【スラムダンク】彩子のかわいい魅力や登場人物との関係とは？声優や名言も紹介

彩子は湘北高校2年生で、バスケ部のマネージャーとして物語では活躍をします。誰に対しても、強気な性格と態度で接することでマネージャーとしての役割を果たしています。主人公の桜木花道に対してバスケの基礎であるドリブルやパスを教え、湘北高校のエースの流川とは同じ中学出身です。また、宮城リョータの想い人でもあります。

上記が、彩子のプロフィールです。彩子の意外な点が、『スラムダンク』の作中で一度も本名を明かしていないことです。バスケ部の姉御肌として湘北高校の部員の多くから慕われている彩子ですが、愛称として呼ばれていて本名は明らかではありません。ネット上では、中原説・佐々木説・安田説など様々な考察が彩子に対してされています。

『スラムダンク』とは、1990年から1996年まで週刊少年ジャンプで連載をしていたスポーツ漫画です。2013年時点で、1億2,000万部を突破しています。当初は不良漫画×バスケという異色の漫画で、連載を続けていく内に不良の性質が無くなり、完全なバスケ漫画として確立。元祖スポーツ漫画として、現在でも多くのファンが存在しています。感動するシーンや笑えるシーンなど、名言などが語り継がれています。

主人公の桜木花道は赤いリーゼントの不良少年で、50人の女性から振られ続けていました。最後に告白した女性がバスケ部の小田君に好意を抱いていたという理由で、バスケットボールを嫌いになります。ですが、廊下で話しかけられた赤木晴子に一目惚れをし、晴子の誘いもありバスケ部に入部を決意。晴子がきっかけとはいえ、バスケの面白さに花道は徐々に気づき魅了されて物語は進みます。

ここからは、彩子のかわいい魅力について紹介をしていきます。『スラムダンク』の作中では、ハリセンを用いて部員を叩いている姿とは裏腹にかわいらしい魅力もある彩子。読者からは正ヒロインの晴子ではなく、グラマラスな体型をしている彩子さんが推しという方もいます。下の段落から彩子の魅力について紹介をします。

彩子は『スラムダンク』1巻の170ページから、初登場しました。桜木花道ら新一年生が挨拶を済ませた後に、遅れて登場をしたのが彩子です。遅れてきたのにも関わらず、新入生に馴れ馴れしく関わる姿とその魅力的な体型から、かわいいと思ってしまった読者は多いのではないでしょうか。晴子とはまた違った魅力があります。

湘北高校バスケ部のマネージャーを務める彩子は、姉御的存在です。湘北高校のバスケ部は不良の桜木花道やバスケ部を離れていた三井らを含めて、不良が普通の学校より多いです。その不良軍団に対しても物怖じせずに行動をする彩子は、バスケ部の姉御的存在になります。その不良たちに物怖じしない姿を見ている部員や読者からは、厚い支持を得ています。

一年生が入部してしばらくたった頃、一年生対上級生で試合をすることになります。この試合の勝負の行方を予想していた晴子と彩子は、誰を推すかで対立しました。晴子は一年生の流川を推して、彩子は三年生の赤木を推しました。話はヒートアップしてしまい、熱くなった晴子を止めるべく彩子は晴子にキスをするのです。このシーンは読者の心を大きく揺さぶったのではないでしょうか。

『スラムダンク』が本格的なバスケ漫画になる前は不良が絡むシーンが多く、代表的なのが三井が体育館に入って乱闘をする場面です。バスケ部に恨みを持った三井が乱闘しに体育館に入った際、その不良軍団の中に飛び込んだのが姉御肌の彩子です。見事仲裁に成功をした彩子は、その後作中の男共の注目の的になっていました。このシーンからバスケ部の選手たちも、彩子に頭が上がらなくなっています。

彩子は試合中の難しいプレーや戦術を解説する役割を、作中では担っていてその中でも相撲の例えを出す事があります。山王戦では桜木花道と相手選手の戦い方を、冷静な顔で解説。真面目なシーンなのですが、魅力的な彩子さんが相撲を使って解説しているのは、面白い場面でもあります。

ここからは彩子と『スラムダンク』に登場する、各キャラクターとの関係性について紹介をします。彩子は湘北高校のマネージャーで、選手間を繋ぐ架け橋的存在です。また選手を管理するという意味では、様々な選手と良好な関係を築いていなければいけません。彩子は湘北高校の部員と、どのような関係を築いていたのでしょうか。下の段落から詳しく見ていきましょう。

彩子と宮城リョータの関係を一言で表すなら、信頼できる仲間です。宮城は彩子に対して好意を抱いていますが、彩子にとって宮城は同じ学校のクラスメートで、大切な部活の仲間という認識のようです。彩子は好意に気づいていながらも、部員とマネージャーという一線を引き、試合でしっかりと宮城を鼓舞しています。

彩子は元藤ヶ丘中学校出身ということもあり、同じ中学出身の寡黙で天才肌の流川が唯一信頼をしている先輩です。中学の頃もバスケ部のマネージャーで、流川を知っている彩子は入部直後の流川にも気軽に接しています。言う事も聞かなさそうな流川ですが、同じ中学出身で信頼のおける先輩である彩子の言う事は、しっかりと聞いているようです。

赤木は彩子に対して、絶大な信頼を置いています。その例が桜木花道の指導を一任しているシーンから分かります。身体能力の高さから部員としては、戦力の花道を個別指導で彩子に任せるということは、信頼の厚さからくるものです。赤木からしてみれば、主将としてチームをまとめるということの他にもやる事が多くあり、それを任せる存在がいるということは、救いになったのではないでしょうか。

彩子と三井の関係性は、作中で明確に描かれていません。海南戦の後、元気がない状態で部活に来た三井に対して、思いっきりハリセンで叩くシーンが描かれていますが、物語上では三井が先輩（三年生）で彩子が後輩（二年生）になります。先輩に対しても、物怖じすることなく行動で𠮟咤激励をする彩子は、三井にとってもありがたい存在です。

彩子は桜木花道に、バスケの基礎を教える関係です。桜木花道がバスケ部に入部をした当時は、完全に初心者でドリブルすら知らない素人でした。不良少年でもあった、花道は彩子に対しては頭が上がりません。なぜならバスケの基礎を教える練習で手を抜いたら、ハリセンで叩かれてしまうためです。

ここからはアニメ『スラムダンク』の彩子の声を当てた声優に、焦点を向けてみます。彩子の怒鳴り声や不良軍団に向かう声、他にも様々な声を出して作中も盛り上げた彩子の声優は一体どんな方なのでしょうか。下の段落から詳しく紹介をしていきます。

アニメ『スラムダンク』の彩子の声を担当した声優は「原えりこ」さんです。原さんは、1982年に『逆転イッパツマン』の放夢ラン役で声優として初デビューを果たし、同じ年に『ときめきトゥナイト』の江藤蘭世役で初の主役デビューをしている人物です。

上記が「原えりこ」さんのプロフィールです。原さんは、元々声優志望ではなく、女優の樫山文枝さんから子役をやってみないかと言われて、初めは役者を目指しています。高校の在学中に、映画『ドカベン』の一般公募に応募をして見事合格。高校卒業後は芸能事務所に入るために、オーディションを受けていたそうです。その後声優になるべく声優の専門学校へと通い、声優デビューを果たしています。

上記が「原えりこ」さんの主な出演作品です。出演作品の中で原さんは特に『スーパーカブ』の原作の大ファンで、声優としてデビューを果たしてから始めて制作陣へと自分を売り込み見事担当教師役として、役を勝ち取っています。その後『スーパーカブ』の出演後には、自身のTwitterアカウントを開設をし、趣味のツーリングの写真投稿や近況報告を行っています。

ここからは彩子の名言を紹介していきます。湘北高校のマネージャーとして、部員らを鼓舞するような名言があり、読者の中では感動してしまうシーンやその彩子の魅力にやられてしまった人が多かったのではないでしょうか。この段落では、厳選して3つの名言を紹介します。

この名言は、湘北高校の一年生に向けて放った名言です。陵南と練習試合をしている湘北高校の一年生レギュラー、流川と桜木花道が活躍をしている姿を間近で見ている同期が、羨ましそうに二人を見ている場面です。そこでその羨望の目を向けている一年生に向けて、彩子は上記の名言を残しています。同じ一年生なんだから出来ると主要メンバー以外にも、マネージャーとしての役割を果たしています。

この名言は物語の終盤での山王戦で、宮城リョータに対して放った名言です。山王の絶対的な強さを前に湘北高校バスケ部は、敗北の危機に陥ります。そこで彩子が宮城に声をかけました。掌に”No.1ガード”と書き、宮城を全身全霊で信頼し鼓舞しているシーンです。このシーンは『スラムダンク』の中でも、屈指の名シーンです。

この名言は山王戦で桜木花道が怪我をしたシーンで、彩子が放った名言です。花道はわずか4ヵ月という短い期間で、インターハイに出場するほどの実力をつけた選手です。そんな短い期間で成長した選手だからこそ、怪我をしてバスケから離れてしまったら、練習の成果がすぐに失われてしまいます。花道の練習を傍で見続けてきた彩子だからこそ、この名言を残しているのです。

こちらの方は『スラムダンク』の彩子に憧れて、バスケ部のマネージャーをやっていたとの声を上げています。『スラムダンク』という作品を見て人生が変わったという人は、かなりの数がいるのではないでしょうか。このツイートをしている方のように、バスケ部のマネージャーやバスケを実際に始めたという人は多そうです。その中でも彩子はマネージャーとして、多くの読者に影響を与えています。

こちらの方は『スラムダンク』の中で、推しが彩子との声を上げています。『スラムダンク』は作中でもかなり多くの人物が登場しますが、中でも魅力的なキャラクターが存在します。彩子を推している人も一定数いて、男女ともに支持を集めているのです。『スラムダンク』を幼少期に見て、もう一度見たという人の中でも、彩子の魅力に気づいてしまったという意見もありました。

こちらの方は『スラムダンク』を連載当時から読んでいた方で、当時から主人公の想い人であり、作中のヒロイン的存在の赤木晴子より彩子の方が魅力的だとの声を上げています。『スラムダンク』を読んでいて、ヒロイン争いをしているのが、晴子と彩子です。お姉さん的な存在感を放っている彩子は、大人の支持を集めていそうです。

本記事では『スラムダンク』の姉御肌、彩子さんについて紹介をしました。彩子は湘北高校のマネージャーで、様々な魅力を持っているキャラクターだということが分かりました。また登場人物と親密な関係を持っていて、頼れるマネージャーとして演じている声優は「原えりこ」さんです。『スラムダンク』の映画でもきっと登場する彩子の活躍に期待しましょう。