【スラムダンク】インターハイの結果を考察！あれから10日後とは？

インターハイでどの高校が優勝したのか考察をしていく前に、まずはスラムダンクのインターハイがどんな内容だったのかについてまとめていきます。また、スラムダンクという作品について概要とあらすじをおさらいしていきます。

スラムダンクはバスケットボールを題材にした漫画であり、インターハイは全国から予選を勝ち上がってきた高校が日本一を決めるために戦うトーナメントです。作中では主人公が所属している湘北高校がインターハイに進出し、2回戦の山王工業を下すところまで描かれましたが、その後の愛和学院との試合は呆気なく敗れたと文章のみで描かれインターハイ編はそこで終了しました。

スラムダンクは井上雄彦によって週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品です。不良少年桜木花道がバスケを通じて成長していく過程が描かれた本作品は、魅力的なキャラクターや熱い試合展開などが評価されていき、2013年2月時点ではシリーズ累計発行部数1億2029万部を突破しました。

神奈川県立湘北高校に入学した桜木花道は、赤木晴子という女子生徒に話しかけられバスケ部に入らないかと勧誘されます。可愛らしい見た目に一目惚れした桜木はそれをあっさり了承すると初めてのバスケを体験。素人丸出しの動きに周りから小ばかにされつつも、才能溢れる身体能力を見せつけていく桜木。そんな彼は試合を通じながらどんどんその才能を花開かせていきます。

ここからはインターハイの結果考察についてまとめていきます。湘北が敗北した後のインターハイは詳しい結果が描かれないまま終わりましたが、ネット上ではどこが優勝したのかについて考察されています。ここではその考察の中で有力な候補となっているものを幾つか紹介していきます。

スラムダンクのインターハイ編の始めにトーナメント表の全体図が描かれています。湘北高校は2番の位置に組み分けされており、初戦の豊玉高校と2回戦の山王工業に勝利しています。続く3回戦の愛和学院には敗れたことになっていますが、そこから少なくとも愛和学院がベスト4に入っていること、そしてそこに勝利した海南大附属が全国2位になっていることが確定しています。

海南大附属が2位であることは、エピローグにて彩子が宮城に話しかけるシーンで描かれていました。よって優勝した高校はトーナメント表の右側にある高校のどれかになりますが、実際にどの高校が優勝したのかについてネット上では以下のような考察がされています。

名朋工業には森重寛という選手がいます。彼は身長199cm体重100kgという日本人とは思えない体格をしており、インターハイがデビュー戦だったにもかかわらず他を圧倒するスコアを記録していました。予選決勝では湘北が敗北した愛和学院と戦っており、桜木たちが観戦しに会場に到着した時には愛和学院のキャプテンが担架で運ばれていくシーンが描かれました。

堀高校は福井代表の高校であり、スラムダンクではほとんど描かれていない無名のチームでした。彼らが描かれたのは1コマのみでしたが、そこに描かれていたモヒカン頭のキャラクターはスティーブ・大滝というファンアートから寄せられたキャラクターであり、わざわざそのキャラを描くために1コマ描いたというのならダークホース枠で優勝したのではと考察されています。

博多商大附属は山王工業と同じくシード枠に組み込まれていた高校です。作中で詳しい情報がほとんど描かれていませんが、シードに選ばれていたことから昨年のインターハイで山王に次いで2位だった可能性が高いです。また、作者の井上先生が九州出身であることから、福岡代表の博多商大附属を優勝させるのではという考察もありました。

大栄学園は作中で詳しく描かれていませんが、陵南のスコアラーである相田彦一が大栄学園の試合を観戦していました。そこで相田は幼馴染がエースに成り変わって大活躍する瞬間を目の当たりにするのですが、この描写がインターハイ優勝への伏線だったのかもしれません。

ファンたちの間では名朋工業が優勝したという説が最も有力でしたが、それについて作者の井上先生は「それはないんですよ」ときっぱり否定しています。そう公言した動画では井上先生自身にはしっかり優勝した高校を思い描いており、名朋が優勝してしまうのは森重寛1人の力で優勝することになってしまい、そんなバスケは描きたくないと語っていました。

ここからはスラムダンクのその後を描いた『あれから10日後』と資生堂のタイアップCMについてまとめていきます。打ち切りという形で物語が完結したスラムダンクでしたが、連載終了後にあれから10日後とタイアップCMが公開されるとファンの間では大きな話題となりました。

2004年3月に、作者の井上先生はファンのために何かしたいと思い至り、廃校となった神奈川県立三崎高校の黒板に『あれから10日後』という描き始めで桜木たちのその後の姿が描かれました。インターハイの優勝校については描かれていませんでしたが、怪我をした後の桜木や引退した赤木たちの様子を見ることができました。現在は実物を見ることができませんが、当時は3日間で5000人を超えるファンが訪れました。

2009年には資生堂とスラムダンクがタイアップしてコラボCMが制作されました。CMのイラストは作者の井上先生が直筆で描いたものが採用され、桜木や流川、宮城といった湘北高校1、2年生組が躍動感あふれるバスケをしていました。宮城の背番号が7から4に変わっていたことから、このCMでは湘北バスケ部が新しいチームになってバスケを続けていることが暗示されていると考えられます。

2021年に井上先生のTwitterにてスラムダンクが映画化することが突然発表されました。映画のタイトルは『THE FIRST SLAM DUNK』であり、アニメでは描かれなかったインターハイ編が公開される予定となっています。アニメでは打ち切りで描かれなかった試合が10年以上の時を経て再び蘇ることにファンたちは2022年12月3日の公開日を心待ちにしています。

ここからはスラムダンクの最新映画の情報についてまとめていきます。2022年7月時点でスラムダンクは劇場映画が公開されることが予定されています。映画公開の話は突然の発表でしたが、その知らせを聞いたファンたちは念願の復活に喜びを露わにし、少しずつ明らかになっていく情報に期待を高めています。

スラムダンクはこれまでに4つの映画作品を公開しています。初めて公開された映画は1994年3月で、湘北対陵南の練習試合直後の武園高校の試合が描かれました。その後は同年7月公開の『スラムダンク全国制覇だ！桜木花道』と1995年3月公開の『スラムダンク湘北最大の危機！燃える桜木花道』、1995年7月公開の『スラムダンク吠えろバスケットマン魂‼花道と流川の熱き夏』が順番に放映されました。

最新映画『THE FIRST SLAM DUNK』の公開日は2022年12月3日の予定となっています。この情報は2022年7月2日に明らかにされたものであり、その後の制作状況などによって予定日が変更される可能性があります。

2022年7月2日に公開された情報では、湘北バスケ部がインターハイの舞台でどこかの高校と試合している様子が描かれていました。最新映画は桜木たちが3Dモデルで動いている姿が映され、宮城と三井、流川のビジュアルも初めて明らかにされました。

これまでスラムダンクのインターハイ優勝校の考察や桜木たちの10日後、最新映画などについてまとめてきました。本記事でまとめた情報はネット上で盛り上がりを見せていたものですが、実際のところファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか？ここではインターハイに対する世間での評判や人気についてリアルな声を見ていきます。

インターハイの優勝校については多くのファンが気にしている様子でした。インターハイの結果について考察している人も多くおり、本記事でまとめた高校と理論を推している人や独自の観点から指摘している人など、様々な意見が飛び交っていました。

インターハイの優勝校は最新映画の内容で明かされるのではと予想している人がいました。折角劇場映画で公開するのなら、原作漫画で描かれた内容だけではないだろうという考えがネット上では蔓延しているようでした。

今冬公開予定の映画に対して、今の内に漫画やアニメを見直して復習している人もかなりいました。映画で描かれる内容は原作で描かれたストーリーが展開されることが予想されるため、楽しみにしている人は公開前に準備しておくとより楽しめるかもしれません。

インターハイの結果については謎が多く、厳密にどの高校が優勝したのかは作者にしか分からないものでした。打ち切りという最終回を迎えたスラムダンクでしたが、最新映画の公開はファンにとっては嬉しい発表でした。映画公開前までに、スラムダンクの内容をおさらいしておくとより楽しみが増えることでしょう。