展してしまいます。ヒナタは長期戦を避けるため、伝説級の武器「月光の細剣」を使い、大技の「崩魔霊子斬」を仕掛けますが魔王になったリムルの「暴食之王」によって相殺され敗北します。
関係④ヒナタを裏で操っていた人物
ヒナタとリムルが七曜の老師たちの企みによって二度目の戦っている最中に、2人の脳内にシズが現れ自分たちを裏で操っていた存在がいることを告げます。シズとヒナタは、ユウキ・カグラザカによって思考制限を受けており、操られていた事実が発覚します。
関係⑤リムルと和解する
七曜の老師の企みや、ユウキ・カグラザカの思考制御によって操られたヒナタは二度の戦いのあと、ようやくリムルと和解に至ります。和解後、リムルはルミナスやヒナタを招いて今後のことについて話し合う席を設け、転スラ世界に転生する前の日本にあった温泉や天ぷらなどを振る舞いました。さらにルベリオスはテンペストを国として正式に認め、両国は百年の国交を結んでいます。
関係⑥開国祭に招待される
ルベリオスと百年の国交を結んだテンペストは、リムルの魔王就任を祝うために開国祭を開いて、ヒナタを招待します。ヒナタは恩師であるシズの以前の教え子たちに、剣術の稽古をつけたり面倒を見たりして子供たちと関わりながらお祭りを楽しんでいました。
【転生したらスライムだった件】ヒナタの声優
ヒナタの声優は「沼倉愛美」
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタ・サカグチの声を演じているのは、ぬーさんの愛称で親しまれている声優の沼倉愛美さんです。
沼倉愛美のプロフィール
- 名前:沼倉 愛美(ぬまくら あいみ)
- 生年月日:1988年4月15日
- 身長:162cm
- 出身地:神奈川県横浜市
- 所属:アーツビジョン
- 愛称:ぬーさん、ぬーぬーなど
高校生の時に友人から借りたドラマCDがきっかけで声優を目指すようになった沼倉愛美さんは、2008年に『THE IDOLM@STER SP』の我那覇響で声優デビューしています。好きなアニメ作品に声優を目指すきっかけになったガンダムシリーズを筆頭に、攻殻機動隊や銀河英雄伝説を挙げており、お気に入りの熊のぬいぐるみに「ラインハルト」と名付け溺愛しているようです。
沼倉愛美の主な出演作品
『銀魂』でTVアニメの初出演を果たした声優の沼倉愛美さんは、『Zoobles!』のパンキー、『アイカツ!』の藤堂ユリカ、『アルスラーン戦記』のアルフリード、『暗殺教室』の中村莉桜、『ランス・アンド・マスクス』の朱藤依子、『魔法少女育成計画』のリップル、『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』の男鹿アキタなど多くのキャラクターの声を演じています。
【転生したらスライムだった件】ヒナタに対する世間での評判や人気
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタ・サカグチに対する世間での人気や転スラファンによる評判をまとめて紹介していきます。
作中ではこれまであまり戦いに苦戦した経験のない主人公リムルの前に、強すぎるヒナタ・サカグチという人間が現れたことで、今後どのような展開になるのか楽しみだとワクワクする転スラファンも見られました。絶望というタイトルに先の展開が不安というファンもいました。
ヒナタの圧倒的な強さは実力はもちろん、恩師の仇だと勘違いして命懸けでリムルを倒す覚悟からではないかと考察する転スラファンもいました。ヒナタを裏で操っていた人物のせいで、テンペストの受けた被害の甚大さを心配するファンも見られました。
二度の戦いを経て、ようやく和解したヒナタとリムルたちが今後について話し合う場で、2人が天ぷらなど食べ物について仲良く話している姿が好きだというファンもいました。和解前と和解後のヒナタのギャップにハマってしまうファンも多く見られました。
【転生したらスライムだった件】ヒナタは凄い過去のある人物だった
『転生したらスライムだった件』に登場するヒナタ・サカグチは、主人公と同じく日本から転生してきた過去を持つ異世界人でした。日本にいた頃に、暴力を振るう父親から自身と母親を守るために父親を殺した過去を持っており、転スラの世界に転生してからはシズさんに教え子として剣術などを教わっていました。自身の持つユニークスキル「簒奪者/コエルモノ」のお陰で急速に成長しており、「数学者/カワラヌモノ」や至高の域にある剣術の腕前で圧倒的な強さを持っている人物でした。
ユウキ・カグラザカや七曜の老師の思惑で、リムルと二度の戦いを経てようやく和解しました。ヒナタは今後どのようになっていくのか、転スラのこれからの展開に期待しましょう。
この記事のライター
しばっち
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。