【おそ松さん】カラ松はナルシストな次男！かっこいい魅力などプロフまとめ

『おそ松さん』に登場するカラ松は、松野家の6人兄弟の次男です。6人は6つ子であるため、兄弟全員同じ顔をしていますが、それぞれ異なる個性を持っています。また、兄弟の中でもカラ松はナルシストでイタい性格をしています。ここでは『おそ松さん』に登場するカラ松のプロフィールや、カラ松の登場する『おそ松さん』がどのような物語なのか解説していきましょう。

『おそ松さん』に登場するカラ松は、松野家の6人兄弟の次男です。6つ子であるため顔はほとんど同じですが、他の兄弟と比較すると眉が太くキリッとしています。性格はナルシストで、作中でもクールな決め台詞を使いたがりますが、他の兄弟たちからは「イタい」と評されています。また、実は気弱なところがあり、意外に常識人で親切です。兄弟の中では一番優しい性格をしていますが、その分不憫な目に遭いがちです。

『おそ松さん』とは、赤塚不二夫生誕80年記念として制作された『おそ松くん』を原作とするアニメです。制作は第2作の『おそ松くん』を制作したstudioぴえろです。第1期が2015年10月から2016年3月まで、第2期は2017年10月から2018年3月まで放送されました。本作のブルーレイ第1巻は発売1週目で3.6万枚という売上を記録しており、大ヒットによって劇場版アニメや実写映画なども公開されています。

松野家の6つ子の兄弟であるおそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松の6人は、20歳を超えても定職にも就かず、ニートのまま実家で暮らしていました。彼らの周りには、『おそ松くん』時代からのメンバーであるイヤミやチビ太、トト子、デカパン、ダヨーン、ハタ坊などの面々が集まり、毎回トラブルや大騒動を引き起こします。

『おそ松さん』に登場するカラ松は、兄弟の中でもナルシストでイタい言動が目立つキャラクターです。しかし、大ヒットしたテレビアニメ『おそ松さん』の6つ子の中でも、カラ松は特に人気の高い一人となっています。多くのファンから愛されているカラ松には、さまざまな魅力が隠されています。ここでは『おそ松』さんのカラ松のかっこいい魅力を紹介していきましょう。

『おそ松さん』のカラ松のかっこいい魅力として、自分のことをかっこいいと思い込むポジティブさがあります。カラ松は兄弟の中でもナルシストで、キザでイタい言動を平気で行ってしまうほどメンタルが強いです。兄弟や周りの人からドン引きされても、その姿勢がぶれることはありません。それは、兄弟の中でも自分のポリシーをしっかりと確立しているためです。常に自分の道を行くカラ松のポジティブさは、カラ松の魅力の一つです。

『おそ松さん』のカラ松のかっこいい魅力として、空回りしがちな点が挙げられます。カラ松は女の子のモテたいがために、常にかっこつけています。また、他の兄弟たちのために一肌脱ごうとすることも多いです。しかしやる気とは裏腹にすべて空回りするタイプで、空気も読めないため、女の子からも他の兄弟たちからもウザがられてしまいます。何らかのリアクションをしてもらえるのはまだ良い方で、存在を無視されてしまうことも多いです。そんな残念なところも、カラ松の魅力です。

『おそ松さん』のカラ松のかっこいい魅力として、謎の中二病ファッションが挙げられます。ナルシストなカラ松は、ファッション雑誌も参考にしているようですが、なぜか私服は自分の顔がプリントされた通称「クソタンクトップ」をはじめとした中二病ファッションです。兄弟にファッションを突っ込まれてもやめようとしないのは、それがカラ松のポリシーであるためです。

『おそ松さん』のカラ松のかっこいい魅力として、兄弟の中でも特に優しい性格をしているところが挙げられます。カラ松はナルシストでイタい性格をしているところが目立ちますが、話が進むにつれて意外に常識人で優しいということがわかっていきます。たとえば、酔いつぶれた一松をおんぶしてやっていたり、風邪をひいた兄弟をカラ松なりの方法で労わっています。その方向性がずれているだけで、カラ松は優しいところも魅力です。

『おそ松さん』のカラ松のかっこいい魅力として、尾崎豊の大ファンである点が挙げられます。作中ではカラ松がギターを持ち、尾崎の真似をしているシーンは多数あります。パロディも多く、尾崎豊の名曲「15の夜」をもじって「十四の夜」と発言したり、「OH MY LITTLE GIRL」をもじって「OH MY LITTLE おでん」と発言したりしています。

『おそ松さん』のカラ松のかっこいい魅力として、カラ松が主役の「カラ松事変」での扱いです。カラ松事変では、おでんのツケがたまり過ぎて怒ったチビ太に、なぜかカラ松だけが誘拐されてしまいます。このように不憫な役回りであるところも、カラ松の魅力です。

『おそ松さん』のカラ松のかっこいい魅力として、F6パージョンでの俺様系イケメンが挙げられます。F6とは作中での『花より男子』のパロディネタで、F6になった6つ子は8頭身のイケメンアイドルに変身します。F6バージョンのカラ松は青い髪に凛々しい眉をした肉食系男子になるため、F6バージョンも女性ファンからの人気は高いです。

『おそ松さん』に登場するカラ松は、作中でもキザな台詞を吐くシーンが多いです。本人はかっこいいと思い込ってキザな台詞を言っていますが、作中では滑っていることがほとんどです。ここでは『おそ松くん』のカラ松の名言を紹介していきましょう。

「仕事の…」とは、カラ松の代表的な名言です。20歳を超えても、6つ子たちはいまだに実家暮らしで親のすねをかじっています。兄弟たちの中では比較的アクティブに活動しているカラ松ですが、彼も例にもれずニートです。しかし本人は仕事をしていないことなど全く気にする様子もなく、まるで決め台詞のように堂々と仕事はノープランであることを宣言しています。

「妥協した愛に…」とは、恋人たちが街を行き交うクリスマスに、何故か一人ぽつんと佇んでいたカラ松が呟いたセリフです。おそらく、「クリスマスだからと言って慌てて恋人を作るようなことはしたくない」という意味の名言です。カラ松にしては意外に深い名言でしたが、その後女性に声を掛けられ、デートに繰り出すものの、ぼったくりバーへ連れて行かれてしまいました。

「静寂と孤独。己との戦い…」とは、第2話で登場したカラ松の名言です。兄弟でハローワークに行くものの、担当者に希望の仕事を尋ねられたカラ松は、かっこつけてこんなセリフを言ってしまいます。カラ松のナルシストキャラを定着させたセリフですが、苛立った担当者に机を叩かれると、おびえた様子で「事務員でおねがいします」と言っており、台無しになっていました。

『おそ松さん』は松野家の6つ子を中心としたコメディ作品です。全員同じ顔で同じ無職、同じ家で暮らしていますが、それぞれ個性の異なる6つ子たちの関係性も、作品の魅力となっています。『おそ松さん』ファンの中には、6人兄弟の中でも特定のコンビで推しているという人は多いです。ここでは『おそ松さん』に登場するカラ松と他の兄弟たちとの関係について解説していきましょう。

他の兄弟との関係の中でも、カラ松と長男であるおそ松は他の兄弟よりも上であるという雰囲気を出すことが多いです。ファンからは「長兄松」と呼称されています。カラ松は基本的に他の兄弟のことを呼び捨てで呼びますが、おそ松に関しては「兄さん」と呼ぶこともあるため、兄のことを敬う意識があることが推測できます。他の兄弟と絡むときに比べると、多少落ち着いているのが特徴です。

他の兄弟との関係の中でも、カラ松と一松の関係は特に複雑です。物語の初期から一松はカラ松に対してだけあたりが強く、カラ松の事を気に入っていない様子でした。しかしそれは、自信満々なカラ松に対する一松の羨ましさの裏返しでもありました。自分に自信がなく卑屈な一松は、自分のことをかっこいいと思い込み、独自の路線を突き進むカラ松のことが妬ましかったのだと推測できます。

作中でも、部屋に脱ぎ捨ててあったカラ松の革ジャンを、一松がこっそり身に付けている姿をカラ松に見つかってしまう話があります。一松は逆ギレしますが、優しいカラ松は一松を庇うために、その後部屋に入ってきたおそ松に対して一松の振りをしていました。この2人のコンビはファンからは「色松」というコンビ名で呼ばれており、「色松」で推しているというファンは多いです。

他の兄弟との関係の中でも、カラ松と末っ子のトド松の関係は名コンビのように息がぴったりです。天然を通り過ぎてイタすぎるカラ松の言動に対して、トド松は容赦なく突っ込みを入れます。原案である『おそ松くん』の時代からカラ松とトド松は仲が良かったため、『おそ松さん』でも2人の関係性は変わっていないと推測できます。

作中でも、自分の顔がプリントされたタンクトップ姿のカラ松に対して、トド松は「ナルシスト通り越してサイコパスだよ！」と切れ味の良い突っ込みを入れていました。2人のコンビ名は、どちらも材木として使われる針葉樹の名前であることから、ファンからは「材木松」と呼ばれています。

他の兄弟との関係の中でも、カラ松とすぐ下の弟であるチョロ松との関係は、カラ松のイタい発言に対して、チョロ松が常識的に突っ込みを入れるというようなものとなっています。二人のイメージカラーが青と緑であるため、ファンからは「水陸松」というコンビ名で呼ばれています。気疲れの多いチョロ松に対してカラ松はフォローを入れることもありますが、その方向性がおかしいため、チョロ松は余計に疲れてしまいます。

他の兄弟との関係の中でも、カラ松と十四松との関係は、むちゃくちゃな十四松の行動にカラ松が巻き込まれることも多いです。ファンからは「筋肉松」などのコンビ名で呼ばれています。十四松が空気を読まずに行動することが多いため、十四松と関わる時のカラ松は比較的常識人のような振る舞いをすることもあります。十四松はカラ松のことを「兄さん」や「カラ松兄さん」と呼んでおり、2人で屋根の上に乗って歌っていることもあるため、仲は普通に良いようです。

『おそ松さん』のカラ松は非常に男らしくかっこいい声をしているのも魅力です。アニメの『おそ松さん』は、6人兄弟が人気声優です。キャラクターはクズでニートであるにもかかわらず、全員に人気声優を起用していることも話題となった理由の一つです。ここでは『おそ松さん』のカラ松の声優について紹介していきましょう。

『おそ松さん』でカラ松の声を担当しているのは、声優の「中村悠一（なかむらゆういち）」さんです。中村悠一さんは2007年に『おおきく振りかぶって』の「阿部隆也」役や『CLANNAD』の岡崎朋也役を獲得し、それ以降はアニメの主要キャラクターを次々に演じ、声優としての知名度を上げていきました。中村悠一さんの代表作としては、近年では『呪術廻戦』の「五条悟」役などがあります。

中村悠一さんの主な出演作品としては、『おおきく振りかぶって（阿部隆也）』、『CLANNAD（岡崎朋也）』、『呪術廻戦（五条悟）』、『ハイキュー!!（黒尾鉄朗）』、『マクロスF（早乙女アルト）』、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。（高坂京介）』、『魔法科高校の劣等生（司波達也）』、『機動戦士ガンダム00（グラハム・エーカー）』、『フルーツバスケット（草摩紫呉）』、『ワールドトリガー（迅悠一）』などがあります。

『おそ松さん』はテレビアニメの放送から7年が経過していますが、新作の劇場版アニメやコラボなども行われています。そのため、ツイッター上でもカラ松に対するコメントを多く見つけることができます。ここでは『おそ松さん』のカラ松に対する世間での評判や人気を紹介していくため、チェックしてみてください。

『おそ松さん』のファンの中には、今でもアニメ1期を見返している人がいました。『おそ松さん』のアニメ1期は1話が配信やDVDでも未収録となっているため、実質2話が1話です。アニメが始まったばかりの第2話でも、室内でサングラスをしているなど、すでにカラ松はナルシストでイタいキャラクターが確立されていたようです。

先に紹介したツイートの人と同じように、ファンの中にはアニメ『おそ松さん』の1期を定期的に見ている人もいます。また、カラ松ファンの中には、1期の妄想に浸りがちで虐げられているカラ松のことが可愛くて好きという人も多いです。

『おそ松さん』は可愛らしくポップな絵柄が特徴ですが、カラ松の顔をかっこいいというファンも多いです。ツイッター上ではおそ松さんのファンアートを書いている人も多いですが、カラ松の顔はかなりイケメンに描かれている傾向があります。

『おそ松さん』に登場するカラ松は、松野家の6人兄弟の中でもナルシストでキザな次男です。独自のかっこよさの方向性を持っているため、ファッションセンスも独特で、周りの兄弟からはスルーされることも多いです。しかし意外に常識人で、空回りすることも多いですが親切で優しい性格をしています。カラ松に興味が湧いた人は、ぜひ『おそ松さん』をチェックしてみてはいかがでしょうか。