【スラムダンク】あらすじや見どころを紹介!試合結果や最終回についても
『スラムダンク』のストーリーは話のメインとなる内容がバスケットボールの試合以外にも存在する事から、それぞれ違った展開のあらすじで紹介がされています。今回は『スラムダンク』の物語で見どころとなっている部分やそのあらすじについて紹介をしていきます。
目次
【スラムダンク】とは?
『スラムダンク』はスポーツの一種となるバスケットボールを行う高校生達が主役となる作品となっています。『スラムダンク』には下記で紹介する物語の導入部分のあらすじ等から分かるように、バスケ選手だけでなく不良達の活躍する学校生活も登場しています。ここでは『スラムダンク』の原作アニメそれぞれの概要や、『スラムダンク』のファン達の間で話題となっている映画の存在について紹介していきます。
スラムダンクの原作漫画の概要
『スラムダンク』の原作は井上雄彦を作者とした漫画となっていて、作中での演出や物語の展開等が他の漫画と比べても特徴的な作品です。『スラムダンク』の原作は1990年から始まって1996年まで週刊少年ジャンプで連載が行われていた作品となっています。1996年に最終回を迎えた原作の『スラムダンク』は、他の漫画作品の最終回と比較して特徴的な幕切れとなりました。
スラムダンクのアニメの概要
『スラムダンク』のアニメは原作が発表されてから3年後の1993年から1996年までの3年間で配信が行われた作品となっています。アニメでの『スラムダンク』は、原作に沿ったストーリーにアニメならではの魅力を追加して楽しむ事が出来るというだけでなく、原作には無かった『スラムダンク』の世界を更に深く知る事が可能なアニメオリジナルストーリーも追加された作品となっています。
スラムダンクの映画化も話題に
古くから愛されているバスケットボール作品の『スラムダンク』は、1990年代に原作が完結している事から続編を欲しているファンが多数存在していました。そんな『スラムダンク』には追加のストーリーとして、CM等を利用した続編となる描写が登場する事でファン達に感動を与えていましたが、2022年冬にアニメ映画が公開されるという情報が発表された事で、過去にない程にSNS等で話題として取り上げられている作品となっています。
【スラムダンク】あらすじと試合結果ネタバレ
『スラムダンク』のあらすじは、湘北高校バスケ部が他校との試合を通して成長していくというあらすじとなっている事から、試合毎に新たな展開を楽しむ事が出来る作品となっています。ここでは『スラムダンク』で登場した見どころとなる試合についての内容に関するあらすじや、ネタバレとなる試合の結果を紹介していきます。
あらすじ①花道のバスケ部入部
あらすじ①では『スラムダンク』序盤の見どころとなった主人公の"桜木花道"の湘北高校バスケ部への入部について紹介します。桜木花道は中学時代から続く不良生徒でスポーツに関心を持たない人物でしたが、バスケ部に勧誘を行っていた"赤木晴子"との出会いが転機となりました。桜木は晴子に見栄を張る程に惚れてしまって、晴子に自分の良い印象をアピールする為に入部を決意します。
晴子に案内をされて実際にバスケットボールをする為に体育館へとやって来た桜木は、ダンクシュートという派手なシュートの存在を知り、良い所を見せようとしてダンクシュートに挑戦をします。結果は失敗してお世辞にもかっこいいシュートとはなりませんでしたが、桜木の驚異的な能力を目の当たりにした晴子はバスケ部に大きな影響を与えてくれると信じて、桜木を正式にバスケ部へと招待しました。
あらすじ②陵南高校との練習試合
あらすじ②では桜木の加入した湘北バスケ部の初試合となる相手の"陵南高校"との練習試合について紹介します。バスケットボール初心者の桜木は、理想と現実の差に落胆しながらも周囲のサポートを受けながら上達の為に基礎的なトレーニングを続けていました。そんな中、湘北高校のライバル校となる陵南高校との練習試合が決定して、湘北バスケ部の主将である赤木はやる気に満ち溢れていました。
陵南高校には主将となる魚住やトップクラスの実力者となる仙道といった強敵が揃っていて、試合開始から湘北は圧倒されてしまいます。調子付いた陵南高校が30点差という目標を設定した事によって、湘北側は逆転するという強い気持ちが芽生えました。赤木の怪我や桜木が上手く動けない状況等がありましたが、陵南に追いついた湘北は一時的に逆転をしましたが、仙道のシュートが決定打となり結果湘北は接戦の末に敗北しました。
あらすじ③インターハイ県予選の三浦台戦
あらすじ③ではインターハイの出場権に関わる試合である県予選での対戦相手となった三浦台戦でのあらすじと結果を紹介します。三浦台戦を前にした湘北バスケ部に不良との喧嘩で入院していた宮城が復帰しました。宮城は実力こそ素晴らしい選手でしたが好戦的な性格をしていて、復帰後も直ぐに不良と喧嘩をしました。宮城と喧嘩をした相手は三井という人物を含めた不良グループで、バスケ部を標的として集団で攻撃を開始しました。
暴力行為を大事に出来ないバスケ部は元不良の桜木も含めて好き勝手に悪行を受けますが、我慢の限界がきた桜木は流川と共に反撃に出ます。最初は押されていた桜木達でしたが、桜木軍団の加勢や桜木自身の反撃が強まった事によって不良を押し返す事に成功しました。しかし喧嘩のきっかけとなった三井だけは留まって最後まで抵抗の意志を見せていました。
バスケ部3年の小暮の言葉によって三井が元々優れた選手だった事を知ったバスケ部員達の元に、監督である安西先生が姿を現します。三井は中学時代に安西先生から忘れられない言葉を掛けられていて、進学先をバスケ部が弱いとされる湘北高校に決めたのも安西先生が居るという理由である程に尊敬していました。そんな安西先生と再会した三井は涙を流しながら、バスケ部へ入部したい意志を見せます。
そんな三井を受け入れた湘北バスケ部は、宮城の復帰も含めて一気にチームの強化となりましたが、安西先生の指示で試合開始時にはベンチでのスタートとなります。主力級のメンバーがいない湘北は押されていきますが、選手達が自主的に協力を誓った事で出場の許可を出し、その後の三浦台戦は状況が一変して湘北が圧倒してそのまま勝利となりました。
あらすじ④インターハイ県予選の翔陽戦
あらすじ④では翔陽高校とのインターハイ予選の試合について紹介していきます。翔陽高校は湘北高校と比べると全体的にバスケットボールに関係する部分が格上となっている存在です。湘北高校は作戦を練って翔陽に挑みますが、相手も対湘北に適応してきた事で翔陽のペースで試合が進行します。ただでさえ翔陽に流れがある中で、湘北は桜木のファウルの回数が増えた事で退場による戦力低下との戦いも始まりました。
暴力的だった昔と違って冷静にファウルを避けるように意識をしている桜木ですが、伸び伸びとプレーが出来ない事から経験不足という弱点が重くのしかかります。上手く動けない桜木を見た流川が気に障る言葉を掛けた事で、桜木は普段通りのスタイルで試合に臨みます。結果ファウルをしてしまい退場となった桜木ですが、同時にダンクシュートを決めて湘北の士気を上げた事で、勢いに乗った湘北の勝利で終わりました。
あらすじ⑤インターハイ県予選の海南大附属との試合
あらすじ⑤ではインターハイ予選決勝リーグの1戦目となった海南大附属との試合のあらすじについて紹介します。予選決勝リーグという舞台である事に湘北海南の両主将はこれまでにない程の気持ちの高ぶりを見せていました。湘北キャプテンの赤木は他のメンバーよりかなり強い想いを持って試合に臨んでいましたが、試合中に起きた怪我によって離脱を余儀なくされます。
赤木はマネージャーの彩子との会話で、病院に行くようにと言われる程の怪我だった事が発覚しますが、そんな彩子に対して赤木は自分の海南戦に対する気持ちを伝えます。そのやり取りを聞いていた桜木は赤木の夢を実現させる為に、自分が赤木の代役として湘北を勝利させると決意します。桜木が湘北の部員達の雰囲気を変えた事で追い上げた湘北でしたが、桜木のミスでシュートチャンスを失った事で、湘北の敗北となりました。
あらすじ⑥陵南と海南大附属の試合
あらすじ⑥ではインターハイの決勝リーグで発生した陵南高校対海南大附属の試合について紹介をします。湘北との接戦を制した海南はかつて湘北と練習試合を行った高校である陵南高校との試合に臨みます。陵南は仙道や魚住の活躍によって海南に並ぶ試合内容を見せましたが、海南は陵南の作戦を徐々に対策していきます。当初の作戦は対策されたものの、陵南の仙道と海南の牧による駆け引きが続いていきました。
魚住がファウルによって退場した事で完全に仙道が頼りにされている状況となった陵南は、苦しい戦いの中で点差を開かせずに海南に付いていきます。仙道は逆転までの作戦を考案して実行しましたが、その作戦を察知した牧が対応した事によってギリギリ逆転に届かず、陵南対海南の試合は海南大附属の勝利で終わりました。
あらすじ⑦湘北と陵南の試合
あらすじ⑦では両者とも海南大附属に負けた湘北と陵南によるインターハイの出場権を懸けた試合について紹介していきます。海南に負けた事によってインターハイに出れるかどうかが怪しくなった両者は、この試合で全てを出し切るような気持ちで試合に臨んでいました。陵南との試合は病気によって会場に向かえなかった監督の安西先生が居ないまま開始された事で、湘北にとって厳しい戦いとなりました。
持ち前の気合で陵南と二転三転の試合内容で接戦となっている湘北でしたが、ファウルの回数による退場の危険や体力的に疲労が大きくなった試合後半に、安西先生が居ない事によるチームの安定感の無さが浮き彫りとなりました。流れの悪い湘北の隙を狙って陵南は攻め続けますが、悪い流れを桜木が断ち切りました。桜木の活躍によって調子を取り戻した湘北はその後も良い流れで試合を続け、結果湘北の勝利となりました。
あらすじ⑧湘北と豊玉の戦い
あらすじ⑧では湘北高校のインターハイデビュー戦となった豊玉高校との試合について紹介していきます。初めてのインターハイという事で念入りに準備をしている湘北でしたが、対戦相手の豊玉には良くない噂が付いていました。豊玉が戦った翔陽高校との試合では翔陽のエースが怪我をした事で豊玉が優勢となったと言われています。そんな不安を感じながらもインターハイの初戦が始まりました。
豊玉の噂は本当でエースキラーとも呼ばれている南という選手のラフプレーによって、湘北のエースである流川は怪我をしてしまいます。しかし流川は怪我を気にせずに試合を続行し、豊玉に怪我の影響を感じさせませんでした。ラフプレーを繰り返しながらも状況が良くならない豊玉高校は次第に落ち着きが無くなっていき、ついには監督と選手の間で暴力が発生してしまいました。その結果豊玉は敗北して湘北の勝利となりました。
【スラムダンク】見どころの名言や名シーン
『スラムダンク』には上記のあらすじの紹介をしたシーンのように、見どころとなるシーンでは読者の記憶に残るような名言が存在しています。ここからは『スラムダンク』の中でも特に読者の心に残っている名シーンで登場した、キャラクター達から発せられた名言となる台詞について紹介していきます。
名言①「オレはバスケットをやる…」
俺はバスケットをやる…バスケットマンだからだ
名言①は『スラムダンク』のストーリー序盤で桜木花道が、バスケットボールを嫌っていた桜木花道をバスケ部から引き抜こうとした柔道部の青田に対して言った台詞です。青田は桜木の身体能力の高さに惹かれて、柔道部の戦力強化の為に様々な手段を駆使して桜木を柔道部へ勧誘しました。しかし桜木は名言①を言って青田に自分自身がバスケットボールをしたいという意志を表明した事で、青田を諦めさせる事に成功しました。
青田は桜木が本当は赤木晴子に惚れていただけでバスケットボールを嫌いであるという事を知っていた為、やりたくないバスケットボールよりも桜木が活躍しやすい柔道部へ入るように促しましたが、名言①で桜木が赤木晴子という存在に関係無くバスケットボールに興味を示している事が分かりました。桜木はスポーツ全般に対して不真面目な人物ですが、バスケットボールの魅力を理解し始めた事で上達したいと考えていました。
名言②「さぁ整列…」
さあ、整列だ
名言②はインターハイの出場権に関わる重要な試合となった湘北対陵南の試合で、陵南に勝った湘北主将の赤木に桜木が言った名言です。赤木は湘北バスケ部が試合に勝つ事に対して誰よりも強いこだわりを持っていた人物です。勝てばインターハイ出場、負ければ決勝リーグ敗退となる大事な試合に勝利した赤木は、気持ちが昂りすぎて試合終了直後に涙を流しながら動けなくなっていました。
名言②はそんな赤木に桜木が言った感動できる台詞なのですが、同じく決勝リーグの前の試合である海南戦終了直後では、自分のミスの悔しさから泣いてしまった桜木に対して赤木が声を掛けるシーンがありました。赤木と桜木は対極な真面目さを持っている人物ですが、バスケ部を想う気持ちはどちらも非常に強い事から、性格に反して認め合っている存在である事が名言②を含めたお互いのやり取りで分かります。
名言③「天才です…」
天才ですから
名言③は『スラムダンク』の物語終盤で主人公の桜木花道が、自分が天才であるという事を周囲に宣言した台詞となっています。桜木は『スラムダンク』の物語を通して事あるごとに自身の事を天才だと周囲に言っています。物語序盤では桜木のお調子者な一面を引き立てる台詞として登場していましたが、物語終盤で成長した頼りになる桜木から名言③が発せられた際には、かっこいい決め台詞として人気となりました。
名言③の発言者となった天才と言われる桜木ですが、バスケ部入部当初から天才的な身体能力で活躍をしていたものの、安西先生等の周囲の人物達とは桜木が嫌いと感じている派手さの無いバスケットボールの基礎練習を必死に行っていました。『スラムダンク』後半での桜木の活躍には練習の成果が発揮される活躍が多かった事から、元々持っていた能力だけでなく裏で行った努力あっての活躍によって読者に感動を与えました。
名言④「おめーらバスケかぶれの…」
おめーらバスケかぶれの常識は オレには通用しねえ!! シロートだからよ!!
名言④は桜木花道が『スラムダンク』の中でも特に人気な試合である山王戦で発した台詞となっています。インターハイ優勝候補の一つである山王との戦いは圧倒的な実力差から点差の大きい試合運びとなってしまいました。湘北バスケ部のメンバー達はその点差から逆転が厳しいと考えて段々と勢いを無くしてしまいます。
インターハイに対する熱意の大きかった主将の赤木ですら絶望的な状況と考えていた湘北バスケ部でしたが、桜木は逆転への可能性を捨てずに名言④を言いました。バスケットボール初心者故の足枷となる事も多い桜木ですが、名言④での桜木らしい前向きな考え方に元気を取り戻した湘北は、最終的に逆転して山王工業に勝利しました。
名言⑤「オヤジの栄光時代はいつだよ…」
オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本のときか?
オレは……… オレは今なんだよ!!
名言⑤はインターハイ2回戦目である山王戦での桜木花道から登場した台詞です。桜木は試合中に背中を怪我してしまった事で、湘北バスケ部の監督である安西先生から試合続行が不可能と判断されます。桜木が抜けると試合に勝つ事が難しいと分かっていながらも、桜木の今後を考えた安西は選手交代を指示しますが桜木が試合に復帰の意志を見せます。その時桜木は名言⑤によって山王戦に対する想いを表明しました。
名言⑥「何人たりともオレの…」
何人たりとも俺の眠りを妨げる奴は許さん
出典: buzz-notice.com
名言⑥は桜木花道のライバル的存在である流川楓が言った台詞となっています。流川楓はトップクラスのバスケットボール選手として活躍していますが、他の事には関心が低くバスケットボールをしていない時は寝て過ごしています。『スラムダンク』序盤では寝ている流川を攻撃しようとして起こした不良の堀田達が、起きた流川に返り討ちにされるシーンが登場しています。
名言⑦「必死でついてこい…」
必死でついてこい 交代しねーならよ
名言⑦は流川楓が山王工業との試合で桜木花道に対して言った台詞となっています。山王戦の最中に背中を痛めた事で動きが悪くなっていた桜木に違和感を感じた流川は、桜木の動きについて本人に指摘します。桜木の状態が悪い事を理解していた流川は桜木にいつものような態度を取りながらも、名言⑦と共に桜木を奮い立たせるような言葉を掛けました。
名言⑧「リバウンドを制する…」
リバウンドを制するものは試合を制す
出典: buzz-notice.com
名言⑧は湘北主将の赤木剛憲が桜木花道に対して言った台詞となっています。桜木はバスケ部入部当初晴子の注目を浴びる為に、ダンクシュートのような派手でかっこいい動きにしか興味がありませんでした。バスケットボールの基礎的な能力が圧倒的に足りてない桜木に対して、赤木はやる気を出させようと名言⑧を言いました。
リバウンドの練習を地味でつまらないと考えていた桜木は、赤木から名言⑧を言われた事によって一転してリバウンドの練習を開始します。桜木の元々高い能力だったジャンプ力を活かせるリバウンドは、桜木が試合で活躍するのにうってつけな技術であった事も相まって、後に桜木はリバウンドで試合に貢献するようになりました。
名言⑨「ドリブルこそ…」
ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!
出典: buzz-notice.com
名言⑨は湘北バスケ部の宮城リョータが山王工業との試合中に言った台詞となっています。宮城は『スラムダンク』の登場人物の中で身長が低く小柄という特徴を持っていますが、ドリブルという強みを武器にして戦っています。そんな宮城が強豪山王工業の自分より大柄な選手と対面した際には、その圧倒的なドリブルの技術を見せつけて相手のディフェンスを突破する事に成功しました。
名言⑩「あきらめたらそこで…」
あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・?
出典: buzz-notice.com
名言⑩は現在湘北バスケ部の安西監督が、中学時代の三井寿に言った名言となっています。三井は中学時代から卓越したバスケットボールの技術を持っていましたが、試合に負けそうになった際に終了前に諦めていたという経験が過去にありました。その試合中の三井に対して当時の安西監督が名言⑩を言った事で、心が動いた三井が活躍をして結果逆転勝利となりました。
名言⑩は『スラムダンク』の中でもトップクラスで人気のある名言となっていますが、その知名度や現実でも名言⑩によって助けられたという人がいる程の応用力から、『スラムダンク』に興味がない人でも知っている程の人気を誇っている名言ともなっています。
【スラムダンク】最終回やその後のあらすじネタバレ
『スラムダンク』は原作は一番の見どころと言ってもいい程に評価された山王戦が最終回となりましたが、愛和学院に敗北後の湘北高校バスケ部等の登場人物のその後について描かれている作品が後に登場しています。ここでは『スラムダンク』の見どころの一つである最終回のあらすじやネタバレ、また『スラムダンク』の最終回の後に続く作品のあらすじ等について紹介します。
スラムダンクの漫画最終回のあらすじ
『スラムダンク』の原作である漫画版の最終回は、山王工業との試合が主なストーリーとなっています。最終回のあらすじはインターハイの優勝候補山王に対して苦しい戦いを続けていた湘北高校がなんとか勝利するも、続く試合で愛和学院に負けてインターハイ終了となった場面までが描かれている最終回となっています。
スラムダンクのアニメの最終回は漫画と違う?
両方人気作品である『スラムダンク』のアニメと漫画ですが、大まかなストーリーは一緒であるものの最終回の違いが特徴的な作品となっています。アニメ『スラムダンク』の最終回は、漫画と違ってインターハイ出場前が舞台となっています。アニメ最終回のあらすじはインターハイに向けて練習していた湘北バスケ部は、桜木の提案によって成長を確かめる為の練習試合を陵南と翔陽のメンバーと合同で行うといった物語となっています。
スラムダンクのその後を描いた「あれから10日後」
原作『スラムダンク』の最終回の続編となる作品として『あれから10日後』という作品が登場しています。『あれから10日後』はインターハイで負けた湘北高校だけでなく、陵南高校等の他の登場校のメンバーについても描かれている作品です。『あれから10日後』のあらすじはインターハイが終わって冬の選抜や卒業といった登場人物達がそれぞれの目標に向かって努力をしている物語となっています。
【スラムダンク】キャラ一覧
『スラムダンク』には主人公の桜木花道を始めとした湘北高校所属の人物だけでなく、対戦相手や過去に関係する人物など様々なキャラクターが登場しています。ここまでは『スラムダンク』のあらすじや名言について紹介しましたが、ここからは『スラムダンク』の見どころを作り出している主な登場人物達について紹介をしていきます。
キャラ①桜木花道
桜木花道は『スラムダンク』の主人公で、あらすじの紹介でもあったようにバスケットボールとは関係の無かった人物です。桜木は湘北高校で一目惚れをした"赤木晴子"に自分の良い所を見せつける為に、本当はやった事がないバスケットボールを好きと偽ってバスケ部へと入部をしました。
桜木は入部直後から高い身体能力とスポーツの常識が一切無い事で部員達を驚かせますが、本人の努力や周りからの支えがあって着々と成長をしていきます。『スラムダンク』の見どころの一つである山王戦で発生した怪我については、『あれから10日後』で治療に専念している様子が描かれていますが、更に続編となる資生堂のCMではバスケットボールをしている事から、最終的に怪我から回復できたと考えられています。
キャラ②流川楓
流川楓は桜木花道のライバルとなる人物で、桜木が好意を持った晴子が流川を好きになっている事から桜木に敵視されています。流川は湘北バスケ部の重要な戦力となっていて、『スラムダンク』では桜木だけでなく対戦相手の強敵とのやり取りも見どころとなる人物です。
流川はお互いに仲が悪い桜木の実力を認めていて、山王戦での桜木の不調を感じ取った流川が声を掛ける等といった仲が悪いながらも実力だけでなく、チームメイトとして認めている一面も見せる事もある人物となっています。
キャラ③赤木剛憲
赤木剛憲は湘北高校バスケ部の主将で、バスケットボールに対して真剣に取り組んでいる人物です。赤木は何事にも真面目な性格である事から、日常では桜木の不真面目さを特に気にする人物であり、桜木が真面目に練習をするように工夫を凝らしていました。普段は反発している関係でも試合では桜木の事を認めて、お互いに支え合うシーンも登場しています。
キャラ④宮城リョータ
宮城リョータは桜木と似て好戦的な性格をしている人物で、初登場時は不良との喧嘩で発生した怪我が回復した事による復帰という形で登場していました。バスケットボールの実力は非常に高く、バスケットボールの世界ではデメリットの多い小柄な体格を感じさせない活躍をしています。また宮城は下記で紹介するマネージャーの彩子に片想いをしている為、彩子に関係する話には強く反応しています。
キャラ⑤三井寿
三井寿は上記のあらすじ③でもあったように不良として登場しバスケ部を攻撃しました。三井は元々安西先生を尊敬している事から湘北高校に入りましたが、怪我をきっかけにバスケットボールから離れていました。安西先生との再会後の三井は不良を辞めてスポーツから離れていた時間を取り戻すかのように、真面目に練習へと復帰し元々持つ才能を活かして湘北バスケ部で活躍をしました。
キャラ⑥木暮公延
小暮公延は湘北バスケ部3年で桜木花道のサポート等で活躍をしている人物です。小暮は試合での登場が少ないものの選手としても活躍をしていて、引退が近い事から悔いの残らないように後輩達の指導も全力で行っていました。問題児とされていた桜木の練習に付き合ったりと桜木を気にかけていた事から、桜木からの信頼も厚いバスケ部のメンバーの一人となっています。
キャラ⑦赤木晴子
赤木晴子は赤木剛憲の妹となる人物で、桜木花道が湘北バスケ部へ入部する理由となって人物でもあります。晴子は桜木よりも流川楓の事を好きとしながらも、桜木の活躍を共に喜んでいたり落ち込んでいる時は励ましていたりと、自分が声を掛けた事で入部をした桜木の事を気にかけているキャラクターとなっています。
キャラ⑧彩子
彩子は湘北バスケ部のマネージャーを務めている人物で、男子選手しかいないバスケ部相手に女性ながらも対等以上の気迫で部員達と接しています。彩子は元気で明るい一面も持ちながら、マネージャーとして選手の事を冷静に考えている人物でもあり、赤木が怪我で試合続行困難な際には病院へ行くように提案したり、桜木のような初心者という特徴に合わせた練習をさせるような適切な判断を出来る人物となっています。
キャラ⑨安西
安西先生は湘北バスケ部の監督で、三井寿の過去に深く関係する人物です。安西先生は優しい印象の強い人物ですが、監督として選手の強化の為に設定した練習方法や試合に勝利する為に必要な難しい判断等を的確に行っている人物でもあります。安西先生は監督ながらも湘北バスケ部の勝利には必要不可欠な人物となっていて、部員達からの信頼の厚いキャラクターとなっています。
キャラ⑩水戸洋平
水戸洋平は湘北バスケ部ではないものの、『スラムダンク』の主人公の桜木花道の仲間として活躍をした人物です。水戸は桜木の不良グループである桜木軍団に所属していて、三井が鉄男等を引き連れて湘北バスケ部にやってきた際に三井の不良グループに対抗して戦いました。戦闘終了後はバスケ部が罪に問われない様に襲撃事件の責任を不良達だけで受けるようにした事で、桜木達の活動に被害が出ないようにしました。
キャラ⑪魚住純
魚住純は湘北高校の対戦相手となった陵南高校バスケ部の主将となっている人物です。魚住はバスケ部入部当初に練習中他の部員達に置いて行かれる程の少ない体力の持ち主でしたが、陵南バスケ部の監督である田岡の助言もあって主将として活躍できる程にまで成長しました。魚住は謙虚で仲間想いな人物である事から、自分が目立つ活躍が出来なくても試合に勝つ為に必要な仕事に徹底するという考え方で行動しています。
キャラ⑫仙道彰
仙道彰は陵南高校のエースとなる存在の人物です。仙道は誰に対しても自分らしさを崩さない人物で、その性格は試合中の冷静さにも結び付いています。仙道は『スラムダンク』の中でもトップクラスの実力を持った人物で、常に落ち着いて状況判断も出来る事から陵南バスケ部には欠かせない人物となっています。
キャラ⑬福田吉兆
福田吉兆は陵南高校の中でも問題児とされている人物で、バスケットボールの経験も比較的少ない事から桜木花道と似た部分の多い人物となっています。福田は圧倒的な実力差のある仙道彰をライバル視して練習に取り組んでいましたが、田岡監督の指導方針に不満があった事から田岡監督を攻撃して活動が停止されていました。バスケ部に復帰後は技術的な問題は抱えながらも、持ち前の気合で陵南に大きく貢献しています。
キャラ⑭田岡茂一
田岡茂一は陵南高校バスケ部の監督をしている人物で、バスケットボールに対して本気で接している人物となっています。田岡は前述の福田吉兆の扱いを失敗するような経験も持ちながら、失敗を受け止めて陵南バスケ部の成長を願って全力で指導をしています。チームが負けた際も監督である自分の責任だと言い切るぐらいに真面目な監督で、陵南バスケ部にとって大切な人物となっています。
キャラ⑮藤真健司
藤真健司は湘北高校の対戦相手である翔陽高校の主将を務める人物です。藤真は基本的に落ち着いた性格の持ち主となっていますが、バスケットボールの試合中は一変して感情を強く出す人物となっています。藤真は翔陽高校の中でもバスケットボールの実力が高い人物で、個人での活躍だけでなくチームを活かした動きも可能である事から、翔陽の主将として相応しい人物となっています。
キャラ⑯花形透
花形透は翔陽高校バスケ部の一員として活躍をした人物です。花形は藤真からも強く信頼されている程に、翔陽高校のチームの支えとして活躍をしています。花形は戦った桜木花道の事を最初は初心者として気にしていませんでしたが、桜木の身体能力から発生した予想外の動きを見てからは、桜木の能力の高さを認めて警戒をしていました。
キャラ⑰牧紳一
牧紳一はバスケットボールの強豪校である海南大附属高校バスケ部の主将を務めている人物です。牧は実年齢よりも年齢が高く見える容姿をしている事から、桜木花道に高校生である事を疑われた際には赤木剛憲の容姿と比較して反論したりという外見を気にする一面を持っています。牧は海南に必要不可欠な程に影響力のあるリーダーで、チームがつらい時でも自分が頑張る姿を見せて元気づけるという仲間想いな人物でもあります。
キャラ⑱清田信長
清田信長は海南大附属高校に所属している人物です。清田は湘北の桜木花道や流川楓と同じ高校1年生である事から、試合をした際にも特に二人を重要視していた人物となっています。清田の性格や身体能力は桜木と似ている部分が多く、基本的には好戦的で上から目線な態度を取りながらも仲間に対しては礼儀を持って接しています。
キャラ⑲神宗一郎
神宗一郎は海南大附属高校バスケ部の2年生となっている人物です。神は当初センターというポジションを務めていましたが、他のメンバーとの練習でセンターに必要な能力が足りないと判断されてしまいます。神はその後にシュート中心の練習を続けた事によってシューターとして活躍できるようになり、海南のスタメンとなる事に成功しました。
キャラ⑳南烈
南烈は豊玉高校バスケ部の主将となっている人物です。南は翔陽高校との試合で当てるつもりは無かった攻撃で、翔陽主将の藤真健司を怪我させた事からエースキラーという呼び名がついてしまいました。その後はエースキラーと反対の良心も抱えながらラフプレーによる怪我を発生させていましたが、湘北の流川楓に怪我をさせたにも関わらずに敗北してしまいます。
南は怪我をしながらも真面目にバスケットボールを続ける流川の姿を見て、本当の自分の調子を取り戻す事に成功しましたが逆転には届きませんでした。湘北に負けた南は自分の行ってきた試合内容を反省して、試合後の流川を訪ねて怪我を治す為の薬を渡しながら謝罪をしました。
キャラ㉑岸本実理
岸本実里は前述した南烈の幼馴染で豊玉高校に所属している人物です。岸本は南と同じくバスケットボールの試合に勝つ事にこだわりを持ちながらも、怒りやすい性格から相手に対してラフプレーによる怪我を意図して発生させる危険な選手となっています。岸本はバスケットボールの実力で勝ちたいという心を持っている為、南が本来の調子を取り戻した事でそれを確認した岸本も全力で試合に取り組めるようになりました。
キャラ㉒深津一成
深津一成は『スラムダンク』の見どころとなった湘北の試合の一つである、対戦相手の山王工業のキャプテンを務めている人物です。深津は会話の語尾が特徴的でユーモアのある人物となっていますが、バスケットボールの実力が高い上にキャプテンに相応しい冷静さと判断能力が備わっている人物ともなっています。深津は自分の得意不得意を理解していて、苦手な動きに無理に対応するのではなく得意な部分で勝負をする判断をしています。
キャラ㉓河田雅史
河田雅史は山王工業高校に所属しているバスケ部2年生の人物です。河田は試合中には体格を活かして湘北の赤木剛憲や桜木花道を圧倒する強さを見せていますが、力技以外にもバスケットボールの技術が全体的にトップクラスな人物となっています。実力だけでも湘北に差を付けた河田ですが試合中の対応力も非常に高く、桜木の身体能力を見た河田はすぐに警戒して対応するといった的確な観察眼も持っています。
キャラ㉔沢北栄治
沢北栄治は山王工業のエースとなっている人物で、他校のエースと比較してもトップクラスの実力者となっています。沢北は仙道彰や流川楓といった強力な人物達を圧倒する程のレベルの高い選手で、山王工業高校バスケ部に入部した時からエースとして活躍をしています。沢北は自分の実力に自信がある事からわがままな一面も見せますが、その性格が裏目に出ていじめを受けた過去を持っている人物です。
キャラ㉕河田美紀男
河田美紀男は山王工業高校バスケ部に所属しているものの、バスケットボールの実力は低い人物となっています。河田美紀男は上記の河田雅史の弟で、バスケットボールの技術に関しては周囲のサポートを受けているものの、ゴール下でのやり取りには圧倒的な体格を活かして強く出ている選手です。河田美紀男は同じく初心者の桜木花道と戦いますが、厳しい練習を経た桜木に圧倒された事で苛立ち、桜木に攻撃した事で退場となりました。
【スラムダンク】に対する世間での評判や人気
『スラムダンク』は内容について様々な予想が建てられている映画が発表された事で、原作の登場から長い年月の経過した2022年でもファン達が盛り上がっている作品となっています。映画の内容に関する予想の一つでは、原作での見どころとなっている山王工業高校との試合が考えられている事から、ファン達の期待が高まっている映画となっています。
上記で紹介したように安西先生の台詞の中には『スラムダンク』の中でも屈指の人気を誇っている名言が存在している為、湘北高校バスケ部を支え続けた安西先生の登場シーンは読者達から特に人気のある見どころとなっています。
『スラムダンク』は1990年から登場した作品である事から、根強いファンが多く2022年冬に公開予定の映画の情報には注目が集まっています。2022年7月現在はあらすじや見どころといった映画の情報が少ない事から、情報の発信や映画の公開に『スラムダンク』のファン達の期待が高まっています。
【スラムダンク】記憶に残るあらすじやストーリーだった
今回は『スラムダンク』のあらすじや名言等の印象的なシーンについて紹介をしました。『スラムダンク』は主人公の味方となる湘北バスケ部のメンバーだけでなく、対戦相手の人物達にも注目がされている事から、見どころの多い作品となっている事が分かりました。また『スラムダンク』は最終回での描写の違いや続編等の存在から、原作の漫画以外にも人気となる作品が登場している事も分かりました。
この記事のライター
サカモト
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