【るろうに剣心】雪代縁は剣心の最大の敵?強さや実写キャストも紹介
『るろうに剣心』の雪代縁は、「人誅編」で剣心の最大の敵として登場します。剣心に復讐心を抱いていますが、その理由も解説しています。また『るろうに剣心』の雪代縁の技や強さについても考察し、実写映画で雪代縁を演じたキャストも紹介しています。
目次
【るろうに剣心】雪代縁とは?
雪代縁とは、『るろうに剣心』の主人公である緋村剣心の妻、雪代巴の弟です。『るろうに剣心』の雪代縁は母を幼い頃に亡くし、父も失踪してしまいます。そのため姉の巴が唯一の肉親であり、母のように慕っていました。『るろうに剣心』の雪代縁は剣心を憎み、剣心を倒すために六人の同志と共に彼の前に現れます。
雪代縁のプロフィール
- 名前:雪代縁(ゆきしろえにし)
- 身長:175㎝(幼少時は130㎝)
- 体重:68kg(幼少時は24kg)
- 出身地:東京都
- 生年月日:安政2年(1855年5月)
- 星座:ふたご座
- 血液型:A型
- 特技:中国語会話
- 趣味:死んだ姉との会話
六人の同志とは?
『るろうに剣心』には「六人の同志」という悪人集団が登場します。これは雪代縁が集めたメンバーで、剣心に復讐するのが目的です。この六人には、剣心を殺害するという共通の目的を持っています。しかし実際に剣心に憎しみを持っているのは雪代縁と鯨波兵庫だけで、残りのメンバーは別に目的があります。「六人の同志」という名前ですが、共通の目的のために集められたメンバーなので、仲間意識はありません。雪代縁以外の六人の同志のメンバーは、鯨波兵庫、 八ツ目無名異、乙輪瓢湖、戌亥番神、外印です。
るろうに剣心の概要
『るろうに剣心』は、1994年~1999年まで週刊少年ジャンプにて連載されました。作者は和月伸宏で、舞台は明治時代です。逆刃刀という刀を持ち、人を殺さない剣士が主人公です。新選組など、歴史上の人物も登場します。1996年に『るろうに剣心』のアニメの放送が始まり、『るろうに剣心』は様々なファンを獲得し、ますます人気になりました。また佐藤健さんが主演で、実写映画も公開されました。
るろうに剣心のあらすじ
『るろうに剣心』の時代は明治初期、緋村剣心はかつて「人斬り抜刀斎」と呼ばれ、人々から恐れられていました。剣心は人を殺さないと心に決め、流浪の旅を続けていました。そんな時に東京で無差別に人を殺す殺人鬼が現れます。神谷薫は一人で殺人鬼に立ち向かおうとしますが、剣心に救われます。剣心は薫の道場に居候することになり、その後明神弥彦、相楽佐之助と出会い平和な世の中を作るため、逆刃刀を手に戦います。
【るろうに剣心】雪代縁は剣心の最大の敵?復讐劇も紹介
『るろうに剣心』の雪代縁は、「人誅編」で登場する最大の敵です。剣心に復讐するためだけに生きてきた雪代縁は、強大な強さを持ち、剣心の前に立ちはだかった志々雄真実よりもやっかいな敵でした。また「 人誅」と呼ばれる復讐劇についても解説していきます。
雪代縁の姉は雪代巴
『るろうに剣心』の雪代縁の姉は、雪代巴です。雪代巴は剣心が「人斬り抜刀斎」と呼ばれていた頃の妻です。雪代巴は剣心と出会う前は、幼なじみと結婚をする約束をしていましたが剣心に殺されてしまいます。雪代巴は剣心に復習するために近づき、最初は剣心を憎んでいましたが、一緒に生活するうちに愛情が芽生えます。愛と憎しみという感情に挟まれ、雪代巴は葛藤します。
そして雪代巴と剣心はお互いの過去を打ち明け、雪代巴は剣心を憎むことをやめました。しかし剣心と闇乃武の辰巳との戦いで剣心を守ろうとし、一時的に目が見えなくなった剣心に辰巳共々斬られてしまい、命を落としました。
雪代縁が剣心を憎んでいる理由
『るろうに剣心』の剣心は、巴を斬るつもりはありませんでした。視力が回復して目の前に巴が倒れているのにショックを受けます。『るろうに剣心』の雪代縁は、剣心が巴を斬る瞬間を見ていました。それによりショックで黒かった髪が真っ白になります。剣心は雪代縁に、弁解をすることはしませんでした。雪代縁が剣心を憎んでいる理由は、愛する姉の命を奪ったからです。
雪代縁の復讐劇「人誅」
「人誅」とは、天が裁かないのならば自分達が裁くという意味で、雪代縁は、天が剣心を裁かないのならば、自分が裁くと思っていたのでしょう。雪代縁は自分が味わった苦しみを剣心に与えるために、剣心の大事な人達に危害を加えます。過去の罪を背負ってきた剣心ですが、関係のない人を巻き込む雪代縁の行動を許すことはできません。剣心は、人々を守るために雪代縁と戦います。
【るろうに剣心】雪代縁の強さや技
『るろうに剣心』の雪代縁は、 「人誅編」の 最強の敵として剣心の前に立ちはだかります。 倭刀という特殊な刀を持ち、雪代縁は剣心を追い詰めます。ここからは『るろうに剣心』の雪代縁の「倭刀術」と「狂経脈」について解説していきます。また志々雄真実と強さの比較もしてみました。
雪代縁の技や能力①倭刀術
『るろうに剣心』の雪代縁が使う「倭刀術」とは、日本の剣術を元に、大陸で完成させた新剣術で、剣術に体術の要素を組み合わせたものです。日本刀の速さと切れ味に、破壊力のある力技を合わせて一撃を与える技です。雪代縁は上海で日本一家から奪い取った書物を元に、自己流で身につけました。
雪代縁の技や能力②狂経脈
「狂経脈」とは、剣心への憎しみから生まれた神経です。長年覚醒状態のまま脳が活動し続けたため、神経が太く成長し、全ての身体能力がパワーアップします。この状態になると剣心の神速よりも早く動けるし、パワーも上がります。しかし攻撃力は上がりますが、痛みやダメージも強くなります。
雪代縁と志々雄真実の強さを比較
『るろうに剣心』の剣心の最大の敵である雪代縁と志々雄真実ですが、強さはどちらの方が上でしょうか。雪代縁は技が多く、狂経脈を使うと、とてつもない強さになります。また剣心を倒すまでは死ねないという、強い復讐心もあります。志々雄真実は時間制限がありますが、戦いの経験も豊富だし、また攻撃・防御のバランスもいいです。どちらが強いかは、ネットでも意見が分かれていました。
【るろうに剣心】雪代縁の実写映画キャスト
雪代縁は、実写映画では『るろうに剣心 最終章 The Final」で登場します。演じたのは新田真剣佑さんです。新田さんが演じた雪代縁は、まるで作品から飛び出してきたような完璧なビジュアルでした。そんな新田さんのプロフィールや出演作品を紹介します。
雪代縁の実写映画キャストは「新田真剣佑」
『るろうに剣心』の実写映画の雪代縁は、新田真剣佑さんが演じています。新田さんといえば父は千葉真一さん、弟は眞栄田郷敦さんという俳優一家です。新田さんが演じた雪代縁は、「完璧な実写の雪代縁」、「最高に魅力的」という感想が多数ありました。説得力のある演技に鍛え抜かれた肉体は「イメージ通り」、「予想以上」という声が上がっていました。そして激しいアクションシーンも、大きな反響を呼びました。
新田真剣佑のプロフィール
- 名前:新田真剣佑(あらたまっけんゆう)
- 生年月日:1996年11月16日
- 星座:さそり座
- 出身地:アメリカ
- 趣味:映画鑑賞、競技かるた、ぬか漬け
- 特技:ピアノ、フルート、乗馬、体操、空手、レスリング、殺陣、水泳、水球、スキー
- 好物:タピオカ、甘い物
新田真剣佑の主な出演作品
- 仰げば尊し:木藤良蓮(きとら)
- 同期のサクラ:木島葵
- ちはやふるシリーズ:綿谷新
- 劇場版・コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-:岩田彰生
- 十二人の死にたい子どもたち:シンジロウ
- 東京喰種トーキョーグール【S】:宗太
- 聖闘士星矢:天馬星座の星矢
- 鋼の錬金術師シリーズ:スカー
【るろうに剣心】雪代縁の名言
『るろうに剣心』の雪代縁には、いくつかの名言があります。どれも『るろうに剣心』の剣心への復讐心が表れている名言です。代表的な名言を3つ紹介します。
雪代縁の名言①「緋村抜刀斎を俺達…」
緋村抜刀斎を俺達姉弟が味わった同じ『生き地獄』に突き落とす それが雪代縁の究極の復讐!!
出典: renote.net
『るろうに剣心』の六人の同志は、剣心を殺害できればそれでいいのです。しかし雪代縁の目的はそれだけではなく、剣心を生き地獄に突き落とし苦しみを与えることです。それだけ雪代縁は剣心を恨み、憎んでいるのがよく分かる名言です。
雪代縁の名言②「貴様が姉さんを語るな…」
貴様が姉さんを語るな!貴様に姉さんの何がわかる!!
出典: renote.net
『るろうに剣心』の雪代縁は日本に帰国し、剣心と再会します。剣心は「巴は殺戮は望まないはず」と雪代縁を説得しますが、雪代縁は耳を貸しません。剣心が巴の名前を口にすることも許せないのです。それがこの名言によく表れています。
雪代縁の名言③「俺が唯一守りたかったものは…」
俺が唯一守りたかったものは既に貴様に…貴様に奪い取られている!!!
出典: renote.net
剣心との戦いで雪代縁は三半規管が麻痺してしまいます。剣心に攻撃が通じなくなってしまった雪代縁ですが、それでも戦います。そんな雪代縁に剣心は、「お前の攻撃は当たらない」と言いますが、雪代縁の答えは「ただ攻めるのみ」でした。守りたかった存在の姉はもう奪われてしまったので、雪代縁には失うものはもう何もなかったのです。
【るろうに剣心】雪代縁に対する世間での評判や人気
『るろうに剣心』の剣心に復讐するためだけに、雪代縁は生きてきました。そしてそのために強くなりました。愛する姉を奪われて、雪代縁の精神は歪んでしまいました。ここからは『るろうに剣心』の雪代縁に対する世間での評判を見ていきます。
金曜ロードーショーにて『るろうに剣心』の実写映画が放送されたので、見られた方も多かったかもしれません。『るろうに剣心』の雪代縁は、「The Biginning」と「The Final」に登場しました。雪代縁は圧倒的な存在感と強さで、剣心達を苦しめました。
『るろうに剣心』は登場人物が多く、魅力的なキャラがたくさんいます。それは敵側のキャラにも当てはまります。敵側のキャラの背景もしっかり描かれるので、感情移入しやすいのでしょう。実写映画で雪代縁を演じた新田真剣佑さんのビジュアルは完璧で、それもまた感情移入がしやすくなる要因の一つでしょう。
『るろうに剣心』の志々雄真実との戦いが終わり、平和な日々を送っていた剣心の前に、雪代縁は六人の同志と共に現れます。剣心を憎み、苦しめた雪代縁ですが、それには理由があり、その気持ちが分かるから切なくなります。
【るろうに剣心】雪代縁は剣心の最大の敵だった
『るろうに剣心』の雪代縁は、「人誅編」で登場します。六人の同志を連れて、剣心の前に立ちはだかる最大の敵です。 姉を殺した剣心を恨み、剣心に復讐するために生きてきました。その姿は最大の敵ながら、悲しく、切なくもなります。最後は剣心に敗れてしまいますが、雪代縁の登場により、剣心は精神的にも強くなりました。
この記事のライター
ささめ
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